税理士の世界にもいろいろあるようです
Posted on: 土曜日, 11月 20th, 2010 in: クリニックよりいままで、公認会計士、会計士、税理士など事あるごとにいろんな方と話をしました。おそらく10名近い方といろんなかかわりを持ってきたと思います。でも、知らないことが多かったです。税理士の世界にもいろいろあるようで、世間一般の常識とは違う習慣ももこっているようです。資格者の集団は、どの世界でも少数の集団だからでしょうか?小さいサークルの中で、お互いがうまくやっていけるようにするには、常識と違う常識が作られていくように思います。ここでも、横のつながりが必要だなと感じました。
同じ職業の横のつながりは、ありそうに見えて余りありません。○○会というのも、表面上の付き合いだけのような気がします。職種が違うからと言って話が合わないこともありません。たとえ話にすれば、違う社会の話も理解できます。たとえ話に変えないと、理解しにくいかもしれませんが。。職種を超えての交流が必要だなと感じました。
最近思ったのが、医療関係者という言葉です。どこまでを医療関係者と言うのか?病院内で働く人だけをさしてると思われがちですが、病院に材料や薬を搬入してる人も医療関係者ですよね。近畿厚生局でも、最近そういう話になりました。近畿厚生局の方は、案外医療のことをご存じありません。でも、”あなた方も医療関係者ですよね”という私の言葉に、そうですと言ってくれました。
そう考えていくと、もう少し話は広がります。東洋医学や鍼灸をこのんで受診する人と、西洋医学をこのんで受診する人がいます。それ以外に、医者にはかからないと言ってる人もいます。どのタイプの医療を受けるかをみな選択しているわけです。それなら、病院を受診して、薬をもらう人も医療関係者じゃないでしょうか?医療というものを西洋医学に限定した場合の話ですが。。。
柔整師や鍼灸師の治療に保険が効きます。私は、それは保険診療だと思っていました。ところが、西洋医学でできないことを柔整師や鍼灸師にまかしてみるだけのことで、あくまで西洋医学の補助だそうです。それなら、言い方がおかしいのじゃないですかと言いました。保険診療が受けられるのではなくて、保険補助診療と言えばまだ理解できます。だから、医者の許可書のようなものが必要なわけです。そのあたりのことを私も詳しく調べていたのですが、間違った解釈をしていたわけです。
名前を付け間違ったために、解釈も間違うことが多くあります。日本語が、漢字を使う限り付きまとうことだと思います。漢字は便利なもので、見ただけで意味が理解できますが、その反面、使い方を間違うと、命名した人の意図が伝わりません。税理士も本来の仕事は、税金をたくさん納めてもらえるように企業の収入増に協力する人であって、税金をごまかすたくらみをする人ではありません。そういった間違った解釈がまだまだ存在するような気がします。