高血糖と低血糖のひらいクリニック

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ひらいクリニック

   外科OGTT脂質異常症甲状腺消化器総合診療科

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透析前栄養指導の施設認可に失敗

Posted on: 火曜日, 9月 9th, 2014 in: クリニックより

2年がかりで、人をそろえて講習も受けに行ってもらい、書類をそろえてやっと施設認可が取れると思いました。ところが、常勤の看護師と記載されていた内容は、正看護師しかだめだと連絡があり、申請を取り消すように言ってきました。

正看護師という指定はなかったのに、役所というものはひどいところです。准看護師であっても現場で日々、蛋白質制限の話をしているのです。透析にならないようにの指導は、糖尿病に成り立てでもやっています。

開業医は病院と違って正看護師の人数の規定はありません。医師会が育ててくれている准看護師は開業医向けなのです。正看護師の方が給料が高いので、開業医はたいがい准看護師を雇っていると思います。

それであれば、透析前栄養指導の施設認可は開業医には高嶺の花と言うことになります。では、糖尿病治療の最前線って病院なのでしょうか?開業医にかかっている糖尿病患者さんの方が多いと思います。

病院ではかなり待たされるので、身近な開業医を選んでいることの方が多いでしょう。国のしていることは、病気を治すってことからほど遠いと思いました。病院ばかりを優遇し、開業医は冷遇されているわけです。最前線なのに。

病気の百貨店のような患者さん。。。。

Posted on: 日曜日, 9月 7th, 2014 in: クリニックより

検診で引っかかったと病気の百貨店のような患者さんが来られました。病名をつければ、糖尿病、高血圧、肝機能障害、高尿酸血症、高脂血症です。すべてに薬を出せば、数種類になります。でも、肝臓が悪ければ、使える薬に制限がかかります。

それで、まず肝臓を治すことにしました。アルコールによるものだとわかっていたので、アルコールは制限します。でも、脂肪肝もありますから、それだけでは良くならないでしょう。糖尿病の治療を早く始めないとならないので、治療は急ぎます。

肝臓に効果がある注射を打ちながら、まずは体重を落とすことだと話しました。肥満はすべての病気の根源なので、当たり前の話です。患者さんはアルコールの制限を始めてくれて、注射の効果もあり、肝機能は少しずつ良くなってきました。

そこで、糖尿病の薬で体重を落とす効果があるものだけ処方しました。この薬も肝臓が悪いと良くないらしいのですが、肝臓を良くするためにも体重を落とさないとならないので、フライングして使い出しました。治療前には、INBODYで体脂肪や筋肉量をはかります。筋肉を落とさずに脂肪を落とすダイエットが必要だからです。

その後、尿酸値は正常になり、LDLコレステロールまで正常値になり、おなか周りが緩くなってきて、一ヶ月もたたないのにどんどん良くなってきたのです。ちょっとしたきっかけで、何でも治るってことがわかりました。

3年前の検診から、医療機関を受診するようにと指示が出ていたのですが、重要性がわからなかったので放置していたようです。今回はレッドカードが出て、医療機関からの報告書の提出を求められたのです。そこまで行かないと病院には行かなかったようです。

改めて、検診が全く機能していないことを知りました。検診をしている医療機関は、いったい何をしているんでしょうね。報告書を郵送するだけじゃ、理解しないでしょ。検診の結果は医者から説明してほしいものです。それがないから、町には病気の人があふれているじゃないですか。。。

ボルダリングを体験してきました

Posted on: 土曜日, 9月 6th, 2014 in: クリニックより

思ったより上っていくのは難しくなかったのですが、横移動などが意外と難しかったです。短時間にかなりの筋力を使うので、筋肉痛はかなり出そうです。運動になるかどうかについては疑問ですね。

ボルダリングしたら、おなかが引っ込むらしいとのことですが、おなかが出ていたら、はなからできないって感じです。指の筋肉を使うので、趾の筋肉痛は出ると思いますが、前腕部の筋肉痛も出るでしょう。

安くできる運動は何があるかを調べていて、ボルダリングか市民プールぐらいだとわかりました。何をしようと思っても、まず入会金が発生するのがかなわんなと思い、入会金が不必要なものを探していました。

入会金と毎月かかる会費は意外な出費になります。スポーツジムでも単発で使えたらもっといけるのになって思います。入会したら行くだろうと思いきや、いかないとならないというプレッシャーが増えて、行けない理由を考えるストレスも増えます。

だから、何かに入会するのは精神衛生上よくないと思うのです。ボルダリング以外にも単発で行ける運動を探してみようと思います。

めがねのその後。。。。。

Posted on: 金曜日, 9月 5th, 2014 in: クリニックより

”めがね変えたんですか?” 昨日、聞かれちゃいました。彼は同じビルのテナントの方で、gethappyというサイトを立ち上げている方です。そこに私の紹介ページを作ってくれているそうです。トレードマークだった赤のめがねじゃなくなってるねって意味だったようです。

