高血糖と低血糖のひらいクリニック

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内科/外科/糖尿病・内分泌内科/消化器内科/肛門内科/形成外科/ (予約優先) ひらいクリニック 大阪市中央区南船場3-2-6 大阪農林会館 B-1号室 TEL06-6125-5350 FAX06-6125-5351

ひらいクリニック

   外科OGTT脂質異常症甲状腺消化器総合診療科

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母が大腿骨頚部骨折を起こしました

Posted on: 水曜日, 1月 5th, 2011 in: クリニックより

 昨日、歩行中自転車にぶつかられたそうです。母は3階建の家に住んでおり、毎日何度も階段を上り下りします。主治医のスポーツ鍼灸の先生に聞くと、足の筋力はかなりあるそうです。それでも、最近膝が痛かったようで、階段を下りるのは大変そうでした。

 自転車にぶつかられたということは、横からの力がかかったのでしょうし、ふいに当てられたのなら、仕方ないですよね。でも、矢木脳神経外科病院にも、自転車の事故はたくさん運ばれてきます。自動車事故より、最近は自転車のほうが多いかもしれません。街を歩いていても、大阪市内は自転車の数が多く、自転車が走行可能な歩道が少ないため、歩行者にすれすれに走っているのをよく見かけます。

 道路交通法では、自転車は歩道は走ってはならず、車道を走らないとなりませんが、車道には路肩駐車している車がたくさんあるので、車道も走れませんよね。自転車と言えど、飲酒運転は禁じられていますし、信号も守らないとならないのに、そういったことを知っている人も少ないように思います。

 酔っ払って自転車を運転して、頭を打って運ばれるご老人もいます。私たちから、道路交通法違反であることを説明できるわけでもなく、警察は一体何をしてるのかと思います。事故の補償も自転車では、保険に入っていないのだと思うので、十分ではないでしょう。昨日も、当てた人は、事故だと思わなかったのか救急車もよばず、警察も読んでいません。本当にひどい話です。

 ご老人が骨折して運ばれた時は、本当にかわいそうですよ。骨折しないように、あれだけ気をつけていたのにと何度もおっしゃられます。年をとると、寝たきりになりたくない、家族に迷惑をかけたくないと、本当に足のことは気をつけるものです。もう少し、自転車の走行に注意を払ってほしいものです。

緊急告知。。。

Posted on: 火曜日, 1月 4th, 2011 in: クリニックより

 9-10日で予定していた、スキースノボーのバスツアーですが、バス代が何とかなりそうなので、旅館代だけで済みそうです。大阪にいる子供に、雪山遊びを知ってもらいたいために、ツアーを続けています。小学校1年生から上なら、半日でスキーができるようになります。是非、親子ずれで、参加してください。もし骨折するようなことがあっても、矢木脳神経外科病院の腕のいい整形外科医が、元に戻して見せますと言ってくれています。まあ、子供さんの場合、骨折することはまずありませんけどね。どなたでもかまいません。出発地は現在北浜のみになっていますが、人が集まるようなら、何カ所かで拾うことも可能です。ツアー参加者の中には、現地で本を読む人、何をするかまだ決めていない人もいます。金沢観光に出ることも可能です。昼には、ホットワインとソーセージのバーベキュー、フランコの演奏。。。、夜には雪の中の花火と盛りだくさんの企画もしています。現地で合流するフランコもゲレンデに出ますので、ニュージーランド人と一緒に滑ってみませんか? メールでの問い合わせも受け付けています。是非お問い合わせください。

料金は1日リフト券付き大人14000円 小人9500円 幼児は6000円です。

医療を取り巻くお金の問題

Posted on: 火曜日, 1月 4th, 2011 in: クリニックより

 医療で誰でもわかるものが、初診料と再診料、薬代くらいでしょうか?それ以外に、加算だとか、指導料だとかわからないものが多いです。医者は医療に専念していると、そういうことも知らない場合が多いものです。ところが、保険診療では、そういうことも医者が理解して算定するように指導されます。

