高血糖と低血糖のひらいクリニック

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ひらいクリニック

   外科OGTT脂質異常症甲状腺消化器総合診療科

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いろんな病院を受診してみていろんなことが見えてきました

Posted on: 金曜日, 11月 2nd, 2018 in: クリニックより

最近の大病院は外来は2階建てで真ん中に吹き抜けがあり開放的なつくりです。AブロックとかBブロックとか空港のチェックインカウンターのように別れています。

画像情報は最近はフィルムではなくてCDなので、それを先に取り込むようです。取り込むのは受付であったり、各部門であったりまちまちです。

医事業務も各部門で行う場合と、会計の裏で行う場合とあるようです。会計の裏で一括に作業する場合は患者がファイルを会計に持っていかないとならないので、愛想がないです。

部門ごとで入力する場合は、お待たせしてすいませんと言いに来てくださいますし、処理に時間がかかる分は次回の請求に回しましょうかと提案してくれました。

決められたことをきっちりとミスなくこなしていくと言うのは大事なことですが、まったく感情が感じられません。その一方で、事務の方でも状況がわかっていると人としてのあったかさが出るものだと思いました。

結局、大きな病院に行けば、半日はつぶれます。待たされる時間がいらいらしないようにと携帯電話に電話してくれるサービスもありましたが、結局、遠くまで行けるはずもなく。。。。待たされる時間が苦にならない環境が一番いいとわかりました。待たされて不安になるのは、忘れられているんじゃないかって言うことだと思います。その不安を取り除くには頻回に誰かが報告してくれないとだめです。そこには、人の配慮が必要です。マニュアルがどれだけ徹底していても、現場の臨機応変な対応が一番重要だなと思いました。

経鼻内視鏡と経口内視鏡を受けてみての感想

Posted on: 木曜日, 11月 1st, 2018 in: クリニックより

最近、経鼻内視鏡が主流になっているようで、バイト先の病院でも”経鼻内視鏡をしてくれる先生”を探しています。上部消化管内視鏡は二人の先生が出来ます。でも、二人とも経口にこだわります。わたしの年代はそうですね。経鼻は開業医の先生が気軽にやるもので、病院ではすべきでないと考えています。

最近、両方とも経験してみて、思ったことを書きます。内視鏡前の麻酔は経口の方が楽です。3分間麻酔のゼリーを口に含んで、3分経ったら飲み込むだけ。味はついていますが、粘調で飲み込みづらかったです。昔はこの後でスプレーで麻酔を吹いていたと思いますが、セデーションを選択していたので、その後寝てしまいました。

経鼻内視鏡では、何度かにわけで鼻の麻酔、喉の麻酔があり、これも結構しんどかったです。特に、喉の麻酔はそれだけでもえづきました。鼻からの場合、セデーションはかけませんから、そのまま検査が始まり、鼻の奥が痛かったこと、喉を通過するときえづいた事、胃に空気を入れられるとなんどもえづいた事、全部覚えています。利点は画面で自分の胃の中が見えること。。。(あまり見たくなかった)

経口内視鏡はセデーションをかけてもらったので、気がついたら回復室のベットの上でした。喉の痛みもなく、何があったのかよくわからない状況でしたが、検査が終わったんだなと思いました。その日は、半日ぐらいふらふらしていたので、仕事の合間には無理だなと思いました。

結局、経口内視鏡の方がセデーションをかけてもらえば楽に検査が受けられるのに、回復室がないと経鼻のほうになってしまうようです。回復室で1時間ぐらい寝かせておかないと帰せないからです。検査としては、やはり経口内視鏡の方がしっかり見てもらえると思います。

鼻をほじると肺炎になるかもしれません

Posted on: 月曜日, 10月 29th, 2018 in: クリニックより

肺炎球菌は高齢者の肺炎の原因として知られています。ところが5歳以下の小児の死因にもなっているそうです。咳やくしゃみで広がることは知られていますが、鼻をほじることでも感染するそうです。

小児の肺炎は日本ではあまりみない気がしますが、小児科は見ていないのでわかりません。乾燥した状態では感染力は低くなるようで、おもちゃなどを乾燥させておくことも重要だそうです。

どちらにせよ、鼻をほじる行動は鼻の粘膜を傷つけるためよくないと思います。鼻はティッシュでかむようにしたほうがいいでしょうね。鼻をすするという行為も欧米の人には不快な印象を与えるようなので、気をつけたほうがいいでしょうね。

