高血糖と低血糖のひらいクリニック

アクセス
内科/外科/糖尿病・内分泌内科/消化器内科/肛門内科/形成外科/ (予約優先) ひらいクリニック 大阪市中央区南船場3-2-6 大阪農林会館 B-1号室 TEL06-6125-5350 FAX06-6125-5351

ひらいクリニック

   外科OGTT脂質異常症甲状腺消化器総合診療科

Home >> クリニックより

ワンコインライブ

Posted on: 金曜日, 1月 14th, 2011 in: クリニックより

ひらいクリニックワンコインライブ

1年以上前のたった一つの約束が始まりでした

“大阪に来たら、ライブできる場所は用意するよ”

 フランコはオークランドでアマチュアバンドで演奏をしていました。メールアドレスをもらって、日本からメールするねと言ってわかれました。英語の文章が苦手だったので、ニュージーランドに住む友人に間に入ってもらい、何度かやり取りをしました。いつになったら、日本に呼んでくれるんだ。そう言ってもらった時にはいろんなことが変化して、約束を守れなくなっていました。1年後に再会出来たら、この話を進めよう。そう伝えて、彼は待ってくれていました。去年の7月に再会でき、一枚のCDを渡されました。オリジナルだと言っていました。その時の会話もそれだけでした。それから本格的に計画が始まり、いろんな障害がありましたが、やっと約束が果たせたのです。

 フランコに見せたいから、前座を日本の伝統文化にしてみました。彼はマオリ族なので、伝統というものを重んじます。日本人も、自分たちの伝統を守っていかないとならないのではないでしょうか?

16日 18:00 書道ショーとライブ 500円

17日 18:00 着付ショ―とライブ 500円

<日本の音楽著作権の問題点>

日本で著作権が強く守られているのは音楽ぐらいでしょう。ところがその守り方が年々悪化しています。著作権料の支払いを拒んでいると、著作権侵害に対する法的措置まで取られてしまいます。状況は日々悪化していて、友人同士で借りたバスの中ですら、DVDなどで映画が流せない状況にまでなっています。アマチュアには、支払いをしない習慣があるのに、そいういった人からも著作権料を無理やり取っていきます。著作権が邪魔して、いいアーティストが育たない国になってしまっています。音楽関係のプロモーターに任せると、やりたい音楽がさせてもらえないようになり、メジャーになっても飽きてすぐ捨てられるのが現状です。そういった日本の現状に対抗すべく、クリニック関連のジィメディカル株式会社のほうで、フランコを別の方法で日本デビューさせようと考えています。規制だらけの日本のやり方への逆襲です。

エコーのデモ機が来ました

Posted on: 水曜日, 1月 12th, 2011 in: クリニックより

 おそらく借りられるのは1-2週間だと思います。その間は、乳腺エコーが可能ですので、乳腺で気になる方はメールカウンセリングより予約を入れてください。2月中頃には正式に導入します。それ以降は、準備が整い次第、乳腺エコーの日を決めたくさんの検査に対応できるようにするつもりです。

フランコ、大阪初日

Posted on: 水曜日, 1月 12th, 2011 in: クリニックより

 昨日は、フランコが初めて大阪で過ごす日でした。私は夕方まで仕事があったので、夕方にスタッフがホテルまで迎えに行き、初めてクリニックを見せました。クリニックでも2度ライブをするためです。音楽著作権の問題が気になっていましたが、クリニックなど普段音楽を演奏していない場所や、ボランティアのライブでは大丈夫だそうです。シカゴロックのほうにも問い合わせていましたが、施設として強制加入させられたそうです。

 夕方から、スタッフとともに堀川戎に行きました。商売繁盛の神様だから、きっとビックスターになるよと話しながら日本の縁日を堪能させました。射的場で的を狙う姿は、さすがに似合いますね。。5人でダラダラといか焼きを買ったり、ベビーカステラを買ったり、店に入っておでんや土手焼きを食べたりしながら、MACに向かいました。14日にライブをする場所です。カラオケなどをして遊んでいるうちに、弁護士事務所に勤める方で、英語がペラペラな女性も来てくださり、ニュージーランド人の英会話教師のパトリックも来てくれました。

 やはり、言葉があまり通じないことがストレスだったのでしょう。フランコは堰を切ったように話しだしました。日本に来てからの体験なども興奮して話していたようです。後でパトリックに聞いたのですが、彼はアメリカに2年間住んでいたそうです。LAに住んで音楽活動もしていたそうで、その時の友人が世界中にいてるという話でした。日本に来れなかった友人たちのために、FACE BOOKに写真をアップロードしているそうです。

