高血糖と低血糖のひらいクリニック

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ひらいクリニック

   外科OGTT脂質異常症甲状腺消化器総合診療科

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リハビリが思いのほか効果ありました

Posted on: 水曜日, 11月 30th, 2011 in: クリニックより

介護保険のリハビリは足をさするだけだと言う家族の話から、自費のリハビリを手配しました。寝たきりだった人を筋肉を伸ばすストレッチから始めて、ベットから起きる練習、座る練習から、最後は自力歩行まで持っていけました。たった1時間で、7ヶ月間寝たきりだった人を動かしたのですから、すごい話です。

保険診療でのリハビリは15分しか認められてないと、理学療法士から常々聞かされていました。15分では何もできないことは、母のリハビリの時にも聞きました。実際、運動でも30分はウオーミングアップです。15分では、ウオーミングアップもできませんよね。国の方針は、リハビリをする気がないとしか思えません。

それで、今回は自費でのリハビリの提案をしました。仕事の合間なので、理学療法士も大変です。でも、よくなってほしいという思いが強いので、本当にいい仕事をしてくれました。

保険診療で認められていることが、いかに無意味かということを再び証明できたと思います。

インシュリンが要らなくなりそうです

Posted on: 火曜日, 11月 29th, 2011 in: クリニックより

インシュリン注射で治療中の患者さんがいます。5年ほど前にインシュリンに変わったと話されていました。でも、その時インシュリンじゃないとだめなのか説明がなかったから、自分はインシュリンじゃなくてもいいような気がするとおっしゃっていました。糖尿病になってから、仕事が忙しいために15年ほど放置されていたようです。10年ほど前から、ちゃんと治療をするようになったのですが、入院をきっかけにインシュリンに変わって、今まで続けておられます。

私も、インシュリン開始が早かったのではなかったかと思いました。もしそうだとすれば、自分のインシュリンが残っている可能性があるのです。内服での糖尿病治療でも、行ったんインシュリンに変えてから、内服に戻すと薬の量が減らせる場合があります。糖毒性を切ると言う方法です。それで、今のインシュリン治療が効いているのかどうかを調べるために、糖負荷試験と24時間血糖測定を行いました。

結果は驚くものでした。今行われている強化インシュリン療法は全く聞いていなかったのです。毎食前の注射は、食後血糖の上昇を抑えるはずが、糖負荷試験の直前に売ってもらったにもかかわらず、血糖は300を超えました。また、Cペプタイドを図ると十分内因性のインシュリンが残っていたし、糖負荷試験でも、ゆっくりではありますが、遅れて出てくることがわかりました。

これだけ情報があれば、インクレチン治療に変更ができます。そうすれば、低血糖を起こすことがなくなるので、本人も楽になります。現在、BOTと言って、インシュリンの基礎分泌の補充だけ行っています。一日4回だった注射は、1回で済むようになりました。ご本人も面白い方で、食べ方や食べた内容によって、血糖がひどく変動することをご存じだったので、自分で食べ方を変えられていました。

一日2食にして、間で少し間食を取るようにしました。勝手にそうしましたが、いいでしょうかと言う質問でした。ところがこれが理にかなっているのです。糖尿病の方は、3食食べると前に食べた食事による血糖値が下がりきってないときに、次の食事が始まります。そのせいで、段々高い血糖値になってしまうのです。ところが、2食だと前の食事による血糖値が十分下がってから、次の食事が始まります。大変理にかなった方法なのです。

基礎インシュリンは10単位ととても少ない量なのに、ご本人の機転がよかったために、空腹時血糖は、130代に収まったのです。本当にすごいことです。血糖値の不安定さから起こっていた起立性低血圧も、起床時だけに減っているそうです。

そういえばと、昨日はなされたことがとても面白かったんです。インシュリン治療が始まったのは、足の親指が黒くなったから壊死になってるとの判断で、切り替わったそうです。ところが、ご本人が、あれは壊死ではなかったといいます。当時、犬を足でけっていたそうです。それで、血豆ができていたんじゃないかと。黒いものは、何日かしてぽろっと取れたそうです。

