ヘルペスって。。。
Posted on: 土曜日, 11月 29th, 2008 in: クリニックより ヘルペスとは皮膚の感染症ですが、ヘルペスウイルスによって水ぶくれが出来る状態です。
一般的にヘルペスと呼ばれているのは帯状疱疹といって、痛みを伴う水疱のほうです。子供のころにかかる水ぼうそう(はしか)のウイルスが神経の中に残っていて体力が低下したときなどに帯状疱疹として皮膚に出てきます。皮膚病のように思いますが、実際は神経の中に原因があるので早い目の治療が重要です。症状が軽度の場合は抗ウイルス剤の内服を一日5回 7日間行います。症状がひどい場合や水疱の範囲が広い場合は一日3回の点滴治療が必要になります。早い目にきっちり直さないと神経痛が残ってしまいます
ほかに単純ヘルペスと言うものがあります。こちらは痛みが少ないので、にきびやおできなどと思い違いしている場合があります。口角にできることが多く、繰り返す口角炎はヘルペスによる可能性が高いです。また、接触感染をするので、性器ヘルペスや乳頭ヘルペスと言う形で出る場合もあります。全身のどこでもおこり得ますので水疱を見た場合は病院を受診してください。