高血糖と低血糖のひらいクリニック

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ひらいクリニック

   外科OGTT脂質異常症甲状腺消化器総合診療科

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殻付きアーモンドを普及させようと思っています

Posted on: 日曜日, 6月 7th, 2020 in: クリニックより

たまたま、スーパー銭湯の帰りに寄ったスーパーで殻付きアーモンドを買ってきたので、おすそ分けを近所に持って行ったら、珍しいものだと知りました。私は、子供の頃になじみがあったのですが、なじみのない人が多いようです。それで、普及させようとあちこちに持って行きだしています。

ネット通販でもすぐに手に入らないようなので、少しずつ配って、自分でも食べてます。殻付きピーナッツやピスタチオの殻付きは皆さん知っていますが、どうして殻付きアーモンドは知らなかったのでしょうか?わたしがどうして知っているのか思い出してみたのですが。。。。どうも、新地のママさんたちのところにあったのだと思います。子供のころから連れていかれていたので。。。

地下にあった店はどうなったんだろうと思いながら新地を歩いたこともあるのですが、それらしい店を見つけてはいつからやっているか調べたら、違うなあと思いまだ見つかっていません。たぶん、もう無くなっているだろうから見つからないと思います。小学生のころからバーのママさんたちとしゃべっていたなんて、あまりない経験なんでしょうか。。。。

近畿道を吹田方面から堺に向かうとややこしいのです

Posted on: 土曜日, 6月 6th, 2020 in: クリニックより

近畿道を吹田方面から堺方面に向かっていると大阪と奈良の標識が出てきます。これを西名阪だと勘違いして曲がったことがあるのですが、第2阪奈の事で、大阪方面に向かうと東大阪線になります。私が勘違いしたICは大阪と名古屋になってました。なるほど、奈良を超えて最終の名古屋を指しているのだと知りました。

近畿道から阪神高速は、守口線が増えたので、3カ所で合流します。阪神高速の何線かは”15号阪神高速”などと書かれているので、わかりにくいです。守口線、東大阪線、松原線と書いてくれないかなと思います。松原線へのICも見過ごしてしまうと堺に行ってしまうので、湾岸線から大和川線に乗る羽目になります。

道が増えて、選択肢も増えたのはいいことですが、標識を見逃すと行きたいところに行けずに、別の道を使う羽目になります。湾岸線から大和川線への分岐を見落として、環状線に入ってしまったこともあります。ありがたいことに、湾岸線から環状線へ直接入れるジャンクションが出来ています。以前なら、環状線も一周しないとならない羽目になっていたのですけどね。。。

玄米が動物性脂肪に対する欲求を減らすようです

Posted on: 金曜日, 6月 5th, 2020 in: クリニックより

玄米ご飯が2型糖尿病の発症予防になることが研究で分かっているそうです。それとともに、体重減少、血管がきれいになり、脂肪肝がよくなるようです。また、脂たっぷりのお肉を欲しがらなくなるようです。動物性脂質の取りすぎを改善できるのはすごい効果だと思います。

糖尿病は動物性脂肪の取りすぎでなるもので、血管の中が傷む原因もその辺にあると思います。お肉を食べないと力が出ないと思っている男性たちには玄米を食べてもらうのがいいと思います。お肉を食べなくても力が出るのですが、間違った情報が脳にインプットされているのだと思います。

間違った情報が脳にインプットされていても、動物性脂肪に対する食欲が自然に減れば問題ないわけです。それにより、ポッコリおなかが出たサラリーマンも都会から消えてくれるといいと思います。なんとなく、田舎にはおなかがポッコリ出たサラリーマンはいないイメージがあります。実際、少ないんだと思います。理由は、田舎の食事にあると考えています。

スーパーの袋が黒いものに変わっていました

Posted on: 木曜日, 6月 4th, 2020 in: クリニックより

スーパーのレジ袋が黒い半透明のものに変わっていてびっくりしました。エコバックは用意してあるのですが、ついつい持って出るのを忘れてしまっていました。黒い半透明にすることで、ごみ袋に流用できないようにしているのだと思います。そこまでする必要があるのかは疑問です。

スーパーでは昔のように紙袋に詰めてはくれません。袋詰めは買い物客にしてもらうことが前提でレジ袋が出来たのだと思います。昔のよろず屋さんだったら、茶色い紙の袋に詰めてくれていたと思います。ポリ袋になった理由は汁が出るものが出来たからだと思います。紙袋では破れてしまいます。そのために、小袋も用意されていますが、ちゃんとセロテープで締めないと汁は出てきてしまいます。

