高血糖と低血糖のひらいクリニック

アクセス
内科/外科/糖尿病・内分泌内科/消化器内科/肛門内科/形成外科/ (予約優先) ひらいクリニック 大阪市中央区南船場3-2-6 大阪農林会館 B-1号室 TEL06-6125-5350 FAX06-6125-5351

ひらいクリニック

   外科OGTT脂質異常症甲状腺消化器総合診療科

Home >> クリニックより

トイレのマークを変えませんか?

Posted on: 土曜日, 12月 18th, 2010 in: クリニックより

 トイレのマークはどこの国でも同じようなものを使っています。男女の違いが分かるようにシンプルなものが考えられていますが、私はマークを変えたほうがいいと思っています。実は、洋式便座の使い方を間違っている人がいるからです。マークを正しい姿勢で描けば自然とそういう習慣がつくと思います。姿勢が間違っていたために、裂肛や便秘などで排便に苦しんでいる人が多いのです。

 クリニックに来られた人には、必ず姿勢のお話をしています。日本の長い歴史の中で、なぜずっと和式便座が使われてきたのか、そういったことにも意味があるはずです。体格のいい欧米人と、小柄な日本人は何でも同じでいいのか?和服が長く使われたことにも意味があると思います。日本人の体形は、コルセットで締め上げるような欧米人の体形にはならないでしょう。食文化の違い、そういったことにも意味があります。

 人は映像で覚えていくものです。テレビの影響が大きいのはそのためです。子供が絵本から入るのも、絵という媒体が一番伝わりやすいからでしょう。そういったことを考えるとトイレの表示は変えるべきだと思いました。そうするだけで、日本の肛門疾患は大分と減るような気がします。上段が女子用、下段が男子用。。。どうでしょうか?

中国の方が来られました

Posted on: 木曜日, 12月 16th, 2010 in: クリニックより

 たぶん留学中なのだと思います。日本語は少し話されますが、やはりなかなかニュアンスが伝わりません。他の方の倍時間をかけましたが、納得してもらえなかったようです。大したことない、それだけのことが伝わらないのです。日本人相手でも同じことが言えます。大したことはないということや、異常ではないということの説明はとても時間がかかります。異常があるほうが説明しやすいのです。 

 異常がなければ、なぜこんな症状が起きるのか、それを説明しないとならないのです。その辺のことになると、異常とは何か、病気とは何かという話にもなります。どこまでが正常で、どこからが異常か。。。二つにきっちり分けることなどできませんから、ボーダーラインというものが生じます。ボーダーラインに入ると、異常ではないけど、全く正常でもないということになりますね。

 これらの線引きは、人によっても違ってきます。まったく何もない状態にならなければ、治ったと思ってもらえない人、そこそこ改善すれば、治ったと思ってくれる人、かなりひどい状態だと思っても、本人は何とも感じてない場合もあります。一体治療というのは、何を持って完了するのでしょうか?

 生活が楽しく過ごせるようになればいいと私は思っています。不安を取り除いて、毎日の食事や生活が楽しく笑って過ごせるようになれば、治療は完了だと考えています。どこかに不具合があっても、それを別のことでカバーできればいいし、制限ばかりの生活をしても楽しくありませんよね。

 食事療法が一番大変だと思います。ほとんどの食事療法は、あれを食べてはだめ、これも食べてもダメと言われます。でも、言い方一つですよね。あれは食べてもいいし、これも食べてもいいです。駄目なものでも、少量にすればいいわけで、好きなものは楽しみに取っておいて、何かのご褒美に食べるように変えればいいだけです。

 外から体に入れて、外に出すのは、食事くらいですよね。だからこそ、食事の間違いがいろんな病気を引き起こします。からだに不足しているものは、からだが要求しだすので、それに従っていればいいのですが、見た目で気を引く食品が多いですよね。町にはおいしそうなものがあふれています。私は持病があるので、そのおいしそうなものはほとんど食べることができません。いつも眺めているだけですが、それでも楽しいです。昔食べた時の味を思い出して、こんな味だったよねと考えるだけで、食べた気になるんです。

 食べられないのに、作るのも好きです。ケーキやパン、美味しそうなものを作っては、少量だけ味見をして周りの人に食べてもらいます。おいしかった時の顔を見るのが好きだからです。人間は、美味しいものを食べた時本当にうれしそうな顔をします。そういった顔を見てるのが楽しいのです。たぶん、飲食店をされている方は、それが楽しくてしているのだろうなと思います。

 医療の現場には、不安で顔を曇らせている方が来られます。それが、帰るときには笑顔に変わっていればほっとします。笑顔で帰られなかった方は、心に残ります。どうして、笑顔まで持っていけなかったのかと考えてみます。それで、説明の方法がいろいろ変って行ったりもします。来られた方が、みな笑顔で帰ってくれる日もきっとくるよって思いながら毎日を過ごしています。

カルテの無い治療があるって知っていました?

