高血糖と低血糖のひらいクリニック

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ひらいクリニック

   外科OGTT脂質異常症甲状腺消化器総合診療科

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亜急性甲状腺炎が発見してもらえなかったそうです

Posted on: 月曜日, 10月 31st, 2016 in: クリニックより

首が痛くて、夕方になると熱が出て、あちこち行ったけど、風邪でしょうと言われたそうです。のどが痛いというので、風邪と思われたかもしれません。でも、本人は、首を触っていたかったといいます。

甲状腺じゃないでしょうかとも言ったそうです。違いますと否定されたそうです。最後は大学病院へ行って診断されたそうです。甲状腺ホルモンがたくさん出ていたそうです。

うちにくれば、すぐに分かったのにといいました。でも、何の病気かわからなかったから、といいます。開業医は、オールマイティじゃなきゃいけないので、どこに行っても診断つけてもらえないとならないんですが。。。

亜急性甲状腺炎はほっといても治るので、心配ないのですが、しんどかったようで、なまけ病だと家族に言われていたそうです。それは、ひどいですね。しんどかったと思いますよ。

目の手術を受けて、ストレスが増えてしまった方がいます

Posted on: 日曜日, 10月 30th, 2016 in: クリニックより

目の手術を受けて、よく見えるようになったのに、そのせいでストレス満載になった方がいます。年相応に見えなくなってくるというのは、意味があったのかもしれません。

ストレス満載になった理由は、よく見えるようになって自分のしわが気になって仕方なくなったようです。私から見ると、年相応で、以前と変わりないのですが、本人はそんなにしわがないと思っていたようです。

掃除でも同じことが言えます。一か所掃除したら、あちこち気になって掃除をしてしまいますよね。美容手術はある種そういうものかもしれません。一か所手術するとほかも手術したくなるんです。

何も手を加えないのがいいのかもしれません。年相応に、目も悪くなる方がいいんでしょうね。

高齢者の糖尿病治療を変更していっています

Posted on: 土曜日, 10月 29th, 2016 in: クリニックより

施設入所の高齢者がインスリンを打つと、何かと問題が生じます。病院と違って、夜は看護師がいないので、低血糖や高血糖になったら大変なのです。

高齢者は急に食べなくなったりするので、インスリンだと看護師の心配も付きまといます。残存膵機能を調べて、可能であればインスリン以外の治療へ変更しています。

変更途中で高血糖になったらどうしましょうと相談されました。血糖値を頻回にはかりましょうか?ともいわれましたが、測らなくていいといいました。意識障害を起こすようなら、病院へ搬送してくれと言ってます。

施設でとやかくするより、病院で対応したほうがいいからです。治療変更がうまくいったかどうかは1週間から1か月かかります。結果がわかるまでは、私も落ち着きませんけどね。。。。

レントゲンを取られたくなかったのかもしれません

Posted on: 金曜日, 10月 28th, 2016 in: クリニックより

レントゲン技師の顔が曇ったので、どうしたのか聞きました。ポータブルレントゲンの依頼が来たのですが、取りたくないようでした。

理由を聞くと、患者さんはかわいいお年寄りなのですが、レントゲンを取るとき痛い痛いというそうです。かわいそうで見てられないようでした。

そんなに毎日、取らないといけないもんなんですかねとつぶやいて部屋を出て行きました。そのあと、緊急事態の放送があり、現場に行くと蘇生処置が行われていました。

私も、手伝っていたのですが、程なく死亡確認となりました。部屋を出ると、例のレントゲン技師が立ちすくんでいました。先はなしてた人なの?と聞くとそうだと。。。

きっと、レントゲン技師が辛そうだから、レントゲンを取らなくていいようにしてくれたんだと思いました。でも、毎日レントゲンを取る意味があったのかどうかは不明です。

医者の燃え尽き症候群の治療に関して

Posted on: 木曜日, 10月 27th, 2016 in: クリニックより

医師の燃え尽き症候群に介入した調査結果がアメリカから報告されていました。介入することで、少し良くなるようです。アメリカにも燃え尽き症候群があるんだなあって思いました。

日本でも、死亡率が高い手術をしている外科医は、はやい時期に外科をやめて老人ホームの先生になってしまいます。

燃え尽きるんだと思います。でも、燃え尽きる原因は患者さんの死ばかりではありません。大変なリスクを抱えてやっているのに、時間が来たら帰ってしまう内科医と給料が変わらないからです。

