高血糖と低血糖のひらいクリニック

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ひらいクリニック

   外科OGTT脂質異常症甲状腺消化器総合診療科

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乳がん学会を退会しました

Posted on: 火曜日, 3月 31st, 2015 in: クリニックより

誕生日に向けて、何をすべきかいろいろ考えていました。パーティーして騒ぐことより、年を重ねていくにあたって何か有意義なことをしたほうがいいだろうと思ったからです。

それで、今まで宙に浮いていた乳がん学会を退会することにしました。乳がん研究会からのことを思い出すと30年近くかかわってきました。学会になり、いろんなことが変わり、もはや意味をなさないと思っていました。

乳がん認定医の更新のときも、いろんなことがあって、上層部とけんかもしました。5年後の認定医更新はしないと決めて、学会にも行かなくなり、会費も払うのを止めていました。

2年間払わなければ、そのまま退会になるので放置しようと思っていたからです。でも、ちゃんとけじめをつけようと、学会にメールしたら、あっさり辞めることが出来て、認定医の証書を返送しようとしたら、そのまま持って置いてくださいとのこと。。。

そんないい加減なものだったんだと思って、一段と腹が立ちましたね。でも、これで、蹴りがついたので、よかったと思います。人生の整理整頓をしていかないとなりません。今後の人生に必要なものだけを残していこうと思います。

ふたりの合格の連絡

Posted on: 月曜日, 3月 30th, 2015 in: クリニックより

別の職場で一緒だった人から、合格の連絡がありました。看護学校の受験に合格した人と鍼灸の国家試験に合格した人です。面識はない二人ですが、一緒にお祝いをしてあげるのです。

それ以外にも合格の連絡がきました。自動二輪です。いずれにせよ、うれしい話です。自分もがんばらないとならないって思います。看護師の国家試験の結果が気になるところですが、私自身も書道検定の結果待ちです。

3月いっぱいで、発表待ちも終わって、4月から新しい年度が始まります。そわそわした時期になりますね。春は精神疾患が増える時期だし、気を引き締めないとなりませんね。

がんばる人を応援しながら、クリニックで細々と診療をしていきましょう。

手術の話の続き。。。。

Posted on: 日曜日, 3月 29th, 2015 in: クリニックより

2日前のブログはぬいぐるみのことでしたが、実際は外科的手術に共通するものがあります。私たちの時代は、拡大手術をしていた最後の世代でした。なるべく大きく開けて、できるだけ取るということをしていました。

その後、取らなくても同じだということがわかってきて、手術はどんどん縮小の方向になり、小切開で手が入ればできるという時代から、腹腔鏡という時代に移っていきました。

大事なこことは、腹腔鏡でできるのかどうか、腹腔鏡で初めても、開腹に切り替える決断をどこでするのか、決断することが大事です。決断が遅くなれば、リスクがどんどん増えていきますから。

手術中に心臓が停止し、心臓マッサージで戻らないとき、胸を開けて直接心臓マッサージをしたこともありました。このとき、執刀医は私ではありませんでしたが、執刀医の判断が間違ってないか補助するのが助手の役目です。

その手術がどういった結果になったのかは覚えていません。それだけ、必死に対処していたからだと思います。内科と違って、常に綱渡りしているのが外科医です。最近、整形外科の先生ともそんな話題で盛り上がりました。

昨今の事件は、決断するということと助手のサポートの問題があったんじゃないかと思います。

まつ毛はあまり長すぎてもよくないようです

Posted on: 土曜日, 3月 28th, 2015 in: クリニックより

まつ毛は、目の長さの3分の1が適切だそうです。エクステをしている方は、長すぎないように気をつけたほうがいいでしょう。

まつ毛は目の表面から空気を流す役目をしているそうですが、長すぎると効果が落ちるそうです。ほこりが入らないようにしたり目から蒸発する水分量の調整もしているそうです。

いろんな動物にもまつ毛は見られますが、一番印象的なのはキリンですね。まつげが長くてかわいい印象ですが、実は気が荒い動物だそうです。

キリンは頭もいいと思います。動物園で、キリンのえさとしてにんじんを3本セットで売っていると、3本もらうまでは”くれくれ”とこっちを向くのですが、3本上げちゃうと、そっぽ向いたのです。

エクステでまつ毛をつけるのもかわいいのですが、時々”長すぎるやろ!”って思うこともあったので、目を保護する意味でも長すぎないほうがいいと思います。

傷を大きく開けると決断してよかったと思う

Posted on: 金曜日, 3月 27th, 2015 in: クリニックより

手術する際、なるべく小さな傷で済まそうと考えます。でも、大きく開くことを決断して結果的にはよかったと思うことがあります。ちゃんとした処置をしようと思えば、傷の大きさにこだわらないほうがいいという話です。

外から触ると索状物が突っ張ってると判断したとき、小さな穴からセッシを入れるだけで、索状物を切れるんじゃないかと考えました。索状物とは、糸のようなもののことです。

最初は、少し距離があるところから、セッシを入れてつかもうとしてみました。つかむことが出来たら、何とか切れるんじゃないかと思ったのです。ところが、つかめるのですが、遠いから力が伝わりにくいのです。

次に、一番近いところに小さな穴を開けて、引っ張り出そうとしました。ところが、近すぎてセッシでつかむことが出来ないのです。外からの操作だけでは無理だと判断して、少し大きな穴を開けて、指で引っ張り出してはさみで切りました。

