高血糖と低血糖のひらいクリニック

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ひらいクリニック

   外科OGTT脂質異常症甲状腺消化器総合診療科

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オゼンピックの発売が見送りになりました

Posted on: 木曜日, 8月 23rd, 2018 in: クリニックより

GLP-1製剤の新薬でビデュリオンと同等の効力が期待されていたオゼンピックの発売が見送りになったそうです。理由は、他のGLP-1 製剤と比較して薬価が低すぎたと言うことだそうです。通常、同じような効力の薬は薬価は同じで設定されます。ところが今回はなぜ低かったのでしょうか?

ビデュリオンを発売している製薬会社は、この薬がとてもいいにもかかわらず販売促進からはずしています。もやは売る気はないのです。しかし、ビデュリオンでしかHbA1cが下がらない方もいます。なので、この薬で助かっている人がたくさんいるのですが、併用薬剤を制限されたりとかなかなか使いづらい状況です。

併用薬剤として目をつけられたのがSGLT2です。SGLT2を併用していると削除されてきます。その理由が、ビデュリオンとの併用に問題があって、目をつけられているのがビデュリオンのほうなのです。この影響で、体重コントロールが出来なくなっている患者さんもいます。

新薬は併用薬の制限がないため、SGLT2を併用したい人は発売を待っています。今回見送りになれば次は11月だそうです。”はあっ?”って開いた口がふさがりません。国は何がしたいのか意味不明です。本当に腹立たしいことです。

 

ラエンネック(プラセンタ)注射の中止について

Posted on: 木曜日, 8月 23rd, 2018 in: クリニックより

プラセンタ注射に関して以下のような情報が入ってきたので、一旦中止することになりました

株式会社日本生物製剤は製造販売するヒト胎盤抽出物「ラエンネック」について B型肝炎の患者様から検出されたHBV遺伝子の断片と近似する断片が この患者様に投与したラエンネックにも含まれている可能性を示唆する情報を入手しました
本剤は本来 HBV陰性の検査結果のある胎盤のみを使用し 原料段階で核酸増幅検査 製造工程で有機溶剤処理 強酸処理 高圧蒸気滅菌を行い 更に最終製品で核酸増幅検査を実施して陰性であることを確認後出荷しております
ラエンネックの製造元である株式会社日本生物製剤では この症例にあたり規制当局に必要な報告を行った上で 本剤の使用とB型肝炎の因果関係はないと評価しておりましたが この度 上記情報を入手した次第です
この患者様は本剤を2回投与しておりますが すでに回復されております
株式会社日本生物製剤といたしましては 他の製品ロットを含め今回の患者様以外に同様の報告はいただいておりませんが ラエンネックを使用する皆様に一層安心して使っていただくためには ラエンネックとB型肝炎発症の関連性を科学的に検証することを速やかに実施すべきと考えて ラエンネックの製造工程における高圧蒸気滅菌などのウィルス不活化工程が適切に行われていたかについて 念のために確認を行うことにしました
つきましては ラエンネックの使用による安全確保に万全を期すため この確認を終えるまでのしばらくの間「ラエンネック」のご使用をお控えていただきますよう お願い申し上げます

久しぶりに救急搬送に同行しました

Posted on: 木曜日, 8月 16th, 2018 in: クリニックより

高次機能病院へ人工呼吸器に乗った患者さんの搬送に同行しました。昔は、アンビュウという酸素を手動で送るバックをもみながらの搬送でしたが、今は違うのですね。

コンパクトな人工呼吸器を病院がレンタルしてくれて、業者さんが設定して使い方を教えてくれて、救急車に乗りました。相変わらず救急車の乗り心地は悪く吐き気がしそうでした。

高次機能病院に着いたら、すぐ帰れると思ったらCTを撮りに行く間、コンパクトタイプの呼吸器を貸してくださいと言われ、戻ってくるまで待たされました。

高次機能病院でもコンパクトタイプの呼吸器は持ってないようでした。まってる間に若い看護師に”昔はCV3000って言うでっかい呼吸器でダイアル式だったんだよ”って話していました。