Posted on: 火曜日, 12月 14th, 2010 in: クリニックより

 カルテもない、支払いもない治療があるって知っていました?私は、カルテは患者さんのために記録すると思っていました。ところが近畿厚生局で話を聞くと、カルテは医者が自分を守るために書くものなんですって。保険診療では義務付けられているけど、自費診療では義務付けられていないので、カルテがなくてもいいんですって。支払いもそうです。保険診療では、3割の自己負担は必ず徴収しなさいと言われます。一人暮らしで、救急で運ばれて、財布には小銭しかない人でも、徴収しなさいですよ!!!それとったら、この人食べるものがなくなるじゃない。そう思うこともたびたびです。昔の医者は、支払いはだいこんでもいいよといったけど、今はそれが許されていないんです。

 自費診療なら、支払いも義務付けられていないそうです。保険診療の数倍という高額で取ってもいいし、もらわなくてもいいといいます。カルテの保存義務もないし、支払いもないでは、なんでもやっていいってことですよね。保険診療というのも、国がやってくれと言ってるわけではなく、医者が勝手にさせてほしいと言ってくる内容だそうです。保険診療が分かりにくいので、医学部でも習わなかったし、医者になってからもまともに教わった事ないんですけどって言いました。そしたら、医者がやりたくてやるんだから、勝手に勉強しなさいという話らしいです。

 知らないことだらけでした。私は日本は、国民すべてが同じ治療を安く受けられる国だと思っていました。標準化された安全な治療を安く受けられる。それは、幻だったのです。お金のあるものだけが、好き勝手な治療を受けられる国なのですよ。カルテの保管義務は、5年なので5年以上前の検査結果を聞こうと思ってももう存在しません。自分の記録が勝手に消去されているんですよ。わたしも、20年前のある結果が必要でした。でも、もう残っていないのは明確でしたから、探しもしませんでしたけれど。。。

 大学病院など、研究施設では研究のためにすべて残されています。そしたら、自分の記録を残そうと思えば、そういった大きな施設に行ってないとならないわけです。ところが、ある医療過誤を調べていて、フィルムは消されていると知りました。データ化もされていないのです。それじゃあ、立証できない。そう思いました。

 世の中は何でも、証拠証拠と言います。証拠を抹消している一番の施設が、市町村や国などの公的機関なのにです。担当は毎年変わり、去年の話の続きなのに、一から話さなければならなかったりします。申し送りってどこでもするでしょう、そういう常識がないようです。電子カルテになって、過去の情報はすべて残せるようになってきました。そういうった意味では、電子カルテの医療機関を受診するほうがいいかもしれません。

 ところが、電子カルテになっても、紙カルテが捨てられないという事実もあるそうです。5年以上来なければ捨てられるけど、5年以内に一度でも来れば、過去の紙カルテも継続して保管しないとならないそうです。病院などはカルテが大量なので、電子化してしまうにもお金がかかります。そうすると、保管場所はいつまでたっても必要だし、電子化した意味が分からなくなりますよね。私は、電子カルテにすると同時に、紙カルテはその都度PDFにしましたので、紙からさっさと縁が切れましたけどね。。。

 電子カルテになって、もっとおかしなこともあります。昔は、医者の自筆じゃなきゃいけなかったのですが、電子カルテでは、IDとパスワードがその証明になります。ところが、昔は、印鑑を押せばよかったものが、医者のIDとパスワードを使って、医者が入力しないといけないことになりました。印鑑の時は、誰が推したかわからなかったのに、電子化したらそれが許されないのです。それで、医者のふりして入力する方法も使われています。そりゃそうですよね、医者がミスなく入力できるかと言ったらそうではないし、いつでも手が空いてるわけはありません。手術に入っていたり、患者さんと話し込んでいたりします。そんなとき、別の人が入力できなければ、患者さんはいつまでたっても清算できなくなり、帰ることができないんですよ。

