高血糖と低血糖のひらいクリニック

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ひらいクリニック

   外科OGTT脂質異常症甲状腺消化器総合診療科

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白浜で仕事してきました

Posted on: 火曜日, 8月 27th, 2013 in: クリニックより

白浜の病院で中心静脈カテーテルを入れてきてくれと頼まれて、行ってきたんですが、大変でした。渋滞なしでも大阪から2時間半、帰りは少し混んだので、3時間かかりました。小手術の様な手技になるので、一度に3件が限界と話していたのに、6件用意されていました。

すぐに入れなくてもいいと判断したら、後日にしてもらってもかまわないと言われましたが、後日って私が行く1ヵ月後になるんですよ。それまで、大丈夫だという判断などできません。結局、苦労した2件含めて、6件とも挿入してきました。

そういうことができると、また頼んでくるのはわかっているのですが、拒んでも困るのは患者さんです。骨折の影響で、腰が痛くなりやすいのですが、やっている最中は必死なので痛くなってることも気付かず、ホッとして帰る時になっていたんできました。

私は、なんでも手早くできるほうなので、どんどん仕事も増やされてしまいます。器用貧乏なんですかね。。。

通院でのリハビリを見ていて。。

Posted on: 月曜日, 8月 26th, 2013 in: クリニックより

バイト先で、通院でのリハビリの指示を出しています。指示簿をもらうにも歩いて来ないとならないし、何よりリハビリのために通院というリハビリをしています。その一方で、入院でのリハビリも見ています。病状にもよりますが、リハビリの先生は毎日は来ません。来ても、15分程度の様です。

リハビリする意欲のない患者さんは、リハビリの時間以外は寝てばかりで、たまに来る家族はリハビリしてくれてるんですかって怒ります。リハビリしてても、本人に意欲がなければ、意味がないんです。リハビリ室に連れて行けるようになっても、部屋では寝てばかり。

家にいれば、何かと用事ができるので、家事をすることもリハビリになりますよね。入院していては、本当の意味でのリハビリは出来ないと思います。頑張って通院リハビリしている方たちを見ていると、偉いなあって思います。

エコーの勉強会をしています

Posted on: 日曜日, 8月 25th, 2013 in: クリニックより

検査技師が手術のためにお休みに入りました。それで、看護師たちと勉強会をしています。エコーの検査は検査技師でなくてもできるのです。最悪、何の資格がなくてもできるだろうと言われています。被爆などの害がないからです。

エコーは手軽にできるし、受けることができるとても良い検査です。胆石などはエコーの方が見つけやすいし、乳腺もエコーの方が優れています。乳腺では、りんくうの位藤先生に連携していただいています。

乳がんに対して、肝臓がんの治療法だったラジオ波を応用して、世界的にも有名になり出した先生です。元々、肝臓外科の先生だったのです。分野が違ったから、固定観念にとらわれず、新しい治療法を考え出せたのですね。

私も、外科医の目で糖尿病を見るから、糖尿病専門医と違った見方ができるのだと思います。糖尿病の治療でお困りの方、是非うちを受診してみてください。ついでに、看護師のエコーの実験台になってください。

妊娠授乳期に内服可能な薬

Posted on: 土曜日, 8月 24th, 2013 in: クリニックより

妊婦さんや授乳期の患者さんもよく来られます。ところが、そういった時期に使って良い薬を一般の医者はあまりよく知りません。産婦人科の先生が使って良い薬のリストを渡しておいてくれたら楽なのにって思います。

妊娠期は薬を使う際、かかりつけの産婦人科に問い合わせてもらっています。妊娠の最初の1ヶ月はあまり問題になりませんが、2ヶ月から3ヶ月目は薬は要注意になります。産婦人科の医者によって、考え方も違うので、問い合わせてもらうようにしています。

しかし、授乳期は通院が終了している場合が多く、問い合わせができないことも多いので、うちでは独自に薬のリストを作っています。薬なしでも治るのですが、だらだらと炎症が長引く方がどうかと思うので、短時間で治してさっと薬を辞める方がいいでしょう。

