高血糖と低血糖のひらいクリニック

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ひらいクリニック

   外科OGTT脂質異常症甲状腺消化器総合診療科

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なじみのお宿が閉鎖になったそうです

Posted on: 火曜日, 9月 4th, 2018 in: クリニックより

毎年訪れていたお宿が閉鎖になりました。シェフ兼オーナーが年配だったので心配していたのですが、今年の夏で終わりにしたそうです。古かったのですが、小奇麗にされていたのでとても気に入っていたのに残念です。継承する若い人も見つからなかったのでしょうね。

宿の下にはたぬきやきつねも遊びに来ていて、夕食のあまりをもらっていたのですが、もうもらえなくなるんでしょうね。なんとなく、物悲しいです。新し物ができると古いものが消えていく。当たり前のことかもしれませんが、さびしいですね。

スノーボードの1級検定に受かったときも、一緒になって喜んでくださって、特別にケーキを焼いてくれたこともありました。シェフたちが元気で過ごされることを心から願います。

閉院になってしまった病院があります

Posted on: 月曜日, 9月 3rd, 2018 in: クリニックより

バイト先で急に10人の入院患者を受け入れないとならないって話を聞きました。どこかの病院が入院患者を外に出すようなことでもなければこんな話は起きません。最近、クーラーが壊れて患者さんが亡くなった病院の話しを聞いたので、クーラーでも壊れたのかなと思っていました。

後で聞くと、病院がつぶれたとのことでした。わたしも過去に勤務していた場所なので、ショックです。知り合いもまだはたらいているはずなので、どうなるのか心配です。病院もつぶれる時代、明日はわが身と思いながら気を引き締めていかないとならないって思いました。

プロヘパールと言う薬が無くなっていました

Posted on: 日曜日, 9月 2nd, 2018 in: クリニックより

プロヘパールと言う肝臓の治療薬がいつの間にか無くなっていました。肝臓に効く薬は少なく、漢方薬もありますが、副作用が出てあまり使われなくなっています。プロヘパールもよく効くわけではないので、さほど使っていなかったし、最近肝臓が悪い人が居なかったので、無くなった事に気がつきませんでした。

2017年3月に保険収載から消えたようですが、理由が原料の調達が難しくなったとか、売れ行きが悪くなったとかはっきりしたことはわかりません。過去にもダンリッチと言う薬が無くなったときは自分も飲んでいたために凄いショックだったのですが、今回はもっとショックです。

肝臓が悪い人には注射しかないのかなって思いますが、週に2-3回、注射で通える人もそうそう居ないわけで。。。肝硬変になってしまってからでは遅いのに。。。。肝硬変で腹水が溜まっている人を日々治療している身としては、なんとも言いがたい気持ちです。

動物性脂肪の取りすぎがインスリンの枯渇につながる

Posted on: 土曜日, 9月 1st, 2018 in: クリニックより

動物性脂肪の取りすぎがインスリンの枯渇につながり糖尿病になってしまうと言われています。糖尿病になるベースは糖質ではなくて、脂肪が原因だと言われています。

なぜ、脂肪がインスリンを減らすのだろうって思っていました。インスリンは糖を血管から筋肉に運ぶ役割なので、脂質の代謝には関係しないからです。

でも、糖質と脂質を同時に取ると高めの血糖が維持されるので、それを下げようとインスリンも出っぱなしになるのではないかと思いました。

実際、糖尿病の方が寝る前にチーズを食べると翌朝の血糖値が高くなると言うことをよく経験します。夜間、8時間ぐらい血糖値が下がらないままになるわけです。

夜間なので、運動でカロリーが消費されないからなおさらなのでしょうけど、それにしても8時間インスリンも出っぱなしになっていると思われます。

そういったインスリンの使いすぎが膵臓を疲弊してインスリンが出なくなり、糖尿病につながっていくのだと思います。糖質制限は普通食に戻したときに一気に糖尿病に引きずり込まれます。注意してほしいものです。

CV3000、ベネット、バードの時代。。。。

Posted on: 金曜日, 8月 31st, 2018 in: クリニックより

呼吸器の話ですが、最近のものはvivoというようです。私の時代は、CV3000やベネット、バードなどといわれていました。従量式か従圧式かってことも議論されていました。

最近の呼吸器には追加機能もあるようで、トリガーというのも何種類もありました。改めて呼吸器の勉強をしないとならないなあと思いながら、対象の患者さんはすんなり離脱できました。

中核病院からの転院なのですが、呼吸器への依存が高くて離脱できないという話でした。しかし、言語療法士の協力もあり、一か八か離脱させようということになりました。

離脱後1時間は言語療法士が3人、ベット再度に張り付いてくれて、状態観察してくれました。1時間たって、血液ガスの測定を行い、悪化してないことを確認、再度2時間空けて、悪化してないことを確認したので、オーバーナイトで離脱状態にして朝に再度確認を行いました。

