勉強会報告
当日になって足りないものが出るなど、ドタバタでしたが、講師の先生がプロジェクターまで持参してくださって、なんとか無事終了することができました。参加者は医者が3名、歯科医、薬剤師、検査技師、看護師、検査会社の営業、医療関係の税理士など様々な人が集まっていただけました。面白かったのは、講師と歯科医師が高校のクラブの先輩後輩だったことです。思わぬ再会の場面に遭遇してしまいました。講義の内容は、前半は救急を要する心臓疾患の話で、後半は慢性的な心疾患の話でした。製薬会社が宣伝しない”安い薬”のほうがエビデンス(証拠)があるそうで、製薬会社の説明が実は、あまり効果のない話であることなど、普段聞くことのできない大変面白い話が聞けました。また、塩分3gの減塩がかなりいい効果を出すこと、血圧は下げないと意味がないこと(薬を飲んでるからと安心してはだめなこと)、AED普及のための活動などの説明もありました。助けられる命を助けようとしている現場の活動は、私が現在勤めている脳神経外科領域でも同じことです。小じんまりした勉強会でしたので、新たな人と人の出会いもあり、今後いい方向にいくだろうなという予感がしました。初めての試みでしたが、講師の先生始め、いろんな方にご協力いただき、無事終了することができました。今後もこのような企画をしていこうと思っています。
追伸:面白い話が聞けました。AEDの器械はほとんどの歯科医院にあるそうです。最近歯科医院はとても増えているので、そういったことも含めて、自治会などにAEDマップを作ってもらいたいなと思いました。とりあえず、近所の歯科医院の場所は把握しておきましょう。