高血糖と低血糖のひらいクリニック

アクセス
内科/外科/糖尿病・内分泌内科/消化器内科/肛門内科/形成外科/ (予約優先) ひらいクリニック 大阪市中央区南船場3-2-6 大阪農林会館 B-1号室 TEL06-6125-5350 FAX06-6125-5351

ひらいクリニック

   外科OGTT脂質異常症甲状腺消化器総合診療科

Home >> 6月, 2009

ひざが痛いと運動ができない?

Posted on: 土曜日, 6月 27th, 2009 in: クリニックより

 ひざが痛いと運動が出来ませんよね。50さいころから起こってくる変形性膝関節症は誰にでも起こる老化現象です。痛いと動けないのは誰でもそうですが、動かないでいるとひざの周りの筋肉が衰えてますます悪化していきます。こういった場合はひざに負担をかけないかたちで、大腿四頭筋を鍛えなくてはなりません。

 イスに座り、片足のひざをまっすぐ伸ばしたまま、イスの高さまで足を持ち上げます。10秒くらいじっとしてゆっくりおろして5秒くらい休憩、また持ち上げます。これを片足づつ20回ほど繰り返します。慣れてくれば、1Kgくらいの重りをつけてすると尚効果的です。毎日繰り返すことで、ひざの周囲の筋肉が鍛えられ、ひざの痛みも減ってきます。

 少しなれてくれば、今度は片足立ちの練習をしましょう。はじめは壁に手をついてもかまいません。片足で立つ練習はバランス感覚の練習にもなります。片足ずつすることで、足の筋肉も丈夫になります。転倒予防にもなりますので、ぜひ毎日行ってください。

 もう少し慣れてくればスクワットです。ひざが痛くなければ小さいスクワットからはじめましょう。女優さんもやってますよね。やはり足腰を鍛えることが健康につながります。

 ひざはとても大事です。使い方を間違えると、ひざが曲がるのに曲げなくなってしまい、ひどい場合は自分の足を杖代わりに歩くようになってしまいます。ひざに板を当てて歩いてみましょう。とても歩きにくいですよね。ロボットでも最近はひざを曲げて歩きます。痛みが出てきたからこそ、ひざをいたわりだしてください。

のどが痛いのは鼻が原因?

Posted on: 土曜日, 6月 20th, 2009 in: クリニックより

 のどは乾燥に弱いものです。通常は息を吸うと鼻を通り、加湿・加温され、ほこりが取り除かれてのどから気管に入っていきます。数枚のひだがあり、空気と接触する表面積が大きくなるようにできています。粘膜からは1日に約1Lもの鼻みずが分泌され、粘膜表面を常に湿らせています。このうち約700mlは粘膜表面から蒸発し、空気の加湿のために使われます。残りの約300mlは粘膜表面にとどまって、ほこりの吸着に役立っています。また、ほこりは鼻の中の繊毛によってのどへ送られ、飲み込んだり、外に吐き出したりします。繊毛の運動は気温が5度以下になると急激に低下するといわれます。そのため、寒い外に長くいるとのどを痛めたり風邪を引いたりしやすくなるようです。

 梅雨の時期になると湿度が上がるので、冬のようにのどや鼻に気をつけなくなる傾向があります。でも、最近の建物は機密性が高く、空調をしっかりつけていると除湿もされます。そういった室内に長くいる方は要注意です。冬場ではないので、加湿器までは必要ないですが、少しのどがおかしいなと思ったらすぐマスクをしてください。天然の加湿器になります。また、鼻が詰ってるとのどの乾燥が速いので、なるべく薬か鼻を温めることで鼻の通りを良くしておいて下さい。風邪は予防が大事です。鼻をかわいがることが一番の予防です。

心臓の痛みは左?

Posted on: 土曜日, 6月 13th, 2009 in: クリニックより

 心臓は左にあると誰でもご存知です。胸部レントゲンで左側にあるので、そう思ってしまいます。でも実際は真ん中なのです。左心室が左側にせり出していますが、大動脈など心臓から血液を送り出すための血管は中心にあります。体全体に血液を送るので、中心にあって当たり前ですよね。

 なので、心臓の痛みは胸の真ん中に出ます。軽いものでは胸焼け程度、重いものでは冷や汗が出てきます。左側の胸の痛みは肋間神経痛や女性なら乳腺症による乳房痛のことが大半です。年齢が高くなると左肩の痛みであったり、背中側に痛みが出たりします。典型的な痛み方ではなくなるのです。

 また、狭心症による痛みは運動して起きると思いがちですが、お布団に入ってから起こるものの方が深刻です。狭心症の場合、発作時しか心電図変化がでませんが、心臓の周囲の血管を広げる頓服薬で症状が治まるようでしたら、狭心症の可能性が高くなります。

 心臓は真ん中!です。なので、心臓マッサージも胸の真ん中を押します。体の真ん中の痛みというのは注意をしてください。

ペットロス

Posted on: 土曜日, 6月 6th, 2009 in: クリニックより

 ペットロスはとても深刻な問題です。犬はもちろん、最近は猫ブームだそうで、ペットを飼われる家はとても多くなってきています。老人ホームでもペットの存在は認知症の治療や悪化防止にも良いようです。しかし、ある程度の年齢に達したご老人にはペットを飼いたくても飼えない事情があります。ペットの寿命です。自分は何年生きられるかわからないので、10年近く生きる犬や猫を飼えなくなってしまいます。特に一人暮らしのご老人には、深刻な問題です。私はそういった方に”ソメゴローと愉快な仲間たち”をお勧めしています。犬や猫は抱っこされることを嫌がりますが、いつでも抱っこをして、撫でていられますし、しゃべりかけてもいいのだと思います。うちのフリースペースにも一匹”ブルース”を置いて、点滴中の方などに触っていただいています。顔が恐いとか、猫は嫌いとか、いろんな反応がありますが、多くの方は本当のねこが座ってると思うようで、よくびっくりされます。商品のジャンルとしてはぬいぐるみになるのですが、一つ一つ手作りされているようで、一度、まぶたが下がってきたことを相談すると無料で治療(修理)して頂けました。個人的には子供の小さい家庭や、ペットロスした若い家族などにプレゼントをしています。

 医学ではありませんが、ペットロスの治療には最適だと思います。7月には会社と治療(修理)していただいた工房を見学させていただく予定になっています。その際に、ひげがおかしくなってしまった一匹を治療していただけるようです。
http://www.shop-cuddly.com/product-list/4