もし、壊死であれば、インシュリンに切り替えても治るはずがありません。だって、すでに腐っていると言うことですから。治ったこと自体が、判断ミスだったと言えるでしょう。でも、早めにインシュリンを使いだしたことは、結果的にはよかったと思います。当時はインクレチンが開発されていなかったのですが、今ならインクレチンが使えますから。。。

医者任せの医療ではなくて、病状を一番よく知っている患者参加型の医療、それが功を奏した例だと思います。これから徐々にではありますが、リハビリをして歩けるようになっていただきます。彼にはまだしなくてはならないことがたくさんあります。寝たきりにはさせられないのです。

異業種の会に参加してきました

Posted on: 日曜日, 11月 27th, 2011 in: クリニックより

ある歯科医が中心になって開いた、異業種の会に参加してきました。年齢もまちまち、職業も出身地もまちまちでしたが、それでも面白い話の展開になり、楽しいひと時でした。歯科医のほかに、内科の女医さんもいました。私と看護師を入れても、医療関係者は4人、かばん屋さん、本屋さん、スパイ。。。。それ以外の人の職業は、聞いたのかもしれないけど忘れてしまいました。

集団生活をされている方もいました。地方から出てきた方、地方へ戻られる方、いろんな方がいましたが、政治の話にもなりとても面白い会話になりました。

実は、私のほうでも異業種の集まりの会を計画中です。こっちは、医療を取り巻くほかの業種を集めて、医療をどうしていったらいいかという、ビジネス中心の会になります。かなり前に、企画をしたのですが、忙しくてほったらかしになっていたので、なんとかしないとならないなと思いました。

私の交友関係は、医療以外の分野の人のほうが多いです。医療関係者が集まると話す内容が大体同じことばかりなので、面白くないんですよ。その点、他業種の人の集まりは、いろんな観点から医療についても意見が聞けるので、大変面白いです。

そういった集まりの中で、新しいビジネスの話も持ち上がり、進みだしていくのを見ているととても楽しいです。

今日は、大阪の知事選と市長選。。。。

どうなっていくのでしょうね。。。大阪は。。。

ま、政治には何も期待はしていませんけどね。。。

骨盤底筋群の体操を始めました

Posted on: 土曜日, 11月 26th, 2011 in: クリニックより

昨日、ひとりの患者さんを迎えて、骨盤底筋群の体操を始めてみました。体操の前後で、膣内圧を測定したのですが、明らかな変化が出ました。ピーク値が上がったことはもちろんのこと、少し落ちてからの持続時間が長くなったのです。本人からは、どこを締めたらいいか実感できるようになったと感想をいただきました。これから、毎週金曜日の午後に続けて行こうと思っています。

骨盤底の緩みは、径膣分娩された方の半分に及ぶそうです。若い間はあまり症状は出ませんが、年齢が高くなると子宮脱や膀胱脱として症状が出てきます。出産後3カ月目から鍛え始めたほうがいいようなので、まだ症状の無い方も是非受けていただきたいと思います。

子宮がん検診をしてると、子宮脱にはなっていないものの、将来なりそうだなと思う方は多く見られます。病気になってからしか医者は話をしないので、是非ご自分から、聞いて見られたらいいと思います。”将来、子宮脱になりそうですか?”と。。。。

なってからでは大変なんですよ。それを見てきているので、早めに気付いてほしいと思います。

健康維持のためにも言いたいそうなので、是非受けてみてください。

介護保険が寝たきりを増やしているとわかりました

Posted on: 金曜日, 11月 25th, 2011 in: クリニックより

最近は、長期入院ができないので、早めに退院させてリハビリは自宅で行うようになっています。そうなった際、医療から介護にバトンタッチされます。ところがここでびっくりすることがわかりました。ケアマネージャーなど介護の人たちは、要介護度が高いほうが点数が高く取れるので、要介護度を低くしようとはしないのです。患者さんには、要介護度が高いほうがたくさんサービスが受けられますよと説明されます。でも、患者負担も増えるんですけどね。。。

