透析前栄養指導の施設認可に失敗
2年がかりで、人をそろえて講習も受けに行ってもらい、書類をそろえてやっと施設認可が取れると思いました。ところが、常勤の看護師と記載されていた内容は、正看護師しかだめだと連絡があり、申請を取り消すように言ってきました。
正看護師という指定はなかったのに、役所というものはひどいところです。准看護師であっても現場で日々、蛋白質制限の話をしているのです。透析にならないようにの指導は、糖尿病に成り立てでもやっています。
開業医は病院と違って正看護師の人数の規定はありません。医師会が育ててくれている准看護師は開業医向けなのです。正看護師の方が給料が高いので、開業医はたいがい准看護師を雇っていると思います。
それであれば、透析前栄養指導の施設認可は開業医には高嶺の花と言うことになります。では、糖尿病治療の最前線って病院なのでしょうか?開業医にかかっている糖尿病患者さんの方が多いと思います。
病院ではかなり待たされるので、身近な開業医を選んでいることの方が多いでしょう。国のしていることは、病気を治すってことからほど遠いと思いました。病院ばかりを優遇し、開業医は冷遇されているわけです。最前線なのに。