うち独自のリストなので、賛否両論はあるでしょうけど。。。

妊娠・授乳中内服可能な薬
風邪薬 葛根湯
小青竜湯
PL
鎮痛剤 カロナール
ロキソニン(短期)
鎮咳薬 メジコン
アストミン
去痰剤 ビソルボン
ムコダイン
抗ヒスタミン ポララミン(短期)
抗アレルギー ザジテン
インタール
抗生物質 サワシリン
ケフレックス
ウラリス
気管支拡張 ベネトリン
ブリカニール
テオドール
胃腸薬 マーロックス
ブスコパン
アルサルミン
制吐剤 プリンペラン
緩下剤 酸化マグネシウム
ラキソベロン
テレミンソフト
パントシン
プルセニド
鉄剤 フェロミア

がんばった自分へのご褒美

Posted on: 金曜日, 8月 23rd, 2013 in: クリニックより

頼まれた手術の報酬が入ったので、自分へのご褒美を買いました。これ、かばんなんです。長堀の地下のかばん屋さんで売ってるのですが、ほかに黒とパープルがあります。黒にするか、銀にするかかなり悩んで、銀の方にしました。

次、何か良いことがあったら、黒を買いに行こうと思っています。

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医者を紹介してくれという依頼がよく来ます

Posted on: 木曜日, 8月 22nd, 2013 in: クリニックより

医療機関の方から、医者を紹介してくれとよく相談されます。誰でも言い訳じゃありません。良い医者を紹介してほしいのです。ところが、良い医者はどこも手放そうとしませんから難しい。あるいは、勤務医に疲れて開業してしまいます。

開業なんて儲からないから辞めた方がいいよと何人にも話してきましたが、みな聞きません。それで、開業してしまってから偉い目に遭ってます。だから言ったのにっていつも思います。

でも、誰かの下で働くより、自分の城を持った方がいいんでしょうね。有名な病院の院長経験者も、その後の勤めは大変です。何人もそういう先生を見てきました。大きなところで定年を迎えた人が、その後開業なんてしません。

楽してきたから、開業するなんて無理なんですよ。でも、平の医者に戻ることもできなくて、スタッフにいやがられたり経営者にもう来なくて良いと言われたりします。過去には偉そうにしていた人が、かわいそうなものですよ。

何が正しいのかはわかりません。自分がしていることが間違ってないと思うことが大事です。選択肢は間違ってなかったと証明するには、苦労もしますけどね。。。。

下痢に苦しんでいた方。。。。

Posted on: 水曜日, 8月 21st, 2013 in: クリニックより

下痢に苦しんでいた方がいました。健康に良いからと青汁を飲み出してからだとおっしゃってました。でも、青汁で下痢するのでしょうか?下痢して困るなら、青汁を止めたらいいじゃないですか。

でも、健康に良いからと飲みたいそうです。青汁を飲み出すまでは便秘だったそうです。過敏性腸症候群かもしれませんが、下痢の原因があるでしょう。いろいろ話をしていると、テレビで宣伝されているサプリメントについて質問を受けました。

私は、サプリメントは全面的に反対だと話しました。身体に良いって、身体のどこに良いんですか?って聞いたら、わからないと。薬は何に効くかわかっていますが、サプリメントははっきりしないものが多いのです。

宣伝方法もはっきりしません。朝、どっさりでしたと、あたかも快便だったように言ってますが、はっきりと便通がよくなると言っていなかったり、皮下脂肪をつかみながら、原因はLDLコレステロールかもしれませんって。関係ないものをあたかも関係するように放映されています。

結局、下痢の方にはちゃんとした食事を取るように話して、念のためポリフルという高分子ポリマーのような薬を処方しました。だいぶ時間が過ぎて、たまたま会う機会があって、調子よくなったと笑顔で話してくれました。

患者さんの顔から苦悶様の表情が消え、笑顔に変わったのを見るととてもうれしく感じます。

病院食を変えてみてはどうでしょうか?