赤のめがねは、梅田の店に修理に持って行ってもらいました。スタッフが帰り道なので、2度も持って行ってくれたのです。もともと、心斎橋に店があったのですが心斎橋は撤退して今は梅田と難波しか店がありません。

2度目にいってくれたとき、こんなことしてたんじゃないですか?って、片手で外す振りを店員さんがしたそうです。そうそう、そうやってました、と大笑いしたそうです。老眼になっているため、書類を書くときや、手術でも細かい作業になるときは、めがねを外していたんです。

確かに、両手で外さず右手で外していました。めがね自体に、バネの機能があったようで、それがだめになったそうです。でも、両手で外すなんてゆっくりしたこと出来ない品あって思いました。今のめがねは、片手では外せないタイプなので、案外良いのかもしれません。

めがねは気に入ったフレームが見つかるのに手間暇がかかり、気に入ってもかけ心地が良くなるまでに何度も調整してもらいに行かないとなりません。それで、今のところ作り直す気はなくて、もう一度修理できないか持って行ってみようと思っています。

梅田の店員さんより、心斎橋にいた店員さんが難波に移動しているようなのそっちに行く方が良いなあと思っています。顔なじみの人なら、なにか良い案を考えてくれるかもしれません。そのうち行ってみようと思っています。

めがねが壊れたとき、何人もの患者さんから、めがねの話をされました。今のめがねも似合ってるよって皆励ましてくれました。黒縁めがねは威圧感があるので仕事では使いたくなかったのですが、当分はこのままでいようと思っています。

関西空港のうれしい話。。。

Posted on: 木曜日, 9月 4th, 2014 in: クリニックより

関西空港が寂れてきだしたころ、何とか活気を取り戻してほしいと、南半球と金沢を結ぶツアー企画もしました。旅行会社じゃないのでそういったことがすぐに反映されるわけではなく、そのうち、SARSの件で、国が成田しか守ろうとしていないことも知り、落胆していました。

ところが、アジアからの旅行者で賑わいを取り戻しているようです。意外なところから関西空港が立ち直れそうです。最近、アジアからの旅行者が増えていることは町中を見ていてもわかります。クリニックにも台湾からの旅行者が受診されたこともあります。

北陸新幹線は金沢まで、リニアモーターカーも名古屋までしか来ないようで、関西は全く切り離されています。ところが、関西では民間の力でいろんなことをやってきたそうです。大阪城を再建したのも民間、淀屋橋やいろんな橋を架けたのも民間、淀川の花火も実は民間だったようです。

関西は医療の面でも先陣を切っている分野があるそうです。乳がんでもそうでしたし、糖尿病も関西から発信しているようです。大阪の人間は昔から、大阪を独立国にしても良いと思っていますよ。大阪の人間はなかなか大阪から離れようとしないのも事実です。

私にいろんな嫌なことが起きたときも、周りは私が東京に出て行くと思っていたそうです。まさかですわ。私は、大阪から離れるつもりはなく、大阪の中心部に城を構え、出て行くのは私に嫌がらせをした人たちでしょうって思っていました。

今は、名古屋、山梨、新潟など遠方からも来てくださる方に恵まれ、信じていたことに間違いはなかったと思っています。大阪だけでも良い医療が受けられる町にしようと思ってきたことが、少しずつ完成していっている気がします。

最近は黒門市場とも連携がとれだして、食を大事にしているクリニックとしてはありがたいことです。不可能なことはない、いつでもそう考えています。何か方法があるはず、患者さんの治療でもあきらめることなく前に進んでいます。

中国で肥満が問題になっているようです

Posted on: 水曜日, 9月 3rd, 2014 in: クリニックより

中国で肥満が増えているようです。理由は欧米の食事が広まったからでしょうが、糖尿病もかなり増えていると聞いています。一人っ子政策も影響しているそうですが、映像では年配者も出ていたので、それだけではないでしょう。

昔、中国の人はやせているので、中国料理が良いのかお茶が良いのだろうとダイエットに導入されていましたが、今から考えるとそうではなかったとわかります。社会主義の国だったので、食事もあまり豊かではなかったのだと思います。

ウーロン茶とかジャスミン茶が脂肪を落とすと思われていますが、それも効果に疑問がありますね。ヨーグルトが日本に入ってきたときも長寿に関係あると思われていましたが、結果的に乳脂肪の取り過ぎにつながり、乳がんが増えた気がします。

逆にお寿司がヘルシーだと海外に広がっていますが、日本人にとってはヘルシーだとは思いません。動物性脂肪の多い食事が中心の国ではヘルシーと扱われていても、日本人には糖分と塩分が多くなるので良くありません。

お寿司は何かのお祝い事で出されていた料理なので、日常に持ち込むのは考え物です。いろんな料理がいろんな国に普及して、世界中の国でいろんな料理が食べられるようになっています。

私たちは、噂をうのみにせず、何が必要なのかをじっくり考えて口にする必要があるようです。

野菜が高騰している時期は、乾物を使ってください

Posted on: 火曜日, 9月 2nd, 2014 in: クリニックより

野菜が高騰しているので、野菜料理があまり作れないと思っている方は、乾物類を活用してほしいと思います。切り干し大根やひじき、乾燥椎茸など日本には乾物類が豊富にあります。