 わかりやすくするために、給料に置き換えて説明してみましょう。初診料や再診料というのは、基本給と同じです。基本的な料金です。加算や指導料というのは、手当てと同じだと思ってください。危険手当、役職手当など人によって追加でついてくるものが違います。病名によって違ってくるというわけです。なぜそういうものがあるかというと、給料と同じで、急に付けたり無くしたりしやすいからだと思います。医療では2年おきに保険点数の大幅見直しがあります。私たちが一番嫌いなものです。そのたびに、加算とか指導料の算定方法が変わったり、値段が変わったりして、慣れるまでは大騒ぎになります。患者さんもそうです。月が変わったら同じ薬なのに、急に値段が上がったり下がったりします。受付では、その説明にも終われます。

 では、なぜ2年おきに改定されるのでしょうか?日進月歩の医療の世界でも、2年ではさほど大きな変化はありません。専門医などの更新試験が、5年おきだということを考えても、5年のスパンでいいと考えられます。実は、医療の質や内容より、高騰する医療費を抑えるために、2年おきに見直されていると思います。

 では、医療機関にとってはどうでしょうか?借金やリースもほかの業種と同じように5年というのが一般的です。従業員の給料と、借金の返済のシュミレーションをして、これならいけると新しい機械を導入したりします。ところが、当てにしていた収入源が、あっさり2年おきに変えられてしまうのです。値段が高くなることはまずありませんので、結果は見えてますよね。。。どこも経営が苦しくなります。

 医療の業種はサービス業になります。そのことを知ってる方は、少ないですよね。サービスに対して、支払いをしていただいているんです。販売業ではないので、院内薬局にしていれば、薬の仕入れ値は、95%、そこになぜか消費税がついてきて、98%。薬を仕入れて、処方するということに対して、2%の利潤しかありません。袋詰めする人件費や薬の袋代は、処方量として、約500円になります。医薬分業を国が進めているので、仕方ないのですが、消費しているのは医療機関ではなくて、患者さんなのに、なぜ医療機関が消費税を払うのか不思議です。それに、2%の利潤であれば、一錠を破損してしまった。。。それだけで赤字になります。

  また、薬は薬価というもので、金額が決められているのですが、これが”銭”という単位がいまだに使われています。1錠が22円35銭とかです。それが10錠ならかける10にするのですが、円以下は切り捨てです。ふつう、四捨五入すると思うのですが、なぜか切り捨てなので、1錠なら利ザヤがあっても、10錠だと赤字になるような事態も出てきます。銭などという単位は、実際には使われていないのに、なぜ医療の現場にだけ残っているのでしょうね。

 医療の世界のお金の問題は、とても複雑で常識からかなり外れていると思います。そうすることで、何が特になるのでしょうか?いい医療を提供しようと思えば、会計もわかりやすいものであるべきです。現状では、会計をするだけで膨大な知識と処理が必要で、レストランのレジのようにはならないからです。実収入がいくらになるかも、本当に不明瞭な世界です。金額の高い検査ほど、利益はないのが通例です。ひどい場合は、病院の持ち出しになります。

 医療の金銭環境がこんなひどいものだと知っていましたか?

フランコの予定が大体決まりだしました

Posted on: 月曜日, 1月 3rd, 2011 in: クリニックより

 追加ライブも決まり、十日恵比寿にも連れて行きます。綿菓子食べさせたら面白いだろうなとか、かにかまとカニを並べて見せたらビックするだろうなとか、いろんなことを思いついています。まだまだ、決まってないこともありますが、明日明後日で決まって行きそうです。

 音楽には国境はありません。医療にも国境はないと思っています。クリニックに中国の方が来たので、スタッフの娘さんに中国語の説明書を作ってもらうことにしました。インドに帰った患者さんもいるので、インド語も作れますよね。あと、英語は当然、韓国語とイタリア語、フランス語がほしいですね。生まれた国と違う場所で生活する人は、病気になった時に本当に苦労されます。過去にもそういう相談も受けてきました。そういったことから、海外で済む日本人のサポートをしようと思いだしました。それで、会社も作りました。まだ拠点はできていませんが、南半球に2か所計画中です。思いのほか、インドに早くできるかもしれません。

 日本の中でも、間違った医療を受けている人を助けたいと、ネットで広くいろんな情報を流しています。これは、単純に医者が悪いのではなく、国が医療と国民の間に深い溝を作ってしまったことが間違いだったのです。医療は日常生活の延長線にあるべきで、昔はそうだったんです。そこに大きな隔たりを作ったのは国です。そんなこと、みんなでつぶしてしまいましょうよ。日本は、前例がものをいう国です。前例がなければ、どんないいこともないがしろです。

