高血糖と低血糖のひらいクリニック

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内科/外科/糖尿病・内分泌内科/消化器内科/肛門内科/形成外科/ (予約優先) ひらいクリニック 大阪市中央区南船場3-2-6 大阪農林会館 B-1号室 TEL06-6125-5350 FAX06-6125-5351

ひらいクリニック

   外科OGTT脂質異常症甲状腺消化器総合診療科

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水泳の競技を見ていて思ったこと

Posted on: 火曜日, 7月 31st, 2012 in: クリニックより

オリンピックの水泳競技を見ていて思いました。身長差はどうなるんだろうって。たとえば、身長2mの人と、150cmの人がいれば、50cmの差があります。150cmの人は、2mの人より50cmたくさん泳がないとならないはずです。正確には、手を伸ばした長さの差だと思いますが、その差はどうなるんだろうって思いました。

身長差は、いろんな競技で不利な面を作ります。小さいから得なところもありますが、大きいほうが得でしょう。そんなことが気になるのは、私だけでしょうか?

クールフーズがはやっています

Posted on: 月曜日, 7月 30th, 2012 in: クリニックより

でも、それって駄目ですよ。冷たい食べ物と飲み物ばかり取っていると、胃腸が弱ります。胃腸には免疫力があるので、弱ってしまうと免疫が下がります。夏風邪はそのせいで起こると思います。熱中症予防は今はクーラーしかありません。からだを冷やしたいなら、首を冷やしてください。おなかは、冷やしてはだめです。

特に、子供さんは胃腸を冷やしてばかりしてはいけません。子供は小さくて道路などからの熱にさらされやすいので、定期的にクーラーのきいた場所や、日陰に入れてください。冷たいものばかり与えてはだめなんです。

昔は、熱中症なんてほとんどなかったです。熱射病になれば、日陰で冷たい手ぬぐいを頭に置いてもらっていました。それだけで、治っていたものです。クーラーをつけるから、外気温が上がる。じゃあ、クーラーの熱を何かに使えないのかって思います。アスファルトが増えたから、都会の温度は上がりっぱなし、それを発電に使えないのでしょうか?

逆境をプラスに変える。発想の転換だけで、出来るはずですよ。

喫茶店をサポートしています

Posted on: 日曜日, 7月 29th, 2012 in: クリニックより

天満警察の横、高等裁判所の裏の裏通り、老松通りの信号のところにある喫茶店で、MUCをサポートしています。ママふたりも素敵だし、弁護士の先生がやってきて、面白い話が聞ける場所です。世界的に有名な作家の先生とか、人相学を勉強している方、老舗の和菓子屋の大将も来ます。いろんな話が聞ける面白い場所なんです。でも、経営は苦しいんです。それで、最近、ビールを始めました。それで、クリニックを手伝ってくれている寺嶋君と、チラシを作りました。

是非、遊びに来てください。私も夕方にはそこで遊んでいます。本当に、あったかい場所なんですよ。

 

夏の間のキャンペーン

Posted on: 土曜日, 7月 28th, 2012 in: クリニックより

保険診療は、値下げすることができませんが、自費診療は値下げが可能です。連携しているれんげクリニックが値下げをしていたので思いつきました。こういういい検査があることを知ってほしいので、3万円(3日間)の検査を1万円に下げることにしました。初めて検査を受ける方だけの特典です。これさえすれば、何をどう食べたらいいのかわかるんです。

24時間血糖測定検査

これが、治療すればこう変わるんですよ。

これ、実は私のデータです。

超音波検査(エコー)が気軽に受けてもらえるようになりました

Posted on: 金曜日, 7月 27th, 2012 in: クリニックより

臨床検査技師が入ったので、超音波検査が、気楽に受けてもらえます。

腹部エコーでは、脂肪肝、胆石、腎結石などがわかります。出来れば、絶食できてください。下腹部エコーでは、前立腺肥大、子宮筋腫、卵巣のう腫などがわかります。おしっこをためてきてください。乳腺エコー、甲状腺エコー、動脈硬化がわかる頸動脈エコーも可能です。3割負担なら、1050円から、1500円で受けられます。

レントゲンと違って、被爆の心配がないので、気楽に受けていただけます。レントゲンは置いていません。なるべく体に優しい検査だけにしたかったので、被爆の問題があるレントゲンは置かなかったんです。妊婦さんも、赤ちゃんの映像が見れますよ。産婦人科と違って、3Dにはなりませんが、心臓の動きなどは見ることができます。

