高血糖と低血糖のひらいクリニック

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ひらいクリニック

   外科OGTT脂質異常症甲状腺消化器総合診療科

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3個買ってしまう癖があります

Posted on: 日曜日, 1月 31st, 2016 in: クリニックより

かわいいお菓子を見つけると、いつも3個買ってしまいます。誰に上げるか考えているわけではなくて、とりあえず買って、適当に配っている感じです。

最近も、鯛の最中でかわいらしいものを見つけたので、3個買ってきました。3色入りだったので、9個になります。スタッフみんなで味見をしました。

ところが、その翌週、また同じ対の最中を3個買ってきてしまったのです。とりあえず、食べずに飾っています。見た目がかわいいとついつい買ってしまいます。

いつも、3個買ってしまうのはなぜだろうって思ったとき、姉妹3人だったからかなと思いました。妹たちとはもう連絡も取っていないのですが、つい、妹の分も買ってしまうんでしょうね。

延命はしてほしくないと訴える友人。。。

Posted on: 土曜日, 1月 30th, 2016 in: クリニックより

がんになったわけでもないのに、がんになったら抗がん剤もしてほしくない、延命処置はしてほしくない、尊厳死を望みますとしきりと訴える知人がいます。

安らかな死を望むのは誰しもだと思います。ところが、死に方は決められないのです。がんになってもがんの種類によって亡くなるときの状況は変わります。

一番楽なのは、肝臓かもしれません。肝性昏睡という昏睡になるからです。でも、それまでに、腹水がたまったり、食道静脈瘤になったりと大変かもしれません。

一番大変なのは肺がんかもしれません。息が苦しいのはどうにもしてあげられませんから。最後は眠らせてあげることしかできません。

いい死に際を迎えてもらうことは大変難しいことなんです。それでも、日々、苦しくないようにって考えています。

最初の選択ミスが、その後もひきづった話。。。。

Posted on: 金曜日, 1月 29th, 2016 in: クリニックより

ある方から聞いた話です。病院を選択するときに、入院になったら。。。。と考えて二か所の医療機関のうち、新しいほうを選んだそうです。ところが、そのことが後々まで影響したようです。

選んだ医療機関で受けた検査で若い先生の教育に使われたために大変痛い思いをして、その後に紹介された病院でも同じようなことが起こり、何度も嫌な思いをされたそうです。

大きな病院では若手の教育があるため、ある程度は仕方ないことなのですが、話を聞いていると患者さんへの配慮がまったくできていないと感じました。

最初に候補に挙げていたもう一つの病院は、専門分野としても有名で、私が相談されていたら、そちらをお勧めしていました。最初に新しいだけで病院を選んでしまったからとご本人は後悔されていました。

最初の選択が間違っていたためにという事例はよく見かけます。何が重要かをじっくり考えたうえで、選択したほうがいいですよね。

意思の決定は脳が決めているそうです

Posted on: 木曜日, 1月 28th, 2016 in: クリニックより

運命は決まっているとよく言われます。私たちが、何かを選択するとき、自分の意思でやっていると思っていますが、脳の研究から、すでに脳が決定しているとわかっているようです。

脳の研究から、些細なことは自分で意思決定していても重要なことは脳がすでに決めているから自由意志というのはないということらしいです。確かに、迷っている時点ですでに気持ちが固まってると感じます。

そんな話を聞いていて、マトリックスという映画を思い出しました。人が生活していることもすべて脳の中だけで行われていることで、現実ではないという話です。

何かに動かされていると感じることがよくあります。神様に試されていると感じることもあります。逆境に立たされた時、どう行動するかを誰かに見られていると感じることもあります。

脳が決めた運命って、信じたくなるのは私だけでしょうか?

日曜日にのどが治らないって人を見ました

Posted on: 水曜日, 1月 27th, 2016 in: クリニックより

日曜日に”病院に通院してたが、のどの痛みが治らない”って方を二人見ました。二人とも、病院から投薬を受けていましたが治っていないようでした。

一人の方は、扁桃腺がパンパンに腫れて、白帯までついていたので、抗生物質の点滴が必要だと判断しました。この状態を見て、内服だけで経過を見られていたことが不思議でした。

