延命はしてほしくないと訴える友人。。。
がんになったわけでもないのに、がんになったら抗がん剤もしてほしくない、延命処置はしてほしくない、尊厳死を望みますとしきりと訴える知人がいます。
安らかな死を望むのは誰しもだと思います。ところが、死に方は決められないのです。がんになってもがんの種類によって亡くなるときの状況は変わります。
一番楽なのは、肝臓かもしれません。肝性昏睡という昏睡になるからです。でも、それまでに、腹水がたまったり、食道静脈瘤になったりと大変かもしれません。
一番大変なのは肺がんかもしれません。息が苦しいのはどうにもしてあげられませんから。最後は眠らせてあげることしかできません。
いい死に際を迎えてもらうことは大変難しいことなんです。それでも、日々、苦しくないようにって考えています。