高血糖と低血糖のひらいクリニック

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ひらいクリニック

   外科OGTT脂質異常症甲状腺消化器総合診療科

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栄養指導は閉鎖になりました。。。

Posted on: 木曜日, 3月 17th, 2016 in: クリニックより

栄養指導を予定されていた方には申し訳ありませんが、4月改正で点数は上がるものの、30分はなしをしなければならなくなり、栄養士の労働環境まで悪化したことが判明。

今月の栄養指導も難しくなってしまいました。代わりに、栄養指導料はいただけませんが、私が栄養指導をすることにします。診療時間内なので、長くお話しできませんが、ご理解のほどお願いします。

クリニックでも、若手に入れ替えて、給料も下げる予定にしていました。それでも、栄養士を抱えれば赤字になるはずでした。透析導入の栄養指導は正看護師じゃないからと却下され、開業医には踏んだり蹴ったりです。

開業医の段階で、しっかりとした栄養指導しないから、ひどい状況になって病院に運ばれるのにです。いつも言っていますが、国の方針に従えば病気になってしまいます。

自分のことは自分で守る。栄養なんて、私は学問として習っていませんから。でも、栄養士よりよく知っていますよ。普段の生活の中で、何故だろうと思っていれば自然と身に付きます。

SGLT2は糖質制限と同じかというタイトル

Posted on: 木曜日, 3月 17th, 2016 in: クリニックより

このタイトルから想像すると、違いますといいたいんだと思います。同じと考えたら危険だといいたいんだと思うのです。私は、いい意味で、違いますと言いたいです。

糖質制限ダイエットは、身近にしている人がいるので、よくわかりますが、しんどいのです。頭もボートするし、元気もありません。

たくさん食べているようですが、実際は蛋白質と野菜中心。食べ終わったとき、満足そうにはしていません。彼はボディービルの大会に出るので仕方ないのですが。。。

さすがに筋トレの前にはバナナなどを食べるそうですが、長時間持たないようです。その点、SGLT2は普通に食べて糖質が出て行くだけなので、ひもじい思いがありません。

血糖値も低めになるので、変におなかがすくことはありません。糖質制限で、バナナなんかを食べると吸収が良くなっているから、急激に血糖値が上がり下がってしまうからしんどいと思います。

糖尿病にならないと飲めませんが、ダイエットに使うと楽だと思います。ただし、3ヶ月だけですが。。。

大病院でもジオンを自費でしていると知ってびっくりです

Posted on: 水曜日, 3月 16th, 2016 in: クリニックより

肛門科で有名な大病院で自費でジオンをしていたと知りました。看護師から聞いた話です。彼女は結局別の病院でジオンを受けたのですが、自費で23万円支払ったそうです。

大病院は痔を扱わないことの方が多いのですが、院内紹介なら大学病院でもやってました。でも、保険診療でしています。なのに、有名な病院が自費でしていたのは、やはり儲からないからでしょうか?

保険にこだわっていた先輩のクリニックも一部自費に変えていました。これも、患者さんから聞いて知りました。やはり、肛門疾患は儲からないので、自費に変っていくようです。

それでも、私は保険診療にこだわります。その影響で、クリニックは赤字ですが、バイトで補填してます。うちは、肛門科ではないから、絶対自費にはしませんが、手術するかどうかは私が判断します。

そういった裏事情も知った上で、受診してほしいものです。

病院の生活保護の人の割合

Posted on: 火曜日, 3月 15th, 2016 in: クリニックより

病院の入院患者で生活保護の人は9割居たそうです。ところが3ヶ月ぐらい過ぎると8割に減ったそうです。生活保護だと何が変ると言うこともありませんが、一般の方が増えて事はうれしいことです。

私の受け持ちは、何故か個室希望、特別室希望の方が多いです。部屋代が1万円から1万6千円、ホテルと違って、1泊二日なら二日分子払うことになります。

患者さんには、部屋代はあくまで病院に入るだけのものだから、特別扱いにはならないと説明します。でも、どうしても個室に入っている人には説明が長くなります。

部屋を出るきっかけがないからです。おまけに、特別室に入る人は決まってわがままな人なので、病棟は嫌がります。病院にとって部屋代は実利益になるので、ありがたい話ですが、現場は嫌がるんです。

結局、私も振り回されます。特別扱いしなくても、振り回されてしまうんですよ。なので、病院からは別料金をいただきたいものです。そんなものないんですけどね。。。

人がなくなったのに、素敵な話だと思ったことがあります

Posted on: 月曜日, 3月 14th, 2016 in: クリニックより

特養の往診で親しかった方がいらっしゃいます。癌の末期ですが、何とか持ちこたえていました。ご本人はそんなことを知らないので、いつも笑っておられました。

漢字は違うのですが、同じ苗字で、親しみもありました。歌を歌いだしたり、手をぽんぽんとたたいてくれたり、いつも楽しませてくれました。

特養の往診をやめてからも、一度会いに行きました。そのときは、元気がなかったので心配したのですが、その後、特に問題もなくすごされていたようです。

別件で施設の方に連絡を取ったとき、彼女がバレンタインデーになくなったと聞きました。それで、おしゃれなことをしてくれましたねって彼女に話しかけました。当然心の中ですけど。