資格試験は大失敗でした

Posted on: 土曜日, 10月 27th, 2018 in: クリニックより

医事課の資格試験を受けに行ったのですが、結果は失敗、印刷までたどりつかなかったため不合格です。しかし、収穫はたくさんありました。

試験でも受けないと勉強しないからと受験を決めたのですが、勉強にはなりました。過去にスタッフが4人受けているのですが、受かったのは一人だけ。一人は2度受けても受からなかった資格試験です。

どうすれば合格するのかがわかったことも重要です。もう一度受験すれば受かるでしょうが、私に必要な資格ではないので、受験することはありませんね。

来年以降に受験する医事課をサポートすることにしています。しかし、試験を受けるのは何度やっても嫌なものですね。医者になってからでも何度試験を受けたことでしょう。いつもしんどかったです。

当分、自分を評価される試験と言うのは受けたくないなと言うのが感想です。

アルジネートウオーターに意外な効果。。。

Posted on: 土曜日, 10月 20th, 2018 in: クリニックより

アルジネートウオーターを飲むようになって、インプラント周囲炎もあっさり治るようになりました。顔によく出来る炎症性のできものも、いつもよりあっさりと引いてくれました。免疫を高めるとのことなので、術前に使う施設もあるそうです。

わたしも検査結果によっては手術を受けないとならないかもしれないので、飲み始めています。食道にも軽症だがカンジダがあったそうで、それにもいいかもしれません。皮膚の病理でも尋常性疣贅verruca vulgarisというウイルス性のいぼが見つかったのですが、調べると”主として小児の手足にみられ,表面の角化がつよく硬い”とあり、なんでやねんって思いました。

昔から、感染症になりやすく、眼科でも耳鼻科でも”子供がなる病気だよ”と言われたことも多々あります。今回、皮膚の病理を出したところはたまた、小児におこりやすい病態とのこと。昔、産婦人科の医者に、わたしの胃は筒状で新生児と同じだといわれたこともあります。

子供から成長してないのか?そのわりに、老化も進んでいる。よくわかりませんね。わたしは、サプリメントや健康食品は信用しないのですが、アルジネートウオーターは床ずれの方に飲んでもらうと治りが早かったので、信用できると思います。たぶん、床ずれの細菌に対して効果があったのだと思います。

来年のGWが10連休になると聞いて

Posted on: 金曜日, 10月 19th, 2018 in: クリニックより

来年のGWが10連休になると聞いて、医療はどうなるんだろうと思いました。祭日があるたび、外来患者さんは多めに薬をもらい、予定より1週間遅れて受診したりします。

そのために、日によって混雑の具合が変わってしまいます。先週はガラガラだったのに、今週はやたら多いなあなんてことになるんです。

医療機関は祝日は開けるようにしないとだめだと思います。その代わりに、平日に休診日を作ればいいんだと思います。

外来の時間に関しても、午前のみにするのではなくて、柔軟にやった方が良いと思います。ある方の奥さんから、ご主人は仕事を休めないので受診できないと言われました。それなら、私がいる時間ならいつ来てもいいよといいました。めったと病院に来ない方が早速受診してくれました。

理由を聞いてみると、仕事の最中でも急に空き時間ができることがあるとのこと。でも、いつ空き時間ができるかは、そのときになってみないとわからないので、予約が取れないとのことでした。それなら、お互い時間を合わせるようにすれば、受診してもらえますよね。

世の中はコンビニがあちこちにあり、24時間、好きなものが手に入ります。それになれてしまった人たちに、平日の午前中しか開いていない医療機関って、行きにくいものになっていると思います。昔とは違ってきている世の中に医療機関もあわせていかないと、病気なんて治せないって思いました。

来週木曜日、資格試験のため休診します

Posted on: 月曜日, 10月 15th, 2018 in: クリニックより

来週木曜日は資格試験を受けてきます。医者の資格試験ではないのですが、医療関係の資格試験ではあります。その勉強のために、1500ページもあるマニュアルに目を通しました。

覚えることがたくさんあるので、記憶が苦手な私には嫌な作業だったのですが、勉強を進めていくと記憶しなくても回避する方法がたくさん見つかって、なんだか楽しくなってきました。

