高血糖と低血糖のひらいクリニック

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内科/外科/糖尿病・内分泌内科/消化器内科/肛門内科/形成外科/ (予約優先) ひらいクリニック 大阪市中央区南船場3-2-6 大阪農林会館 B-1号室 TEL06-6125-5350 FAX06-6125-5351

ひらいクリニック

   外科OGTT脂質異常症甲状腺消化器総合診療科

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医療でのわかりにくい会計

Posted on: 金曜日, 10月 22nd, 2010 in: クリニックより

 前回の改定で、領収書の内容を詳しく発行するように、変更になりました。そこで出てきたのが、いろんな指導料とか管理料などわからない数字です。今までは見えなかったものが公開されるようになりました。医療費が会計まで行かないといくらかかったのかわからないのも、この管理料などの複雑さがあります。何をすれば算定できて、何を算定したら別の何かの算定ができないとかものすごく複雑です。そのために、医療事務が必要になってきます。CTは、いくらくらいかかりますと説明しても、そこにいろんなものが付加されるため、会計を通してみないとわからないことがいっぱいあります。当クリニックでは、そういった不明瞭な会計を極力なくすために、診察室でなるべく料金がわかるようにしようと試みています。算定できても、煩雑な手間になる加算は極力省いたり、申請を取り消したりしています。厚労省のほうは、たくさんもらおうとすることには何かとうるさいのですが、なるべくもらわないようにすることには、何も言わないからです。こういった試みも初めてのことなので、うまくいくかどうかわかりませんが、少しずつでもはじめてみようと思います。

土日祝日の予防接種の予約について

Posted on: 木曜日, 10月 21st, 2010 in: クリニックより

 土日祝日の予防接種の予約は、早い目にお願いします。業者が土日は休みなので、土日でしたら木曜日に発注、金曜日入荷になります。メールカウンセリングのところからメールで受け付けもしますので、早い目に予約をお願いします。

インフルエンザの予防接種を始めます

Posted on: 水曜日, 10月 20th, 2010 in: クリニックより

 このときのために、携帯電話から予約ができるサイトを開発していたのですが、間に合わなかったので、電話で予約を受け付けます。診療時間内にお電話ください。料金は、一人の場合3500円です。1バイアルで、二人分なので、おひとりだと無駄になる薬液が出るからです。複数名でご予約いただければ、料金は3000円から2500円まで、下げようと思っています。予防接種のお話に時間を取られるので、複数でお見えになるようなら、その手間が省けるからです。ご予約いただいてから注文しますので、前々日までにお願いします。風邪をひくと打てませんので、予約後は、風邪をひかないように気お付けてください。37度を超える発熱で、咳込んでいるときは打つことはできません。テナントの方で、診療時間以外に希望される場合、その都度相談に乗ります。ご希望される時間をお伝えください。予防接種を売ったからといって、インフルエンザにかからないわけではありません。症状が軽くなるだけです。休みを取りずらい方、客商売で、人に移してはならない方などは、打っておかれるほうがいいかと思います。ただ、去年インフルエンザにかかった方は、抗体ができているので、必要ないかもしれません。予防接種は、今年はやると予想される者に対して造られているので、新型や突然変異など、大流行する場合は、効力はありません。一番いいのは、感染しないように体力をつけることでしょう。

肛門内の内診は必要ないのかもしれません

Posted on: 火曜日, 10月 19th, 2010 in: クリニックより

 循環器の勉強会で、問診(症状について詳しく聞くこと)だけで、ある程度疾患の予測ができるという話を聞きました。実は、脳外科病院での救急でも同じことが言えます。症状、既往歴、バイタル(血圧などの情報)などの救急隊からの連絡だけでもある程度の予測はできます。診察というのは、あくまでその確認作業だと思います。肛門疾患についても、同様に内診するまでに、ある程度の予測ができますので、初回に肛門内を観察する必要はないのかもしれません。もし、がんの心配をしているのであれば、肛門だけを観察しても何の情報もありません。肛門がんというのもありますが、非常にまれですし、外からの観察だけでもわかるかもしれません。もともと、がんというのは、よっぽどひどくなっても痛みを起こさないので、痛みや違和感というのは、心配要らない症状なのです。検査というのは、必要ですが、最小限に抑えることも可能ではないかと思うようになりました。