呼吸状態は夜間に悪化しやすいので、ちょっとひやひやしたのですが、悪化したらすぐに呼吸器につなぐように現場に指示していたので、翌朝は呼吸器につながれてないかひやひやしながら見に行きました。

とりあえず、急性期は乗り越えたようなのであとは、抜管に向けて、カロリーアップしてリハビリしていくだけです。

喘息の重積発作はやはり手ごわいです

Posted on: 木曜日, 8月 30th, 2018 in: クリニックより

喘息の重責発作は昔から苦労してましたが、相変わらず手ごわいと実感しました。思いつくありとあらゆる方法を使っても軽減はしても完全によくならず、最後は人工呼吸器しかないなあと思いました。簡易型の人工呼吸器も出来ているので、使い方をマスターしておかないとならないなと思いました。

喘息発作は体力を消耗するので早く治めないとなりません。しかし、気管支拡張剤の血中濃度が上限を超えていれば、もはや薬に頼ることも出来ません。心拍数を130以下にすることが望まれますが、そのためにボスミンと言う薬まで使うようです。心臓が止まったときに心臓内へ注射したりする薬です。

がんの疼痛を取る薬もありますし、いろんな症状を軽減する薬が出てきましたが、呼吸困難というものを軽減する薬はほとんどありません。苦痛を取るには寝てもらうしかないのが現状です。寝ると言っても薬で無理やり眠らせるわけで、それが最善とも思いません。

医者になって30年以上たってもまだまだ解決できないことがたくさんあります。

9月1日(土)午後診療についてのお知らせ

Posted on: 火曜日, 8月 28th, 2018 in: クリニックより

9月1日(土)午後診察はエコー外来のみとなり
通常の診察は休診とさせていただきます。
ご迷惑をおかけいたしますが宜しくお願いいたします。

80kcalのソフトクリーム

Posted on: 火曜日, 8月 28th, 2018 in: クリニックより

80kcalのソフトクリームがあるのを知っていましたが、スーパーでは見かけなかったので食べてみる機会がありませんでした。スーパーには糖尿病用のカロリーを下げたアイス類は置いてないようです。

コンビニでようやく見かけたので購入してみました。カチカチに凍っていたのでソフトクリームという感じではありませんでしたが、味はまあまあでした。

でも、わたしが好きなコーンの部分は貧弱だったので少し残念に思いました。1個全部は食べ切れませんでした。からだも冷えてちょうどいい感じでしたが、いつまでもバニラの後味が残ったのはあまりいい感じはしませんでした。

カロリーを下げてそこそこおいしいものを食べるより、本当においしいものを少量でいいから食べる方があとの満足感に大きな違いが出ることを実感しました。

ただ、ソフトクリームとかアイスクリームはもともと余り好きではないので、おいしいものを探すこともないと思います。今一番食べたいのは北極のアイスキャンディーなんですよ。難波は遠いから。。。。

大正のころの糖尿病治療

Posted on: 土曜日, 8月 25th, 2018 in: クリニックより

大正時代は糖尿病の薬がなかったそうです。それで、尿糖だけを見て治療していたようです。尿糖がなくなるまでたんぱく質中心で糖質なしの生活をして、尿糖が出なくなったら少しずつ糖質を取ってもらって尿糖がぎりぎりでない糖質の量を調べて、糖質制限していたようです。

当時、血糖値をはかる方法はあったようですが、大量の血液が必要だったそうです。それで、尿糖だけを目安に食事療法だけ行なっていたそうです。でも、尿糖が陽性になるのは血糖値が180以上なので、空腹時の尿糖を目安にしていたのなら、とんでもないことです。

糖質制限は主に白米だったようなので、ごはんが食べられないことはかなりストレスになっていたそうです。今は、食べながら治せる時代なので、今の時代に生まれてよかったと思います。薬を飲みたくないと言う人には、大正時代の治療方法を提案してみようと思います。

ただし、大正時代の治療方法なら、コントロールはつかないので、糖尿病性腎症になるのは目に見えているんですけどね。。。

夕食は9時までに取り、すぐに寝ないこと

Posted on: 金曜日, 8月 24th, 2018 in: クリニックより

夕食を9時までにとって、就寝まで2時間は開ける方が良いそうです。乳がんと前立腺がんで差が出たようです。ホルモン感受性のがんなので、何か関連があるのかもしれません。

食事はいろんな病気に影響するので、健康的な食生活は大事です。職業柄難しいという場合も、何か打開策を捜す必要があると思います。

仕事でからだを壊してしまうなんて、仕事している意味がなくなるでしょう。健康的な生活をするために仕事をするのですから、健康を害してしまっては元も子もありません。