事業として考えれば当たり前のことです。儲かるように仕組んでいかないと、事業としては成り立ちませんから。ところが、同じことが、生活保護の分野で役所がやっていることがわかりました。こっちは、経費を少なくするためです。リハビリをすれば歩けるようになりますと申請しても、歩けたからと言って何が変わることもないから必要ないと却下されるそうです。確かに、生活保護の人が歩けるようになったからと言って、急に元気に働きだすとは限りません。

でも、歩けると言うことが人間にとってどれだけ重要かわかっているのでしょうか?ある高齢の女性の方は、リハビリで歩けるようになるかもしれないとわかり、生きる気力を取り戻し、隠してきた乳がんを打ち明けて、手術を受けられました。彼女は、生きる気力を失っていたから、人に迷惑をかけたくないと乳がんができていることが分かっていて隠していたのです。3年以上前から気づいていたようなので、とても辛く不安だったと思います。でも、高齢なのに乳房切断という方法をとり、早く家に戻ってリハビリを始めたいとおっしゃってたそうです。

歩くと言うことは、自由を得る最初の手段です。歩けないと、どこにいるか決めることすらできません。動かしてくれる人の意思で居場所も決められます。自宅にいるのか、施設に入れられるのかすらも、本人の意向が後回しにされます。ところが、歩くことができれば、自宅内でもリビングにいたければそうしますし、ベットに戻りたければそうできます。ほんの少しのことでも、自由が取り戻せるのです。

介護保険も生活保護も見直しが必要だと感じました。寝たきりにだけはなりたくない。それは税金を納めてきた国民としての権利だと思います。

Tシャツがなかなか見つかりません

Posted on: 木曜日, 11月 24th, 2011 in: クリニックより

Tシャツのいいものを探しているのですが、なかなか見つからないのです。と言っても、あまり洋服を買いに出かけることがないので、それもいけないのですが。。。元々、縫製の問題などから、男性ものの小さいサイズを好んできていました。スポーツ用品店で、買うことが多かったのですが、最近行くことが難しいのです。

昨日は、近くのショップで見てきましたが、少し大きすぎたようです。今は長袖を主に探しています。なぜ女性ものを着ないかと言うと、最近は細身に作られていることも理由ですが、乾燥機にそのままほりこむとちじんでしまったりして、着られなくなるからです。

多少荒っぽい扱いをしても、痛んだりしにくい男性ものがいいわけです。

どこか、いいショップをご存じの方は、教えてくださいな。。。。

木曜日の夜診について

Posted on: 水曜日, 11月 23rd, 2011 in: クリニックより

4時から7時で、脳神経外科医を中心として夜診を始めました。当面は、私の診察も行いますので、夜のほうが都合がいい方は、予約をお取りください。夜診では、めまい、頭痛、物忘れなど脳に不安のある方のご相談に乗っています。私自身も脳神経外科病院で、救急を受けていましたので、脳に関してアドバイスはできるのですが、専門家に話を聞いてもらうほうが安心していただけると思って、診療をお願いしました。

また、私にかかっているけど、治療方針などに疑問をお持ちの方は、是非近藤医師にご相談ください。ひとりの医者の意見だけでは、解決が難しいこともあります。セカンドオピーニオンと言うめんどくさい方法をとるよりも、受診と言う形のほうが話しやすいと思って、外来を開いてもらいました。

また、この時間帯には、フットケアと皮膚のメンテナンスに精通している看護師が来ますので、そのあたりも気軽にご相談いただけます。まずは受診と言う形が必要ですが、皮膚の相談という形で、予約を入れていただいたらいいと思います。

小さいいぼ、しわなど、美容整形的なこともこの時間で行っています。いぼを取ることは、手術と言う形を取らずにできますので、気楽にご相談ください。

また、現在どこかの医療機関にかかっているが、治療内容が理解できていない方、治療に疑問を持っている方のご相談も受け付けています。特に、脳神経外科では精神疾患を得意としているので、うつ病で治療を受けておられる方などのご相談が可能です。

