高血糖と低血糖のひらいクリニック

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ひらいクリニック

   外科OGTT脂質異常症甲状腺消化器総合診療科

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風邪は万病のもと?

Posted on: 月曜日, 1月 28th, 2008 in: クリニックより

“風邪は万病のもと“と言われます。風邪からいろんな病気が発症するのではなく、いろいろな病気の初期症状が風邪に似ていると言うことです。では、”その症状は風邪によるものです“と確定診断できればほかの病気の初期症状と区別できるはずですよね。ところが、風邪の多くの原因はウイルスでありその種類だけでも200種類以上あると言われています。ですから、風邪だと診断するためには200種類以上の検査をしなくてはなりません。そのため、風邪は症状診断を行います。咳やのどの痛み、あるいは食あたりの覚えがないのに腹痛や下痢をおこすなど、”風邪のような症状ですね“ということが診断になります。なおかつ症状にあわせた対症療法を行って直りが悪い場合に初めて”ほかの病気の初期症状“ かも知れないと考えるのです。
風邪を治すには薬できっちり症状を抑えて、十分な休養と加湿をすることが大事です。決して薬で治るものではないので、薬を過信しないようにしましょう。

AGA(男性型脱毛症)の治療

Posted on: 火曜日, 1月 22nd, 2008 in: クリニックより

男性型脱毛症の治療薬、プロペシアはもともと前立腺肥大の治療薬として使用されていましたが、脱毛を抑える効果があるのがわかり、男性型脱毛症の治療薬として開発されました。男性のみで女性には使えません。副作用は2%に性欲減退、勃起不全、精子の減少が見られますが、軽度で内服中止により回復します。プロペシア内服中の注意として前立腺がん検診であるPSA濃度の低下があります。内服中にPSAを検査された方は検査値を2倍した値を目安として判断しなくてはなりません。
すべての人に効果があるわけではないので3ヶ月服用して効果のない方は中止となります。また、根本的な治療ではないので服用をやめると脱毛が始まります。治療は自費となります。ご希望の方はご相談ください。

自宅で血圧を測りましょう。

Posted on: 水曜日, 1月 16th, 2008 in: クリニックより

 仮面高血圧という高血圧があります。
仮面高血圧とは病院の外来で測る血圧は正常なのに、家庭で測る血圧が意外に高いことを言います。家庭で朝食前に血圧を計ると高いのですが、病院で朝10時ごろ測ると「正常ですね」と言われることがあります。しかし、実際は高血圧症などで治療を要するのです。
 上記のように、朝の早い時間帯に血圧が高いのを「早朝高血圧」と言います。これには二つのタイプがあり、夜間から朝まで寝ている間じゅう血圧が高い‘夜間持続型’と、起床してから急に高くなる‘早朝上昇型’があります。特に、夜の間じゅう血圧が高いタイプは動脈硬化や心肥大が進行しやすいのです。いずれにしろ、この早朝高血圧により早朝の6~8時に脳卒中や心筋梗塞が多発することが知られています。
仮面高血圧はこうした早朝高血圧の他に、ヘビースモーカーやストレスの多い方にも見受けられます。病院では喫煙できませんから血圧を測る際は平生より低めにでます。また、会社でストレスが多い方も病院ではリラックスしますから低くなります。そのため、実際は高いのに低く測定されます。この他に、降圧剤の治療を受けている方も、通常は朝一回の服用ですから、午前中の外来では薬が効いています。コントロールが出来ていると診断されますが、実際は日中や夜間に血圧が高くなっている可能性があります。不十分な治療例は、治療がうまくいっている方より脳卒中や心筋梗塞の発症頻度が3倍も高くなります。ですから、どうしても家庭での血圧測定が必要になってくるのです。あまり頻繁に測るのもどうかと思いますので、朝食前(さらには就眠前)の1~2回がよいでしょう。

トイレまでおしっこが我慢できない。

Posted on: 月曜日, 1月 7th, 2008 in: クリニックより

突然強い尿意が起こり、トイレまで我慢できず、尿をもらしてしまうという方は“過活動性膀胱”かもしれません。日本では40歳以上の8人に1人はかかっているといわれています。普通、膀胱は400~500mlのおしっこをためることが出来ますが、この病気の方は100mlくらいたまると膀胱が勝手に収縮し尿をもらしてしまいます。通常、おしっこをするときは尿意を感じても自分で膀胱を収縮して排尿するのでトイレまで我慢できるのですが、この病気では膀胱が勝手に収縮してしまうためトイレまで我慢できないわけです。原因は膀胱を支配している神経の異常だと推測されています。
検査は尿検査と超音波(エコー)です。治療は抗コリン薬による薬の治療が第一選択となります。この薬により、膀胱の筋の勝手な収縮を抑えて症状が改善されます。治療の効果は2週間から1か月でみられます。

明けましておめでとうございます

Posted on: 水曜日, 1月 2nd, 2008 in: クリニックより

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