高血糖と低血糖のひらいクリニック

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ひらいクリニック

   外科OGTT脂質異常症甲状腺消化器総合診療科

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EDに関して、考えがまとまりました

Posted on: 火曜日, 4月 26th, 2016 in: クリニックより

EDについては、奥さんからの相談のみ受け付けることにしました。理由は、シリウスという長時間やんわりと効くものだけを取り扱うからです。

EDは夫婦の悩みだと思うので、ニトロなどの冠血管拡張剤を服用してなければ使えます。ご主人がどんなくすりを処方されているかは調べてから来てください。

糖尿病がないか、調べたほうがいいので、ご本人には糖負荷試験を受けにきていただくか、食後1時間から2時間の血糖値を測定してもらいます。

血糖測定の機械はすでに薬局などでも販売されているので、自費購入してもらえれば可能だと思います。また、男性脱毛も扱っていますので、副作用であるEDにも対応できるようになります。

男性脱毛のほうは、ご本人の来院が必要です。副作用などの説明を聞いてもらってから、最終的に内服されるかどうか確認してからの手配になります。

勃起不全についてわかったこと

Posted on: 月曜日, 4月 25th, 2016 in: クリニックより

泌尿器科の女医を紹介したら浮足立った男性の知り合い、勃起不全をなんとかしてくれと毎回訴える糖尿病の男性、みんな悩んでるけど、恥ずかしいから受診しないと訴える友人。

友人の話によると、闇で買った薬を複数で分けていると。奥さんに使うやつなんていないよという発言。それなら、すぐ効くバイアグラのほうがいいのだと思ったこと。高額な薬代を払ってると思いきや、ものすごく安く流通していること。

シリアスという薬ができて、バイアグラより楽だと話していたと薬剤師のおばあさんから聞いたこと。気が付けば、糖尿病専門医がED専門外来を始めていたこと。そこは、男性スタッフだけで運営されていること。

でも、男性は同性にEDのことを言いたくないこともわかり、EDの心理が全く理解できない女医のほうがいいことも知り、肛門科と同じで、ED科にはいきたくないことも知りました。

内科で内緒で出している開業医もいるとわかり、もはや泌尿器科の分野ではないこともわかりました。内でも、総合診療科の範囲で扱ってもいいと感じました。

勃起不全の方はまず糖尿病がないか調べてください

Posted on: 日曜日, 4月 24th, 2016 in: クリニックより

糖尿病の合併症として勃起不全を勉強しました。泌尿器科はどこまで行ってもつきものです。男性の尿閉で看護師が尿道カテーテルが入らないと言って来れば、いつも入れていました。

原理を考えれば簡単なことです。無理矢理力で入れようとするから無理なのです。尿が出ていたのであれば必ず穴はあります。本人にリラックスしてもらって、力を抜いてもらわないとどうにもならないのです。

先日、男性看護師が入らないと言ってきたので、手伝ってもらって入れました。陰嚢の部分をゆっくりマッサージさせました。男だからと言って男性のことがわかっているわけではないのです。

勃起不全だってそうです。あることをきっかけに女医が扱ったほうがいいと思いました。泌尿器科任せにしていたけど、理由を考えれば簡単でした。男性脱毛は扱っているので、副作用である勃起不全の改善にもつながります。

でも、原因が何かをちゃんと知らないとなりません。糖尿病であれば、そっちを治さないと手遅れになります。神経障害と言われていましたが、実際は血管障害です。そのため、倍量使わないと効かないことも聞きました。

ランドセルに疑問。。。。

Posted on: 土曜日, 4月 23rd, 2016 in: クリニックより

小学生がランドセルを背負っているのを見て、疑問に感じました。ランドセルを背負っているのに、手に荷物も持っていて、雨の日は傘も持つから両手がふさがっています。

両手があくようにランドセルにしているのじゃないでしょうか?荷物をランドセルに入る量にすれば良いだけじゃないでしょうか?教科書を毎日持って帰るから満タンになるんですよ。