もう一方は、状況はたいしたことがないのですが、症状がよくなったり悪化したりしていたので、逆流性食道炎を併発しているかもしれないと考えました。

ひとつの診断がついても、併発しているものがあるかもしれないということはいつも考えています。のどの痛みと逆流性食道炎の関係は意外と多いようですよ。

加算のからくり。。。。。

Posted on: 火曜日, 1月 26th, 2016 in: クリニックより

病院の領収書ってわかりにくいですよね。受診するたびに料金も違ったりします。医療機関側が最大限に収益を上げようとすれば、毎月2回受診してもらうことです。

月2回というのが一番コストパフォーマンスがいいのです。なので、毎月採血をされて結果を聞きに行かされる羽目になります。

一方で、大病院では3ヶ月投薬にして通院も3ヵ月ごと、採血結果は待ってもらって当日お話しています。これは、外来の混雑を避けるためです。

大病院からかかりつけ医に転院した人は、3ヶ月毎の受診で慣れているため、かかりつけ医は困ってしまいます。それなら、3ヶ月ごとに加算が取れるようにすれば、問題ないでしょう。

現在の長期投薬加算は1ヶ月以上は同じ金額です。それなら、1か月分ずつ出すほうが3ヶ月出すより得になるのです。でも、患者さんは毎月処方箋薬局に行く手間が増えます。

保険診療で求められることは、常に時代遅れです。良心的な医療に変えていきたいのであれば、時代に先行するやり方をやるべきです。強い指導力を持つ人が先導してくれたらいいのにと思います。

C型肝炎の勉強をしてきました

Posted on: 月曜日, 1月 25th, 2016 in: クリニックより

C型肝炎はインターフェロンが出来てから、治るかもしれない病気になりました。ところが、インターフェロンは効果がない人も多く、使えても3割程度しかよくならなかったのです。

おまけに、自殺してしまうなどの副作用もあり、導入時は入院が必要でした。落ち着いたら開業医でも投与をしていたのですが、気の長い治療でした。

その後、新しい薬が出て、どんどん治療も変わってきて、去年革命的な薬が出たので、ほとんどの人が治る時代になりました。ところが、ここでも問題が出ています。

5%程度の効果が出ない人はウイルスが突然変異してしまって、薬が効かなくなるんです。抗生物質に耐性菌がいるようにウイルスでも同じことが起きています。

C型肝炎は放置すれば必ず肝硬変や肝臓がんになるので、ちゃんと治療しないとなりません。肝炎が治っても、肝臓がんの発生は消えないかもしれないというのが今の不安材料です。

初詣に行かない人っているのでしょうか?

Posted on: 日曜日, 1月 24th, 2016 in: クリニックより

毎年、初詣に行っていますが、行かないという人はいるんだろうかと思いました。国民全部が初詣に行ってるとしたら、すごいことだと思います。経済効果もすごいんじゃないかと思います。

海外には、初詣の習慣はないのでしょうか?中国は、旧暦で正月をするそうなので、初詣はないでしょう。もともと、氏神様の考えから初詣があるのだと思うので、海外にはないでしょう。

でも、氏神様って、新しく作った住宅地にはいないんじゃないでしょうか?どうやって、氏神様のテリトリーが決まっているのかも不思議です。氏神様ごとの地図ってないんでしょうか?

気になりだすと止まりませんね。でも、初詣に行ってお札を新しくすると、気分が一新しますよ。

子持ちにしんを食べました

Posted on: 土曜日, 1月 23rd, 2016 in: クリニックより

子持ちししゃもにしてはでっかいなあと思ったら、子持ちにしんだったのです。にしんは、京都でそばに入っていたりしますが、乾かしたものしか見たことがありませんでした。

生のにしんを見たのも初めてだったのですが、にしんの子供が数の子だということも初めて知りました。焼き魚として売っていたのですが、これが意外とおいしかったのです。

数の子は正月用にきれいにされたものより、にしんの子として食べるほうが数段おいしかったです。ニシン御殿のことは聞いたことがありますが、数の子のほうで御殿が立ったのでしょうね。

にしんは日持ちがしない魚なのかもしれません。わたしが、子持ちにしんに初めてであったのも、北海道でしたから。。

シックデイのとき、なぜ血糖値があがるのか?

Posted on: 金曜日, 1月 22nd, 2016 in: クリニックより

シックデイのとき、糖尿病の患者さんは何も食べていなくても、高血糖になることが知られています。過度のストレスでも血糖値があがるので同じ原理なのだと思います。

シックデイのときに血糖が上がってしまう理由としてインスリン抵抗性が2倍に増えるとかかれていました。では、なぜインスリン抵抗性が増えるのでしょうか?

インスリンは血管内から筋肉などに血糖値を運ぶ役割をしています。インスリン抵抗性とはインスリンの効果が悪くなることなので、血管内から筋肉への運搬が減ってしまう状況です。

おそらく、過度のストレスがかかると、脳を守るために糖質を脳に優先的に運ぶからだろうと思います。生命維持を優先に考えた体の仕組みなんだと思います。

どんなことでも理由があって行われているので、それを推察することが重要なんだと思います。