高血糖と低血糖のひらいクリニック

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ひらいクリニック

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日本人は、インスリンが半分。。。

Posted on: 木曜日, 7月 28th, 2011 in: クリニックより

日本人のインスリンの分泌が欧米人の半分しかないことが分かっています。また、インスリンの初期分泌が遅れる人がいることもわかっています。そのことに関連して、遺伝子の欠損の研究もされているようです。そういった文献が見つかったので、連絡を取ってみようと思っています。

このことは、日本人に限らず、アジア人女性に多い可能性があります。元々、体格が欧米の人とは全く違うので、病気も違って当たり前なんです。ところが、医療の多くが欧米から出てきているので、今までわかってないことも確かです。元々、漢方治療では体格のいい男性と、ひ弱な色白の女性を別の体質として扱っているので、そう扱うべきだったのだと思います。

日本人は、元々モンゴリアンだと聞いています。ニュージーランドのマオリとハワイのポリネシアン人はタヒチから来た人だといいます。そういえば、よく似た顔をしていると思います。暑い国から、四季のある国に移り住めば、ある程度体質も変わるかもしれませんが、体格の良さが同じだということは、根本は同じなのかなと思います。

日本人女性に耐糖能異常がかなり多いことは、クリニックの検査でわかりだしています。なぜそんなことになったのか、ひとりひとり考えてみないとならないので、大変な作業です。でも、このことは糖尿病学会の清野先生も驚かせました。ある勉強会の時、耐糖能異常が多いのですねと驚かれていました。

糖尿病を専門にされている先生は、その前段階の耐糖能異常についてあまり知っておられないようです。原因は、この50年間に30倍に膨れ上がった糖尿病の患者さんの多さによると思います。糖尿病の治療は、ひとりひとり違うものなので、大変なのです。それに振り回されて、その前の段階のところまで、注意がいかないのだと思います。

また、糖負荷試験(OGTT)がされなくなってきたことも原因だと思います。2時間から3時間かかる検査は、患者さんも敬遠しますから。HbA1cという一回だけの採血で、血糖変動を見るようになって、OGTTはほとんどされなくなりました。

でも、実際のところは、血糖変動だけ見てもわからないことが多く、同時にインスリン値を測らないとわからないものです。OGTTをするだけで、どういったことに気をつけていけばいいかがわかりますし、24時間血糖測定(CGM)をすれば、何を食べれば、血糖の変動が多いかが、普段の生活をしながらグラフとして出すことができます。

漢方薬が、食事の中からできてきたものであることからもわかるように、食事というのは本当に大事なものです。日本人が伝統的に食べてきたもの、食べてきた食べ方など必ず意味があると考えています。

天神祭

Posted on: 火曜日, 7月 26th, 2011 in: クリニックより

天神祭に行ってきました。天神祭は、花火だとか縁日が有名かもしれませんが、中央公会堂を通る、神輿の姿は素晴らしかったです。まじかで神輿を見たのも初めてだったので、圧倒されました。神輿はかなり重いのだと思います。2組の担ぎ手が、交代しながら運びます。それを指揮する、指揮者のような人が神輿の上に乗っています。

でも、残念なことに外国人観光客の姿は、ほとんど見ませんでした。震災の影響かもしれませんが、それだけではないような気がします。祭りの場所が移動するため、何時にどこで何が行われるのかHPで調べたところ、HPがあまり充実していなかったのです。これでは、日本人もあまり分からないだろうなと思いました。

祭りは1000年以上行われているようです。使われている神輿は、金色で本当にきれいでした。浴衣姿の女性、はっぴを着て神輿を担ぐ男性、伝統的な店もたくさん出ていて、本当に祭りの雰囲気がありました。観光客が少ないほうが、祭りの雰囲気が出ていいのかもしれませんけどね。