勉強会報告

Posted on: 月曜日, 10月 18th, 2010 in: クリニックより

 当日になって足りないものが出るなど、ドタバタでしたが、講師の先生がプロジェクターまで持参してくださって、なんとか無事終了することができました。参加者は医者が3名、歯科医、薬剤師、検査技師、看護師、検査会社の営業、医療関係の税理士など様々な人が集まっていただけました。面白かったのは、講師と歯科医師が高校のクラブの先輩後輩だったことです。思わぬ再会の場面に遭遇してしまいました。講義の内容は、前半は救急を要する心臓疾患の話で、後半は慢性的な心疾患の話でした。製薬会社が宣伝しない”安い薬”のほうがエビデンス(証拠)があるそうで、製薬会社の説明が実は、あまり効果のない話であることなど、普段聞くことのできない大変面白い話が聞けました。また、塩分3gの減塩がかなりいい効果を出すこと、血圧は下げないと意味がないこと(薬を飲んでるからと安心してはだめなこと)、AED普及のための活動などの説明もありました。助けられる命を助けようとしている現場の活動は、私が現在勤めている脳神経外科領域でも同じことです。小じんまりした勉強会でしたので、新たな人と人の出会いもあり、今後いい方向にいくだろうなという予感がしました。初めての試みでしたが、講師の先生始め、いろんな方にご協力いただき、無事終了することができました。今後もこのような企画をしていこうと思っています。

 追伸:面白い話が聞けました。AEDの器械はほとんどの歯科医院にあるそうです。最近歯科医院はとても増えているので、そういったことも含めて、自治会などにAEDマップを作ってもらいたいなと思いました。とりあえず、近所の歯科医院の場所は把握しておきましょう。

本日休診です

Posted on: 日曜日, 10月 17th, 2010 in: クリニックより

 本日、心臓関係の勉強会のため、休診しております。2-4時クリニックの待合室にて、その日から使える心臓病の知識の講義をしてもらう予定です。一般の方の参加も歓迎します。家族に心臓病をお持ちの方でしたら、日頃疑問に思ってることを気楽に聞くことができると思います。参加料は3000円です。心斎橋に遊びに出たついでに、ちょっと勉強して帰る。そいういったコンセプトで開いています。来られた方には、周辺のお勧めのお店のマップも用意しています。ぜひ気軽にお越しください。

勉強会の内容を変更しました

Posted on: 土曜日, 10月 16th, 2010 in: クリニックより

 医療関係者向けとしていた、17日の勉強会は、一般の方でも参加可能に変更しました。パラメディカルと一般の方は3000円に料金変更もしました。心臓の話なので、老人を抱えていらっしゃる家庭などは、生活に密着した話だと思ったからです。講師の先生は、とてもわかりやすく説明してくださる方です。内容でわかりにくかったことは、私が補足説明することにしました。医療と医療以外には線引きはないと思って、すでに活動しています。そのことも、この勉強会で、実現できると思っています。昔、医者は寺子屋で学んで、恩師の医師を引きついで、あちこちで診療を始めていました。国が、医師免許などというものを作ったから間違いが始まったのだと思います。免許がなくても、医者以上の知識を持ってる方がいっぱいいます。新しくうちのスタッフになった方の彼氏が言ったそうです。眠れなくても、いつか寝れるんだから大丈夫と。。。。それがすべてを物語っていると思います。薬に頼る必要はないんですよ。

