年末年始 休診のおしらせ
Posted on: 土曜日, 12月 26th, 2015 in: クリニックより2015年12月27日(日)~2016年1月6日(水)までお休みさせていただきます。
休診期間中は予約に関するご返信などはすべてお休みとなります。
ご返信は1月6日より順次対応させていただきます。
期間中、ご迷惑をおかけ致しますが、ご理解の程よろしくお願いします。
2015年12月27日(日)~2016年1月6日(水)までお休みさせていただきます。
休診期間中は予約に関するご返信などはすべてお休みとなります。
ご返信は1月6日より順次対応させていただきます。
期間中、ご迷惑をおかけ致しますが、ご理解の程よろしくお願いします。
今年のブログの書き込みは本日で終了します。明日から冬休みに入ります。休み中は頭を休めることにします。
今年最後の話題として、血液型と性格には関連性があるという論文がだされたことを報告します。血液型占いを否定する人にはショックな出来事かもしれません。
私は、血液型占いがどうであれ、話題提供にはとてもいい話だと思っています。以前、東京大学のHLAの血液型で著名な先生に”先生の血液型はなんですか?”と平気で聞いたことがあります。
彼の返答はHLAの型ではなくて”A型なんですよ”という答えでした。そのあと、教授と名のつく人ばかりの集まりなのに、やたら血液型で盛り上がったんです。
偉い先生でも、血液型による性格の違いに興味があるんだと面白かったんですよ。医学的に関連性があるということになると、ますます面白いですね。
私のたわいもない話に、一年お付き合いくださってありがとうございます。来年も、いろんな話題提供をしていきたいと思います。良いお年をお迎え下さい。
高齢者が海外旅行に行って肺炎になると治療費が国によっては数千万円にもなるそうです。脳疾患や心疾患の発症も多いそうです。旅行保険の会社が報告しているから本当なんでしょう。
海外では医療保険は使えないので、旅行保険に入っておくことはもちろんのことですが、肺炎など病気にならないように普段から気を付けておかないとなりません。
飲んでいる薬は一般名の英語表記じゃないと通じませんし、お薬手帳なんてまったく意味がありません。海外に旅行される前に、調べておく必要があります。
英語での診断書はどのクリニックでも書いてくれるわけではないので、普段から書いてもらえるところを探しておいたほうがいいと思います。
普段何気なく立っている立ち姿勢が膝に負担を与えているかもしれません。それで、膝が痛いという人には立ってもらいます。多くは両足をそろえて立っています。
足をそろえると体の重みが外側から内側に集中してしまうと思います。両足の間に少し隙間を作るほうが体重は分散されて膝への負担が減るように思います。
膝が痛い人の多くは、内側の軟骨が減っています。内側ばかり負担がかかるのは重さがそこに集中するからだと思います。そんなことから、立ち姿勢を見るようになりました。
整形外科医ではないし、レントゲンもないので、外観から痛みを判断しています。痛くなるのには必ず原因があると思うので、いつもそれを考えて診ています。
咳の種類によりますが、空咳には麦門冬湯、ホクナリンテープ、ムコダインドライシロップを出しています。それでも止まらないときは薬局で売っている咳止めのブロン液や龍角散ダイレクトを勧めています。
ムコダインはなぜか錠剤よりドライシロップのほうが効くのです。甘い部分が効くのかもしれません。去痰剤なのに咳を抑えるんです。特に空咳にはいいようです。
咳をしっかり止めたうえで、風邪によるものであれば抗生物質を追加したり、逆流性食道炎によるものであれば、H2ブロッカーを追加します。
咳は薬でしっかり押さえることが重要です。咳をするたびに気道をすごい勢いの風が吹いているわけで、粘膜を痛めてしまいますから。病院でもらった薬で咳が止まらないときは、是非薬局で薬を買って飲んでください。
クリニックで受診手続してから、診察を受けずに帰られた方がいます。受付の札に糖尿病内科と書いてあったのを見て帰ったそうです。
咳が出ているので、呼吸器内科じゃないとダメだと思ったみたいです。でも、逆流性食道炎で咳が止まらない人が多いので、本当は消化器内科かもしれません。
ホームドクターという概念がちゃんとしていない日本独特の光景だと思います。患者さんが自分の判断で受ける医療機関を選ぶこと自体が間違いだと思います。
ちなみに、呼吸器内科では喘息やCOPD(慢性閉塞性肺疾患)を扱っています。咳が出る人には気軽にぜんそくの吸入薬が出されたりするんですよ。
死期がわかるという話を聞きました。死期が近づいた人は後ろが透けて見えるそうです。そんなこともあるのかもしれません。私はどうなのか、聞いてないのに”しっかり見えてます”と何度も言われました。
私は、何度も死にかけているのに死なないので、死なない体質なんですと言いました。老衰はあるかもしれないけど、何かをやり遂げないと死ねないのだと確信しています。
私には霊感はありませんが、直感は鋭いようで、症状の原因のほとんどはわかります。占いのように、ピタリと当てるのです。占いのような診療をしていると話していた医者もいます。
みんなおんなじようなことを思っているんだなと思いました。死についてはいつも考えています。亡くなった方が納得できたのかどうかいつも思っています。後悔しないために、今を精いっぱい生きたいものです。
ある病院の閉鎖が急に決まり、患者さんの搬出が行われました。午前中に決まったようで、午後から重症患者の搬送だったので大変でした。
よくはわからないのですが、管理医師が突然死されたのだと思います。管理医師不在になり当直医がいないと。前から、医師不足だったようですが、あまりに突然でびっくりしました。
昔は救急をかなりとっていた病院だそうで、病院の末路ってこんなものなんですねと事務の方がボソッと言いました。スタッフは職を失うわけですが、意外と平然としていました。
いつもの日常に見える中で、救急車も使って搬送は無事終わりました。忙しかったけど、なんかすっきりしない気分に陥りました。
アメリカにはもうあるそうですが、日本にはありません。コンシェルジェ医療とは富裕層相手に往診で質の高い医療を受けてもらうものです。
私が目指しているのはそういう医療ですが、保険診療でこれを行うとかなり厳しいです。でも、高い保険料を払っているのだから、なるべく保険が利くようにしたいのです。
コンシェルジェ医療に近づけようとすると一人にかける時間が長くなるので、完全予約制しか無理だし患者さんにも時間を守ってもらわないと無理です。
長いこと待たされて、あっという間に診察が終わるような診療が常識の時代から、コンシェルジェ医療が常識の時代に変わればいいと思います。そのためには、保険医療制度も変えてもらわないとなりません。
今の医療制度なら、医者になりたてのドクターに見てもらっても、ベテランの医者に診てもらっても同じ金額ですから。おかしいと思いませんか?
足のたこや魚の目で悩んでおられる方がたくさんおられます。バイト先では鶏眼切除もしていますが、なかなかよくなりません。ところが古い薬で塗るだけで治ることがわかりました。
ある病院の理事長をされている年配の先生から聞いたのですが、アトピーの治療にサリチル酸ワセリンがいいと。薬自体を知らなかったので自分で使ってみようと処方してもらいました。
たまたま、クリニックの患者さんで使っている人に話を聞いたのですが、固くなっている部分にいいと。自分に試す前に、東京から来てもらった鮨屋の大将が困っておられたので、私の分を渡したのです。
毎日塗っているだけでよくなったと報告が来ました。痛かったみたいで、大将は大喜びだそうです。スピール膏を貼ってもずれてしまってよくならなかったそうです。
スピール膏と成分は同じなので、なるほどと思いました。これからは、削るなどせず、塗り薬を出していこうって思いました。