高血糖と低血糖のひらいクリニック

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ひらいクリニック

   外科OGTT脂質異常症甲状腺消化器総合診療科

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ヨーグルトを毎日80g食べると糖尿病になりにくい?(アメリカの報告)

Posted on: 火曜日, 10月 18th, 2016 in: クリニックより

ヨーグルトを毎日80g食べると糖尿病になる確率が14%さがると報告があったようです。乳製品がいいと記事に書かれていましたが、ヨーグルト以外の乳製品では、発病に影響がなかったそうです。

ヨーグルトが良かった理由について、乳酸菌による腸内フローラの効果だろうと解説されていましたが、それなら、ヨーグルトではなくて、乳酸菌を取るといい効果があるってことではないでしょうか?

おまけに、ハンバーガーなどのファーストフードの文化でヨーグルトを取るとよかったわけで、その分、チーズなど高脂肪高カロリーの食品の摂取が減ったのではないでしょうか?

こういった報告を鵜呑みにして、ヨーグルトをパック一杯食べた方が良いと言ってる人もいるそうです。また、毎日種類の違うヨーグルトを食べるほうが良いと言ってる医者もいるそうです。

確かに種類の違う乳酸菌を取る方が良いと思いますが、善玉菌を増やそうと思ったら、葉野菜をしっかり食べたらそれでいいんですけどね。。。乳脂肪を一緒にとる必要があるのでしょうか?

血糖値スパイクの特集を見て。。。。

Posted on: 月曜日, 10月 17th, 2016 in: クリニックより

インスリンのことも触れていたので、まあまあかなと思いましたが、血糖値スパイクを起こさないようにするためには、最初にステーキを食べるなどとおかしなことも話していました。

確かに、脂肪分があると血糖値の上昇は穏やかになりますが、動物性脂肪たっぷりのステーキなら、インスリンの消費が多くなり、将来的には糖尿病につながるでしょう。

血糖値ばかり見ているからこういったことが起こります。血糖値スパイクが起こるようになった原因を考えるべきです。すい臓が過剰反応している結果なので、そうなってしまった理由があるはずです。

朝食が重要だということは、述べられていましたが、なんだかインパクトが薄かった気がします。日本人は、和食に戻さないといけないのです。お米の大切さをもっと述べるべきだったと思います。

一日2時間以上運動する人は病気になりにくいそうです

Posted on: 日曜日, 10月 16th, 2016 in: クリニックより

これを聞いて、当たり前だろうなって思いました。1日に2時間も運動する人は、健康にかなり気を使っている人だろうと思うからです。

1日24時間のうち、8時間は労働します。8時間は睡眠と睡眠にかかわる部分。残る8時間で通勤や、食事、掃除洗濯、趣味などをします。

その8時間のうち、2時間も運動に使えば、かなり窮屈な生活になると思います。運動するためにいろんなことの時間を裂かなくてはなりません。

私には、無理だなと思いました。日々の生活でやらないとならないことがたくさんあるので、2時間も運動に裂けません。せいぜい、週1回1時間泳ぐぐらいでしょうか。

とはいっても、スノーボードのシーズンが近づいてきたので、筋トレも再開します。週1回程度ですが。。。日常生活では階段を使います。最近、それもサボっていましたから。。。

筋肉が少ない人は寿命が短いそうです

Posted on: 土曜日, 10月 15th, 2016 in: クリニックより

サルコペニアという概念が最近、糖尿病の分野から話題に上がるようになっています。筋肉の衰えが早い人が老化も早いというのです。

足腰が弱くなると、からだも弱ると昔の人は考えていました。だから、年配者は歩くことをがんばります。歩けなくなると、からだも弱ると思っているからです。

ところが、筋肉量が減ることが、からだを弱らせているようです。寿命まで短くなるとは驚きです。筋肉量はINBODYで測る事ができます。

是非、自分の筋肉量を知ってください。筋肉を増やすためには蛋白質が必要ですが、一日に必要な量は50g程度です。たいした量ではなのです。

肉を食べないと力が出ないという誤解が、動物性脂肪の取りすぎにつながって、糖尿病になり、サルコペニアに陥って、筋肉減少に向かってしまうという、長い目で見て怖いお話です。

アスリートの食事を参考にするといいようです

Posted on: 金曜日, 10月 14th, 2016 in: クリニックより

プロテニスプレーヤーの食事は朝と昼が炭水化物と野菜、果物、夜は炭水化物を控えて、蛋白質と葉野菜だそうです。これが、理にかなったものだそうです。

運動するから炭水化物は多めにとっていると思いますが、健康的なバランスだと思います。特に朝食は熱産生量が多いので、炭水化物が多くていいのです。

昼食と夕食の間が長い場合は脂質を多めにしてもいいようです。腹持ちがいいとともに、血糖値を下げすぎないためです。

私は、糖尿病の方にも昼ごはんは比較的自由にしていいと説明しています。朝食の重要性をしっかり説明しています。

夕食を豪華にするなんて、どこから出てきた話なのでしょうか?昔の人は、夕食も質素だったと思います。家族そろってゆっくり食事をするのが、朝食だと一番いいんですけどね。。。

