高血糖と低血糖のひらいクリニック

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ひらいクリニック

   外科OGTT脂質異常症甲状腺消化器総合診療科

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シュークリームを作りました

Posted on: 木曜日, 9月 26th, 2013 in: クリニックより

第3日曜は午前中が休みなので、久しぶりにシュークリームを作りました。材料はそろえていたつもりでしたが、朝になってバニラビーンズが足りないことに気づいて、スーパーの営業時間を調べていました。

9時か10時にしか開かないだろうと思っていたら、7時から開いているとわかってびっくりしました。早速、自転車で買いに行きました。8時頃だったのにすでにお総菜コーナーにはたくさん品物が並んでいます。朝食もスーパーで買えるんだと思いました。

そういえば、コンビニが便利になりました。元々、一戸建てに住んでいたときは車で行かないとならない距離でした。ところが、マンションになり、歩いて行ける距離にコンビニがあります。

でも、信号を渡らないとならないので、めんどくさかったのですが、信号を渡らないでも行けるコンビニが出来ました。とても便利になりました。スーパーに行くほどでもないとき、コンビニはとても便利ですよね。

シュークリームですが、久しぶりだったので、手順で間違えたところはありましたが、ちゃんと出来ました。スタッフからは、どれか一個カスタードの代わりに辛子でも入っているんだろうと言われちゃいましたが、次はそれもおもしろいなって思いました。

ロシアンルーレットのシュークリームっておもしろいですね。

水虫の治療は意外と難しいです

Posted on: 水曜日, 9月 25th, 2013 in: クリニックより

かなり前に、水虫をうつされ、時々かゆくなって塗り薬を塗っています。水虫の治療は、症状がなくなっても1ヶ月は薬を塗らないとなりません。昔は3ヶ月と言われていましたが、薬がよくなったので、いまは1ヶ月だそうです。

ところが、それがわかっていても、つい忘れてしまい、再発してしまうんです。医者なのに、やっぱり忘れるのです。今回こそっておもって、がんばってますが、それでも時々忘れます。

足の裏にクリームを塗るので、べたつきますから、朝、出かける前、靴下をはく前に塗っています。でも、職場に行くと裸足でスリッパを履いているので、意味ないかなあと思います。

それでも、塗らないよりは塗った方がましだから、今度こそはってやってますが、やはり忘れることもあります。

医者でもこれなんだから、患者さんは難しいですよね。水虫の治療は、水虫になった患部より広範囲に塗らないとなりません。早く治そうと思って、いちにちに何度も塗ると皮膚がかぶれるので要注意です。(私、やっちゃいましたから。。。)

根気よく、毎日1回塗ってください。大変なのはわかりますが、水虫はうつってしまえば、全身に出来ますし、他人にも移してしまいます。だから、本当に根気よく、塗ってください。

ヘルニア(脱腸)の手術も変わったものです

Posted on: 火曜日, 9月 24th, 2013 in: クリニックより

ヘルニアの手術は、研修医の最初の試練です。アッペ(盲腸)、ヘルニアは最初に習う手術です。ところが、ヘルニアの手術は教えるのが難しいのです。奥が深いので、自分でもなかなか自信がつかないものです。

昔は、後壁補強といって、おなかの筋肉の深い部分をしっかり縫って、ヘルニアが出てこないようにしていまし。これはかなり技術が必要です。減張切開もしないと、緊張がかかりすぎて、裂けてしまいます。

患者さんも大変です。術後は安静にしてないとならないからです。1ヶ月ぐらいは重いものは持ってはいけません。大変でした。その後、腹腔鏡による手術が出来ました。おなかの中から、ヘルニアを起こす部分にメッシュを当てるのです。

これは、医者が大変でした。腹膜をはがしてその裏にメッシュをおいて、固定をして、腹膜を閉じて。。。鉗子をを持つ手が、しびれてしまいます。時間もかかって、ヘルニアごときにやってられるかアーーーって思いでした。

その後、メッシュプラグ法が出来て、簡単になって、いまや局所麻酔でやる時代だそうです。ヘルニアの学会も出来て、マニアックなことをやっているそうです。昔は、大人の医者がする手術ではなかったものが、いまは一つの特殊分野のようになっています。

医学の発達で、患者さんが楽になるのは良いことですね。

検査の基準値の表示、何とかなりませんかね。。

Posted on: 月曜日, 9月 23rd, 2013 in: クリニックより

血液検査の結果をいただいても、基準値から逸脱していないと、矢印はつきません。ところが、病気によっては基準値が違うので、矢印がついていなくても、異常値だと言うことがあります。

たとえば、LDLコレステロールは140までが正常値ですが、心臓の病気をしたことがあるひとの基準値は100までになります。偉い違いですね。検査会社がそういったことに対応するのは難しいですが、電子カルテなら出来るはずですよね。

糖尿病とついていれば、LDLは120以上で↑をつけることは簡単なはずです。患者さんは、矢印がついてなければ、大丈夫と思ってしまいます。知識の少ない医者もそうです。ひどい以上があるのに、知らずに流されているかもしれません。

パナソニックが医療部門を切り離すことにしたそうです。昔からあったレセプトコンピューターの老舗は、パナソニックに合併されていたのですが、再び切り離されるようです。会社のこういった動きが、現場の意見を反映できない、電子カルテを作ってしまいます。

だって、社員たちは自分たちの明日がどうなるか心配で、現場の不満を聞いてる場合じゃないですからね。医者は、電子カルテを選ぶ際に、会社のこういった裏事情も踏まえて、選ばなければなりませんが、そんなことしてる医者っているでしょうか?