訃報だったのですが、安らかになくなられたと聞いて心が穏やかになりました。

地域のコミュニティー雑誌に広告を載せます

Posted on: 日曜日, 3月 13th, 2016 in: クリニックより

クリニックの患者さんは遠方から来られる方が多いので、地域のちらしに乗せても意味がないのですが、地域貢献という意味で乗せようということになりました。

ところが、掲載するテナントさんの中で、医療機関はうちだけらしく、意外と目立っているようです。近隣に医療機関が多いのになぜだろうと思います。

うちは内部を公開していなかったのですが、内部の写真が必要らしく、設計技師のサイトに使われている写真を転載することにしました。

びっくりしたのですが、トップページにうちが出てくるのです。5年以上前のことなので、設計技師とも会う事もなくなっていたので、知らなかったんですよ。

5年間もなぜ気づかなかったんだろうということはたくさんあります。バイトに振り回されて、必死で前を向いて歩いていたからでしょうか?少し立ち止まることも必要ですね。

抗生物質で壊すのは胃じゃなくて腸なんです

Posted on: 土曜日, 3月 12th, 2016 in: クリニックより

抗生物質を飲むと胃が悪くなるといって、胃薬を併用していることが多いのですが、おかしくなるのは腸内細菌なので、胃薬じゃだめなのにと思うことが良くあります

腸内細菌のうち、善玉菌がやられて、悪玉菌が増殖します。そのために便秘か下痢になります。そのとき、胃を持ち上げるので、吐き気や胃の不快感があるだけなんです。

抗生物質に整腸剤を加えるならともかく、胃薬を加えるのはナンセンスなんですよ。おまけに、点滴の抗生物質なら胃を荒らさないと思っていますが、これもまちがい。

内服の場合と同様に、腸内細菌を変化させるので、胃が悪くなるんですよ。理由を考えればわかることなのに、慣例で使われているものが多すぎると感じます。

転職が決まったといううれしい知らせ

Posted on: 金曜日, 3月 11th, 2016 in: クリニックより

50歳で転職しようとしても、有資格者でも難しいものです。臨床検査技師の友人の転職を手伝おうとしていたのですが、タイミングが悪くうまく行きませんでした。

その間に奥さんの病気が見つかり手術をしたりと、大変なことが重なる始末。何とか、クリニックで非常勤で雇う算段は出来たのですが、その連絡の返信で、転職先が決まったと連絡が来ました。

転職するときは、必ずグレードアップした場所に行くように普段から離しているのですが、ばっちりグレードアップしてました。本当にうれしくて、踊り出してしまいましたよ。

医者はすぐに仕事が見つかるだろうけど、医者以外はそうはいかないんだとよく言われます。医者も納得できる仕事はなかなか見つかりません。給料を取るのか質を取るのかも問題です。

彼もやっと給料よりも質を取ったようです。私も、給料が安くてもやりたいことが出来る場所を選んで、お金に余裕はないですが、楽しい毎日を過ごすようになりましたし。

久しぶりに、元気になる話を聞けたので、本当に良い日でした。。。。

誕生日が同じ秘書さん。。。。。

Posted on: 木曜日, 3月 10th, 2016 in: クリニックより

誕生日が同じ日の人と出会ったのは初めてです。10年の差がありますが、一日違いの人はいました。彼はそのことをとても喜んでいましたが、1日違ったら全く違うでしょうと思っていました。

今回は全く同じです。メールアドレスを教えてもらって気がつきました。でも、以前、そんな話をしていたようです。すっかり忘れていました。でも、3月31日生まれというのは子供のころはさびしいものだったんですよ。

誕生日って、誰からもお祝いを言われないとさびしい日になります。でも、今年からは彼女と一緒にお祝いをするので、そんな心配することも無くなりました。

3月31日は出勤する日なので、今から何を用意しようか楽しみです。たぶん、今までで最高の誕生日になると思います。

麻酔薬と間違えてインスリンを打ってしまったという話

Posted on: 木曜日, 3月 10th, 2016 in: クリニックより

インスリンの注射薬は殺人にも使えるので、使っている患者さんにはとても慎重に投与します。300単位が一本なので、何単位づつ打っているかで処方量を変えます。

今回の問題は、両方とも冷蔵庫保存だったことです。麻酔薬はE入りと言って出血を抑えるものは冷蔵庫での保管なのです。インスリンも同様です。今回、大事には至らなかったのはレギュラーインスリンだったからかもしれません。

レギュラーなら4時間程度で効果がなくなってしまうからです。持効型なら1日効いてしまうので、大変だったでしょう。インスリンも局所麻酔薬もバイアルなので、間違いが生じたのだと思います。

局所麻酔で手術する際、手袋をはめた医者が看護師が持つバイアルから麻酔薬を引くことになります。普通は薬を確認してからするのですが、忙しかったのかもしれません、看護師を信用してしまったのでしょう。

あるいは、ジェネリックがたくさん出て、見慣れないバイアルでもジェネリックかなと思ってしまうということもあります。どちらにせよ対策が必要ですが、E入りをポリアンプにしてしまえば起こらないことだと思います、

報道では、改善策まで述べられていなかったので気になるところです。なお、クリニックではインスリンは冷蔵庫に入っていないので、ご安心ください。