高血糖と低血糖のひらいクリニック

アクセス
内科/外科/糖尿病・内分泌内科/消化器内科/肛門内科/形成外科/ (予約優先) ひらいクリニック 大阪市中央区南船場3-2-6 大阪農林会館 B-1号室 TEL06-6125-5350 FAX06-6125-5351

ひらいクリニック

   外科OGTT脂質異常症甲状腺消化器総合診療科

Home >> 11月, 2008

ヘルペスって。。。

Posted on: 土曜日, 11月 29th, 2008 in: クリニックより

  ヘルペスとは皮膚の感染症ですが、ヘルペスウイルスによって水ぶくれが出来る状態です。
  一般的にヘルペスと呼ばれているのは帯状疱疹といって、痛みを伴う水疱のほうです。子供のころにかかる水ぼうそう(はしか)のウイルスが神経の中に残っていて体力が低下したときなどに帯状疱疹として皮膚に出てきます。皮膚病のように思いますが、実際は神経の中に原因があるので早い目の治療が重要です。症状が軽度の場合は抗ウイルス剤の内服を一日5回 7日間行います。症状がひどい場合や水疱の範囲が広い場合は一日3回の点滴治療が必要になります。早い目にきっちり直さないと神経痛が残ってしまいます

  ほかに単純ヘルペスと言うものがあります。こちらは痛みが少ないので、にきびやおできなどと思い違いしている場合があります。口角にできることが多く、繰り返す口角炎はヘルペスによる可能性が高いです。また、接触感染をするので、性器ヘルペスや乳頭ヘルペスと言う形で出る場合もあります。全身のどこでもおこり得ますので水疱を見た場合は病院を受診してください。

睡眠導入薬について

Posted on: 土曜日, 11月 22nd, 2008 in: クリニックより

 睡眠導入薬は寝つきが悪い場合の治療に使われます。寝つきだけ悪い場合は超短時間型、寝つきも悪く夜中に何度も目が覚める場合は短時間型や中間型を使用します。半減時間が長くなると翌日に眠気が残ります。効かないからといってたくさんの量を一度に飲むと眠気が抜けるのに時間がかかりますので注意してください。自殺目的で使用される方があるようですが、大量に服用しても命を落とすことはありません。

suimindounyuu.jpg

抗不安薬について

Posted on: 土曜日, 11月 15th, 2008 in: クリニックより

 抗不安薬は作用の強さ、持続時間などで分類されます。不安やイライラを和らげることから不眠症(とくに夜中によく目が覚めるタイプ)の治療薬にも使われます。イライラが取れて”ほっとする”ので、薬が強すぎると眠気が出てきます。初めて使うときにはリーゼやデパスがいいでしょう。デパスは肩こりを伴うような不安に効果があります。抗不安薬は医師の処方が必要です。

koufuanyaku.jpg

自律神経失調症について

Posted on: 土曜日, 11月 8th, 2008 in: クリニックより

 体調が悪くて、病院で検査をしてもどこも悪くないとき”自律神経失調症”と言われます。

 自律神経とは自分でコントロールできない神経です。逆に言うと意識しなくても自動で動いている神経です。自律神経には交感神経(活動するための神経)と副交感神経(休憩するための神経)があります。朝になると交感神経が働いて元気が沸いて、日常の活動を行い、夜になると副交感神経が働いて、睡眠など体を休憩させると言うように自動的に切りかわります。
この適正な切りかわりが出来なくなった状態が自律神経失調症と言うことになります。

 昼間元気に活動している最中に勝手に副交感神経に切りかわってしまうとめまい、不安感、動機などさまざまな症状をおこします。更年期症状の一部も自律神経失調症だと言われています。
 血液検査などでわかるものではないので、診断は難しいです。多くはいろんな検査をして異常がないのに症状が消えない場合に”自律神経失調症かもしれませんね”と言うことになります。症状についてはありとあらゆるものが出るので、これと言った典型的な症状はありません。精神科的な症状も出ることがあるので、精神科を受診してしまう場合もあります。

 治療としては内服薬がありますが、薬のみでよくなるものではありません。
生活を整え、ストレスを回避して、体を休め、環境を変えるなど自分の努力も必要になります。鍼灸やマッサージなどで回復する方もあります。あきらめずにいろいろ試してみましょう。

11月4日より診療体制が変わります。

Posted on: 月曜日, 11月 3rd, 2008 in: クリニックより

sinnsatuhyou.jpg

最近むくみやすくなっていませんか?

Posted on: 土曜日, 11月 1st, 2008 in: クリニックより

 むくみ、寒がり、意欲の低下、皮膚の乾燥、体重の増加、便秘などの症状がある場合、甲状腺機能低下症かもしれません。甲状腺ホルモンは代謝をよくするホルモンなので、減少すると体の活動が低下します。ひどくなると精神障害や記憶障害をおこすことがあります。老人におこると”認知症”と判断されることもあります。

治療は甲状腺ホルモンの内服です
 身近な方で”最近元気がなくなってきたなあ”と思う方があれば一度検査を受けるようにアドバイスをしてあげてください。本人は変化に気づかないことが多いのです。

検査は血液検査で甲状腺ホルモンを測定することで診断がつきます。