高血糖と低血糖のひらいクリニック

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ひらいクリニック

   外科OGTT脂質異常症甲状腺消化器総合診療科

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ソイジョイでも低GIじゃないものがあります

Posted on: 日曜日, 6月 16th, 2013 in: クリニックより

ソイジョイは発売当初、低GIと宣伝していたので、シリーズすべてが低GIかと思っていました。でも、最近出たシリーズを食べてみて、あれ?って思ったのです。それで、いくつか買ってきてじっくり見てみると、低GIと書かれているものと書かれていないものがありました。

それってあり?って思いましたよ。飲み物では、カロリーゼロはゼロではなくて、100mlで5Kcal未満、カロリーオフは100mlで20Kcal未満と表示にごまかされがちです。絶食での検査を行っているので、こういったことには神経質になります。結局、検査中は水以外だめってことにしました。

これには、脳の反応も関係あります。カロリーが0であっても甘みを感じるものは脳は糖質が入ってきたと判断するからです。実際には、糖質がなくても血糖が上がるらしいのです。それゆえ、ダイエット飲料や人工甘味料は子どもには口にさせないほうがいいそうです。

成人になった時に、脳がちゃんと判断できなくなるらしいのです。多くのダイエット法にも問題があるようで、炭水化物抜きのダイエットは成功率が高いけど、元の食生活に戻した時に糖尿病になってしまうようです。実際、そうなってしまった方が通院されています。

農業の生活が一番健康的なんでしょうね。食べる分だけお米を作っていたサーフショップのオーナーに会いに行きたくなりました。

汗の中のタンパク質にかゆみの原因があるのかもしれません

Posted on: 土曜日, 6月 15th, 2013 in: クリニックより

アトピーの研究で、汗の中のタンパク質が注目されているようです。以前から、自分の汗にかぶれる人には濡れたタオルを持ち歩いて汗を拭くように指導してきました。乾いたタオルでは意味がないからです。

汗の中の塩分、油分など水分以外の成分も拭き取るべきだと思っていたからです。タンパク質が原因かもって話を聞いて、なるほどなって思いました。それなら、熱いタオルでふく方がいいでしょうね。

どうやって熱いタオルを持ち歩くかが問題ですね。熱いお湯が出る場所があれば、タオルの中心部だけお湯でぬらして絞ればやけどしないそうです。是非試してみてください。

飲まれなかった薬の処理。。。。

Posted on: 金曜日, 6月 14th, 2013 in: クリニックより

入院患者さんを見ていると、大量に飲まれなかった薬を持ってこられます。ちゃんと分包されていても、飲まれていないのです。飲んでいなかったせいで、肝性昏睡になって運ばれる方もよく見ます。

処方しても飲んでいないことは多く見られます。私も、過去にそういう経験があったので、認知症の方などは飲んだ薬の殻を持ってきてもらって、調整していました。医療費を削減しないとならないのなら、まずは薬をどうにかすることでしょう。

飲んだ殻を持ってこなかったら、処方しなかったらいいだけです。飲んでいなくても元気なのなら、次から処方しなくてもいいわけで、薬の減らし方なんて簡単な話なんですよ。

行政が動けば、すぐすむことなんですけどね。。。

人間の本質は“善”?

Posted on: 木曜日, 6月 13th, 2013 in: クリニックより

京都大学が人間の本質は善だと発表したようです。赤ちゃんがいじめられていたほうのおもちゃを選んだからだそうです。でも、80%の赤ちゃんだそうです。それなら、20%は最初から“悪”なんじゃないでしょうか?100%じゃないなら、善だと決めつけるほうがおかしいと思います。

私は、もともと性善説を信じていました。でも、弁護士は性悪説のほうを主張します。仕事柄でしょうけど、悪もあるんだろうなと思うようになりました。誰のために生きるか、そんな議論になったことがあります。人のために生きるのが普通だと思っていたら、自分のために生きると言った人もいます。

考え方は、人さまざまです。研究では、それをどちらかの傾向にまとめたがります。でも、結果をどうとらえるかによって、内容は大幅に変わってしまいます。どう解釈したかは、問題ではありません。どういう結果だったかだけを見なければなりません。

報道にごまかされている人がたくさんいると思います。うのみにしないで、少し距離を置いてゆっくり考えてみれば、間違いに気がつくかもしれません。

赤ひげ大賞というものが医師会にできたようです

Posted on: 水曜日, 6月 12th, 2013 in: クリニックより

第一回の赤ひげ大賞で5人の先生が掲載されていました。ほとんどが、かなり年配の先生でしたが、一人は少し若い先生でした。なぜこんな大賞ができたのでしょうか?第2回の医者の推薦を受けていると書かれていたので、要綱を見ると各医師会長からの推薦だと書かれていました。

私は、医師会にはバイト先から勤務医として入っているだけなので、こういったことに推薦されることはありません。医師会に入ってない先生も最近は増えているので、どうなのかなあという気がします。世によく出ている名医特集の本は、お金を支払って出してもらうものです。