今まで知らなかったことも知るようになり、それも楽しくなる一因でした。番号が並んでいるだけの意味不明のものにもいろんな意味があることがわかり、そういうことを知ったことも楽しくなってます。

さて、何の資格試験でしょうね。受かったら報告します。

アルギニンがいいかもしれません

Posted on: 土曜日, 10月 13th, 2018 in: クリニックより

アルジネートウオーターが床ずれにいいので病院でよく使っていました。薬ではないので、個人で購入してもらいます。小さなドリンクなので、お年寄りでも飲んでくれます。これを飲んでもらうと褥瘡(じょくそう)が治りやすいんです。

なぜ効くのか知らないままに使っていたのですが、ネスレの方と会う機会があり、聞いてみたところ免疫力を上げるそうです。感染症が治りやすくなることが、褥瘡にいいのかもしれません。術前に飲んでもらう施設も増えているそうです。

わたしは体質的に感染症になりやすく、治りも悪いので飲んでみることにしました。スポーツドリンクのようで飲みやすいです。1日1-2本が適量のようです。後日、うちもアルギニンの商品があってこっちの方がよく効きますといってきたメーカーがあります。

でも、混ぜものがあるのはわたしは好まないし、そのメーカーは私が嫌っている乳製品を扱っているので、採用は直ちに却下しました。ネスレのアルギニン製品でもいろんな味などがあるのですが、シンプルなウオーターが一番いいと栄養士に聞いたことがあるからです。

データを集めようと思えば、1種類に限定して使うべきです。どんなことでも、データを取って立証することが重要です。そんな考え方は、昔から変えていませんね。

経鼻内視鏡を受けてきました

Posted on: 火曜日, 10月 9th, 2018 in: クリニックより

上部消化管の内視鏡は鼻から細い内視鏡が出来るようになり久しくなります。カメラを飲む経験は3度あったと思います。どれも、口からのものでしたし、最初のときはモニターもない時代でした。鼻からの内視鏡は、鼻の麻酔が気持ち悪く、のどの奥を曲がるときは痛みがありました。

のどの奥の通過は細いから若干ましでしたが、嘔吐の反射は変わらず、検査中にも何度かえずいてしまいました。最近は、感染症も調べず、胃の動きを抑えるブスコパンの注射もしないようです。ミントの薬でブスコパンの代わりをするようですが、それもなかったと思います。

前からそうですが、私が医者だとわかっていると画面を見ながら丁寧に説明してくださいます。時間もかけて、じっくり見てくださったそうですが、わたしとしては早く終わってほしいと願うばかりでした。病理結果などが後になるので、最終診断はまだですが、まあまあ、問題なかったようです。

病理診断にも気を使われているようで、医者を選んでいると話していただきました。わたしも同感です。昔、明らかに乳がんなのに細胞診でクラスⅢと帰ってきたことがあり、何例かまとめて病理結果とともに送り返したことがあります。専門医を持っていても、一概に信用できないわけです。

胃カメラが終わって別室で待っているとき、他の方も”ゲーゲー”言っていたのを聞いて、私の辛抱が足りなかったわけではないとわかり、少しほっとしました。

ノーベル賞受賞者がまた凄いことを言いましたね

Posted on: 土曜日, 10月 6th, 2018 in: クリニックより

これからの医療は”不安解消医療”になるべきだと。わたしは大阪の小さないちクリニックから同じことを叫んできたように思います。”先生一人の意見ではどうにもなりませんよ”と近畿厚生局に言われたその日から、一人でも叫び続けていたらどこかに届くだろうと思っていました。

私は現在、”不安増大医療?”の真っ只中にいます。その中で、一人孤独に戦っていましたが、ようやくありがたい一言をもらえました。 ”ご心労幾ばくかかと存じます” この一言で、やっとわかってもらえたと思いました。”疑い”病名をつけられながら、平静を装って診療を続けているのがどれほど困難なことか。

ところが、困難などころか、診療している方が気が休まるんです。患者さんとの新たな出会い。昨日は、80歳の方がわたしにかかりたいと転院してこられました。今まで薬が多いために苦労したこと。自分の判断で薬を減らしてきたこと。他の治療法があればぜひ試したいと思っていること。

わざわざ、わたしの外来に来るためにディサービスを休んできたとのことでした。彼の都合のいい曜日に、治療を進めて行くことになりました。たった一人のために外来をする、そんな日が始まります。