高血糖と低血糖のひらいクリニック

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ひらいクリニック

   外科OGTT脂質異常症甲状腺消化器総合診療科

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アルコール性の精神障害を始めて見ました

Posted on: 月曜日, 8月 31st, 2015 in: クリニックより

アルコール中毒で運ばれてきた人に糖尿病があって、糖尿病の治療をしたのに、認知傾向もありました。少しよくなってくるとビールを飲みたがったので、アル中だったと想像できました。

ところが、暴言を吐くので、認知症で使う薬をいくつか使ってみたのですが効き過ぎるわりに少量にすると聞きません。

まだ高齢者ではないのに脳は萎縮がひどく、脳外科の先生にも診てもらいました。ひょっとしたら、アルコールによる精神障害かもしれないと思い出したからです。

脳外科からの返事は、アルコール性精神病で間違いないでしょうとのこと。薬物依存を扱う病院へ紹介し、ベットが空くのを待ってようやく転院になりました。

暴言は、人がいなくても”じゃかましい、どつくぞ”などと吐かれていたので、幻覚も会ったのかもしれません。アルコールであんなことになってしまうんだと本当にびっくりしました。

アイスクリームの代わりになるものの提案です

Posted on: 日曜日, 8月 30th, 2015 in: クリニックより

暑いと冷たいものが食べたくなりますよね。アイスクリームは乳脂肪が多いのであまりお勧めできません。かき氷ならいいのですが、シロップが甘すぎます。

練乳をかけるほうがおいしいですが、またまた乳脂肪のとりすぎにつながるでしょう。ジェラートがヘルシーなのかなと思いますが、材料がよくわかりません。

一番いいのは、ブルーベリーなどを凍らせたものだと思います。程よい甘さもあるし、果物だけで添加物もなくカロリーも低めです。

低脂肪乳に低カロリー甘味料を溶かして凍らせるのもいいと思います。固まってしまう前に何度か混ぜると口当たりのいいアイスが出来ます。

ちょっとした手間を加えることで、楽しんで食べるようにしてほしいと思います。簡単に手に入る次代だからこそ、手をかけるほうがお金とカロリーの節約になります。

足の裏がつるつるになるシート

Posted on: 土曜日, 8月 29th, 2015 in: クリニックより

足の裏がつるつるになりますよと、知り合いの人からピーリング剤をもらいました。靴下のような袋の中にピーリング剤が入っているようです。

ためしに片足だけ入れてみたのですが、30分つけたままにするのは、少し不自由を感じました。3日後まで特に何の変化もなかったのですが、4日目の朝。。。。

足の裏が日焼けで皮がめくれたようになっていてびっくりしました。その日は、一日ぼろぼろしていたので、出来るだけ自分ではがしました。

皮が薄いところはさっと取れて、硬くなった部分はなかなか取れません。薄い部分まで皮が取れる必要はないので部分的に出来ないかなあという印象はありました。

3ヶ月ごとにしたら良いそうですが、海に行く4日前とかにやらないと大変だなあという印象でした。

ビーチの砂がばい菌だらけ?

Posted on: 金曜日, 8月 28th, 2015 in: クリニックより

ハワイで海水とビーチの砂の細菌を調べた人がいます。ビーチの砂のほうが数段汚かったようです。確かに、海水は動いているので、汚れても浄化されるでしょう。

ビーチの砂には大腸菌がいるそうです。水着で直接座ると大腸菌も移るでしょう。ビーチではビニールシートなどを引いて座ったほうがよさそうですね。

この研究は、ハワイだったからかも知れません。ワイキキビーチは人ごみがすごいのは、写真で見てみんな知ってますよね。

人ごみを避けたら、きれいな砂のビーチがあるんだと思います。砂の話を聞いて思い出したのは、キーボードが便座より汚いという話です。

私は、時々アルコールで拭くようにしています。

尿酸値に注目しています

Posted on: 木曜日, 8月 27th, 2015 in: クリニックより

尿酸値は痛風に関係するものですが、最近心血管系にも影響するといわれています。それで、以前より気になっていたのですが、講演を聴く機会がありました。

びっくりしたのは、唯一血液に溶けないで体を流れているものだそうです。確かに、痛風発作は関節内に尿酸の結晶ができて起きるものです。

でも、関節の中に入って結晶化すると思っていたのです。結晶のまま血管内を流れているなら、血管に悪さしてもおかしくないですね。

尿酸値は高すぎても低すぎても悪影響があるようで、その辺も難しいです。特に、閉経前の女性で尿酸値が高いのはかなり異常なことだそうです。確かにあまり見たことがないです。