旅行者が減った一つの理由が、you tubeなどの配信だそうです。誰かが旅行した映像を見て、行った気になるため旅行しなくなってきているそうです。でも、そうでしょうか?その場の音、風、迫力は、画像や映像に残るものではありません。現場に行かないとわからないことがたくさんあります。

昨日は、たまたま携帯も持っていなかったので、写真は撮りませんでした。写真を撮ってると、デジタルの画像ばかり見てしまい、その場の雰囲気を感じることができなくなります。忘れていったことは、むしろ良かったと思います。目にしっかり焼きつけてきましたから。同行してる、馬の鳴き声、かっ歩する音、涼しい川風、担ぎ手の必死な声、本当に素晴らしい祭りでした。

来年は、多くの外国人観光客が、関空から大阪に来てくれるように少し宣伝を始めてみようかと思います。

海外での口座の作り方

Posted on: 月曜日, 7月 25th, 2011 in: クリニックより

スイス銀行の口座にお金を預ける。そういう話を映画などではよく聞きますよね。でも、実際口座が作れるのかどうか?アメリカに住んでいる妹が3カ月帰国した時、日本の銀行に口座を作りました。妹は、アメリカで永住権を取ったので、もはや日本人ではないのですが、実家の住所を使って口座を作ったのだと思います。同様に、日本に一時帰国の間だけ国民健康保険に加入することも可能です。その場合も日本での住所が必要なのだと思いますが。。。。。

今回、オークランドに住むフランコが全面的に協力してくれました。オークランドには金曜日の夕方に入るため、口座開設は無理かなと思っていたら、郊外には土曜日に開いている銀行があるそうです。フランコがライブをしているというスタンフォードホテルに行き、ライブの合間に土曜日の打ち合わせをしました。

ニュージーランドの銀行は、アポイントを取っていないとかなり待たされるそうです。そのせいか、朝一番に行こうということになりました。9時にフランコが来るまで迎えに来てくれたとき、1歳にならない娘さんを連れてきたので、びっくりしました。でも、それも意味があったんだと後でわかりました。

ニューマーケットという市の銀行に向かいました。フランコがモデルをしている事務所の近くの銀行でした。彼から注意されたことは、ホテルに宿泊してると言わず、自分の家に泊ってるというように言われたことだけでした。

口座開設には、パスポートと、クレジットカードか運転免許が必要でした。口座開設だけなのに、個室の部屋に呼ばれt、いろんな質問をされました。その時、フランコが赤ちゃんを私に抱かせて、日本のグランマザーだと説明していました。毎年、うちに来て泊っているというようなことを言ってたようです。

ニュージーランドでは、銀行預金に税金がかかるため、大半は日本で生活しているということで、それが免除される書類も作ってくれました。インターネットバンキングを開始するには、電話での手続きが必要なようで、これも英語なのでフランコの助けがなければ、手続きできなかったと思います。

また、ニュージーランドのボーダフォンを契約していたこともよかったようです。しかし、これもまた大変なことがありました。留守番電話を聴くために、事前に手続きが必要だったのです。電話で聞く英語は、かなり聞き取りにくいので、結局フランコに手続きをしてもらいました。

口座ができた後、ミッションベイというところにコーヒーを飲みに行きました。アメージングという娘さんは11カ月なので、まだ言葉もしゃべれません。はいはいをしだしたらすごいスピードなので、相手をするのは本当に大変でした。フランコは、ひとり目の娘だというのに、小脇に抱えたまま電話でしゃべるし、落とさないかと本当にハラハラしました。ベビーシートに乗せての移動中は、後部座席で私が相手をしていたのですが、それだけでも大変です。子育てというのは大変なことだなあと改めて実感しました。

今回、口座できたことで、ニュージーランドに住んでいる日本人の医療サポートが始められます。アメリカでも同様のことを始めるつもりなので、秋にはニューヨークの友人を訪ねていく予定です。友人は日本人ですが、私のビジネスをアメリカで展開させたいと言ってくれている人です。なので、きっとうまくいくと思います。