気楽に医療を受けてもらおう、それがクリニックの方針です。是非、一度おとづれてください。

女性特有の疾患について

Posted on: 火曜日, 11月 22nd, 2011 in: クリニックより

乳がんと子宮がんについて調べていました。検診を含め、事細かにガイドラインで定められています。どうしても納得がいかないのが、子宮頚がん検診で、細胞診がⅢa(昔の分類です)と出た場合、3カ月後に再検査と決まっています。でも、Ⅲaであれば90%はがんにはならないのです。問題は、子宮頚がん検診が簡単な方法ではなくて、恥ずかしさや、人によっては痛みも感じます。どこの医療機関に行ってもできるものではなく、たいがい産婦人科で受けるのですが、かなり待たされるし、産婦人科には妊婦さんや出産後で赤ちゃんを連れた人も来られています。がんの再検査でおとづれるには、あまりいい環境とは言えません。

乳がんについてもそうです。マンモグラフィーは、痛みを伴いますし、人によってはひどい屈辱を感じます。石灰化が見つかった場合、がんかどうか不明な場合は、3カ月後と言うことになります。石灰化が淡い場合は、これが2年近く繰り返されることがあります。

男性特有のがんで、そういったものがないか考えてみましたが、前立腺がんぐらいしか見当たりません。前立腺がんの場合、採血検査でいいようなことを書かれています。でも、腫瘍マーカーと言うのは、早期では上がらないのに、なぜ早期発見をしようとしないのでしょうか?子宮がんや乳がん検診で行われているような、細胞診などをルーチン検査にしないのでしょうね。

前立腺がんでも、細胞の検査は可能です。尿道に膀胱鏡を入れて、前立腺を直視しながら、細胞や組織を採取できるはずです。ただ、下半身麻酔が必要なので、実用的ではないのでしょう。

ここで、がん検診を決めている人、ガイドラインを決めている人を考えると、ほとんどが男性だと思われます。女性特有のがんの学会でも、ほとんどが男性医師ですから。乳がん検診や、子宮がん検診を体験したこともないし、同様の痛みや恥ずかしさを伴う検診を受けることのない男性に、なぜ決められなければいけないのでしょうか?

男性のがん死亡の一位は、肺がんのようです。働き盛りの人がなることも多いので、それならもっと肺がん検診をアピールして、早期で見つけていかないとならないのではないでしょうか?肺がんの検査の中には、気管支鏡と言うかなり苦しい検査もあります。でも、局所麻酔だけでできるので、前立腺がんの早期発見を考えるより、現実的だと思います。

実は、最近知り合いの方のご友人が、肺の腺がんで亡くなられました。私の友人も、50歳で肺の腺がんでなくなりました。お二人とも男性です。働き盛りや、地域で中心になって活動されていた方です。腺がんは、発見が遅くなるため、予後は非常に悪いです。でも、抗がん剤が発達したので、治療がないわけではないのです。

今年度の大阪府医師会の新規入会者の半分は、女医だそうです。これだけ女医が増えてきたんですから、女性特有の疾患は、女性たちで考えるから、男性たちは男性に多い疾患の対応をしたらいいんじゃないですか?と言いたくなります。ガイドラインと言うのは、各学会が出しているもので、法的な拘束力はありません。現場の医師たちは、ガイドラインどうりにやらないと訴えられるときに負けると言っていますが、弁護士に聞くとそうではないようです。

私は、ガイドラインはどの分野でもまだ未完成だと思っているので、勉強はしても従うつもりはありません。人それぞれの生活環境の中で、どういった方法が一番利益になるのかを考えるべきで、知らない人が作ったものなどあてにするつもりはないからです。

医者同士の横のつながりは非常に希薄です。それを患者さんたちがつなげていってくれないかと思っています。医療をいいものに変えるには、患者さんたちの協力が絶対に必要なのです。

