高血糖と低血糖のひらいクリニック

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ひらいクリニック

   外科OGTT脂質異常症甲状腺消化器総合診療科

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大学病院が検診施設を作ったそうです

Posted on: 土曜日, 4月 12th, 2014 in: クリニックより

大学病院が検診施設を作って、そこで見つかった病気を大学病院で検査していこうとしています。なぜ、大学病院が検診をするのか?経営が苦しいのか患者が集まらないのかもしれません。

検診というのは専門の先生が行うものではないので、大学病院がするものではないと思います。しかし、私も4-5年前まで大学で外来をしていたのですが、紹介の質の低下がものすごいスピードで進んでいたのも確かでした。

通常、ある程度診断がついた状態で大学病院に送るものですが、全く診断がついてないか、あるいは、検査の診断能力がないのに検査をして、結果がわからないと送ってくる始末でした。

そうなってきた原因に、開業医が新たな検査や診断に手を出さないとやっていけなくなっていたことや、紹介状料ぐらいしか確実に収入減になるものがなくなってきている現状があります。

検査は、患者さんに痛い思いをさせるものしか利益が上がりませんし、検査しても削られてくることが多くなってきていたからです。医療は福祉ではなくて、サービス業とされているので、国からすると飲食店と同じ扱いなのです。

大学病院に限らず、国立病院も独立採算制になって患者さんを紹介してほしいと一生懸命活動しています。私は、どんな相手かを見極めたうえで紹介していっているので、どこにでも紹介するわけではありません。

いい施設かどうかは、患者目線で見ないとわからないので、自分で受診してみたり、受診した患者さんからも情報を集めています。大学病院の検診施設がどういったことをやっていくのか、ただの検診施設で終わってしまうのか、結果が楽しみです。

医師を教育する電子カルテ

Posted on: 木曜日, 4月 10th, 2014 in: クリニックより

医師を教育する電子カルテを作った施設があるようです。私も前からそんなものがあればいいし、電子カルテなら簡単にできるでしょうって思っていました。しかし、一歩間違えると無能な医者を育ててしまうかもしれません。

ゲーム感覚的に回答していけば答えがでるものであれば考えることをしなくなると思います。患者さんの症状の訴え方は様々で、それを症状という言葉に代えることがまずはじめの仕事です。

めまいがするという訴えひとつとっても、医学用語のめまいではない場合もあります。雲の上を歩いているような感じのめまいという訴えから、肩こりによる脳血流の低下が原因とわかったこともあります。

褥瘡会議でもどんな薬をどんな状況で使ったらいいのかという話題の前に、体交(寝返りを打たせること)がちゃんとできているか、栄養が行き渡っているかを議論しないとなりません。

これらのことは、前に進んでいくと言うより一歩下がって考えてみると言うことです。どんなことでも当てはまりますが、一歩下がって全体を見渡してみると言うことは大事なことでしょう。

にんにく注射で血糖値が下がるかもしれません

Posted on: 火曜日, 4月 8th, 2014 in: クリニックより

にんにく注射とはビタミンB1の注射で、にんにくのようなにおいがすることから通称にんにく注射と呼ばれています。筋肉疲労に効くものであって、単なる疲れには効果はどうか疑問です。

ところが、糖尿病患者さんでたまたまにんにく注射を打った方が、打ってから3日間ぐらい空腹時血糖が下がったと報告がありました。平均血糖は下がっているのに、なぜか空腹時血糖だけ下がりきらなかった方です。

筋肉疲労が回復したら、インスリンが血管から筋肉に糖をたくさん運べるようになったのかもしれません。本当ににんにく注射の影響なのか、もしそうだったら、何日ぐらい続くのかなど検証していかないとなりませんが、楽しみです。

にんにく注射はいろんな医療機関で行われていますが、薬をブレンドしているところが多いので、注意してください。ビタミンB1単独で効いたかもしれないという話です。

やっと謎の建物が解明されました

Posted on: 日曜日, 4月 6th, 2014 in: クリニックより

子どもの頃の8mmビデオがあったのですが、映写機がないので、ビデオテープに変換してもらっていました。画像は音がないのですが、幼稚園の催しで使っていた建物がビデオで見てもかなり古かったので、もう現存しないと思っていたのです。

ところが、桜の花を見に行ったときにたまたま見つけたのです。何度か通ったことがある道沿いだったのですが、少し奥まったところにあって気がつかなかったのです。戻ってからビデオで確認したら、確かにその建物でした。

旧桜ノ宮公会堂という建物で、現在も結婚式などに使われているようです。今日は、貸し切りだったので中には入れなかったのですが、近いうち見に行ってみようと思います。舞台があるはずなので、確認してこようと思います。

子どもの頃は日本舞踊を習っていたので、その発表会のビデオも残っています。今は無くなってしまいましたが、三越百貨店の最上階だったと思います。三越劇場という舞台があったのです。4歳か5歳だったと思うのですが、振りを間違えたことは未だに覚えています。

桜はもう散りだしていますが、とてもいい春の一日になりました。しかし、花見のブルーシートはどうにかなりませんかね。出来れば、グリーンにしてもらうと目立たなくていいのですが、きれいな桜の下に、ブルーのシートがいっぱいひかれている光景は興ざめしてしまいますよ。

総合病院の意味って何でしょうか?

