関西空港のうれしい話。。。
関西空港が寂れてきだしたころ、何とか活気を取り戻してほしいと、南半球と金沢を結ぶツアー企画もしました。旅行会社じゃないのでそういったことがすぐに反映されるわけではなく、そのうち、SARSの件で、国が成田しか守ろうとしていないことも知り、落胆していました。
ところが、アジアからの旅行者で賑わいを取り戻しているようです。意外なところから関西空港が立ち直れそうです。最近、アジアからの旅行者が増えていることは町中を見ていてもわかります。クリニックにも台湾からの旅行者が受診されたこともあります。
北陸新幹線は金沢まで、リニアモーターカーも名古屋までしか来ないようで、関西は全く切り離されています。ところが、関西では民間の力でいろんなことをやってきたそうです。大阪城を再建したのも民間、淀屋橋やいろんな橋を架けたのも民間、淀川の花火も実は民間だったようです。
関西は医療の面でも先陣を切っている分野があるそうです。乳がんでもそうでしたし、糖尿病も関西から発信しているようです。大阪の人間は昔から、大阪を独立国にしても良いと思っていますよ。大阪の人間はなかなか大阪から離れようとしないのも事実です。
私にいろんな嫌なことが起きたときも、周りは私が東京に出て行くと思っていたそうです。まさかですわ。私は、大阪から離れるつもりはなく、大阪の中心部に城を構え、出て行くのは私に嫌がらせをした人たちでしょうって思っていました。
今は、名古屋、山梨、新潟など遠方からも来てくださる方に恵まれ、信じていたことに間違いはなかったと思っています。大阪だけでも良い医療が受けられる町にしようと思ってきたことが、少しずつ完成していっている気がします。
最近は黒門市場とも連携がとれだして、食を大事にしているクリニックとしてはありがたいことです。不可能なことはない、いつでもそう考えています。何か方法があるはず、患者さんの治療でもあきらめることなく前に進んでいます。