 電子カルテになって一番良くなったのは、患者さんが受付から支払いまで待たされなくなったことです。ところが現場では逆のことが起きているわけです。一体どこに行けば、こんな話を聞いてくれるんですかと近畿厚生局でも何度も訴えています。国の機関は、苦情の窓口があるところとないところがあるそうです。私の場合は単なる苦情ではなくて、改善のための提案も含めていますから、いい話をしようとしているんです。ところが、いろんなところに行っていますが、ここじゃないとしか教えてくれません。ここじゃなければ、どこのだれを訪ねていけばいいか言うのが当たり前ですよね。。。。

 患者のたらいまわしってよく聞きますよね。。。。医者のたらいまわし。。。現実はそうなんですよ。。。。

いい医者の見分け方

Posted on: 月曜日, 12月 13th, 2010 in: クリニックより

 いい医者の見分け方って難しいですよね。たぶん、いい医者というのは存在しないのだと思います。人間同士なので、相性の問題があるでしょう。相性が悪いと、友達にもならないわけで、医者相手でも同じだと思います。”あの先生はよく見てくれる”そんな評価の仕方をします。見立てがいいということもあるでしょうが、”自分のこと”をしっかり見てくれるという意味だと思います。それなら、ほかの人にとってもそうでしょうか?見る時間帯、見る疾患、疲れてないかなど、いろんな要因がかかわってくると思います。

 医者の仕事の大半は修繕になると思います。生活習慣で崩れた内臓機能などを薬を補助的に使いながら、治していきます。手術などは修繕だらけです。悪くなったところを切り取って、つなぎ合わせてまた使えるようにします。切り取るだけで手術を終えてしまったら、生活ができませんから、必ず元のように生活できるように修復するのです。

 修理が仕事だと考えると、古いものを修理しながら大事に使っている医者が、いい医者かもしれません。私の知り合いに、古い車を大事にしている医者が二人います。一人は、国産の古い車ですが、最近半年以上も修理をしていたようです。20年以上乗っているので、修理できるほうが不思議なのですが。。。先日、修理から戻ってきたといって、さっそく乗っていました。

 もう一人は、整形外科の女医さんです。外国の古い車を二台持っておられます。どちらかの車は、雨漏りがするようで、天候によって乗り換えているそうです。整形外科は、大工仕事と同じなので、修理も得意なのかもしれません。点検などがあるときは、車で預けに行って、電車で取りに行くなど、車の都合に合わせて動かれています。

 二人とも、熱心に患者さんを診る医者なので、古い車を大事に乗ってる医者がいい医者なのかなと思うようになりました。

高血圧の家系だから

Posted on: 日曜日, 12月 12th, 2010 in: クリニックより

 よくそんな話を聞きます。高血圧の家系だから、高血圧になっても仕方ないんですよ。遺伝なんだから、別に薬飲む必要もないですよ。そう言った話をされる方がいます。でも、それはおかしいんですよ。遺伝ではなくて、同じような食生活習慣があるからそうなってるだけのほうが多いのです。

 他の家族の食生活を知らないから、当たり前と思っていたことが、そうではないことを知らないだけなんです。食事の時は、必ずお漬物でしょ。そうおっしゃる方がいます。確かに外食をしたときや旅館に泊まると必ずお漬物が出てきます。でも、食事にお漬物が必ずいるものでしょうか?おじいさんやおばあさんを思い出してみてください。漬物だけでご飯を食べていませんでしたか?たぶん、おかずがない日の食事には、漬物が必要だったのだと思います。

 漬物は、雪深い山里でできた食べ物だと思います。雪が降ると野菜も育たないし、漁港から魚も届きにくくなります。山里では、元から新鮮な魚は届かなかったので、干物にして食べていたと思います。干物には塩分が多いですよね。山で採れる幸には、塩分はほとんどないので、漬物や干物で補給していたのでしょう。動物が生きていく上で、塩分は必要ですからね。

 ところが、犬とか猫の餌には、塩分は含まれていません。ドックフードをかじってみてください。ねこ缶でもいいでしょう。いまはねこ缶のほうが、高級な食材だったりしますから、人間が食べても、問題ないはずです。両方とも、全くしお味がしません。たぶんねこのほうは、からだをなめることで、自分の汗などから塩分を取っている気がします。犬は、あまり買ったことがないので、良くわかりませんけどね。一度、動物病院の先生に聞いてみます。