Posted on: 土曜日, 4月 5th, 2014 in: クリニックより

総合病院にかかっているお父様の話を聞きました。循環器内科は総合病院で見てくれているが、糖尿病内科は紹介してくれないので、別の病院にかかっていると。糖尿病内科は、入院しないと見てくれないらしいと話しておられました。

他の人にも、そんなことを聞いたことがあります。院内で別の科を紹介してもらえないから、紹介状を書いてほしいと。すでに総合病院にかかっているのに、別の科にかかるときは開業医からの紹介状が必要だそうです。

おなかが痛くて総合病院を受診した方がいます。内科で、検査を受けて問題ないと言われ、婦人科の受診を希望されましたが、受付時間が終了しているからと断られたそうです。

その方は、痛みが解決しないまま明日来てくださいと平気で帰されたそうです。総合病院っていったい何なんだろうと思い始めています。そこに行けば、何かの病気であっても検査や治療が受けられると思うのは間違いのようです。

私が総合病院に勤めていた頃は、他科受診が必要かもしれないと思ったら、先に電話して受け入れをお願いしていました。多少の時間の遅れは、医者が連絡すれば対応してくれました。

外来診察は午前中だけですが、医者は一日中、病院内にいるわけなので、病院を受診した方は最後まで責任を持って対応できないのでしょうか?特に、痛みで受診している方は、痛いままで返すべきではないでしょう。

専門化が進んで、年々こんな話が増えてきたことも事実です。専門的な治療が必要な場合を除いて、簡単な診断治療はどの医者でもできるべきでしょう。人間の身体はつながっているのですから。。。

新しい糖尿病薬の講演会に行ってきました

Posted on: 土曜日, 4月 5th, 2014 in: クリニックより

今年の春は、全く新しい考え方の糖尿病薬がたくさんの製薬会社から発売されます。それで、大阪府では製薬会社を集めて、2日間で説明会を行いました。普通は製薬が医者ごとに説明会が行われるので、画期的なことです。

公演会場はホテルの一番大きな宴会場が使われたので、プロジェクターも3台用意されていました。何人ぐらい入る会場かわからないのですが、かなり広かったのに会場は満員になっていました。

血液中に流れている糖を尿から出してしまうという新しい考え方なのですが、短絡的な治療になりがちで、根本治療にはならないでしょう。でも、糖毒性から抜けられない方に一定期間使うことは有用かもしれません。

糖尿病に関しては、大阪はいろんな新しいことを始めるようで、日本を引っ張っているそうです。東京ばかりが中心かと思いきや、大阪が中心になってるって嬉しいですね。

糖尿病治療がうまくいかなくて困っている方にはいい話だと思います。

4月になって、新たな仕事が始まりました

Posted on: 木曜日, 4月 3rd, 2014 in: クリニックより

昨日はさっそく院長回診。久々の回診はそれなりにおもしろいものでした。一気に20名の患者さんの主治医になったので、家族の方ともお話ししたり、忙しい毎日が始まりました。

院長をしてほしいという依頼も何度かあったのですが、私はサブが得意なので、トップの職は望んでいませんでした。今回は、新たに院長になられる先生が、学生時代の恩師だったと言うことからお手伝いすることにしたのです。

病院のこじんまり具合も気に入っています。一日中、階段を上ったり降りたりしているので、足も鍛えられて一石二鳥です。暖かくなり、桜の花を見ながら、すてきな春になったなあと思います。

誕生日が終わって、やっと落ち着いてきました

Posted on: 火曜日, 4月 1st, 2014 in: クリニックより

誕生日って嫌いなんです。子どもの頃は祝ってもらえませんでした。学校でも4月生まれなどは誕生日会を開いてもらえるのに、3月31日となると、春休みのまっただ中で誰も覚えていません。

その後も誕生日には良い思い出もなく、こんな年になってしまいました。友人も、誕生日にご主人がケーキを買ってくれないと憤慨していました。みんな、あまり良い日ではないのかなって思いました。

私が生まれた頃は、誕生日を変更して届けていたそうです。3月生まれは勉強について行けないから、4月生まれに変えていたそうです。私が生まれた病院はカトリックだったので変更はできませんでした。

小学生の頃は友達の話題について行けないし、何かと苦労があったように思います。私の父は会社を経営していたので、私が生まれた日は一番忙しい時期だったそうです。

今年の誕生日は普通の日でしたが、たくさんの友人からおめでとうというメールが届いて、何となく幸せな一日でした。ケーキもプレゼントもない普通の一日が一番良いのかもしれません。

4月の保険改正で、おもしろいことが起きます

Posted on: 土曜日, 3月 29th, 2014 in: クリニックより

4月の改正で、生活習慣病を複数持っている方は、料金が上がる可能性があります。ただし、常勤医師が3人以上いる医療機関しか算定できないので、細々とやってる医療機関では変わらないでしょう。

生活習慣病を一生懸命何とかしようとしている開業医にはばからしい話です。医者を3人も常勤でおける開業医なんていませんよ。国が何をしたいのかちっともわかない、そんな声ばっかり聞こえてきます。

でも、患者さんの立場に立てば、大きいところに行くと料金が高くなるんですから、大変ですよね。うちは、算定できないので、ご心配なく。支払いが増えてしまう大きな病院は辞めて、うちのような細々とやってる開業医にかかってください。

つむじに良い方法

Posted on: 木曜日, 3月 27th, 2014 in: クリニックより

つむじはげってありますよね。はげているのではないけど、髪の毛の生える方向が渦になってるときに、毛が薄く見える場所ができてしまう。そういったものに良いのが”リセッター”です。

近所の美容室でやっているのですが、思いの外良い効果が出ます。絡まった髪の毛をほぐしていくだけだそうですが、髪の毛のつやも出てきます。癖毛にも良いらしいです。

是非、体験してみましょう。悩みが消えてしまうかもしれませんよ。