 過去にありましたよね、やったことない手術をやった医者が訴えられたことが。。。失敗したのだから仕方ないことだと思いますが、でも誰でも最初のことはありますよね。医者だってそうです。初めてすることがなければ、なにも始まりません。日本の法律は、どんどん医者を追い詰めています。したことがある人だけ許可するって変じゃないですか?生まれた時はみなはだかなんですからね。。。腹腔鏡の手術で最初にうるさく言われ出しました。私は、早い時期に上司と始めていたので、びっくりする話ですよ。ぶたでトレーニングを受けた医者にしかさせないように変わってきています。

 でも、ぶたでできても、人にできると思いますか? 私もぶたのトレーニングを受けたことがあります。すでに手術をたくさんしてからだったので、どんな練習をしてるのか見に行ったのです。いいことだと思いましたが、本当にひどいことをしていました。練習の最後には、ぶたは殺されてしまうのです。人への手術は、生きてもらうためにするもので、最後に殺してしまうような環境で、練習して本当に身につくのでしょうか? 二度とあんな場所には行こうとは思いませんでした。

 私が教えてきた後輩たちは、ちゃんと患者さんに説明していました。初めてだから何かと迷惑かけるかもしれないけどねって。。。当たり前のことです。でも、皆さん本当にいい方ばかりでした。主治医を信用してるんですよね。逆に、そんな場面に自分を使ってもらえて、うれしいようなことも言ってくれました。今の若い先生は患者さんにどう説明するんでしょうね。ぶたで十分練習したので、僕はプロですとでも言うんでしょうか? 本当におかしなことばかりだと思います。

 資格があるとかないとかそういうことで人が分けられていいはずありません。人の格を他人に決められる必要はありません。そういった社会に本当の幸せは見つからないような気がします。

初もうで。。。。

Posted on: 日曜日, 1月 2nd, 2011 in: クリニックより

 大みそかの夜にスタッフと集まり、本当は京都まで行くつもりが、寒かったですからね。。。あったかい場所でうだうだしているうちに、近場でいいっかということになり、天満宮に行ってきました。学問の神様ですよね。12時過ぎには到着したのですが、本当に人が多かったです。おしくらまんじゅうというのを久しぶりに味わいました。

 賽銭にするのに5円がないなあと言ってると、スタッフが、私持ってますよと出してくれました。手を広げると10枚くらいあったのでびっくり。。。きっと、賽銭用に用意していたのでしょうね。。。私は、そういうことに気が回らないので、感心しました。

 人ごみの中、ようやく外に抜けると、射的場やスマートボールなど、懐かしい屋台がいっぱいありました。最近はこういうのは見ませんから珍しいですよね。射的をしていましたが、残念ながら商品は取れず、スマートボールもそうでした。寒い中、金魚すくいまで出ていて、びっくりしましたよ。

 翌日、元旦のクリニックの診療を終えて、スタッフと難波神社に行きました。こちらも長蛇の列。。。でも、難波神社が何の神様か知らないんですよ。55円がいいと教わり、お参りしてきました。難波神社には、夜店は一軒だけでしたが、焼きたてのベビーカステラを買うことができて、帰り道美味しいねと言いながら、焼きたてベビーカステラを食べました。

 2か所とも、うちの氏神様ですが、氏神様でなくても、一度行ってみる価値はあると思います。元旦に2か所の神棚のお供え物も変えましたし、いい年が始まりそうです。。。

 ところで、クリニックを大みそかと元旦に開けてみましたが、さすがに誰も来ませんね。。。町は、大みそかに一気に静まり返って、人影も途絶えていました。来年は、開けなくてもいいねと話していました。緊急時対応だけに切り替えようかと思います。実は、ひとりだけ大変なことになった患者さんがいらして、開けていてよかったと思いましたから。。。

 何事も、とりあえずやってみる。そういうスタンスです。春からは、もう少し診療時間を増やします。そのために、現在スタッフ集めをしています。研修のドクターの受け入れも始めますので、大忙しです。待合でも、いろんな企画をやっていこうとスタッフたちとわくわくしています。どこまでやったら、保健所に怒られるのか。。。それを試してみています。

