海外での口座の作り方
スイス銀行の口座にお金を預ける。そういう話を映画などではよく聞きますよね。でも、実際口座が作れるのかどうか?アメリカに住んでいる妹が3カ月帰国した時、日本の銀行に口座を作りました。妹は、アメリカで永住権を取ったので、もはや日本人ではないのですが、実家の住所を使って口座を作ったのだと思います。同様に、日本に一時帰国の間だけ国民健康保険に加入することも可能です。その場合も日本での住所が必要なのだと思いますが。。。。。
今回、オークランドに住むフランコが全面的に協力してくれました。オークランドには金曜日の夕方に入るため、口座開設は無理かなと思っていたら、郊外には土曜日に開いている銀行があるそうです。フランコがライブをしているというスタンフォードホテルに行き、ライブの合間に土曜日の打ち合わせをしました。
ニュージーランドの銀行は、アポイントを取っていないとかなり待たされるそうです。そのせいか、朝一番に行こうということになりました。9時にフランコが来るまで迎えに来てくれたとき、1歳にならない娘さんを連れてきたので、びっくりしました。でも、それも意味があったんだと後でわかりました。
ニューマーケットという市の銀行に向かいました。フランコがモデルをしている事務所の近くの銀行でした。彼から注意されたことは、ホテルに宿泊してると言わず、自分の家に泊ってるというように言われたことだけでした。
口座開設には、パスポートと、クレジットカードか運転免許が必要でした。口座開設だけなのに、個室の部屋に呼ばれt、いろんな質問をされました。その時、フランコが赤ちゃんを私に抱かせて、日本のグランマザーだと説明していました。毎年、うちに来て泊っているというようなことを言ってたようです。
ニュージーランドでは、銀行預金に税金がかかるため、大半は日本で生活しているということで、それが免除される書類も作ってくれました。インターネットバンキングを開始するには、電話での手続きが必要なようで、これも英語なのでフランコの助けがなければ、手続きできなかったと思います。
また、ニュージーランドのボーダフォンを契約していたこともよかったようです。しかし、これもまた大変なことがありました。留守番電話を聴くために、事前に手続きが必要だったのです。電話で聞く英語は、かなり聞き取りにくいので、結局フランコに手続きをしてもらいました。
口座ができた後、ミッションベイというところにコーヒーを飲みに行きました。アメージングという娘さんは11カ月なので、まだ言葉もしゃべれません。はいはいをしだしたらすごいスピードなので、相手をするのは本当に大変でした。フランコは、ひとり目の娘だというのに、小脇に抱えたまま電話でしゃべるし、落とさないかと本当にハラハラしました。ベビーシートに乗せての移動中は、後部座席で私が相手をしていたのですが、それだけでも大変です。子育てというのは大変なことだなあと改めて実感しました。
今回、口座できたことで、ニュージーランドに住んでいる日本人の医療サポートが始められます。アメリカでも同様のことを始めるつもりなので、秋にはニューヨークの友人を訪ねていく予定です。友人は日本人ですが、私のビジネスをアメリカで展開させたいと言ってくれている人です。なので、きっとうまくいくと思います。
あきらめないことが大事だと思います。今回もそれを実感しました。事前に入ってくる情報も重要でしたが、実際現場に行かないとわからないことも多いと感じました。
ニュージーランドへは、2001年にはじめて行きました。帰国の翌日に同時多発テロがあったので、現地で知り合った友人たちは、すぐに帰ってこれなくなりました。今年も、大雪のために飛行機が飛ばなかったようです。私は、運がいいのでちゃんと予定どうり戻ってこれました。今日から、仕事です。気分を入れ替えてまた頑張りましょう。