外からは、一ヶ所だと思っていたのが、切っても改善がなく、よくよく探してみると、もう一ヶ所索状物があったのです。それも引っ張り出して切ったらようやくツッパリがなくなりました。後は、傷の部分を縫って終了です。

実は、ぬいぐるみの話です。買ってきたばかりのひつじのぬいぐるみの右目の部分が何かに引っ張られて、かわいそうなことになっていました。新しいので、切らずに何とか治したかったのですが、結局、一ヶ所あけて修理したのです。

げっぷが出ない人は調べたほうがいいかもしれません(再)

Posted on: 木曜日, 3月 26th, 2015 in: クリニックより

今日子先生が今まで書かれたブログの中からアクセス数の多いブログを
もう一度ご紹介。

◆ 2011年5月19日の記事です ◆

げっぷが出ない人は、反応性低血糖を起こしている可能性があるかもしれません。反応性低血糖という病態は、胃からの排泄が早くて、インシュリン分泌が間に合わないものです。胃全摘をした人と同じ状態なのです。胃があるのに、胃がないのと同じだというのは不思議なことだと話していると、婦人科の先生から、新生児と同じですねと言われました。新生児の胃は筒状だそうです。

胃には空気がたまる部分が上にあります。上なのに胃底部といいます。そこにある程度空気がたまるとげっぷとして排泄されます。ところが、反応性低血糖の人は流れるのが早いので、げっぷも流れてしまうのだと思います。その影響で、夕方にかけておなかが張ってくるかもしれません。ガスが出したいのに出せない状態も、こういったことで起こっているかもしれません。

昨日参加した勉強会でも面白いことを知りました。ストレスがかかると正常の人でもご飯を食べた後のように血糖値が上がること。24時間血圧を同時に測ると、血糖値が下がると血圧が上がってくること。

人の体は、連動して動いています。何かが単独で動くことはないので、当たり前ですよね。ストレスがかかると脳を活発に動かして、何とかストレスから抜ける策を考えようと、血糖が上がるのかもしれません。その時の血糖は肝臓から放出されるのでしょうか?何かの形に変えて貯蔵してあるはずですからね。。

人の体には、まだまだ分かっていない部分があります。それを考えてみるのも面白いかもしれません。

保育所の嘱託医をすることになりました

Posted on: 水曜日, 3月 25th, 2015 in: クリニックより

4月から保育所の嘱託医をします。校医の経験もあるので、同じような感じかなと思っています。待機児童を減らすために、保育所がたくさんできてきているようです。嘱託医を置くのであれば、認可保育所だと思います。

無認可の保育所も増えてきているようなので、面倒くさい手続きをして認可を取るのはすごいことだと思います。2駅先なのですが、協力していきたいと思います。

保育所の仕事が増えたことで、幼児から高齢者まで、ほとんどの年齢層をカバーすることになります。老人ホームの仕事では看取りもあるわけで、文字道理墓場までって感じですね。

できる範囲で、いろんなことに協力していきたいと考えています。

腹水は捨てないで下さい。そのままにもしないで下さい。

Posted on: 火曜日, 3月 24th, 2015 in: クリニックより

腹水は利尿剤を使って減らすようにするのですが、それすらされてない方も多いです。まして、腹水穿刺して腹水を捨ててしまう施設もたくさんあります。

腹水はたんぱく質が豊富なので、抜き続けたら衰弱していくんです。還元ろ過濃縮して点滴で戻してあげる手段があるのにそれをしていない施設がいっぱいあります。

腹水を捨てるなんて、私は非人道的な行いだと思います。入院していなくても、外来通院でも出来る手段です。がんによる腹水であっても、ろ過したらがん細胞も抜くことが出来ます。

透析のようなポンプが必要だったのですが、今は重力だけでろ過する方法もあるそうです。それなら、災害現場でも出来るわけです。そういったことが出来ると知らずに、腹水をためてパンパンになったままの患者さんを診ると、悲しくなってきます。

まつ毛が短い、少ないとお悩みの方

Posted on: 月曜日, 3月 23rd, 2015 in: スタッフブログ

先日ご紹介した
まつ毛の貧毛症治療薬「グラッシュビスタ」

美的 3月号にも掲載されていました♪
まつ毛が短い、少ないとお悩みの方、
ぜひ一度ご相談ください。

グラッシュビスタ

口から食べられるようになって喜んでもらえたおはなし

Posted on: 月曜日, 3月 23rd, 2015 in: クリニックより

インフルエンザで入院していた患者さんなのですが、PEGからの注入食だったそうです。でも、一日2回ゼリーを食べる練習をしていたそうです。

インフルエンザも治ってきて、少し元気を取り戻したころに、食べられるか聞いてみたら、食べられますと答えが返ってきました。それで、一か八かペーストの食事から開始したのです。

半分の量から提供し始めたのですが、8割がた食べてくれて、手に握力があるから、スプーンも持っているそうです。残念ながら、医者が食事の時間に立ち会えることは少ないので、報告だけ受けていました。

施設へ入所するための書類を持ってこられた家族に、経過を報告するとびっくり仰天。まさか、食べられるようになると思っていなかったそうです。食べられるようになったことは、施設に報告してもらわないと、訪問看護が変わってきます。

実は、以前入院していた病院で、むせるからPEGしか無理とはっきり言われたそうです。でも、むせて肺炎になっても薬で治せば言い訳で、何でそんなことを言うんだろうと思いました。

あきらめず、タイミングを見計らって、粘ってみる。そんな姿勢がなくなってきているのかもしれません。