Posted on: 火曜日, 8月 20th, 2013 in: クリニックより

病院食は、治療食なので、病気ごとに違う食事が提供されています。それに、カロリーの違うものを入れると種類は何十種類にもなります。治療のためだから仕方ないのですが、退院する人にはどうでしょうか?

入院中は血圧も糖尿病も良くなるのに、退院したら元のモクアミってことはよくあります。入院中に栄養士が栄養指導しますが、日常生活に戻ったら実行されません。それなら、入院中から勉強のために、普通食を出したらいいんじゃないでしょうか?

町の定食屋で食べるというイメージで、普通食の中で、何を食べて何を残すか、それを指導するほうがいいと思います。あるいは、バイキング形式にして、取り終わったプレートを栄養士がチェックするのです。

そういった実地の勉強が必要なのではないでしょうか?たんぱく質何グラム、脂質何グラム、カロリー1600カロリーなんてやってても、それに合わせて食事を作る苦労など本人には全くわかりません。男性の患者さんには、調理の現場の見学もさせたらいいんじゃないでしょうか?

調理をする人の苦労は、みな知りませんから。。。。作ってくれる人がいれば安心というわけではありません。料理する人が無知であれば、体に毒になってる場合もあるわけです。自分の身は自分で守ることが重要です。

すべての治療の基本は栄養のバランスなのに、それが一番ないがしろになっていると思います。

 

喀血という言い方で失敗しました

Posted on: 月曜日, 8月 19th, 2013 in: クリニックより

喀血と表現してしまったために、2カ所の医療機関に受け入れを断られてしまいました。本当は、咳をしたときに少し出血するという程度だったのです。ところが、医療用語で表現すると喀血になってしまうのです。

喀血と聞くとかなりの出血を想像してしまいます。呼吸器科がなければ、病院としても不安が強いのでしょう。喀血とは気道からの出血で吐血とも違います。吐血は胃か食道からの出血で、嘔吐とともに起こります。

でも、両方とも少量なら、のどのあたりから出ている可能性も高いのです。吐血は出血の量によって、病名の予測をつけます。ものすごい量なら、食道静脈瘤からの出血です。非常に緊急性の高いものになります。

一つの言葉でも、様々な状態があるわけで、医療機関同士でも専門用語を使わずに表現した方がいいこともあるわけです。

災害現場に出て行く方法

Posted on: 日曜日, 8月 18th, 2013 in: クリニックより

DMAT隊員になろうとしていましたが、JATEC,JPTEC,BLS,ACLS,MIMMSなどのoff-the-job trainingを受講しておくことが必要だという情報が後輩から来ていました。それで、まずJATECを受けようと申し込みましたが、定員に達したとのことで、受理されませんでした。

ところが、講習間近になって、キャンセルが出たので受けませんか?と連絡が来ました。医者の仕事がそんな簡単に休む都合がつくわけもなく、当然断りました。講習は救急隊員にあわせているのか、土日が多く、土曜日診療が一番忙しいクリニックには難しく、日曜日も勤務を始めたので、DMATはあきらめることにしました。

ところが、最近、自衛隊の友人から予備自衛官補の話を聞きました。それなら、災害現場に出て行くことができると友人は話していました。それで調べたのですが、5日間連続の講習を2度受けなければなりません。

資金繰りも悪く、休める状況じゃないので、当分は無理だなと思いました。55才までとのことなので、そのうちできるかなって思ってます。医者としての最終目標は災害現場に出て行くことですから、もうちょっとって感じですね。

クリニックのスタッフも大きな病院勤務を目指しだした看護師がいます。自分が患者として受診して、そこで働きたいと思ったそうです。准看護師なので、まだまだ時間はかかるでしょうが、夢は叶うものです。

夢を夢で終わらすことは決してしてはだめです。夢は叶えるからこそ夢だと言えるんです。夢で終わらせたら、単なる妄想ですよ。