 MACから紹介された豆腐料理店によって、明日のライブの段取りを決め、シカゴロックに行きました。すでに3人のお客さんがいらっしゃったのですが、フランコにさっそく2曲歌ってもらいました。リハーサルとでもいう感じでしょうか?いらっしゃったお客さんも、2回目のシカゴロックのライブに来てくださるそうです。ビルボードのライブを見に行くことも急遽決まり、マスターが手配してくれたので、4人のうち二人分は招待にしてもらえました。

 パトリックの話によると、フランコは自分はとってもラッキーな人間だと感動しているそうです。私と出会った1年半前は、メジャーデビューの話など全くなく、最近になっていろんなラッキーな出来事が連続していたようです。日本に住みたいという彼の希望も、ワーキングホリデーを使うと可能だそうです。31歳までに入国すればいいそうで、この制度は日本が最初にやりだしたことだと知りました。

 私も、シカゴロックで女性二人と盛り上がり、そのうちフラメンコを習い出しそうです。心配していたハイヒールは、低いものでも大丈夫なようなので、はじめてみようかなと思いました。フランコはパトリックがホテルまで送っていくというので、二人を残して私も帰路につきました。

 フランコは、私にとても感謝をしてくれますが、私のほうこそ彼が来てくれたおかげで、多くの新しい出会いがありました。新しい場所にも行くことができ、普段とは違う日本での生活になっています。

 フランコが昨日夕方まで何をしていたか。。。。。。海遊館に行ったけどしまっていたので、USJに行ったそうです。そのあと、梅田の空中庭園に行って、すごく高かったよと感動していました。ホテルの周辺のいろんなショップも見て歩いていたようです。いこかのカードを貸して、地下鉄のマップを渡しただけなのに、ひとりでちゃんと移動していたようです。ニュージーランドには地下鉄がないので、楽しかったのでしょう。明日は、マッサージを紹介してくれと話していました。スノーボードで、あちこち痛むようです。

今日は、母の手術です

Posted on: 火曜日, 1月 11th, 2011 in: クリニックより

 自転車にぶつかられて、大腿骨頚部骨折。。。今日午後から手術を受けます。私の勤める病院でも手術が可能なのですが、地元の病院にお願いしています。院長始めよく知ってる先生方の病院なので、安心して任せています。私自身は午後の診療があるので、移動のついでに少し顔を見てくるだけになりますが、しかたありませんね。

 骨折は一度起こすと再度起こしやすいと言われます。母も一度腕を折っていますので、気をつけていたようですが、しかたありませんね。母は、骨粗鬆症検査では、信じられないくらい骨があるようで、そういった場合でも骨折を起こしてしまうのだなあと思いました。たぶん、当てられ方によるのだと思います。大腿骨の頸部というのは、少し細くなっているので、折れやすい場所ではあります。しかし、技術が発達しているので、手術でものすごくよくなってしまうのです。ちゃんと元どうり歩けるようになるためには、リハビリが重要ですが、そいう行ったことを専門にしているリハビリの友人もいるので安心です。

 早くよくなってくれるといいですね。。。温泉に連れて行かないとね。。。

音楽著作権について

Posted on: 火曜日, 1月 11th, 2011 in: クリニックより

 日本では、著作権の中で守られているのは音楽著作権だけです。私たちも、ライブハウスを借りてライブをするとき誰かのカバーを演奏するのであれば著作権料を支払います。誰のどの曲をするのか、どこで演奏するのか、何人お客さんが入るのか、入場料としていくら支払ってもらうのか、そういったことをすべて申請します。そうすると著作権協会のほうから金額が提示され、それを支払います。ライブハウスによっては、著作権についてすでに契約をしているところがありますから、そういう場所なら、申請は必要ないそうです。

 でも、入場料を取ると言っても、その前に私たちはライブハウスに使用料を支払っています。何時から何時まで使用するということで、30万円とか、50万円とか支払います。通常その支払いはバンド割にして、負担します。なので、かなりたくさんの友人に来てもらったとしても、負担した費用が賄えることはないのです。通常は、入場料の書かれた、チケットをプレゼントするのが習慣になっています。アマチュアバンドだから、友人たちはお金を出してまでいかないといわれるからです。バンド仲間は違います。お互いのそういった事情を分かっていますから、極力友人のライブに入ってお金を支払います。

 そうやって、収入になることはない活動を地道に頑張っている一方で、著作権協会は支払いを求めてくるのです。おかしいと思いませんか?いい音楽を聴いてほしい、私たちの音楽を聴いて、原作のCDを買う人もいるはずです。もっと多くの人に聞いてほしいと思い、自作でバンドのCDを作り配布することもあります。ところがこれにも著作権料を請求されます。支払いをすれば、CDの枚数だけ、著作権の手続き済みのシールが送られてきます。それを張って配布するのです。