エコバックは汚れてもすぐ洗えるものを用意すべきだと思います。買い物かごにセットして詰めてもらうタイプもありますが、買い物かごが汚れている可能性が高いので、あまりいいと思いません。エコバックを持参して汁の出そうなものはビニールの小袋でしっかり密封して詰めたほうがいいと思います。でも、そうしたら、ラップによる包装の上からビニールの小袋で包装することになり過剰包装になってしまいますよね。

ストローもそうですが、ビニール製品とどう付き合っていくのか、難しい問題のような気がします。トレイなど再生可能なものはまとめて資源ごみ出だしていますが、資源ごみの日までにかなりの量がたまります。まずはトレイの問題を何とかできないものかなって思います。

GLP-1製剤がやせ薬で使われていることにびっくりしました

Posted on: 水曜日, 6月 3rd, 2020 in: クリニックより

GLP-1の新薬がまだ出ないのか調べたら、やせ薬の情報ばかり出てくるのでびっくりしました。確かに、ビクトーザの発売当初、痩せるという話でしたが、使ってみた印象ではあまり痩せるというイメージはありません。確かに食べ過ぎて太っていた人は体重が落ちてきますが、本人の自覚と努力も含まれてのことです。薬の作用として痩せるという印象はないです。

いつの間に、自費クリニックで使われるようになったのか知りませんが、とんでもないことだと思います。Cペプタイドを測定して、適応があるかどうか判断されているのでしょうか?適応のない人に処方されていたことがあり、その方は薬の副作用で吐き気が出て食べていないのに高血糖になっていました。ご高齢の方でしたが、本当にかわいそうでした。

薬で簡単に痩せられるものではありません。痩せようと思えば、日本の昔ながらの食事に戻せば簡単なことです。1汁1菜をちゃんと守って、魚と納豆などの発酵食品を食べてください。朝からしっかり食べるだけでもダイエットは成功します。知らない間にこんなことになっていたなんて、嘆かわしいことです。

B型肝炎治療が進んでいました

Posted on: 火曜日, 6月 2nd, 2020 in: クリニックより

10年ぐらい前までB型肝炎やC型肝炎の治療にかかわっていました。インタフェロンの導入だけ病院でやってもらって、あとのフォローは引き受けていました。しかし、この10年は、肝炎とかかわることは少なくなっていました。

非常勤で勤務している病院で、前任者から引き継いだ患者さんにB型肝炎治療をしている方がいて、薬のことを勉強してみたら、昔と変わっていたことがたくさんあり、驚きました。何度か、B型肝炎の講演会を聞きに行こうとしていたのですが、都合が悪くなったりしてとん挫していたのです。

一番驚いたのは、肝生検しなくていいということでした。肝生検はエコーを使って肝臓を見ながら組織を取るのですが、多くは肝臓専門医がいるところで行われています。痛い検査が一つあると治療のハードルも高くなってしまいますが、それがなければ治療への導入も楽になるはずです。

ウイルス性肝炎の治療は肝臓専門医じゃないと開始できないのですが、その前に検査をして肝臓専門医を紹介することは一般の医者でもできます。長く放置している知り合いがいるので、今度こそ治療に持ち込めたらと思っています。

コチニール色素によるアレルギーがあるようです

Posted on: 月曜日, 6月 1st, 2020 in: クリニックより

コチニール色素によるアレルギーがある方と会いました。赤い色に対して慎重だったのですが、理由はアレルギーがあるためでした。調べてみると大人に起こりやすく、起きたらアナフィラキシー症状が出るようで、大変です。赤い色の化粧品でかぶれたことがある人がアレルギーを持っているようです。

色素がどう作られているか知れば、アレルギーが生じることも納得です。アレルギーはたんぱく質に対して起こるものだからです。子供さんのアレルギーの相談は時々あるのですが、成人でもアレルゲンのわからないアレルギーを持っている方がいます。アレルゲンがわからない場合は対策もここで違うので、大変です。

アナフィラキシーについては2度目に暴露したときに起きるので、初めて暴露したときは起きません。1度でもアナフィラキシーが起きた方はエピペンという注射を持ち歩く必要があります。発作が起きたとき、自己注射するのですが、素人でも簡単にできるようになっています。でも、発作を起こしたことがある人は、発作が起きたら、自分では打てないと言います。

周囲の人に使い方を知っておいてもらうことも必要です。AEDと同じように、一般の人でも医療的な知識を持たないとならない時代になってます。機会があればぜひ勉強してみてください。

