母が大腿骨頚部骨折を起こしました
昨日、歩行中自転車にぶつかられたそうです。母は3階建の家に住んでおり、毎日何度も階段を上り下りします。主治医のスポーツ鍼灸の先生に聞くと、足の筋力はかなりあるそうです。それでも、最近膝が痛かったようで、階段を下りるのは大変そうでした。
自転車にぶつかられたということは、横からの力がかかったのでしょうし、ふいに当てられたのなら、仕方ないですよね。でも、矢木脳神経外科病院にも、自転車の事故はたくさん運ばれてきます。自動車事故より、最近は自転車のほうが多いかもしれません。街を歩いていても、大阪市内は自転車の数が多く、自転車が走行可能な歩道が少ないため、歩行者にすれすれに走っているのをよく見かけます。
道路交通法では、自転車は歩道は走ってはならず、車道を走らないとなりませんが、車道には路肩駐車している車がたくさんあるので、車道も走れませんよね。自転車と言えど、飲酒運転は禁じられていますし、信号も守らないとならないのに、そういったことを知っている人も少ないように思います。
酔っ払って自転車を運転して、頭を打って運ばれるご老人もいます。私たちから、道路交通法違反であることを説明できるわけでもなく、警察は一体何をしてるのかと思います。事故の補償も自転車では、保険に入っていないのだと思うので、十分ではないでしょう。昨日も、当てた人は、事故だと思わなかったのか救急車もよばず、警察も読んでいません。本当にひどい話です。
ご老人が骨折して運ばれた時は、本当にかわいそうですよ。骨折しないように、あれだけ気をつけていたのにと何度もおっしゃられます。年をとると、寝たきりになりたくない、家族に迷惑をかけたくないと、本当に足のことは気をつけるものです。もう少し、自転車の走行に注意を払ってほしいものです。