 人間だけ、塩分を取りすぎていると言われています。塩味になれると、塩がないと食べられないと錯覚を起します。化粧をし出すとだんだん濃くなるのと同じでしょう。それで、わたしは提案しています。丸一日、野菜だけで過ごしてみてくださいと。ドレッシングもだめです。野菜サラダだけ一生懸命に食べてみましょう。そうすると、おしっこがたくさん出ることにきずきます。次の日は、思いっきり塩分を取ってみましょう。野菜は漬物だけです。漬物が好きな人には嬉しい話ですよね。丸一日、大好きな漬物を思いっきり食べていいんですもの。

 それで、比較すると、おしっこの量、体重、からだのむくみ具合など、微妙に違うことにきずくはずです。なぜそうなるのかを、考えてみるといいかもしれません。サラダも、漬物も野菜に違いないですよね。野菜だけ思いっきり取ってみる生活をして、比較すると面白いです。当然血圧は測ってください。漬物の日のほうが高くなるはずですよ。

 なぜそうなるのか、なぜそうしてきたのかを考えれば、いろんなことがわかるはずです。旅館の食事は、冠婚葬祭の時のおもてなしの食事であって、普段の食事ではなかったはずです。農家の食卓を思い出すのがいいでしょう。見たことがなければ、テレビで田舎の家庭料理を撮影したものを見ればいいでしょう。いっそのこと、疎遠になってるおじいさん、おばあさん、田舎の親戚を訪ねて、およばれするといいかもしれませんね。都会の食事が間違ってることが分かるはずです。

鍼灸、整体

Posted on: 土曜日, 12月 11th, 2010 in: クリニックより

 鍼灸は、中国の北のほうで、漢方薬があまりとれない地域で発達してきた医学だそうです。日本では、主に痛みを取る治療だと思われていますが、つぼによっては、免疫力を上げたり、何らかの刺激を与えることで、積もり積もった不具合から解放しようとしているのだと思います。それと近いようで、全く違うのが整体です。柔道整復師とういう資格がありますが、これは明治のころにできた資格のようで、日本に古くからある医療ではないようです。

 柔道家が生活していくために、資格が出来たそうです。確かに、柔道家はからだのことがよくわかっていると思いますが、それは手足のことにすぎないでしょう。背骨の矯正などもあるようですが、強制できるものでもないような気がします。腰痛や、手足の痛みというのは、普段の姿勢や、使い方が大きく影響しているからです。使い方を間違ったから、痛みが出てきているにすぎないので、一旦矯正したとしても、普段の生活を変えない限り、変わることはないでしょう。

 鍼灸も、整体も医者の診断書があれば、保険診療が受けられるようになりました。ところが、これが保険診療とは言わないそうです。認可しているはずの近畿厚生局の人に聞いて初めて知りました。保険診療施設ではないので、医療の補助的なものを認可しているだけだというのです。わたしは、てっきり保険診療を許可しているのだから、保険診療施設として認めていると思っていたのです。ここにも、言葉の間違いがあります。保険診療と言わず、保険補助診療などと言っていれば、意味がわかったのです。あくまで、西洋医学で対処できない痛みなどの治療の一部を鍼灸整体に依頼してもいいという話だからです。

 日本語は、漢字でできているので、見ただけで意味が理解できます。でも、そうだからこそ、ネーミングには気をつけないとなりません。英語であれば、新しい言葉が出来ても、そのままでは意味がわからないので、必ず意味の解説が必要だと思います。でも、日本では漢字だけで意味がわかるためにあまり説明されていない気がします。だからこそ、逆にネーミングする人は、十分に考えてほしいものです。言葉をつけ間違ったために、誤解されているものが本当に多いんですよ。

医師ユニオンとういう組織

Posted on: 金曜日, 12月 10th, 2010 in: クリニックより

 医者は労働組合を作れないって知っていますか?医者になったとたん、部長級になり管理職の扱いになるからだそうです。でも、実際は、管理職というのは病院内に存在し、院長や、本部長、事務長などがやっています。医者は、勤務医であれば、給料で雇われているので、本当の意味での管理職ではないですよね。でも、医者が動かなければ、病院には、収入は発生しません。ボランティアでやっているのではないので、必ず収入を作らないとならないんです。