 そういったことがあるためでしょうか?アマチュアバンドのオーディションはオリジナル曲に限られます。プロデビューしようと思えば、オリジナル曲がないとできないのです。もちろん、私たちはプロになるつもりはないし、オリジナル曲を作れるほど能力がないので、作ってはいませんし、オーディションも受けたことはありません。

 そういった、日本の音楽環境は、いいアーティストを排出できないでいると思います。音楽では食べていけないから、みんなそう言います。私の周りには何人か、音楽で食べていこうと思い、仕事を放棄して活動していた人がいます。でも、結局は収入を得ることは難しく、断念しています。

 フランコに音楽以外の仕事はしているのかと聞きました。彼は音楽だけで生活しているそうです。パブでの演奏などで収入があると言っていました。彼はまだプロデビューしていません。28歳ですが、すでに結婚していて、4か月の子供がいるそうです。ニュージーランドでは、アマチュアでも結婚して生活していけるのです。すごいことだと思いませんか?明日から、帰国前日までいろんな場所で連日ライブをさせてもらえます。彼のオリジナル曲はものすごく魅力的なものです。でも、オークランドで聞いた、いろんなアーティストのカバーもとても素敵でした。それをどうしていくのか、これからの課題になります。

 今回のバスツアーでもう一つ不思議なことがありました。過去にはバスの中で流すことができた映画などのDVDが著作権の関係で、流すことができなくなっていました。バスツアーは友人が集まって、交通費を分担して支払いをするもので、これで利益を得るものではありません。なので、乗客はみな友人です。友人を自宅に呼んで、借りてきた映画を見るということもダメになっているのでしょうか?オリジナルの映像を準備する時間がなかったため、今回は皆個々に携帯の音楽プレイヤーで音楽を聞いていました。不思議な話ですよね。

 もうじき、テレビから録画したものも、録画の回数などに制限がつけられますよね。私はテレビは見ませんのでよく知らないのですが。。。インターネットで購入した音楽は、ダウンロードしたパソコンでしか聞けないと聞いています。でも、海外から購入した音楽は、どのパソコンでも聞くことができるって知っていましたか?日本の規制は、海外では通常はされていない内容なのです。これだけインターネットが発達して、どんな国にも旅行できるようになったから、どの国でも同じようにしていると錯覚していることは多いと思います。そうではないのです。著作権問題は、日本は本当に特殊な環境ですし、音楽活動についても自由にはできない国なのです。

 音楽には国境はありません。フランコのオリジナル曲は、初めて聞いた人にも感動を与えます。是非聞きに来てください。彼はとてもフランクな人なので、誰でも話をしてくれます。すでに、大阪弁も少し教えました。金沢と北陸のスキー場をとても気に入ってくれました。彼はFACE BOOKというものを通じて、世界中の友人に金沢と北陸のことを発信していました。ひょっとすると、世界中から北陸にスキー客が集まるかもしれません。そうなると楽しいだろうなと思いながら、バス旅行は無事終了しました。

フランコのツアー開始です

Posted on: 月曜日, 1月 10th, 2011 in: クリニックより

 昨日、金沢の旅館で合流して、ゲレンデに出てきました。大雪ですが、雪質は上々でした。夕食後にホットワインを片手に彼に演奏をしてもらうことになり、別に宿泊されている方も参加していただけました。彼の音楽は、最初は物悲しい感じで始まっても、必ず最後には元気になったり、勇気をもらえたりします。そのイメージは、言葉がわからなくても、みなさんに伝わったようです。

 大阪に戻ってからは、ほぼ毎日彼のライブがあります。いろんな人に彼の音楽を聴いてほしい、そういった思いで企画しました。でも、実際に伝えたいのは、日本の習慣の違いです。海外では、高校生のバンドが学園祭で演奏してもギャラがもらえます。日本では、かなり有名にならないと音楽でお金などもらえないのです。そのせいで、多くの腕のいいミュージシャンが音楽を続けることを断念しています。また、音楽療法というものがあると言われ出してかなり時間もたったと思うのですが、病院内での演奏は、いまだにプロがするものであってもボランティアです。いい音楽を聴いたのだから、お金は払うべきなのです。ところが、保険診療をしている場所では、患者さんからおかねは取れないと言います。確かに国が、自費診療はだめだめだとか混合診療はだめだとかいうからでしょう。