臨床検査技師がいる時間帯だけになるので、現在のところ31日火曜日の午前と8月2日木曜日の午前だけになります。検査技師の勤務日程がわかり次第、HP上に公開していきます。

心臓エコーも可能になります。自分の心臓の動きが見たい方は、申し出てください。

糖尿病の治療変更(途中経過報告)

Posted on: 木曜日, 7月 26th, 2012 in: クリニックより

治療変更を進めていくために、糖負荷試験を再度行いました。左は強化インスリン療法を行っている時で、基礎インスリンが24単位、追加で食前に8単位、12単位、12単位打っているので、トータルのインスリン量は56単位ということになります。右は、基礎インスリン10単位だけにしていたのをいったん中止して検査しました。基礎インスリンと内服2種類だけで、空腹時血糖が100ぐらいになってきたからです。

ここで重要なのは、Cペプタイドが増えたということです。全く反応がなかったのに、すい臓が動き出したんです。こうなってくれば、最後の治療変更も十分有効だと予測できます。

天神祭は花火じゃないんです

Posted on: 木曜日, 7月 26th, 2012 in: クリニックより

天神祭が終わりました。天神さんが、地元を見て回る祭りだそうです。長い行列が老松通りを通っていきます。3時に天神さんを出発するそうです。先頭の集団の中で、房のようなものを振り回している人の目には、ものすごい気迫を感じました。そのあとで、傘を持っている人は、優しそうな笑顔で、きれいな踊りを披露されていました。たくさんの子供たちも、暑い中で必死で踊って、大人たちが氷を頬張らせていました。

馬は、白馬がいたのですが、今年は黒い馬に変わっていました。そばにいたおじさんの話では、高齢だったそうです。最後にみこしが2台。担ぎ手の形相は、ものすごいです。長い行列を見終わったら、なんだか気持ちがすっきりします。テレビは、花火ばかり見せますが、最後に天満宮に神輿が戻っていく場面は、本当に荘厳です。町全体が、神様の恩恵にあずかれる日だと思います。

近くにいたおじさんが話していました。神輿の担ぎ手は、やくざだったと。でも、警察が入ってきて排除したから、2年間止まってしまったんだと。あんなもの、素人には担げないって。そのそばにいた男の人は、布団太鼓を担いでいたそうです。堺の祭りです。かつぎ手の肩は、膨らんでいるそうです。腫れてしまうんでしょうね。天神祭では、警察は見て見ぬふりになったそうです。だから、神輿の担ぎ手は、浴衣を脱いだらみんな入れ墨が入っていると言ってました。

本当のことかどうかはわかりません。でも、この暑い中で長い時間行列の中で神輿を担ぐのは、本当に大変なことです。私は、なんとなく、血圧あがってないでしょうねって思いながら見ていました。沿道に椅子を出して眺めていたおばあさんが、本当にうれしそうだったのが印象的でした。祭りを見るために、いつまでも元気でいるんでしょうね。

糖尿病関連の勉強会に行って、不思議に思うこと

Posted on: 火曜日, 7月 24th, 2012 in: クリニックより

糖尿病関連の勉強会によく行くのですが、不思議なことに食事療法については、あまり語られることがありません。製薬会社がバックアップしているせいか、薬の使い方ばかりが語られます。保険診療での栄養指導も昔は点数が高かったのに、かなり点数が下がっています。縛りも増えて、必ず管理栄養士が必要だと書かれています。

でも、管理栄養士こそ、栄養のことを分かっていないんですけどね。うちでは、栄養指導を栄養士に行ってるぐらいです。他人事で勉強してきた、若い人たちなので、心底わかっているわけじゃないんです。一番いい指導者は、長年糖尿病と闘ってきた高齢の患者さんだと思います。特に、インスリンを打ってる人は、何を食べれば血糖が高くなるかよくご存じです。

資格を持ってる人のほうが実践では使えないと言うことは、他でも感じます。記録ばかりうるさく言われてきた、臨床検査技師は、エコーの検査をまともにすることができません。エコーでは、全体を眺めてから、異常があれば異常の場所を、異常がなければ、正常だと言う証明を残すだけです。記録する際に、ある一定のルールを作っておいたほうが見落としがなくなるのですが、かといって、記録は単に証拠を残すだけなので、あまり重要ではないんです。