閉経後は男性と同様に上がってくるそうで、そんな違いがあることすら知りませんでした。

生活の中での運動

Posted on: 水曜日, 8月 26th, 2015 in: クリニックより

運動ができていないという方に、階段昇降などを進めてきましたが、それ以外にハムストリングを鍛える運動を進めています。

デスクワークの方でも机の下でひそかにできる運動です。直径15㎝程度のボールを用意してもらって、ひざの間に挟んで、力を入れたり抜いたりを繰り返します。

ハムストリングというのは内股の筋肉で、普段使うことがないものです。そこを鍛えるのはいろんな意味でいいようです。整体のリハビリでもやってますし、ピラティスでもやります。

普段の生活の中に、いかに運動を取り入れるかが最近の課題です。トレーニングウエアーを着てランニングなんてなかなかできるものではありませんからね。

減量に成功した糖尿病の患者さん

Posted on: 火曜日, 8月 25th, 2015 in: クリニックより

減量に成功して15年前の体重まで落ちてきた糖尿病の患者さんがいます。いろんな方法を試したのですが、なかなか食欲が落ちなくて困っていたのですが、最後に追加した薬がよかったようです。

薬の副作用で、食欲が落ちるというものですが、すべての人に副作用が出るわけではありません。また、血糖が安定してきたから、バカ食いをしなくなったようです。

血糖値が上がったり下がったり急激な変化があると不必要な食欲が出てしまいます。それで、血糖値を極力フラットになるように、食後血糖を抑えるようにすると余分な食欲がなくなるのです。

これは、ほかの患者さんからも聞く話です。間食をしなくなったとか、甘いものをほしがらなくなったとか。

太ってしまった理由が口がいやしいのではなくて、血糖値のせいかもしれませんよ。

ポケットサイズの心電計

Posted on: 月曜日, 8月 24th, 2015 in: クリニックより

心電図を取る機械は意外と大きいし重たいのです。クリニックにあるものは往診にも持って行けるといわれますが、重くて到底無理です。

ところが最近、携帯型の心電計があるので、説明を聞きました。さすがに電極を貼ってコードでつながないとなりませんが、本体は小型です。電極も電波で飛ばせるものができないかなと思いますが、値段が高くなるのでしょう。

ただ、印刷はデータをパソコンに取り込んでからになるので、普段使うにはめんどくさくなります。心電計が重たい理由がプリンター付だからです。

でも、パソコンに取り込むので、前回の波形と並べてみることもできます。これは画期的だと思いました。しかし、50万円もするそうで、当分無理だなあと思いました。

循環器内科で、往診していれば購入できると思いますが、心電図は術前検査ぐらいしかとらないので、うちでは無理ですね。

摂食機能訓練をやってみましょう

Posted on: 日曜日, 8月 23rd, 2015 in: クリニックより

転院してこられた患者さんの家族に、可能であれば摂食機能訓練をやってみますねと話しします。高カロリー輸液や経管栄養やPEGで転院してこられても、あきらめません。

時間さえかければ、意外と食べてくれるようになるんです。それで、鼻から入っていた管が抜けた方もいます。食べるようになってものすごく多弁になりました。

とはいっても、全く問いかけに反応がなく、どう見ても食べられそうにない患者さんがいました。ところが、何かをなめていたのを見て、看護師が棒付キャンディーを与えてみたそうです。

舐めてくれるかと思いきや、一気にがりがりとかじって食べたそうです。そのあとで、おいしかったと言葉を発したそうです。それまで、言葉を発したことがなかったのにです。

ちょうど家族の方がおられて、よその病院では食べさせてみようという話は一度も出たことがなかったようで、私が最初にそう話したことに驚いたとおっしゃってたそうです。

棒付キャンディーはある認知の患者さん用に私が持って行っているものです。舐めていても棒がついているので、間違って吸い込んだりする危険が少ないからです。何事も試してみるのが重要だということですね。

 

注射が一回になってとても喜んでくれています

Posted on: 土曜日, 8月 22nd, 2015 in: クリニックより

強化型インスリン療法をされていた方が転院されてきました。食事前に毎回インスリンを打たないとならないし、基礎インスリンを1回打たないとならないので、4回打つことになります。

1型糖尿病以外であれば、内因性インスリンが出ているかどうかを評価して1日1回に変更していきます。内因性インスリンがいくらだったら可能なのかまだまだはっきりしていないので、一か八かになります。

インクレチン関連薬の注射薬なら1日1回なので、食事ごとに打たなくて済みます。インスリンの量を徐々に減らしながら治療変更するので、本人がしっかり判断できなければ出来ません。

ところが、3人ほど同時期に治療変更を始めたのですが、とてもうまくいきました。若い人のほうが楽かと思いきや、インスリン歴の長い年配者のほうがスムーズに移行できました。

結果的に、本人も楽になったといってくれますが、家族の方のほうがもっとびっくりしているそうです。食事前に注射を打たなくていいのかと心配してくれるようです。