持って帰る意味があるんでしょうか?私は、持って帰らなかったと思います。だって、自宅に帰ってまで教科書なんて見ないですから。小学校の時がどうだったか思い出せませんが、高校では全部学校に置いていました。

最近の子供は、塾に行くからなおさら必要ないでしょう。私が家庭教師をしてた頃は、教科書で教えましたが、中学生には小学校か中学校の最初の教科書から始めました。出来ないのは、過去に問題があるからです。

今、そんな指導している人はいるでしょうか?教科書だけマスターすれば、授業も理解でき、通り越して予習になり出すと、ますます授業がわかるようになり、算数が好きになった中学生がいましたよ。

オリーブオイルは吸収されないという話を聞きました

Posted on: 金曜日, 4月 22nd, 2016 in: クリニックより

これは、有名なフランス料理のシェフから聞きました。確かに、便秘の時、食事に少し油を追加すると便にも油が付くので、便が出しやすくなりますと指導しています。

油はカロリーにはなりにくいのですが、だらだらと長い時間血糖値を上げてしまいます。なので、油たっぷりの食事をすると他のものの吸収が遅れて、長時間血糖値を上げてしますことになります。

カロリーというのは糖質と言うことなので、油が糖質に分解されるのはごく少量と言うことになります。と言うことは、やはり吸収されないのかも知れません。

カロリーというのは人間が勝手に計算したもので、本当に体に吸収されているかどうかも不明ですし、カロリーとして反映されないものもたくさんあります。有名なフランシュ料理のシェフも、カロリーに振り回されすぎだとおっしゃってました。

私も同感です。市販されている物のカロリー表示によく疑問を感じています。この内容で、これだけしかないわけないでしょう!よくそんなことをぼやいています。家庭でカロリーが測定できる器械があれば良いのにって思います。

アスリートのためのレシピ集を作っていて。。。

Posted on: 木曜日, 4月 21st, 2016 in: クリニックより

アスリート向けのレシピ集を作っていますが、あらためて料理って曖昧だなと感じています。ふきの下ごしらえで、”熱湯で3分湯がいておくと皮がむきやすい”と書いてあったので、やってみたのですが、疑問が生じました。

沸騰したお湯にふきを入れた後、入れてから3分なのか、再度沸騰してから3分なのか、どっちなのかわからないと思いました。これは大きな違いです。それ以外にも、ざく切りだとか表現の曖昧さが目立ちます。

調味料も大さじ1か大さじ1/2、小さじ1と言う表現。でも、大さじ1/2はどうやって測るのかなって思います。これらは、容量に変換すると15ml、7.5ml、5mlです。何故、10mlとか3mlとか細かい指示がないのでしょう。

そう考えると、レシピを再現したところで、味が再現できるとは限らないのだと思います。材料の水分量や甘みも関係するので、非常に難しいものになります。レシピは材料が水ぽかったらどうするとか、水分が少ないときはどうするなど応用も必要だと思いました。

カロリー計算は栄養士にしてもらうのですが、これも単純な話ではありません。焼いて落ちた油量を計算して、材料のカロリーから引かないとならないので、どうやって落ちた油の量を測定するかという問題があります。

正確なレシピと正確な栄養素の計算はかなり難しいものだと思います。

咳・ゲップは逆流、こむら返りは高血糖、意外と知られていません

Posted on: 水曜日, 4月 20th, 2016 in: クリニックより

意外と知られていない症状に止まらない咳。。。。逆流性食道炎に多いです。げっぷもそうです。繰り返し起きる場合は逆流によるものです。何故起きるのか、私は未だにわかりません。

こむら返りも漢方薬が出されていることが多いのですが、効かないし、原因は別にあります。高血糖と低血糖を繰り返していると起こります。筋肉はインスリンや血糖と関係があるから、考えればわかることです。