日本でも、医者の燃え尽き症候群などの対策をしてほしいと思います。腕のいい外科医がどんどん現場を去っていますから。いずれ、外科医はいなくなってしまいますよ。

医者がストライキをすると死亡率が下がる

Posted on: 水曜日, 10月 26th, 2016 in: クリニックより

これは、葬儀屋さんのデータだそうです。確かに、治療しているつもりが悪化させてしまうことはよくあります。何もしないほうが良くなるんです。

施設往診していると、病院に入れたために悪化したってことは良く見ます。病院から施設に戻ってきて始めて口を聞いてくれたって事も良く見ます。

病院では余計なことをしてしまう傾向にあります。病気が治るはずもないのに、治そうとするのです。医者は病気が良くなるように手助けするだけなのに、治せると思っているのでしょう。

施設に戻ってきて、徐々に笑顔が出るようになったら、良かったって思います。病院でもう先がないとさじを投げられた人が、冗談を言うと笑うようになるんですよ。

そんなときは、あったかい気分になります。

上腕骨外科頚骨折の処置が正しかったようです

Posted on: 火曜日, 10月 25th, 2016 in: クリニックより

お年寄りの上腕骨外科頚骨折を見て、偏移がなかったので、三角巾とバストバンドで固定したのですが、後日整形外科の先生に聞いたら、それであっていたようです。

三角巾をなぜ使ったのか、それもなんとなくでした。過去にそういう症例を経験したわけでもなく、バストバンドの固定は聞いたことがあったかもしれません。

これでいいと確信できたのは、患者さんが痛みが治まったとうたた寝し始めたからでした。高齢者の場合、手術するかどうかは微妙だそうです。

私の母も同じあたりを骨折して、手術しましたが、良くなりませんでしたから。骨が付かなくて、プレートははずせなくなってしまったのです。リハビリにも時間がかかりました。

なので、必ずしも手術することが好ましいわけではないのです。

フォネティックコードって知ってますか?

Posted on: 月曜日, 10月 24th, 2016 in: クリニックより

相手にちゃんと伝えるために使われるもので、アルファベットのAからZまであります。良い機会なので、みんなで覚えて見ましょう!

ALFA
BRAVO
CHARLIE
DELTA
ECHO
FOXTROT
GOLF
HOTEL
INDIA
JULIETT
KILO
LIMA
MIKE
NOVEMBER
OSCAR
PAPA
QUEBEC
ROMEO
SIERRA
TANGO
UNIFORM
VICTOR
WHISKEY
X-RAY
YANKEE
ZULU

人はすべてを認知しているのではないそうです

Posted on: 日曜日, 10月 23rd, 2016 in: クリニックより

見たいものや聞きたいものだけ認知しているだけで、外界のすべてのものを認知するわけではないそうです。確かに、すべてのものを認知していると大変な情報量になりますよね。

お年寄りで、悪口だけ聞こえる難聴の方って良く聞きますよね。顕著な例だと思います。話しかけても、自分に話しかけられていると思わないと聞こえてない人も見ます。

見たいものや聞きたいものだけを認知するために、ヒューマンエラーが発生します。入ってくる情報を予測して聞いているので、間違って聞こえてしまう場合です。

予想外の回答が返ってくるとすぐに意味が出来ない場合があります。人は相手からの回答を常に予測して聞いているので、予想外の回答が来ると混乱を起こします。

私は、予想外のことを言うことが多いようで、よく聞き返されたり、びっくりしたような顔をされたりします。思考回路がちょっと変わっているようです。

医師の偏在をなくすための対策が取られるようです

Posted on: 土曜日, 10月 22nd, 2016 in: クリニックより

医師が都会に集中していることはよく耳にします。人口10万人に対して233人の医師がいるそうです。単純に計算すると一人の医師が429人を診る感じでしょうか?でも実際には違います。

大阪は病院が多いように思いますが、ある先生は少ないといいます。確かに、東京に比べたら仕事の選択肢が少ないと思います。

地方の医師不足を問題視されますが、人口密集しているところでなければ患者さんが集まらず、経営していけないのも事実です。

医師が不足している地域に、医者含めた医療従事者を投入するのであれば、それなりの収入確保してもらう必要があると思います。

北海道は医師不足が深刻なため、かなり条件のいい仕事があります。地域の努力も必要ではないでしょうか?