高血糖と低血糖のひらいクリニック

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ひらいクリニック

   外科OGTT脂質異常症甲状腺消化器総合診療科

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グループホームとケアハウスを見てきました

Posted on: 火曜日, 6月 4th, 2013 in: クリニックより

診療の依頼の来ているグループホームとケアハウスを見てきました。グループホームは認知のある方が入っているので、少人数でアットホームな感じでした。ところが、ケアハウスは動ける人が入っているので、入所者が多いのに閑散とした感じでした。

ケアハウスでは、入所者が食事の時以外部屋から出てこないことが問題になっているようです。見学に行った時も、整体師が無料体験でマッサージをしていましたが、誰も受けに来ていませんでした。

なぜ、部屋から出てこないのか?知り合いの入所者がいないからなのか、介護職員の人数が少ないから、接触が少ないためなのか。。。高齢者の孤独死が問題視されていますが、ケアハウスでも孤独死になりそうだなと思いました。

食事の時間に出てこなければ、おかしいと思って見に行くでしょうから、早目には発見されるでしょうけど、孤独死はありえるなと思いました。いろんなレベルの医療システムを見てきましたが、老人ホームが一番あったかいかなと思いました。

クリニックから往診に行ける距離ではないので、知り合いの病院にバックアップをお願いに行きました。病院のほうから、誰か往診に行けば話が速いからです。大阪でも少し田舎になるので、出会った方たちは本当にあったかい感じで、こういったこともいいなあと感じました。

ショベルカーランド京都に行ってきました

Posted on: 月曜日, 6月 3rd, 2013 in: クリニックより

ショベルカーなど重機が好きなのですが、なかなか触れる機会はありません。友人が建築会社をしているので、触ってみたいと話していましたが、危ないからと言ってました。そういえば、電ノコを持ってると話すると、危ない危ないって言ってましたね。

子供向けの体験施設ですが、大人も触らせてもらえるようだったので、行ってみました。先生役のおじさんは結構親切に教えてくださいました。動かすコツまで教えてくれるので、おかしいですよね。操作は左右のレバーが主体で、移動は前方のレバーです。

単純ですが、両手を同時に違う動きをさせないとならないので、なれないと混乱しますね。でも、頭で動きを想像しながら動かすという意味では、腹腔鏡手術と同じです。3次元で考えながら操作するわけです。

ショベルカーはゆんぼといわれるそうですが、友人には建築会社の社員じゃないと免許が取れないと聞いていました。でも、今はそうでもないそうです。やってみようかなと思いました。災害救命の現場に出ていこうと考えているので、ゆんぼくらい操作できたほうがいいでしょう。

ゆんぼが使える外科医って、面白いですよね。

ショベルカーランド京都
http://locoplace.jp/t000174333/

不妊治療の問題点

Posted on: 日曜日, 6月 2nd, 2013 in: クリニックより

精子提供を受けて生まれた子供に告知をする問題が報道されていました。私は、両親の遺伝子を受け継いでいますから、そんなことを考えたことはありません。でも、あまりに変わった子だったからか、橋のふもとで拾ってきた子だと笑いながら言われていました。

妹二人もいたし、血液型もあってるので、拾ってきた子ではありません。父にあまりに似ていて、女性なのに頑固でゆうことを聞かなかったため、そんなことを言われていたようです。

父と似ていたとわかったのは、最近になってからです。会社を興そうと考えて、父が作った会社の三代目の会長に会いに行ったんです。父の会社は弟に取られ、その後他人の手に渡りました。でも、なぜ3代目まで続いたのかを聞きに行ったのです。

父の個性だけでやってきた会社は、もう先細りになっていました。会長には、医者が事業を起こすなどやめたほうがいいときつく言われました。でも、やりたいことを話しているうちに、お父さんそっくりだと言われたのです。

私は、父と不仲だったので、父が何をしてきたのかも知りませんでした。でも、いつの間にか似ていたようです。

不妊治療は、私は反対です。理由があって不妊になってるわけなので、それに逆らうことがおかしいのです。不妊治療中だけど、痔の薬は大丈夫ですかと聞く患者さんがいます。私は、痔を直さずに子どもを作って大丈夫なの?って聞きます。

親が健康な体じゃないのに、子どもを作ろうとしていること自体がおかしいと思います。子どもは天からの授かりもの、生まれなければ養子を取ったらいいじゃないですかって思います。黒人や白人の養子をとれば、養子だって説明する必要もないじゃないですか。

夜明けとともに目が覚めてしまいます

Posted on: 金曜日, 5月 31st, 2013 in: クリニックより

夜明けが早くなったので、早くから目が覚めてしまいます。サーフィンしていた時は、夜明け前に海に入るから不思議なことではないですが、朝からいろいろやっていると通常の仕事が始まる時間には疲れてしまっているので、困りものです。