 医者一人で、年間1億の収入を発生させるといわれています。逆に、それくらい発生させないとスタッフへの給料や借金の返済などができないのです。すべての指示は、医者が出さないとならないことになっているので、リハビリなど細かいことが分からないことも、指示を出してくれと言われます。そういったときは、専門であるリハビリの技師さんに聞きながら出すんですけどね。。。おかしいと思いませんか?専門じゃない人間が、事細かい指示を出さないとならないなんて。。。”リハビリ”とだけ指示すれば、後は専門の人が細かい設定をすべきでしょうね。

 厚労省の考えは、かなり古いようです。また、厚労省では、医者の経験が5年未満の医者がいろんなことを決めているようです。おかしいと思いませんか?現場を知らない人が、現場ですることを決めているなんて。。。

 医師ユニオンとういう組織は、医者の労働組合のようなことをしようとしているようです。来年の秋に、医師によるデモも計画しているようです。保険診療で、おかしくなった医療を現場の人間から変えようとしているのでしょうね。医者の反乱がぼちぼち起き出したようです。国によっておかしくされた医療は、民意を動かして変えていかないとなりません。私も、欧米を真似するのではなくて、南半球を見ていきましょうよって話しています。日本の真下だから、時差もなくいける場所です。仕事をするにも、時差がないほうが連絡が取りやすいわけで、なぜ南を見てこなかったのだろうかと思います。

 ユニオンという組織は、労働組合の代わりのような団体のようなので、医者以外の方で労働条件に悩んでおられる方は、相談してみるのもいいかもしれませんね。。。これからは、大企業の時代ではなく、個人事業の時代になると思うので、ユニオンのような組織は重宝すると思います。

CGM(24時間血糖測定)

Posted on: 木曜日, 12月 9th, 2010 in: クリニックより

 血糖の変動が、体調不良や、精神的不安に影響していることがあります。化膿しやすい、治りにくい、そううつが激しい、夜中に目が覚めるなどの症状も、血糖変動の可能性もあります。今年の4月にやっと日本で認可されましたが、入院して行われています。当院では、通院で検査を受けていただけるように、測定装置を用意しました。結果は、グラフで確認することができて、何を食べると血糖がどう変化するかがわかります。通常3日間、あるいは4日間で検査を行います。糖尿病で治療中の方も、血糖がどうなっているのかを調べてみてはどうでしょうか?

医者が何やってるんでしょうね。。。。

Posted on: 水曜日, 12月 8th, 2010 in: クリニックより

 実は、北陸と大阪、南半球をつなげたいのです。毎年関空を利用して海外に行っていました。ところが、国の政策が悪いから、関空はどんどんさびしくなって行きました。どうしたら、関空をもっと使ってもらえるようになるか、それをずっと考えていました。国に任していたら間に合いませんからね。。。

 新型インフルエンザの時でしたよね、成田の検疫の女医さんが本当に怒っていました。検疫のメンバーだけで、阻止しきれないとテレビで訴えていましたよね。これで、やっと国も気づくかなと思っていました。海外からの航空便を名古屋と関西に分散すればいいだけの話ですから。ところが、それ以降も全く変わりません。変わらないどころか関空は、ますますさびしくなってきています。

 金沢には、南半球からたくさんの留学生が来ています。オーストラリアと提携していたと思います。ところが、その人たちは、成田経由で、小松空港に降りるんです。関空ー小松がないからです。それなら、特急に乗せればいいと思いました。はるかと雷鳥の乗り継ぎです。ニュージーランドには、電車があまりありませんので、喜ぶと思いますよ。現地の友人のアドバイスもありました。ニュージーランドであったオーストラリア人にも聞きました。ローカルばかりの小さなスキー場で、ウエットな雪ですよって。。でも、ローカルがうれしいようです。京都は飽きたしね。。。。それで、金沢の紹介をしました。日本の古い伝統の残る街です。そこから1時間でスキー場に行けます。エリアに3か所スキー場があるので、バスで移動すれば、ニュージーランドと同じ環境なのです。温泉もあるよって話しました。行きたければ、彼に頼んでねって、現地の友人を紹介してきました。

 北海道は、外国のように変わってしまい、物価も高くなりました。北陸は、少し外国人向けもありますが、まだまだ昔のままです。いけるかもしれない。そう思って、今回の企画を進めました。フランコたちが、ニュージーランドに戻って、大阪と金沢の話をしてくれればそれでいい。彼らは、来てすぐに金沢に行かせます。金沢からスキー場へは、宿の女将さんが車で迎えに行ってくれます。通訳として、私の母親を予定しています。小学校しか出ていないので、日本語は読むことも書くこともできません。でも、なぜか英会話を年取ってから習って、話はできるようなのです。