元旦

Posted on: 土曜日, 1月 1st, 2011 in: クリニックより

 新しい年が始まりました。何をやっても、”今年初めての”ってつくので、楽しいですよね。初夢が、元旦の夜に見た夢だと知ったのは、かなり遅くだったと思います。考えてみれば、なるほどと思うのですが、初めての夢から覚めるのが元旦だから初夢は大みそかの夢だと思っていたのでしょう。

 夢は、精神的なものを反映するといわれるので、追っかけられる夢とか怪我をする夢などはあまりよくはないのでしょう。でも、よくない夢を見たと思って、がっかりしないようにしましょう。眠っている間に、脳が働いてどうにかストレスを減らそうとしているそうです。悪い夢を見たときは、きっと脳に負担をかけてしまったのですから、次はいい夢を見させてあげて、負担を減らしてあげられるようにすればいいだけの話です。

 今晩、いい夢が見られるように、昼間の間思いっきり体を伸ばしましょう。

今年最後の日になりました

Posted on: 金曜日, 12月 31st, 2010 in: クリニックより

 クリニックのスタッフとともに、大みそかから出かけて夜詣りに行ってきます。子供のころは、成田山の近くに住んでいたので、よく夜詣りに出かけていました。おせち作りで、気が付いたら年が明けていて、年越しそばを食べてから大慌てで出かけていたものです。十夜の鐘をききながら、寒い中を小走りで行っていた気がします。

 夜に初もうでをする意味は知りませんでした。子供のころからしていたので、初もうでは夜に行くものだと思っていました。夜中なのに、多くの人がお参りに訪れ、たくさんの夜店が出ていて、昼のように明るかったものです。寒いので、甘酒を飲んでいたと思います。

 私の家では、正月は元旦から人が来て忙しくしていたので、昼間に初もうではいけなかったのだと思います。今年は、元旦にもお参りに行きますが、スタッフとともに、過去の悪い縁を切りに行こうということになり、夜に出かけることになりました。うちのスタッフにも、今年はいろんなことがあったようです。お参りするという行動は、自己満足にしか過ぎないのでしょうけれど、出かけていくことに意味があるような気がします。

 インターネットが普及して、いろんなことが自宅でできるようになりました。ハイビジョンになって、3Dができて、映像も立体的に見えるようになりました。でも、現場に行かないとわからないことがいっぱいあります。一番は、匂いだと思います。海外のある有名な川の町は、夏に訪れると川から悪臭がします。でも、写真やビデオではそのことはわかりません。ペンギンが走り回る白銀の南極は、現場に行くとふんのにおいがかなりきついそうです。

 お寺に行くと、線香のにおい、神社に行くと澄み切った風のにおいがします。皆さんも、いろんなところを訪れて、いろんなにおいの経験をしてみてください。

処方箋薬局が病名を知らない

Posted on: 木曜日, 12月 30th, 2010 in: クリニックより

 処方箋薬局は、病名を知らないって知っていましたか?処方箋薬局は、医療機関が指定することはできません。保険認可を受ける際に、すぐそばに処方箋薬局がないかは、非常にうるさく調べられます。医薬分業は国が進めていますが、医療機関と薬局が連携するのは、禁じているのです。

 大きな病院では、過去にも薬局と診察の現場は離れて存在していましたが、同じ施設内なので、処方に疑問があれば、薬剤師のほうから問い合わせていました。開業医では、院内に薬局があり、薬剤師は病名やカルテの記載内容を見ながら薬を作っていました。

 ところが、処方箋薬局になり、薬剤師に病名も知らされなくなり、カルテも見られなくなっています。医者がどういう意味でその薬を投薬したのかわからないのです。眠れないという訴え一つでも、睡眠導入剤を投与したり、抗不安薬にしてみたり細かい使い分けがあります。痛みを抑えるために、精神科領域の薬を出すことだってあります。それが、薬剤師には伝えられないのです。

 国は、かかりつけ薬局を持つように指導し、そこで薬の一括管理をしようとしていますが、実際は門前薬局というものが、病院の前に乱立し、地元の薬局は使わないのが通例です。誰が見ても、病院と連携しているだろうと思われる門前薬局は、土地の所有者が病院でなければ、連携していないと判断されるようです。