確かに、個性的なところしか載ってないし、うちも載せないかと話が来ましたが、趣旨が違うので断りました。本に載ったからといって、患者さんが来てくれるわけではないからです。過去に、インタビュー形式の本にも載りましたし、投稿依頼が来て乗ったこともあります。その時は、有名な先生方の中に、ぴょこんと私が載ったのです。理由は女医だったからです。

でも、それを見てきたなんて患者さんにはあったことがありません。医者の教科書にも載ったことがあります。でも、読みましたよって言う医者にはあったことがありません。3冊とも私はお金を支払っていませんし、本が売れたことで収入があったわけでもありません。もらったのは、サンプルの一冊だけでした。

雑誌の特集記事に載せないかって勧誘もたくさん来ます。うちは、肛門専門病院ではないのに、肛門科の特集に載せないかって。更年期障害の特集に載せないかって話も来ました。うちは産婦人科じゃないし、更年期障害じゃなくて、更年期状態で病気じゃないでしょって断りました。

旅行雑誌に載っている飲食店も、お金を支払って乗せてもらっていると聞いていますし、本や雑誌って本当に信用できないなって思います。うちは、宣伝はネットだけ、看板も出さないし、広告にも出しません。出すのは地域の地図だけです。これは、地域への貢献になるからです。

何を信じればいいのかは誰も教えてくれません。自分で調べて、自分で判断しないとなりません。うのみにしないことですね。。。

処方箋とのつき合わせが始まりました

Posted on: 日曜日, 6月 9th, 2013 in: クリニックより

レセプトは何カ月もあとで、再審査されるのですが、処方箋薬局に出した処方箋とのつき合わせの審査が始まりました。今まで、院内薬局の医療機関は、病名と薬があってるか審査されていたのですが、処方箋で出していると、医療機関側では薬の審査はされていなかったようです。そのため、削られてくるのは検査だけでした。

突き合わせ審査の開始は、いろんな事情で遅れていたのですが、やっと始まったようです。ところが、それで切られてきた薬剤にびっくり仰天しました。なんと、糖尿病の患者さんに出した注射薬が切られてきたのです。その方は、2か所の医療機関でいい加減な治療を受け、本人が不信感を持ちうちに転院してきた方です。なので、前医の治療の情報は、本人からしか聞いていません。

糖負荷試験をして、インクレチン関連役の注射薬が合うと判断し投与しました。治療は予想外に成功し、とてもよくなったのですが、内服にしたいという希望から、いったん内服に切り替えていました。でも、聞いてないことがわかって本人の了解のもと、注射薬に戻したところです。病名漏れでもないのに、とんでもないことをしてくれるなと思います。当然、再審査請求をしますし、こういうことをされたことは本人にも伝えますよ。

もう一人は、28日投薬したものを21日に減らされてきました。これも意味がわかりません。初診時に14日投与していますが、薬があっていたので28日分投与しました。うちの患者さんたちは遠方から来られる方が多いので、普通のことです。ましてや、処方箋薬局に何度も行かせると、待ち時間で疲れてしまいますからね。まとめて渡せる分は渡しますよ。ばかげています。国がこんな馬鹿らしいことをしていると国民は知るべきです。

その一方で、高度先進医療の保険認可を進めようとしています。それらに使われる機械や、新薬が一部の人の利益につながるからです。古い医療のほうがいいこともいっぱいあります。でも、そこには新たな収益は発生しませんから、誰も手助けしようとしません。

病気を治したいのか、医療をビジネスにしたいだけなのか、私には理解できないことばかりです。

お世話になった方に、ちりめん山椒を届けました

Posted on: 土曜日, 6月 8th, 2013 in: クリニックより

昨日は、お世話になった方にちりめん山椒を届けて来ました。意外に、みなさんちりめん山椒が好きなようです。市販品と違って、山椒は舌がしびれてしまいますから、今頃、フーフー言ってるかもしれませんね。

一つのことが終わって、同時にある方は一つのことを始めたようです。文句ばっかり言って、ひきこもっていても何も始まりませんから、いいことだと思います。

今日は、診療が終わったら東京に向かいます。あす一日で、いろんな用事をこなしてきます。久しぶりに会う友人とどんな話ができるか楽しみです。

おしりの取説もぼちぼち完成させないとなりません。思いお尻を持ち上げて、今日はがんばってみましょう。

災害救急の現場に出る夢。。。

Posted on: 金曜日, 6月 7th, 2013 in: クリニックより

あきらめかけていた、災害救急の現場に出る夢を再び実現しようとしています。もともと、救命救急や外科を選んだのは有事の際に人の命が救える医者になりたかったからです。でも、救命に医局ができなかったために、外科入局になり、がん患者ばかり扱ってきました。