男性乳がんを知ってください

Posted on: 土曜日, 10月 16th, 2010 in: クリニックより

 男性乳がんというものがあります。昨年でも死亡者が90人ほどあったようです。20年前は、女性乳がんの100人に一人が男性乳がんと言っていました。女性乳がん死亡が年1万人とすると、相変わらず100人に一人が男性乳がんということになります。男性の場合、発見が遅いため手遅れになってることが多いのです。多くは、男性乳がんというものを知らないためだと言われています。女性化乳房といって、若い男性と、高齢者の男性、安定剤など薬による影響で、女性の乳房のように膨らんでくる病気もあります。これは、がんとの関連はないのですが、こういった場合でも一度診察を受けたほうがいいでしょう。がんは、かたいもので、痛みがありません。痛みがあれば、女性化乳房の可能性が高いと思いますが、必ずどこかを受診してほしいと思います。

常識が通用しない医療の世界

Posted on: 水曜日, 10月 13th, 2010 in: クリニックより

 通常は会社は長期の経営計画を立てますよね。医療の世界ではありません。というかそういうことをしても、2年おきの大幅改正で、全部おじゃんになるからです。なので、医療の世界では契約もないし、行き当たりバッタリ。。。そうせざるを得なかったのですね。。。国民皆保険がすべての間違いだったかもしれません。今は保険診療をすれば、従業員の給料もあげてあげることができません。それどころか、下げていかないと仕方ないんです。年々、仕事は増える、命を預かってる責任は増える。そんな中で、給料まで下がったら、モチベーションなんてあがりませんよね。。。あるスタッフか言いました。モチベーションをあげてくれないか、そう言われたそうです。モチベーションは全くなくなりました。ゼロになったものは、あげることも下げることもできませんと。。。その言葉がすべてを語っていると思いました。保険認可を受けたのは単に、信頼してもらうだけです。保険診療してたら、首をくくるのと同じなんですよね。今の医療では。。。。いろんな人に話を聞きました。それで、結論は民意を変えるしかない。それだけでした。法律も人が作ったものです、変えられないほうがおかしいんです。日々社会は進歩していってます。それを享受しながら、一方ではそれを否定する。そういった考えこそ、変えていかないといけないのかもしれません。近畿厚生局にいろいろ文句を言いに行きました。でも、言われるのは、我々の仕事は、国民の医療に対する不満を厚労省に挙げることですからと。。。それで、言いましたよ。。。私も国民なんですけどって。。。。。どこに線があるというのでしょうね。。。みな同じように税金を納めるために働いているんです。同じことが市役所にも言えます。国民と同じように苦痛を味わえよって。医者は、大学病院では、ひどい場合40歳過ぎまで、月給18万ですよ。もちろん税込み。。。それで、当たり前のように24時間対応を強いられ、365日のうち、気が抜けるのは、夏休みぐらいです。それもひどいところでは1日、普通で、3日。大きな組織では年間2週間は保証されてるけど、休めるはずがないんですよね。。。。周りに冷たい目をされるから。。。もちろん有給など設定はされていますが、とれるはずもない。医療の業界には、常識は通らないんですよ。常識を知らない人ばかりの中なので、常識ではこうですと言っても理解する人がいないのかもしれませんね。昭和初期に戻さないと間に合わない、そう思っています。

待合室での企画募集中です

Posted on: 月曜日, 10月 11th, 2010 in: クリニックより

 待合室は、人が集まる場所というイメージで作っています。昭和初期のもので、触っていただけるものも、順次そろえていっています。診療時間内でも、診療時間外でも心と体が元気になる企画を募集中です。クリニックに気軽に立ち寄って、こんな企画がしたいのですがと気軽にご相談ください。

 昭和初期には、銭湯が人の集まる場所になっていました。子供のしつけは、近所のおばさんがしていましたし、いろんな話を近所のおばあさんがしてくれました。銭湯が消えだしている現在に、銭湯の代わりになる場所をと思い、クリニックの待合を作りました。診察を待つだけに使うのはもったいない、そう思っています。誰でも、気軽に立ち寄って、からだの事も相談できる場所、その延長線上に診察があってもいいんじゃないかと思っています。お近くにお寄りの際は、是非お立ち寄りください。