 彼女の英会話の勉強はそれは大変でした。ABCを知らないんです。大文字と小文字もわからず、最初はabcを書く練習から始まりました。いつも勉強の本を持ち歩き、温泉に行っても暇になると勉強をしていました。ときどき質問されていました。でも、びっくりしますよ。日本語のほうの意味がわからないんですよ。教えると、何だそんなことかと言ってました。発音は、外国人に直接習ってるので、案外うまいです。日本語読みせず、直接聞いたことを真似してるからですね。3歳くらいの子供が、言葉を習っていくのと同じ方法です。そうやって、長いことかかって、今では街中で道を教えてあげているそうです。

 まだ、ついて行ってくれるとは聞いていませんが、行ってくれれば面白い旅になりますよ。フランコたちも喜ぶと思います。外国の方は、老人には本当に親切ですからね。。。飛行機だって、老人を連れていたら、先に行けと通してくれます。日本では、子供づれしか優先搭乗はありませんよね。どうして老人を大事にしないのでしょうね。医療でもそうです、老人は施設にほりこんでほったらかしです。国がそういう施設を作ってしまったから、そうなってしまったのです。国は、老人には医療を受けさせず、施設で過ごさせるようにしましたが、それが間違いです。ちょっと頭をうっただけで、病院に連れてくるんです。家にいれば、”ばあちゃん、きおつけろよ”で終わるはずのことでもです。他人が見ているので、責任を負いたくないからでしょう。

 老人相手の看護をしている人たちはみな言います。老人はかわいいけど、家族が嫌だと。たまに来てはとやかくいって帰るのでしょうね。年寄りだから弱っていくのは当たり前、毎日見ていればわかります。ところがたまにしか来なくて、前より弱っていたら、施設のせいにするのでしょうね。おかしい話です。優先座席などと色分けしないとならないくらい、日本は老人を大事にしなくなっています。大事にしていれば、優先座席など作る必要はないはずです。ある電鉄会社が、全席優先座席としたそうです。当たり前のことです。でも、逆効果。。。誰も席を譲らなくなったそうです。変ですよね。子供は立たせて、老人を座らせる。それが当たり前なのに、最近は子供が優先になっています。

 大阪の政策もどうかと思っています。先に子供を助けてってことなのでしょうが、老人も同時にしなきゃだめですよ。老人が笑ってる環境じゃないと、子供は元気になりません。子供は親より年寄りからいろんなこと学ぶのですから。もっと年寄りと子供が接触できる場所が必要です。子供は社会の宝です。親の持ちものではありません。昭和初期に戻そう、思いが同じスタッフたちが集まりました。自分にできることは何でもしよう、資格など関係ありません。できることからやっていくことで、何か新しい発見があると思います。

雪山に一緒に行きませんか?

Posted on: 火曜日, 12月 7th, 2010 in: クリニックより

 バスツアーを企画しています。1月の最初の連休なので、雪が降るかどうかは賭けになります。降らなければあきらめて金沢観光です。。。でも、今までは必ず降ってくれました。山の神様が助けてくれるのですよ。。今年は、フランコたちが合流するので、英会話の勉強もできるでしょう。スキー場での演奏も考えています。ホットワインを飲みながら、ニュージーランドのスキー場を再現するつもりです。セイモアスキー場は、リフトの架けかえがすんだようです。少し短くなったようですが、新しくなったんだから文句は言いませんよね。金沢の市議会が、修理を決めてくれたんです。閉鎖されるかもしれないと噂があったので、びっくりしました。

 直接、金沢の市役所に問い合わせをしていたんですよ。温泉も1号泉が止まってしまったりしていましたからね。関西の人間が残してくれって言ってるんだから、なんとかしてよって感じでした。でも、市議会が修理を決めたんですよ。すごい予算を組んだんですよ。地元の人が9割くらいのスキー場で、最近お客さんも減って、宿も閉鎖したところがある状態なのに、市議会が残してくれたんです。でも、元あったリフトと同じものは無理だったようです。同じものにするとものすごい金額になるからだそうです。いいじゃないですか、どこも不況だし、初期投資は抑えたほうがいいですよ。