あきらめないことが大事だと思います。今回もそれを実感しました。事前に入ってくる情報も重要でしたが、実際現場に行かないとわからないことも多いと感じました。

ニュージーランドへは、2001年にはじめて行きました。帰国の翌日に同時多発テロがあったので、現地で知り合った友人たちは、すぐに帰ってこれなくなりました。今年も、大雪のために飛行機が飛ばなかったようです。私は、運がいいのでちゃんと予定どうり戻ってこれました。今日から、仕事です。気分を入れ替えてまた頑張りましょう。

キャンセルが増えています

Posted on: 土曜日, 7月 16th, 2011 in: クリニックより

いろんな理由があるとは思いますが、予約キャンセルが増えています。予約の申し込みが多いため、最近、希望の日時に予約を入れることが大変になってきているのに、キャンセルが入ると事務の手続きもかなり煩雑になります。

もし、旅行ならキャンセル料が発生するから、かなりの理由がないとキャンセルしませんよね。予定を変更する際に、何を基準に考えるかと言えば、優先順位です。突発的なことが起きた場合、優先順位の低いものから、変更していくものです。

では、医療は優先順位が低いのでしょうか?体調が悪くなったからとキャンセルされる方もありますが、体調が悪い時こそクリニックなので、来るべきなのではないでしょうか?仕事の都合で、キャンセルされる方もありますが、からだのことより仕事のほうが大事なのでしょうか?

仕事については、一概には言えないと思います。日本の企業は、からだのメンテナンスに対して、いい対応をしてくれないからです。びっくりすることに、医療機関や、医療系の学校がそれなのですから、おかしい話です。健康でなければ、しっかりとした勉強もできないだろうし、いい仕事もできないはずです。でも、それを考えないのが日本の企業です。しかし、このことは国がそういう方針だからなのだと思います。

企業のトップの考え方は、末端の営業マンまで浸透します。いろんな企業を見てきてものすごく感じます。それなら、企業の方針は、国の方針がかなり影響していると考えても、おかしくはないと思います。

日本の、医療費の削減は、国民の健康を考えてはいません。国民の健康を脅かしてでも、医療費を削減したいのです。もし、国が国民の健康のことをもっと考えているなら、予防医学にもっと力を入れているはずです。病気になる前に、どう予防していったらいいか、そんなことを全くしないままで、起きてしまった病気の治療しか考えない、おまけに治療費を削減しようとばかりしています。

ルールばかりの日本、ルールができるたびに守らな人が多くなり、またルールができる。そんな悪循環は、どう変えていったらいいのでしょうね。

クリニックの大幅改装。。。

Posted on: 金曜日, 7月 15th, 2011 in: クリニックより

半年も過ぎたので、いろいろ改装を始めています。と言っても、生理整頓なのですが。。。業務の整理、物の整理、いろんなことを整理していかないとなりません。どうすればいちばんスタッフが働きやすいか、それを考えるのが大変ですが、楽しいものです。

スタッフが楽しく働けてこそ、患者さんに余裕をもって対応ができますし、ミスもなくなると思っています。うちでは、患者さんとスタッフの間の溝もどんどんなくしていきたいので、どうやればいいのかは、患者さんにも聞いています。

とりあえず、やってみる、駄目だったら変えてみる。そういったことでいいんだと思います。なんでも、やってみないとわかりませんからね。。。。

乳がんの勉強会をします

Posted on: 木曜日, 7月 14th, 2011 in: クリニックより

8月第1日曜の13時から乳がんの勉強会をします。長く乳がんを専門にやってきましたが、間違った理解が乳がんをうなぎ上りに増やしていると感じています。

たった3割の早期乳がんを探すために始まった、マンモグラフィー検診に頼っていてはだめなのです。乳がんの7割はしこりを作ります。自分で早期発見できる唯一のがんだと思います。

でも、もっと大事なのは、予防することでしょう。その辺が全くよの中で語られていないことが残念です。欧米人の病気だった乳がんがなぜ日本人に増えてきたのか、その理由をみんなで考えたいと思います。