元々、乾物は野菜がとれない時期に使うために保存食として作られていました。今のように年中野菜がスーパーに並んでいる方が不思議なわけで、昔はきせつによっては野菜は手に入らなかったはずです。

そういった時期に使うために、保存食が出来たのですが、漬け物は塩分が不足する地域のものなので、要注意です。野菜の中でも、天候に左右されないものもあるそうです。工場のような場所で作られているもやしやきのこ類だそうです。

これはありがたいですね。きのこはアヒージョにして食べるのが良いかもしれません。スパイスミックスが売られているので簡単に作れます。子供さんの居る家庭におすすめしてみても評判が良かったです。

漬け物も少し塩抜きをして調理に使うと良いかもしれません。高菜の餃子は私は大好きです。高菜類は炒め物にしても良いでしょう。今日は、スパイスたっぷりのピクルスを作ってみました。いろんな野菜をつけてみようと思います。

 

インクレチンの注射薬とインスリンの注射薬の併用が可能になりました

Posted on: 月曜日, 9月 1st, 2014 in: クリニックより

インクレチンの注射は食後血糖を下げる働きをします。でも、全体的に血糖値が高い人には、インクレチンの注射薬だけでは不十分でした。インスリンの注射薬が併用できるようになるという話が出たのが半年前。ようやく併用可能になりました。

半年間、待ち続けてやっとなので、本当にうれしい知らせでした。併用すれば、絶対良くなると思っていても、併用できなかったんだからどうにもならなかったのです。仕方なく、SU剤を併用してもらっていましたが、これでは低血糖の危険があるのです。

低血糖を起こさないように、血糖値を下げていくのは本当に慎重に行わないとなりません。薬の効果が不安定でも困ります。その点も、新しいインスリンの注射薬が安定した効果を出すものなので、安心できます。

早速治療変更したい患者さんが居るので、連絡を取ってみようと思います。今まで、良くならないのは自分のせいだと思っていた方も、そうではないかもしれないんですよ。薬の選択が悪いために、良くならない人はたくさん居ますから。

最近も、患者さんに評価していただけました。たくさん薬を飲んでもうまくいかなかったのに、注射一本で解決するなんて。。。。って。注射が嫌なのはよくわかっていますが、一時だけでも注射を使いましょうって話します。

注射薬は内服薬より数段効果があります。体調が悪くなったときに、点滴をするとぐっと良くなるように、注射薬には内服薬にはない効果があるのです。

糖尿病薬はいろんな選択肢が出来たので、いったん注射を休憩して、体重を落とす方向で薬を使うなんてことも出来ます。私は、糖尿病治療に関わりだして数年ぐらいですが、良い時期に関わりだしたと思っています。

カレー粉にはまっています

Posted on: 日曜日, 8月 31st, 2014 in: クリニックより

インドカレーにはまって、いろんなカレー粉のブレンドを買ってきて、混ぜてみています。一時、インド料理にはまってしまって、スパイスからつぶして作っていたこともあるし、インド料理の本も持っています。

でも、決められたレシピから離れて、自由に作ってみようと思い、スパイスを集め出しました。スパイスは新鮮な方がいいですし、少し火を入れて風味を出した方が香ばしいにおいがして良いものです。

日本のカレーはとろみをつけるために小麦粉を使っていますが、インドのカレーは小麦粉は入っていないので、とてもヘルシーです。鶏肉や野菜、豆を使うのが中心で、牛肉は使いません。ますます、ヘルシーです。

ランチはタイカレーの店に行って、興味があるのはスリランカ料理、スパイスをたっぷり使った料理は健康に良いと思います。

入院生活を楽しんでいただけているようです

Posted on: 土曜日, 8月 30th, 2014 in: クリニックより

入院なんて誰でも嫌です。でも、入院生活を楽しんでくださっていると報告がありました。楽しんで治療を受けるなんて最高ですよね。選択肢はいくつかあったのですが、医者と合うかどうかで判断して紹介したのがよかったのかもしれません。

普段、入院患者さんと接していて、廊下を通るだけで手を振ってくれる患者さんもいて、私は楽しんでいます。認知があって、じっとしていないから詰所に連れてこられている糖尿病の患者さんに、こっそりあめ玉をあげたりします。

糖尿病だから、小さいので我慢しようねって話します。入院中は刺激も少ないし、楽しみもありません。唯一の楽しみが食事なのに、病院食っておいしくないものです。そんな中で小さな幸せがあれば良いなって思います。

回診中に、ミントのタブレットをケースごとあげたこともあります。のどがいがいがするとトローチばかりなめていたからです。こういったものをなめるといいよと言いながら見せてそのままあげちゃったんですよ。

食欲がなくて、甘いジュースは余計に後がよくないという患者さんに、ミントのキャンディーを渡すと、ミントは良いねって口にされました。ミントがよければと数個渡したら、ポケットにしまい込んでいました。

毎日同じことの繰り返しですが、些細な出来事が楽しくて仕方ないですね。