デジタルに変わってますが、設定内容は30年前と変わっていません。いろいろ進化した部分と何も変わってない部分と、なんかおかしいなって思いました。

昔、患者さんの転送中に救急隊員と話しをしていて、救命救急出身だと言う話が出て、その後の救急隊員の態度が激変したことを思い出しました。一般病院の医者は馬鹿にされがちなのです。でも、救命にいたことを知ると態度が変わる、それもどうかなって思いましたけどね。

ブロック塀の問題は建築物扱いになってないことだと思います

Posted on: 月曜日, 8月 13th, 2018 in: クリニックより

新築した家の塀で同じ経験をしたことがあります。家は有名なハウジングメーカーが建てたのですが、塀に関しては下請けの造園業が作ったようです。確かに、家が建ったあとで庭と外壁を作っているので、ハウジングメーカーはかかわってないのでしょう。

ブロック塀には補強が入っていなくて、地震でも起これば倒れて歩道に落ちるため、アルミの軽い塀に変更してもらいました。ブロックで塀を作るのは、簡単なので、造園業の方が作るのだと思います。

ブロック塀はコンクリートの打ちっぱなしの建造物とはまったくつくりが違います。丈夫だからと思っているかもしれませんが、接着に使われているコンクリートは簡単にはがれるようで、はがれているのをよく見かけます。

報道では、ブロック塀を補強したほうが安く上がるなどと言っていますが、すべてアルミなど軽量なものに変えるべきだと思います。プロがすることだから任せておこうな土と思わず、自分で調べることが大事だと思います。

私は、おかしいと思ったら別のプロの人に相談します。納得できる回答が得られるまで調べています。人の話を鵜呑みにしないことが大事だと思います。

夏季休診のお知らせ

Posted on: 火曜日, 8月 7th, 2018 in: クリニックより

8月14日(火)・8月16日(木)は休診とさせていただきます。

ご迷惑をおかけしますが、ご了承の程よろしくお願いいたします。

医学部が女性の合格者を減らすように操作していた事件について

Posted on: 月曜日, 8月 6th, 2018 in: クリニックより

医学部が女性の合格者を減らすように操作していたという話については、コメントする気はなかったのですが、いろんな人に聞かれるので、コメントしておこうと思いました。女医が結婚などで医者の仕事をセーブするかどうかが問題なのだと思います。

私の同期は30人ぐらいいましたが、20年目の同窓会のとき引退したのは一人で、ほかはバリバリに働いていたのでびっくりしました。私の世代では医者と結婚した女医が多かったのですが、多くは男性が研究などをして女性が生活を支えていました。

大学では男性たちは研究を続けたかったら女医と結婚するのがいいといってました。それぐらい、女医は稼ぎを当てにされていました。若い女医たちは医者とは結婚せず、一般の方と結婚して男性が家事と育児をしているケースもよく聞きました。

男性の放射線技師がアルバイトしかしてないので、なぜか聞いたら、女医と結婚したので自分が家事と育児をしていると自信を持って話していたのも印象的でした。時代が変わったんだなあと思いました。

医学部を受験するときに医者になってからどうするのかなど考えていませんでした。医者になってからも、普通に結婚して子供を作ると思っていましたが、子供が出来ても医者を辞めることなど考えたこともありません。

医者一人作るのに税金が何千万も投入されていると聞きます。なので、医者として働き続けることは当たり前のことだと聞かされてきました。女医が子供を生んだらまともに働けないだろうと思っているのは男性の医者たちのほうで、そうなる前に基礎に追いやったり勤務をはずしたりしていました。

男性だからちゃんとやれるのかというとそうではありません。私の後輩は手術を教えて一人前に育てても、技術を捨てて内科になったり小児科になったりしてました。いくら育ててもすぐ逃げてしまうなら、教える必要はないと思ったぐらいです。

日本の医療の世界はびっくりするぐらい男尊女卑が残っています。それが当たり前だと思っているから、女性の合格者を減らすなんてことが当たり前に行われていたんだと思います。その辺を根本から変えないといつまでたっても同じことが繰り返されると思います。