糖尿病治療の歴史に感動しました

Posted on: 日曜日, 5月 31st, 2020 in: クリニックより

糖尿病患者向け雑誌で”さかえ”と言うものがあります。毎月発行されるのですが、糖尿病の方も糖尿病じゃない方も読んだ方がいいと思います。病気になってからいろんなことを勉強するより、病気になる前から勉強することの方が重要だと思うからです。特に、糖尿病になりたくない人が多いので、そういう人は是非とも読んでほしいと思います。

”さかえ”の付録で創刊号が復刻版でついてきたことがあります。創刊は何と1961年です。すでに、糖尿病による目の病気の説明がされていました。Q&Aもあるのでびっくりします。糖尿病協会ができる前に日本糖尿病学会はあったようです。学会とは別に患者さんの治療や糖尿病予防にまで範囲を広げて、学会と連携して活動していこうとしていたそうです。

糖尿病協会ができるのに、まず東京大学の学士会館に人が集まり、第2回の集まりもあり、第3回は大阪大学の病院講堂で話し合われ、第1回の世話人会が東京虎ノ門の共済会館で行われたと書かれています。なんと、この話し合いは私の誕生日を挟んで行われ、その年の9月に会が設立されたそうです。この、壮大な話し合いに私の誕生日は全く関係ないのですが、そんなさなかに自分が生まれたことに感動しました。

新型コロナ感染症について(パート6)

Posted on: 土曜日, 5月 30th, 2020 in: クリニックより

症状は痰のない咳、息切れで”痰、鼻水、のど痛は目立たない”ようです。熱は初期には38度未満の微熱が2割で4割は発熱しないようです。ただし、肺炎を起こしていれば9割は発熱しているそうです。

無味無臭という症状は、発熱や咳、疲労感、下痢、腹痛、食欲消失などの症状と組み合わせて出ていれば、コロナの可能性が高くなりますが、無味無臭が単独で出ている場合はコロナの可能性は低いようです。ただ、鼻水がないのに無臭になっている人は要注意のようです。

問題は2割の人が重症化してしまうことですが、血栓ができて一気に悪くなる人がいることです。発症から数日でARDSという深刻な状況に陥っているようです。それとは別に、普通の肺炎のように肺のダメージが大きくなり重症化している場合もあるようです。大事なことは感染しても8割の人は自然に治り、7日以内に治るということ、発症から6日ぐらいで人へ移す力も失っているということです。

血栓に関しては、サイトカインストームが起きて微小血管障害を起こし、全身に血管系の異常が起こりショックや多臓器不全を起こすようです。サイトカインストームとは自分の免疫力が異常に活性化して自分を攻撃しだすようなことだと思います。興味ある方は調べてみてください。

一気に重症になっている人も、からだはなんとか治そうと必死になっていることがわかります。それが行き過ぎてしまい、死に至ってしまっているようです。からだの免疫反応が行き過ぎてしまうぐらい、新型コロナウイルスって悪いやつなんだと思います。

新型コロナ感染症について(パート5)

Posted on: 金曜日, 5月 29th, 2020 in: クリニックより

ソーシャルディスタンスが取れないときにマスクが必要になります。ソーシャルディスタンスとは”1m”です。1m以内の距離で他の人と会話するときはマスクをして、自分が持っているウイルスを他人にうつさないことが重要です。

濃厚接触者とはPCR陽性になった人の症状が出る2日前から隔離解除されるまでの間に1m以内で15分以上の接触をした人となります。2-3分立ち話をしたぐらいでは濃厚接触者になりません。理由は1人が何人にうつすかという基本再生産数だろうと思います。はしかは12-18なのに、新型コロナは1.3-2.5でインフルエンザと変わりないからだそうです。接触したからと言ってうつりやすいわけでは無いそうです。

PCR検査は推奨されていません!

理由は、感染してても(-)に出ることがあるからです。安易に検査してしまって(-)になると、本人は喜んで出歩くと思います。でも、後日陽性に変わる場合があるのです。インフルエンザの時もそうでしたが、インフルエンザの場合、高熱が出ているので安静にしてくれました。それで、翌日再度検査に来てくれました。ところが新型コロナは症状がない場合があるため、安易にPCR(ー)にすべきではないと思います。

それから、インフルエンザの検査されたことがある人は知っておられますが、非常に痛い検査です。鼻から喉の奥まで細い綿棒を突っ込まれるのです。くしゃみが出ることが多いので、医療関係者は防護服を着用しないと行うことが出来ません。(防護服なしに行うべきではありません)

安易にPCR検査を受けたいと言わないほうがいいと思います。PCR検査は新型コロナ感染症であることが濃厚な人に対して、陰性に出ても複数回行うことが推奨されています。症状がない人には行うべきではないと考えられています。