印刷業界の変化

Posted on: 日曜日, 11月 20th, 2011 in: クリニックより

クリニックをリニューアルするにあたって、名刺やパンフレットなどいろんなものを印刷しなおそうと思っていました。今までお願いしていたところではなく、知り合いの経営が苦しいところにお願いしていました。今までは、ネット上で試作品、校正、発注などができていたのですが、知り合いの会社は、そうはいきませんでした。

すでに仕上がっている原稿は、データで渡していたのですが、そのままでは使えないとのことで、やり変えていたようです。印刷に使う機械などで、若干の違いがあるのかと思い、そのままお願いしていたのですが、これが大きな間違いでした。3種類の見本が出来上がってきたのですが、当初のデザインとまったく違うものになっていて、説明では、そのほうが安く仕上がるとか、見栄えがいいとかでした。

試作品を作った人は、基本的なデザインは変えていないとのことでしたが、こちらから見ると全く違うものになっています。どうして考えが違ってくるのか、それが不思議でした。

実は、ここには、文字で認識しているか、絵として認識しているかの違いがありました。

昔の印刷は、文字主体で行われていたと思います。なので、文字を読みやすいようにレイアウトします。今の印刷物は、全体のレイアウト重視で、文字はわざと薄くしたり、読みやすいようには考えません。文字も一つのデザインとしてとらえているのですね。バランスのためには、必要事項をすべて書かなかったりします。たとえば、ファックス番号は、末尾の一つの番号が違うだけということが多いので、末尾の4ケタしか書かなかったりします。HPのアドレスについても、htttp//:は抜いてしまうことが多くなっています。

以下にシンプルにして、伝えたい一つのことを浮き上がらせるか、そういったことが印刷技術にも必要になってきています。

縦書きと横書きの文章では、表紙と裏表紙が逆になるそうです。元々、日本語は縦書き文化だったので、欧米から横書き文化が入ってきて、2種類のパターンになったのだと思います。しかし、今それを気にする人はいませんし、むしろ逆にしているほうが、意外性があっていいのだと思います。

知らずにやってることと、知っていてやってることは違うと思います。いくら伝統であっても、伝統を守ろうとするあまり、他のことに負担をかけてしまってはよくないと思います。いろんなことを知った上で、あえて変えていく、それがいま求められているものだと思います。

上顎洞炎になってました

Posted on: 土曜日, 11月 19th, 2011 in: クリニックより

3日前に、急にほっぺたと歯が痛くなりだしました。治療が終わったところの歯だったので、歯に原因があるのかなと思ったのですが、それにしてはほっぺ迄痛いのはおかしい。それで、急いでジェニナックと言う抗生物質を飲み始めました。私の場合、他の抗生物質は効かないからです。鎮痛剤で痛みを抑えながら、耳鼻科の主治医にメールで連絡を取り、昨日CTを取りました。CTの結果が出るころに、主治医からの連絡も来て、症状から上顎洞炎だと。。。なるほど、CTでかなり膿がたまっていました。

治療方針に間違いはなく、追加指示を受けて治療を続けていますが、治るのに1カ月ぐらいかかるようです。見た目は、腫れているわけではないので、元気そうですが、膿を持ちながらの生活ですね。

昨日は、往診も始めました。前から頼まれていた方ですが、行ってみたら思った以上にお元気だったので安心しました。ついでに、ご家族の相談も受けてきました。お二人を見るのに3時間ほどかかりましたが、かなりいろんな情報が入ったので、今後の治療方針も立てやすくなりました。こういった診療は、診察室ではできないものです。日常生活の中でしか知りえない情報もあります。今置かれている生活環境を、考慮したうえで、治療方針を立てていかないとなりません。

おしりの説明書についても、進展がありました。印刷を急いでいたのですが、本として出版することになり、もう少し時間がかかることになりました。しかし、いいものを作りたいので、あわてずに薦めて行こうと思います。

昨日は、ついでに空堀界隈を歩いたのですが、とても素敵なお店が多い地区で、人もあったかい感じがしました。休みの日にゆっくり探索してみようと思います。