 私は違うと思います。病院内であっても、いい音楽を聴いた人がお金を払ってくれたらいいのです。昨日の夜はすごいことが起きました。別に来ていたお客さんも一緒に演奏を聴いてくれたのですが、みなさんが帰られてから少しして、フランコにぽち袋を持ってきてくれたのです。みんながお礼をしたいと言ってくれたそうです。そういうやり方でもいいのだと思います。是非、いい音楽を聞いたときは、お礼を支払ってほしいと思います。

便秘と下痢を繰り返す

Posted on: 日曜日, 1月 9th, 2011 in: クリニックより

 過敏性腸症候群という病名になります。ストレスなどの精神的な要因からくると言われています。でも、本当にそうなのかなと思います。何かストレスのかかること、たとえばピアノの発表会などがあれば、便は出なくなるのが普通ですよね。排便なんて、安心してリラックスした環境でしかできませんから。

 便秘をまず治すべきだと思っています。でも、便秘薬飲むと、あとが下痢になるから無理って言われました。そうでしょうか?何日も便秘になるのは、繊維が不足した食事をしているからで、便が出ないから、腸が一生懸命に出そうとした結果、下痢になってしまうと思いませんか? トイレに行きたかったのに、がまんしてたら行きたくなくなったという経験はないでしょうか? 腸が今は無理だなと思ったら、上に戻すんですよ。

 そうやって、体はいろんなことを考えてくれています。胃も腸も自分で考えて動いています。自分の良かれと思うようにしてくれているんです。それを台無しにしてるのは、人間のほうですよね。人間だって哺乳動物の一種です。いぬとかねこと同じなんです。人間だけ違うっても思った時から、何かがくるってきた気がします。

 自然に任せる。いい言葉ですよね。自分の体が求めるようにする。眠ることも同じです。無理に眠る必要もないんです。食欲も、排便もそうです。口から肛門まではつながっていますから、それをばらばらに考えて治療するほうが間違っています。からだからのメッセージを聞くようにしてみてください。きっと何かわかりますよ。

フランコが到着しました

Posted on: 土曜日, 1月 8th, 2011 in: クリニックより

 関空に迎えに行ってくれたスタッフから電話があり、フランコの到着を知りました。詳しい日程などをちゃんと英文に出来ずに、ドタバタで作ったのですが、金沢で通訳の方が待ってくださっているので、少し安心です。うちのスタッフは、京都まで同行して雷鳥に乗せるところまでやってくれるようです。

 金沢からも今電話があり、フランコと合流したそうです。今日は、通訳の方が金沢案内して、伝統料理を食べさせてくれる予定です。大阪でのライブもほぼ埋まり、後は日程をこなすだけとなりました。彼が帰国するまでは、ドタバタしそうですが、楽しい出会いがいっぱいありそうです。

 びっくりすることに、大阪に住んでいるニュージーランドの方が会いたいと連絡してくれました。フランコのことを知り連絡をくれたそうです。うまくいけば、今日にでも会えると思います。ちょうど、英会話の練習をしないとならなかったので、お願いしてみようかと思います。

 是非、彼のライブを見に来てください。

8日9日 セイモアスキー場の横、旅館喜兵衛でライブ
            ホットワインとソーセージのBBQ付き

13日 予防会大阪病院 13:30~14:00 外来待合室、
                 14:00~14:30 4F療養病棟

14日 喫茶MACにて 19:00~

15日 シカゴロック 20:00~ チャージ2500円

16日 ひらいクリニック 書道ショーとワンコインライブ  500円

17日 ひらいクリニック 着付ショーとワンコインライブ  500円

18日 シカゴロック 20:00~ チャージ2500円

日程は未定ですが、豆腐料理店でのライブもあります。
また、オフの日にどなたか京都案内してあげてくれませんか?私は仕事で付き合えませんので、どなたかボランティアをしてくださる方を募集しています。

今週から研修の先生が入ります

Posted on: 金曜日, 1月 7th, 2011 in: クリニックより

 男性の先生が研修にはいられます。男性に聞かれたくない話は、処置室に移ってからお話しください。彼はある程度研修を積んでから、別の時間帯に男性専門の診療を始めます。当院はもともとレディースクリニックではありませんので、男性対応もしたいのですが、待合室に男性がいると嫌だという話も聞きます。でも、奥さんに付き添ってきたご主人などはおられますよ。あと、業者も用事があってちょくちょくやってきます。

 世の中に、レディースクリニックが乱立したのが間違いだと思います。なぜ、ジェントルマンクリニックがないのでしょうか?男性だって、女性のいない場所で診療を受けたいと思っています。女性が多く集まると何かとうるさいですからね。男性ばかりの待合はきっと静かでしょうから。。。それで、うちでは時間帯を変えて、男性専門クリニックをしようと考えました。と言っても、ジェントルマンクリニックではないので、女性も可能です。

 青木先生は、本当に穏やかな方で、私とは正反対です。初診は私でも、再診は彼にかかるといいかもしれません。私ははっきり物事を言いますが、彼は少し違うようですからね。。。主治医が二人いてもいいわけです。話しやすい内容も相手によって変わるはずですから。実際、仕事の話をしやすい相手と恋愛の話がしやすい相手は違いますよね。そうやって人は、相手を見て話を変えているものです。それでいいんじゃないでしょうか?

