事務長がジオンを受けてきました
事務長が1カ月ほど前に、予防会大阪病院の中嶋先生にジオンを打ってもらってきました。中嶋先生は、最近ジオン治療の認可を取ったので予防会大阪病院でもジオンの治療を始めました。予防会のほうでは、入院でジオン治療を始めたのですが、私の意見を取り入れて、日帰りですることになりました。事務長は、その最初の症例になりました。
私が習った当初は、当日の入浴は禁止でしたが、肛門内に注射をするのであれば、入浴してもいいはずと思い、製薬会社に問い合わせたところ、他の先生がどうされているか意見を聞いてきていただけて、入浴は構わないということになりました。治療後の抗生物質と坐薬についても疑問がありました。ジオン注射によって、痔に炎症を起こさせて、かためてしまうわけなので、炎症を取る抗生物質は必要ないかもしれないと思っていました。また、坐薬についても、注射後の腫れが、さほどひどくなければ、必要ないかもしれない。
当日のアルコール禁については、製薬会社に調べてもらっても、3日間は止めているとか、当日だけ止めているという意見でした。確かにアルコールを飲めば血流が良くなって、腫れがひどくなる可能性はあります。でも、少量なら循環が良くなって、腫れが引くのではないかと考えました。
中嶋先生と相談して、今までの常識を全部やめてみることにしました。当前、事務長本人にも了解してもらいました。注射を打った日は、違和感があったようですが、翌日には消えて、診察時も問題がなかったようです。その後も、今までの不快感が消えているようです。痔は、良性の病気なので、根治は必要ありません。本人が抱く不快感がなくなれば、治療は成功なのです。1ヶ月目の診察は、まだ終わっていませんが、おそらく治療は成功ですね。
ちなみに、一番大事なのは術後ではなくて術前かもしれないということになりました。当日の朝は仕事は休んで、通常どうり排便しておいたほうがいいだろうということです。なので、当日一日は仕事を休んでもらったほうがいいですね。