ちょうど、データ解析を始めているので、早い時間に整理するのはいいことかもしれません。糖負荷試験の結果も200名以上集まりましたから、どこかの大学と連携してデータ解析しようとしていたのですが、一開業医相手では無視されるのが落ちですね。

東京の友人がデータ解析を手伝ってくれるので、会いに行く予定です。単一の数字ではなく、2次元のデータなので、何が正常なのかを見つけるだけでも大変なのです。データがまとまったら、海外の医学雑誌に投稿するつもりです。日本で出しても意味を理解してもらえないと思っているからです。

バイトもいったん減っていたのですが、今いい話が来ています。外科の現場に戻りたいという希望を持ち続けて、あきらめなかったからでしょう。なんでも、あきらめないことが大事です。

知り合いのお母さんの手術を見学してきました

Posted on: 木曜日, 5月 30th, 2013 in: クリニックより

知り合いのお母さんの手術を後輩の病院でするので、見学してきました。胃の手術ですが、再建方法など見ておきたかったのです。手術方法は外科医の出身大学によって変わりますし、麻酔方法もそうです。それぞれの病院で、やりやすい方法をとっています。

私は、クリニックの患者さんの手術でもできるだけ見に行くようにしています。大手の病院では、見学を頼んでもだめですが、中小の病院なら可能です。自分の母親の大腸がんの手術だって見てきました。ふつうは、身内の手術は立ち会わないものですが、私は見たいので見せてもらったのです。

母の手術のときには、初対面の外科医ばかりでしたが、最近はこういったこともするんですなどといろんなことを教えてくれました。母の手術なのに、楽しい時間を過ごせたんです。

昨日は、友人たちはお母さんの手術だというのにブラックジャックの漫画を読んでいました。待ち時間は長いですから、いいことだと思います。手術も成功だったし、いい一日でした。

外科医として現場復帰すべく、いいバイトを探していますよ。

在宅医療について。。。。。

Posted on: 水曜日, 5月 29th, 2013 in: クリニックより

在宅医療のバイトの話が来ています。それとは別に、在宅で患者を診てくれないかという依頼も来ています。国は在宅医療を24時間サービスにしようとしています。でも、なんかおかしくないですか?在宅で病人を見ていくことが難しいから、病院に集めてみてきたんじゃないでしょうか?

在宅のバイトは時給は高いのですが、24時間オンコールで、現場に行かないとならなくなったら、その分の給料が出るというシステムです。でも、オンコールについての保証はありません。病院勤務でも、昔は当たり前にオンコールをさせるのに、それに対して給料が出ませんでした。

何年もかかって、オンコールを当番制にして給料が出るようにしていったのです。なぜいまさら、自宅でオンコールをしないとならないんでしょう。

大阪では、大手の病院が転院させることなく、在宅に戻し自分たちが見ることなく、在宅で見る医者を探しています。いったん療養型の病院へ転院させるのが本来の筋じゃないでしょうか?あるいは、一気に在宅に持っていくなら、自分たちで見るべきじゃないでしょうか?

以前、在宅の患者を引き受けたことがありますが、在宅で見る状況じゃないでしょうって思いました。退院してくるまでの状況も詳しく知らされないし、入院中の主治医と会って話することもありませんでした。ある日突然、退院してきたので見に来てくれって感じだったのです。

当時、私が骨折を起こしてしまったために、2度ほど訪問した後、ほかの医療機関に在宅をお願いしました。その後、どうなったのか情報はなかったのですが、介入していた整体師に会える機会があり、ほどなく入院になりなくなったと聞きました。

やっぱり、自宅で見れるような状態じゃなかったんじゃないって思いました。

大阪では転院先を探すほうが大変です。それなら、転院先を大阪以外にしてもいいんじゃないって思います。見放された患者さんたちを何とか救ってあげたいものです。

コンビニが新しい店舗を作ったそうです

Posted on: 火曜日, 5月 28th, 2013 in: クリニックより

健康を意識した店舗を作ったというニュースを見ました。いいことだと思いますが、何かおかしいんです。野菜をたくさん取りましょうということはとてもいいことです。でも、糖質を意識して、カロリーを抑えた食材を販売するってところが。。。

脂質が問題なんですよ。動物性脂肪の取りすぎがいろんな病気を増やしているのに、いまだにカロリーとか、糖質って言ってることがおかしいんです。糖質は脳にとって必要なものだから、制限しすぎたらだめなんですよ。

たんぱく質の取りすぎもいけません。高齢者は腎機能が悪くなってしまいますからね。腎機能がわくるなりだした人にはカリウム制限も必要だから、果物が毒になりだします。総合的に見て判断しないとならないのに、なぜカロリーだけなんですかね。。