注射薬の効果を患者さんから教わっています

Posted on: 木曜日, 10月 13th, 2016 in: クリニックより

糖尿病で注射を打とうと話すると、たいがい嫌がります。でも、低血糖を起こすことはないし、週1回だけだし、絶対良くなりますよと話するとやってみますってことになります。

それで、いろんな人から血糖値が下がってきたという実感が聞けるようになりました。肌の状態が良くなったとか、おしっこが泡立たなくなったとか、いろんな反応です。

糖尿病は症状がないと思われていたのですが、意外と高血糖の症状があるようです。太ってきたという話もありました。体重が減っていたのは血糖値が高すぎたからだと話してくれました。

実体験は重要です。試験管の中ではわからないことが一杯あるはずです。患者さんから学ぶということはとても重要なのですが、統計にもならないし、学会発表にもなりません。

ひとりひとりから聞いたお話を他の方にもフィードバックしていくことのほうが、医者としては大事な仕事ではないでしょうか?

ちょうどいいアーモンドを見つけたのですが。。。

Posted on: 水曜日, 10月 12th, 2016 in: クリニックより

糖尿病治療としてもご飯の変わりにアーモンドなどのナッツ類がいいといわれだしています。しかし、ナッツは意外と高カロリーだし、塩分が多いので難しいです。

ところが、塩分の付いていないナチュラルのアーモンドで、しかも1袋100kcalになっているものを見つけ、これは良いと思ったのですが、調べてみると日本には入っていないようです。

MadiK’sというメーカーです。アーモンドの会社のようです。どこか、輸入してくれないかなあって思います。100kcalだと補食にもなるので好都合なのです。

昔、日本にまだゼロカロリーの炭酸飲料がなかったころ、アメリカでは当たり前にゼロカロリーが売られていました。ナチュラルナッツも健康にいいのですが、日本で普及するには何年もかかるのでしょうね。

どなたかが輸入してくれるのを待ちつつ、製菓材料のアーモンドを代用しておこうと思います。

大病院の説明不足は深刻です

Posted on: 火曜日, 10月 11th, 2016 in: クリニックより

以前から、大病院の医者の説明不足はありましたが、年々悪化しているようです。そういった場合、追加説明をして納得してもらっても、説明をしてもらえなかった話をされるので余計時間がかかるのです。

納得がいかなかった話を聞いてあげないと、きっと気が済まないのだろうと思って聞いていますが、ちゃんと説明しておいてほしいとつくづく思います。

同様に、治療方針に関して、主治医と対立して、意向が通らなかった場合も、こじれた話を元に戻すのは大変です。患者さん側に意向があっても、今の医療では主治医の判断の方が優先です。

してほしくないことまでされたと家族は激怒します。家族ではなくても、成年後見人も激怒します。本人から託されていると。。。そうだと思います。

皆さんの怒りを聞くのが仕事なのかなと、時々考えてしまいます。

勤務医の年収の中央値が報告されていました

Posted on: 月曜日, 10月 10th, 2016 in: クリニックより

勤務医の年収の中央値は1千万円だそうです。平均値ではなくて、中央値で書かれていたので、事実に近いと思います。アメリカの医者の年収は2-3千万円なのでかなり低いですね。

以前、開業医の年収の平均値が2千万円とかかれたことがあり、このときひどく憤慨しました。平均値では高く出るからです。実際は1千万円程度しかなかったからです。

開業医は自費クリニックも含まれるので、大もうけしている自費クリニックの収入を平均されてしまうと、普通の開業医まで、儲けていると思われます。

保険診療では、どんどんしばりが強くなってきているので、年々収益は下がってきています。そんな中で、肺がんの抗がん剤の金額を聞いてたまげましたね。。。

予想より使用量が多かったからと、保険点数を異例の速さで下げようとしているのも、おかしな話です。そんな高額のくすりで儲けているのはいったい誰なんでしょうね。

内視鏡での椎間板ヘルニアの手術について知りました

Posted on: 日曜日, 10月 9th, 2016 in: クリニックより

内視鏡での椎間板ヘルニアの手術があることは知っていたのですが、やっている医療機関を知りませんでした。ところが、バイト先の看護師が手術を受けると聞いて知ったのです。

入院は5ベットぐらいしかないようなので、有床診療所だと思います。まずは、看護師が手術を受けてきてどんな印象だったかを聞いてみようと思います。

私も、頚椎のヘルニアがあり現在、左腕のしびれが出ているのですが、内視鏡での手術は腰椎だけのようです。頚椎は難しい手術になると聞いたことがあります。

昔、整形外科の院長の脊椎の手術の麻酔をかけていたので、手術手技の詳しいことはわかりませんが、どんな雰囲気でしているのかは知っています。

見学にいけたら、一番いいのになって思っています。