意味を考えないで、行われていることはまだまだあります。糖尿病で入院中の方に行われるスライディングスケールです。びっくりするような指示を見ました。一日4回の強化インスリン療法をしながら、スライディングスケールでの指示、おまけに寝る前の血糖値によって、基礎インスリンの量の変更を求めたものです。どこかの病院から送られてきた人ですが、そこまで調べて、血糖値は80から300以上の乱高下をしています。

そんな馬鹿げた指示があると、友人に話すると、どこでも当たり前に行われていると言っていました。元々、スライディングスケールは、投与すべきインスリンの量を決めるために行われていたもので、長期間の管理には向きません。外科では、手術後の絶食と高カロリー輸液を行うために、頻繁に行われていました。でも、調べるから次の指示が必要になるわけで、調べなければ何もあわてることはないのです。

老人病院では、不必要な薬も多く見かけます。いつ、どういった理由で始まったかすらわからないのです。お年寄りたちは、何軒かの病院を転々として、老人病院にやってくるし、本人から話を聞ける状態ではないし、家族はもっと情報を持っていないからです。ひどいものでは、薬剤の血中濃度の管理をすることで、管理料が取れるからされていたのかもしれないと思うものまであります。考えすぎかもしれませんが、つじつまが合わなければ、そう思ってしまいます。

週一回ですが、PHSもないし、紙カルテだし、レントゲンもフイルムのままの老人病院で、昭和初期に戻ったような医療をしています。お年寄りたちは、心エコーをしに行くと、とても喜んでくれます。本を覗き込んだり、画面を覗き込んだりします。いつまでたっても、興味があるんですね。これが心臓ですよ、しっかり動いていますよって話しながら、お年寄りのうれしそうな顔に癒されています。

子宮頚がんの検診について

Posted on: 土曜日, 7月 21st, 2012 in: クリニックより

子宮がん検診と言われているのは、ほとんどが子宮頚がんの検診です。閉経後に多い内膜がんの検診は、通常の検診施設では行われていません。理由は少ないからです。内膜がんと卵巣がんは、それぞれ10%ほどなので、子宮頚がんに比べたら、とても少ないからです。ところが、子宮全体を見ていると勘違いしている人がいます。

子宮がん検診の現場では、バージンかどうかが問題になります。検診の際に使うクスコで、処女膜を損傷しかねないからです。それで、性交経験があるかどうか尋ねます。また、子宮頚がんの多くは、性交時のウイルス感染が原因だろうとわかりだしたので、バージンへの検診が必要かどうか不明だからです。ある病院の産婦人科部長は、バージンでも子宮頚がんができることがあるので、検査しておいたほうがいいと言いますが、それは受診した際の話で、集団検診は別だと思います。

また、子宮頚がんは、閉経後には少なくなるので、閉経後の人にはあまり必要ないかもしれません。昔は、閉経後にも多かったのですが、今のピークは30歳代だそうです。なぜ、低年齢化してきたのでしょうか?乳がんは高脂肪食の影響だと言われているので、理由がわかるのですが、子宮がんはなぜなのでしょう。

子宮頚がんの年間の罹患人数は、7000人だそうです。乳がんが4万人なので、えらい違いです。子宮頚がんで亡くなられる方は、年間2500人だそうです。乳がんが1万人なのに比べて、かなりすくないですよね。若いバージンの女の子や年とってセックスとは無縁になった方が子宮頚がん検診を受けないとならないのか、いつも疑問に感じてしまいます。

8月から本格的に乳がん検診を始めます。

Posted on: 金曜日, 7月 20th, 2012 in: クリニックより

乳がん検診と言っても、何らかの症状があれば保険診療で受けてもらえます。初診料含めても、3000円もしなかったと思います。症状とは、お乳が張るとか、痛いことがあったとか、乳首に皮膚のあれがあったなど、何でもいいのです。症状の訴えが全くなくて、乳がんが心配だからでは、自費診療になります。

臨床検査技師が手伝いに来出しているので、エコーの検査がしやすくなります。今までは、診療の途中でやらないとならなかったので、肛門診察と、乳腺診察の両方を希望される方には、別の日に受診してもらっていました。肛門診察だけでも、15分から20分かかるのに、そこに乳腺エコーを追加すると、さらに15分以上必要になるからです。予約の関係上、ひとりにそれだけかかるとほかの人に迷惑がかかるからでした。

乳腺以外のエコー検査も出来ます。腹部エコー、前立腺、子宮卵巣、頸動脈などです。まだ勉強中ですが、心エコーもできます。近いうち、検査可能な日程をHP上に公開します。レントゲンと違って被ばくがない検査ですので、気楽に受けていただけます。