健康を意識した店舗なら、まずスナック菓子を置くのをやめてほしいですよ。大人がスナック菓子やケーキを食べるのが間違っているんですもの。

いいニュースのつもりで報道したのでしょうが、私には落胆する話ですわ。

病院食の移り変わり。。。

Posted on: 日曜日, 5月 26th, 2013 in: クリニックより

病院食は、昔は病院内で作ることになっていたそうです。ところが、昭和61年に委託してもいいことになったそうです。病院食は、いろんなパターンがあります。治療食として、病気ごとに数種類あって、その中でも硬さの違い、ミキサーにかけるとかとろみをつけるとか本当にこと細かく変えています。

減塩食にするだけでも難しいのに、低たんぱく食やアレルギー食なども考えるとものすごい種類を作らないとならないことになります。ところが、委託できるようになって調理室では盛り付けだけになってる病院もあります。工場で作られてきたいろんなパターンの食事を食器に乗せるだけなのです。

そういった病院でも管理栄養士はいます。でも、実際に作っていなければ、何がわかるというのでしょうか?工場で作られた食事がちゃんと減塩などができているかといえば、そうでもなさそうです。毎日のことなので、たまにはくるってしまうんでしょうね。でも、それでいいのでしょうか?

透析が始まったころ、食品栄養表にはカリウムの記載がなかったそうです。それで、栄養士がカリウムを調べて記入して患者さんに渡していたそうです。透析を受けないとならないことどもたちは、リンゴが怖いと絵を描いたそうです。カリウムが高いから、食べたくても食べられなかったのでしょう。

当時は透析をしても5年くらいしか生きられなかったそうです。今は透析してたら、いつまでも生きられますよ。透析にならないようにするには、食事療法しかないのですが、管理栄養士の栄養指導は全く意味がないのは、何度も見てきました。

昔の栄養士のほうが親身になって指導していたわけです。ここにも、資格を作ったことで能力がなくなってしまった有資格者がいるわけです。管理栄養士を置かないと栄養指導の加算が取れないなど、国の考え方がおかしいのです。栄養指導は、本当はおばあちゃんがやってくれてたことですから。。。

パンが値上げされます。この機会に、朝食を和食に変えましょう。

Posted on: 土曜日, 5月 25th, 2013 in: クリニックより

朝食を和食に変えると、いろんないいことがあります。便秘が改善する、腹もちがいいので昼間で疲れない。動物性脂肪が減るので、乳がんや糖尿病の予防になる。他にもいっぱい利益がありますよ。

ご飯は前の晩に多めに炊いて、タッパーに入れとけばいいです。夜の間に、具だくさんのとん汁を作っておきましょう。朝は、温めるだけです。納豆も用意しましょう。ちりめんじゃこのふりかけも市販でおいしいものがあります。ついでにしゃけも用意しましょう。

しゃけは、瓶詰めのものでもいいのですが、やっぱり焼いたものがおいしいですよね。いろんなスーパーで買ってきたのですが、塩辛かったり、味がなかったりとなかなかいいものにあたりませんでした。

ところが、最近見つけたのです。東急ハンズの隣にある東北地方のアンテナショップです。目立たないので、知ってる人が少ないのですが、そこの冷凍の焼じゃけ。。。最高です。この店では、骨なしさんまの冷凍もありますし、いろんな食材が手に入ります。

魚を丸ごとせんべいにしたものもありました。骨も食べられるし、ぱりぱりしておいしいです。盛岡冷麺とか、納豆のスナックもあります。一度行くと、大量に買ってしまうので困ったものなんですが、見てるだけでも楽しいものがいっぱいあります。

クリニックを受診された方は、是非帰り道によってみてください。

微量アルブミン尿(糖尿病性腎症の早期発見)

Posted on: 木曜日, 5月 23rd, 2013 in: クリニックより

微量アルブミン尿という検査を知っていますか?尿蛋白は試験紙で反応を見て結果を出しますが、試験紙で陽性になった時には”大量アルブミン尿”という判断になり、腎障害がかなり進行している状態です。検診で見ている蛋白尿というのはこの“大量アルブミン尿”ということになります。

微量アルブミン尿とは尿中のクレアチニンで補正して、30mg/gCr以上300mg/gCr未満のことです。糖尿病透析予防指導管理料というものができたので、早期腎症である2期から腎臓病食の指導が推奨されるようになりました。

尿に微量にアルブミンが下り出した時点から、腎臓保護のためにたんぱく質制限をするということです。

実際、低アルブミン血症で浮腫がひどい人に栄養を補給しようと高カロリーで高栄養の食事を提供しても、一向に良くならない時、低たんぱく食に変えてみると浮腫がましになってきたことがあります。尿中アルブミンは32mg/gCr と微量だったのですが、高たんぱく食が腎臓を傷害していたようです。

たんぱく質は分子量が大きくて、尿に出ていくときに腎臓の糸球体というざるの様な組織を傷めてしまうそうです。

とくに、高齢の方は年と共に腎臓は弱ってきているので、たんぱく質はあまりとらないほうがいいのかもしれません。そういえば、おばあちゃんってお茶づけぐらいしか食べていなかった気がします。年と共に食が細くなるというのも意味があるのかもしれません。