3日前からの右下腹部痛。盲腸の疑いと運ばれてきました。こういった場合、外科が手術できるかどうかスタッフが確認します。その必要ないのにね。。。盲腸だったら、3日前からがおかしいのです。胃の痛みから始まるものですし、3日も変ってないのがおかしい。

便が出てることを聞いたら、なおのこと盲腸ではないです。下痢もないとのことで、CTをとってみたら、便があっただけ。便秘の痛みなんですね。紹介元が整形外科だから仕方ないんですけどね。。

最近、往診に行っているのが整形外科ってよくあるんです。内臓のことを知らないのに、往診してるのはどうなんでしょうね。でも、年寄りに整形外科疾患はつきものだから、仕方ないんでしょうね。

地域のマップに載せていただきました

Posted on: 火曜日, 4月 19th, 2016 in: クリニックより

南船場の有志のかたがたが近隣のマップを作られました。ある方から載せないかといわれ、うちは近隣の方はあまり来ないクリニックだから、載せてもどうかなって思いました。

でも、地域の活動には参加すべきだというスタッフの意見から、乗せていただくことにしました。出来上がってみたらびっくり仰天、開いて最初にうちが乗ってました。

開いた状態での原稿は見ていましたが、折りたたむのだと知らなかったので、びっくりしました。そんなトップのような場所にうちが載ってもいいんでしょうか?

もう出来上がってしまったので、どうにもなりませんが、ありがたいことですね。。。私も、載っているお店を一軒ずつ回ってみようかと思います。

認知症があるのに、栄養指導してくれって。。。

Posted on: 月曜日, 4月 18th, 2016 in: クリニックより

糖尿病のコントロールが付かないからと、教育入院の依頼がありました。情報を見たら、ビデュリオンを使えば何とかなるなと思いました。ところが、来てみてびっくり、本人は入院する気などないのです。

おまけに、付いてきた介護の方は、インスリンを打ってくれと言います。認知があれば、自宅に戻ってインスリンは無理です。週1回の通院でビデュリオンを打つのが関の山。。。

本人は、インスリンも打てると言いますが、介護の方は週1回の通院も本人が守れないと言います。どうしたものかと思って、本人に練習用キットを見せると針の太さも問題ないと言います。

でも、問題は80回パンパンとたたかないとならないんです。それ、出来る?と聞くと、無理やなと。。。では、来たら看護師さんがしてくれますよと言うと、じゃあ来ると約束してくれました。

食べてしまうのは、本人が悪いのじゃなくて、血糖コントロールが出来ていないからです。食べないようにするんじゃなくて、食べても良いようにしてあげるべきでしょう。

最後には、”ぽっくり逝ってくれたらみんな助かるンやけどなあ”と言って、みなで爆笑です。来週会いましょうと、別れました。こういった患者さんは、高血糖の昏睡で運ばれてこないと実際は無理なんですよ。

腎臓の話、最後は透析の話。。。

Posted on: 日曜日, 4月 17th, 2016 in: クリニックより

腎臓は酸を排泄して、アルカリを再吸収します。人間はアシドーシスになると大変なんです。血液ガスの検査でアシドーシスだとわかると緊急事態だとわかります。

また、腎臓はカルシウムやリンを調整してますが、活性型ビタミンDを作って食べ物からのカルシウム吸収も助けています。なので、腎臓が悪くなると骨ももろくなってしまいます。

最後は透析です。でも、透析は本来の腎臓の働きの1割しかできないそうです。そのために、皮膚がかゆくなったり、色が黒くなったりするそうです。透析している方が一目でわかるのはそのせいだったんです。

腹膜透析にはかかわっていましたが、合併症のために数年しかできないようです。昔と違ってAPDと言って寝ている間に機械を使って自動的にできる方法ができているようです。私が見ていたのは、日中に数回、透析バックを交換する方法でした。

透析にもオンラインHDFというものができているそうです。24-48リットルもの大量の透析液を使うため、皮膚のかゆみなどが起きにくいようです。もはや、水道管に直結すべき量ですね。