少人数で行いますので、募集は10名程度です。参加費は1000円、参加された方には、健昌会の検診割引券を差し上げます。どうやれば、早く乳がんを見つけられるのかも指導します。

自分の身は自分で守る。それが私の考え方です。

インシュリン抵抗性改善薬が使えなくなりそうです

Posted on: 水曜日, 7月 13th, 2011 in: クリニックより

インシュリン抵抗性は、糖尿病の早い時期に出ます。インシュリンが効かなくなり大量に出しても血糖値を抑えられない状況になるものです。それが続くと、インシュリンの使い過ぎで、出なくなってきてしまい、糖尿病に陥ってしまいます。

その抵抗性を改善するので、いい薬だったのですが、膀胱がんの発生があるという報告が出て、フランスでは回収になったそうです。日本でも、膀胱がんになる可能性を話した上で使ってもいいということですが、そんな話して誰が使いたがるでしょうか?

日本でもアメリカでも、膀胱がんの罹患率を上げる当エビデンスはないので、民族性もあるのかもしれません。でも、政治力がかかわってるという可能性もあるようです。問題の製薬会社が最近ヨーロッパに販路を見出そうと、ヨーロッパの製薬会社を乗っ取ったそうです。そのあとで、ヨーロッパからだけ膀胱がんの話が出だしたからです。

真相はわからないことのほうが多いので、確かめようがないのですが、過去にも何十年も使われていたいい薬がいくつも製造中止になってきました。たいがい副作用の問題が出ての話ですが、何十年も使われていたのに、急に副作用が問題になるのですから、理解するのは難しいです。

人間の体のほうが変わってきたのかもしれません。がんだって、日本で乳がんがうなぎ上りに増えているのは、食生活の変化のせいです。糖尿病だってそうです。薬の副作用を考える前に、食生活の副作用を考えたほうがいいと思います。食べ物にも必ず副作用があります。食べ物に当たってなくなる方だっているわけで、それはどう考えるのでしょうか?

糖尿病については、インシュリン抵抗性改善をしなくても、糖毒性の悪循環を断ち切ればいいと思います。ただ、そのためには本人のかなりの努力が必要です。なるべく楽をして病気をなくしたい、そういった思いがいろんな薬を作らせてきました。でも、それにも限界があると思います。

病気を治す前に、なぜ病気になったのかを考えたほうがいいと思います。

新規開業個別指導について

Posted on: 火曜日, 7月 12th, 2011 in: クリニックより

新規開業個別指導は、開業して半年目に行われます。これから開業される先生にどういったものかを情報提供しようと思います。

レセプトは開業から3カ月分のレセプトの中から、10名分を用意されています。その分のカルテを持参するように言われますが、カルテには当然、個別指導直前までの内容が書かれています。カルテの内容も、じっくり読まれるので、その点も注意が必要です。

指摘されることは、薬と病名があってるかどうか、検査と病名があってるかどうか、投薬内容が適切かどうかなどのようです。当クリニックでは、ほとんど検査をしていませんでしたし、投薬もごく限られていたので、指摘は全くありませんでした。

また、標榜科と違う内容の投薬も指摘があるようです。たとえば、整形外科で内科の処方をしているばあい、内科で処方してもらいなさいと言われるようです。また、患者さんが複数の医療機関にかかっておれば、そのレセプトも用意されているようです。他の医療機関への受診がないか、投薬を受けていないかをしっかり聞いておく必要があると思います。

多くは、改善するようにといった内容の文書が来て、どう改善したかの報告書を出さないとならないようですが、うちにはいまだに送られてきていないので、全く問題がなかったのだと思います。

一言で、アドバイスするとすれば、開業から半年間は、経営のことは後回しにして、最小限の医療だけをしてくださいということになると思います。当クリニックでは、食生活指導を徹底して行っていましたし、加算はなるべく取らない方針で行っていましたので、なにも指摘されることがなかったのですから。。。。