外科というのが、ガン病棟だとは知らなかったのです。20年以上がん診療をしてきて、やっとがん診療から撤退することができました。DMATという資格があることを知り、それを取るためにいろいろ調べたのですが、救命センターの所属じゃないと講習も受けられないとか、大阪では救命センターでも講習がなかなか受けられないとか、その前に救急隊が取る資格をいくつか取らないとならないとか、本当にややこしいんです。

時間もお金もかかるから、いったんあきらめました。山口県で開催されるある講習に申し込んだのですが、応募者多数で受理されなかったのに、2週間前になってキャンセルが出たので、参加しませんか?って。。。あほかーーーー3カ月先まで予定が決まってるんじゃーーーって。。。

3次救急をしている後輩とも連絡を取り合っていました。その中で、3次やってるからって偉そうにすんなと怒りました。だって、開業医とか1次救急が本当の救命の現場なんですもの。そこで見落としたら、助けられる命も助からない。

1次救急をしていた病院でも、災害現場に出る話はありました。でも、女性である私は、病院待機。同僚が現場に行って、死亡確認してきました。阪神大震災の時も、病院待機。神戸から転送されてくる患者の受け入れのためでした。私だって、できるのに、そんな悔しい気持ちでいました。

前に住んでいたところの近所にキャタピラーの訓練所がありました。前を通るたびに、習いたいなあと思っていました。大好きな重機がいっぱい置いてあるんですもの。でも、建築業をしている友人に聞くと、建築会社に所属していないと無理だと。でも、今回、ショベルカーだったら習えることがわかったのです。

ショベルカーランドのおじさんが、昔の機械と今の機械の違いまで教えてくれました。せっかく習ったので、本当に習いたいと思ったのです。メーカーはコマツにこだわります。そこで、コマツの教習所に問い合わせました。災害現場で使いたいだけだと。そしたら、親切に2日の講習でいいと。災害現場には大型の重機は入らないからだそうです。

ネットで調べていたら、車の教習所で大型免許を取れば、小型のショベルカーは運転できるとわかったのですが、どうしてもコマツで習いたかったのです。既に1級船舶も持っているし、ショベルカーが捜査できたら、なにかに役に立つんじゃないかと。

東北の地震の際、DMATが活躍したそうですが、糖尿病がわかる医者がいなかったようで、それが課題だとニュースで流れていました。それだけでしょうか?救命救急センターで最新の機器の中で仕事をしている医者が災害現場など何もないところに行って何ができるというのでしょうか?

何かあった時に役に立てようと、携帯型心エコーも用意して、現場で心エコーも習ってきました。私ぐらい、災害現場に向いている医者はいないと思っています。国が決めたようなばかげた手順を踏むことなく、災害現場に出る準備を始めています。

実山椒で忙しい時期です。。。。

Posted on: 木曜日, 6月 6th, 2013 in: クリニックより

6月は実山椒で山椒のつくだ煮を作る忙しい時期です。ちりめん山椒にして朝食で食べるのですが、山椒のつくだ煮を一年分作り冷凍しておきます。去年は足りなかったので、今年は多めに作っています。

山椒は和歌山のものが多いのですが、箱で1500円位のものが質がいいようです。900円程度のものを買うとまだ小さい実が入っていたり、葉っぱやごみが入ってたりして、処理に時間がかかります。高知県のものを見つけたので、買ってみたのですが、和歌山のものより茎が長くて実も小さい感じがしました。

ネットで調べると、有名な産地は和歌山の様です。ぶどう山椒という品種があるようです。そういえば、箱にぶどうと印鑑が押されていたので、ぶどうの箱を流用したのかなと思ってました。

山椒は処理が大変だから、つくだ煮で買うとかなり高価です。この時期頑張って処理して、冷凍庫に入れておいたら、1年中おいしいちりめん山椒が食べられます。是非、やってみてください。

アミノインデックスの検査を始めました

Posted on: 水曜日, 6月 5th, 2013 in: クリニックより

健康状態や病気の可能性を調べる検査だそうです。発案者は、医療事務です。こういった情報は、医者よりパラメディカルのほうが得意なのかもしれません。検診や人間ドックに疑問を持っているので、こういった事を導入していくことは重要かもしれません。

昨日も、人間ドックの相談を受けました。人間ドックとしてお勧めできる施設2か所を紹介しましたが、どの検査を受けたらいいだろうかという話になって、意外な展開をしました。それぞれの検査でわかる内容と、人間ドックでの限界を話していくと、受けても意味ないじゃないですかってことになりました。

でも、漠然二心配しているのなら、さらっと受けてみたらいいんだと思います。そのうえで、なにか症状があれば、それぞれの専門施設を紹介します。人間ドックの内容を保険診療で検査しようと思えば、数か所の医療機関を回ってもらわないとならないからです。

アミノインデックスの検査は、3日前までの予約検査になります。費用は、内容によりますが、1.5万円から3万円です。自費検査になります。詳しいことは、アミノインデックスのHPをご覧ください。http://www.ajinomoto.co.jp/products/aminoindex.html