 患者さんは、ほかの医療機関にかかっているということを隠したがります。過去に怖い思いをしたことがあります。ワーファリンというきつい薬を飲んでいたのにもかかわらず、本人はそんな薬だとは知らずに、こちらへの報告がなかったのです。それは、処方箋薬局が教えてくれました。たまたま、患者さんが同じ処方箋薬局に持って行ったために判明したのです。

 この処方箋薬局は、住宅街の中にあり、門前薬局ではなく、かかりつけ薬局を目指していました。だから、よかったのでしょう。私は、患者さんにもかかりつけ薬局を作るように指導していますが、特殊な薬や人に知られたくない薬は、地元ではもらいずらいものです。そういったことも、国は考えたでしょうか?

 なんとか、薬局に病名だけでも伝えたい。どうしてその薬を使ったのか、どういう意味で処方しているのかが伝わらないと、効くものも効かなくなるからです。国は、医療機関と薬局の連携を認めるべきだと思います。医療機関側から見て、質の悪い処方箋薬局もあるので、そういうところへ大事な患者を行かせたくないと思うのは、当たり前の感情だと思います。

 薬は、何にどう聞くのかを知ってもらってから飲んでもらっています。そうじゃないと効果も出ないし、不必要な薬を延々と飲むようになるためです。どうなったら飲まなくていいのかもしっかり教えてこそ、医療ではないでしょうか?

年末はいつまで開けておられますか?

Posted on: 水曜日, 12月 29th, 2010 in: クリニックより

 年の瀬が近づくと、年末はいつまであいているかと質問されだしました。うちは、1月1日までなんですよ。。。4日から開けてます。なんか変な回答ですが、そう答えていました。近畿厚生局との約束で、祝日を開けるということにしています。元旦は祝日なので、あけることになったのです。病院のほうが30日まで通常勤務なので、ついでだから、31日もあけちゃおうかってことになりました。

 でも、スタッフが集まらないだろうなと思っていると、意外と31日はたくさん集まりました。うちは、スタッフのほうで、勤務に出たい日を決めてもらっているので、日によっては1人しかいなかったり、日によっては5人もいたりします。でも、さすがに元旦は誰も勤務しないようです。どうせ患者さんも来ないから、開けるだけにしようねと話しています。

 クリスマスが終わってから、正月まではあまり時間がないので、もう少し余裕があればいいなと思っていましたが、今年は大掃除をクリスマスまでに済ませたので、案外することがなくなりましたね。年末にあわただしく大掃除をするより、クリスマスまでにしてしまうのもいいなあと思いました。

 今年もあと二日、来年はいい年になるのでしょうか?

孤独死というもの

Posted on: 火曜日, 12月 28th, 2010 in: クリニックより

 一人暮らしのご老人の孤独死がよく取り上げられます。発見が遅れるためだと思いますが、孤独死というのは、一人暮らしじゃなくてもよくあることです。

 人が死を迎える瞬間は、予測がつかないため、病院でも気が付いたらなくなっていたということがあります。重症患者さんには、モニターと言って、心電図で監視しますので、心電図異常が起こればすぐにわかります。でも、重症とは思っていなかった人は、何も監視されていないので、ナースが巡回に行くまで、異変に気付かないこともよくあります。

 昔、大家族だったころも、具合が悪くなれば一人だけ別の部屋に寝かされていましたから、なくなってから発見されていたと思います。死を迎えるということは、もともと孤独なものだったように思います。誰かにみとられてという人は、少ないのではないでしょうか?

 大事なことは、一人暮らしの人が集まれる場所を作ってあげることではないでしょうか?血縁じゃなくても、家族のようにお互いを思いやれる仲間ができればいいわけです。そういった場所として、喫茶店が使われていることをニュースで見たことがあります。いいことだなあと思いました。

 人とコミュニケーションを取りづらい人には、ほかの方法も考えないとなりませんね。携帯電話のGPSなどは使えないのでしょうか?携帯電話は、放置していれば何日かで電源が落ちるので、それを監視するようなものがあれば、早く見つけてあげられるような気がします。でも、一番いいのは、毎日誰かが声をかけてあげることでしょう。そういったことを市役所の方がしてくれるといいのになと思います。