医療司法の講演を聞いてきました

Posted on: 月曜日, 7月 11th, 2011 in: クリニックより

東京女子医大の事件で、実際に留置所や拘置所に入った先生の講演を聞いてきました。最終的には、無実を証明したのですが、その過程は本当に壮絶なものでした。問題になった患者さんはなくなってしまったので、なぜそんなことが起きたのかを知りたいという家族の思いはわかりますが、結局は刑事告発しても死亡原因はわからないままなのです。

警察の留置所は、本当に人権を無視した場所で、最初から犯罪者扱いされるようです。警察のHP上に書かれている食事のことなどは、全く嘘だそうです。警察が嘘をつくんだから、その先のことはなにも信用できませんよね。

なぜこういったことが起こるのか、理由は様々ですが、ひとつびっくりすることがありました。医療訴訟に対する保険です。過失があったと認められないと下りないそうです。そのため、病院側は過失がなかったと証明するより、保険金をもらうために過失があったことにするそうです。過失があったとしても、本当なら複数の人間がかかわって起こったはずですが、短時間で片付けたいためにひとりに責任を押し付けるようです。

結局、患者さん側がどうしてこんなことになったのかを知りたくて裁判を起こしたとしても、本当の原因は、解剖をしていなければ解明されることはないようです。

医師免許を持ってる医者でも、必ずしも技術が優れているとは限りませんし、人格が素晴らしいかどうかなど全く不明です。同様に、いろんな病院の院長や理事長になってる医者が、人格者かどうかは全く評価できません。株式会社であれば、株主からの監視もありますし、社長になる人や幹部の人はそれなりの人格者が選任されていると思います。でも、医療の世界ではそういった選任方法ではないのです。

学会での発表の業績、過去の職歴(どこの役職を務めていたか)そういったものだけが判断材料になります。患者さんをいかに治療してきたかは、評価する方法もないのです。政治力を持った者だけが、上にあがっていける世界なのですから、本当に馬鹿らしい世界だと思います。

たくさんの本当にいい先生もいます。でも、その一方で、一部に本当にひどい先生もいます。それをどうやって見分けるかは、各個人で判断するしかないのでしょうね。

日本女性骨盤底医学会で発表してきました

Posted on: 日曜日, 7月 10th, 2011 in: クリニックより

この学会は女性の骨盤底臓器を一括に扱おうというもので、産婦人科、泌尿器科、外科が一緒になって開催しています。しかし、外科の分野がまだ少ないので、大阪市立大学の先生に発表しないかと誘っていただきました。

クリニックも初診の患者さんが、500人を超えましたので、データを分析して肛門から骨盤底に対してどうアプローチするかを発表してきました。学会での発表は、ほぼ20年ぶりになるので、かなり緊張しましたが、データ解析は医療秘書がやってくれましたし、言いたいことはまとまっていたので、6分という発表時間はあっという間に終わりました。

でも、今回残念だったのは、なってしまった病気をどう直すかの話ばかりがなされていて、そうならないためにはどうしたらいいのかが全く話題になっていなかったことです。私は、予防医学のほうに興味があるので、そっちのほうを話題に出しましたが、あまり関心を持ってもらえませんでした。

座長をしていただいた、大腸肛門病センターくるめ病院の先生は、これからの課題ですねと言っていただいたので、またデータを集めて発表していこうと思っています。

今回のことで、医療秘書の重要性も再確認できたので、データ解析ができる医療秘書を育てていこうと思いました。患者さんのデータを分析することで、医院経営に何が足りないかも、明白になっていくはずです。開業医であっても、どんどん学会で発表していくことも可能になります。今は、大きな病院が中心で、偏った見解しか出ていないと思ったからです。

これからクリアーしていかないとならない問題もたくさんありますが、今回久しぶりの学会発表は、いろんな意味での勉強になりました。