ビジネスホテルが乱立しています

Posted on: 金曜日, 8月 3rd, 2018 in: クリニックより

クリニックの周辺は、この2年ぐらいでビルの取り壊しとビジネスホテルの建築が頻繁に行われています。こんなにたくさんのビジネスホテルが必要なのかなって思います。

アメリカでは、民泊の普及でビジネスホテルの需要が減り、その空き部屋を使ってマンションのように月極めで貸すようなビジネスが出てきたそうです。

マンションの家賃が32万円、ビジネスホテルだと18万円で朝食付き。。。。日本はどうなるだろうと考えたら、ビジネスホテルのオーナーがもともとマンション経営の会社だったりするので、ワンルームマンションに変更できるように立てているのかなあと思います。

ワンルームマンションの需要も減ったらどうするのかなと考えたら、サ高住というサービス付高齢者住宅にするんだろうなって思いつきました。

高齢者社会になっていく日本では、その方法が一番確実かなって思ったのです。

本日より受付不在になります

Posted on: 木曜日, 8月 2nd, 2018 in: クリニックより

受付嬢が先月末で退職されたので、本日より受付は常駐しません。来院されたら、チャイムを鳴らしてお待ちください。処置中の場合、すぐに出られませんので、お待ちいただくことになります。

10年以上前から、会社などの企業では受付は電話が置いてあるだけになっています。内線で訪問したことを伝えたら人がでてくるというシステムです。クリニックもそれでいいのじゃないかと思うようになりました。

思い出したのは、高齢の産婦人科の女医の医院でした。古い木造の受付で”すいません”と声をかけたら、奥から女性が出てきました。診察室は白いカーテンの向こうで窓が開いているようで、気持ちいい風が入ってきていました。

そんな環境の中で古い内診台に上がって内診してもらいました。内診ってすごく嫌なことなのに、嫌な気分にもならなかったことを思い出しています。そこは、高齢になったご姉妹がされているようでした。

クリニックもそんな感じがいいんじゃないかって思います。多くの医療機関は待たせることが当たり前で、そのために待合にいすがたくさん並べられています。そんな今の常識が嫌で完全予約制にして待たせない医療をしてきました。

今後も待たせない医療はしていくつもりですが、外科なので処置中はすぐに対応が出来ません。といっても、5分もかからないと思うので、静かに待っていていただければと思います。

医学部入学だけでは医師になれないという記事を読みました

Posted on: 金曜日, 7月 27th, 2018 in: クリニックより

不正入学のニュースから書かれた記事のようでした。確かに内容はあっています。国家試験の合格率は90%で10%は不合格になります。

合格率を上げるために私立の医学部では大量の留年者を出し、10年ぐらい大学にいる人もいました。国家試験がハードなことも書かれていました。2日間みっちりありますから。。。

でも、問題は医師免許を取ってからでしょう。自分にあった専門科を選ばなければ能力も発揮できません。私が外科を選択したときは反対する人もいました。

でも、結局、外科を選んだのは正解だったと思います。性格的にも内科向けではないからです。手先も器用だったようで、手術などの手技は自然と身につきました。

こんなに苦労して医者になっても、ふがいない人に罵倒を浴びせかけられたりすることもあるわけで、なんとなくテンションが下がってしまいますよね。

昼の移動でいいことを思いつきました

Posted on: 火曜日, 7月 24th, 2018 in: クリニックより

真昼間に車で移動しなくてはならないのですが、昼まで車は炎天下に駐車しているので、クーラーが効かないぐらい暑くなってます。

屋根のある駐車場がないかといろいろ模索しましたが、見つかりません。仕方なく、汗をかきながら移動していたのですが、いいことを思いつきました。

アイスボックスと言う氷を食べながら移動してみたのです。そしたら、少しましでした。それでも、移動が終わるころには氷は解けてしまいます。

熱中症予防に”水”ではなくて、今年は”氷”を奨めようかと思います。今年のような猛暑では”水”ではまにあいませんから。