 春からは、研修医の受け入れと、女医の研修を受け入れます。おもに女医を育てたいのですが、もちろん男性でも、やりたいことが一致して、私が認めた方なら受け入れます。看護学校にこれから通う方も、非常勤で入ってくれそうですし、看護師教育ができる人材もいますから、どんどん入ってもらいます。うちでは、看護師がしなければならないこと以外は、誰でもできるようにしています。看護師じゃないとだめなことって意外と少ないんですよ。最近は大きな病院では、看護師ではなく事務員が診察介助しています。それで十分だからです。

 資格というものがいろんなところに溝を作ったと思います。本当は一連のもので、溝なんてないはずのところにです。もとのように、溝の無い世界にしたい。そう思って、日常生活の延長線の医療を考えています。当クリニックでは、スタッフは私服を着ていますから、患者さんもリラックスするようで、私が一生懸命説明してるのに、ねこのぬいぐるみを触って、先生ねこ好きなんですか?と聞かれる方もいらっしゃいます。それでいいんだと思います。

母の手術が決まりました

Posted on: 木曜日, 1月 6th, 2011 in: クリニックより

 昨日無事転院して、手術は来週と決まりました。転院先の病院は、私のよく知っている病院で、整形外科の先生もいい先生がいらっしゃるようです。整形外科の手術で一番大切なことは後のリハビリです。リハビリに通いやすい病院じゃないと、後が大変なのです。そういったことがあって、救急で運ばれた骨折の方は、多くが転院を希望されます。救急隊は平気で遠方から連れてきますが、私たちのほうは、診断しただけになってしまうことが多いです。

 それなら、最初から近くの病院に行けばいいのにって思いますよね。救急車に乗せると、受け入れ可能病院を探します。病院側が、今は脳外科オーケー、整形外科は不可などと救急本部に連絡を入れています。それを見て救急車は連絡を入れていきますので、近くから連絡しても、だんだん遠くになってしまうんです。でも、おかしいと思いませんか?歩いていけば、あるいは家族が車いすで連れて行けば、必ず病院は見るんですよ。よっぽど専門外じゃなければ、医者は診療拒否できませんから。医師法で決まっています。

 よく救急隊にチクリと言います。指の脱臼だけで運んできたり、腕の打撲だけで運んでくるからです。検査に行かせている間に、歩けるのになぜ運んできたのか聞きます。でも、搬送要請があれば仕方ないと言います。以前指の脱臼の方をレントゲンを撮った直後に、その場で元に戻して確認のレントゲンを撮ったことがあります。最後に、彼は大騒ぎしてすいませんでしたとおっしゃってくれましたが、そのとうりなんです。

 どこかの地方都市で、救急車に料金をつけようとしましたが、却下されました。見合わせようということらしいです。日本っていつもそうなんですよね。一度決めたら、変えないんです。民意を変えないと無理だと何度も聞きました。救急車に料金をつける前に、皆が自分で病院へ行けばいいんです。専門がどうかなど後回しでいいのです。病院が対応できないものであれば、ちゃんと対応する病院を探しますよ。電話で問い合わせしてからというのも、どうかと思います。電話では、大したことないと思っても、来てみたらひどい状態もあります。なので、とりあえず病院へ駆け込めばいいんだと思います。

 医者は、すべての専門科の勉強をして、国家試験もすべての科を受験します。だから本当は専門なんてないはずなんです。人間の体はつながっていますから、どこかだけ見てそれでオーケーなんてことないからです。専門が必要なのは、特殊技術が必要なもの、特殊検査が必要なもの、特殊機械が必要な手術などでしょう。それは医者側から指示しますから、患者側が決める必要はないんですよ。

 国は、開業医にも専門性を求めだしました。単なる内科では認可がもらえないんです。必ず上に何かをつけないと認可してもらえません。私は、外科医ですが、クリニックでは手術は行わないので、内科系の標榜を取りました。別に今日から眼科ですと言っても構わないんですよ。。。いい加減なものですよね。。