コンピューター社会で、あまりに手作業の多いこと。。。嘆かれます。

内視鏡検査がなくなる日が来るかもしれません。

Posted on: 日曜日, 9月 22nd, 2013 in: クリニックより

CT技術の進歩で内視鏡が必要なくなる日が来るだろうと、脳外科病院の院長がおっしゃってました。実際、そういう時代になり出したようです。カプセル内視鏡は、小腸の検査に使われ出していますが、胃や大腸にも応用が始まっています。

CTでは、CTコロノグラフィーという技術で内視鏡を使わずに大腸の中を見れるようになり出しています。欧米ではすでに始まっていて、日本でも実用に向けて開発が進んでいるようです。

内視鏡というのは、胃もしんどいですが、大腸はもっとしんどいし、穴があくなどの弊害もあります。それが、CTですめば本当に楽になりますよね。でも、最終的な診断や、治療では内視鏡はなくなりません。それは、仕方のないことです。

64列のCTを入れる施設も増えてきたようで、その技術が歯科のインプラントにも応用されています。すごいことですね。医科と歯科はつながりのない分野でしたから。

同じ医療費を支払うなら、技術力の高いものを受けたいものです。

ダイエット関係の宣伝を見ていて。。。

Posted on: 土曜日, 9月 21st, 2013 in: クリニックより

ダイエットの前後の写真などが出てきますが、痩せたひとを太らせて撮影したんじゃないの?って思うことがあります。あるいは、おなかいっぱい食べたときの写真と、2-3日絶食してから撮った写真。。。

どちらにせよ、短期間ならダイエットも成功するでしょうが、リバウンドについてはどうなのか気になりますよね。リバウンドだけなら良いけど、一気に糖尿病になってしまった方もいます。

間違ったダイエットは、ある意味、命取りになりますよ。偏った食事をして身体に良いはずないですから、本当に気をつけてくださいね。ダイエットという英語は、食べ物という意味があります。痩せるというのは、lose weight。食欲を抑えることは、appetite controlです。

結局、ダイエットとは食物を食べることなのです。食べないで痩せるというのは間違いなのです。和製英語が間違っていることがよくあります。発音が間違っていることもたくさんあります。そろそろ、見直していかないとならないんじゃないでしょうか?

喘息の原因が逆流性食道炎かも

Posted on: 金曜日, 9月 20th, 2013 in: クリニックより

のどの痛みの原因が逆流性食道炎かもしれないということはよくあります。でも、喘息の原因が逆流性食道炎だったりするようです。喘息では気管支拡張剤を使うのですが、それが食道と胃のつなぎ目を緩め、逆流がひどくなり、喘息もひどくなることがあるようです。

喘息の治療をしているのに、喘息が悪化するなんて、とんでもないことですよね。逆流性食道炎は、消化器内科。喘息は呼吸器内科。別々に見てもらっていたら、とんでもないことになります。

心臓の痛みを訴えてくるひとの中にも、逆流性食道炎は意外と多いです。前胸部をなでるようにさすって、心臓がいたいといえば大概は逆流性食道炎です。しかし、握り拳を前胸部に押しつける場合は、非心臓性胸痛と言って、カルシウム拮抗薬という血圧の薬が効くそうです。

でも、逆流性食道炎のひとにカルシウム拮抗剤を投与すると、食道と胃のつなぎ目を緩め、逆流がひどくなり症状が悪化するようです。心臓と言えば、循環器内科、消化器内科と両方にまたがります。

からだは、一つにつながっているので、専門性で分けてみてはいけないんです。逆流性食道炎は増えてきていますから、身近な病気になってますが、一歩間違うと怖いですよね。

医師等資格確認検索について

Posted on: 木曜日, 9月 19th, 2013 in: クリニックより

厚労省の医師等資格確認検索が新しくなって、医師免許が本当のものかどうか検索できるようになったようです。一般の方なら、医者のフルネームを入れると資格取得年がわかりますので、何歳ぐらいの先生かわかります。

一方で、医療関係者向けには、医師の生年月日、医師免許の番号と取得年月日を入れれば、その免許が存在するかどうかわかります。でも、他人の免許を複製していれば、わかりませんよね。

医師免許には、顔写真はありません。いくら、厚労省のHPで確認しても、持ってきた本人が本物かどうかわからないわけです。医師免許は多くの場合、金庫など隠れたところに保管してありますが、クリニックの待合などに飾っている先生もいます。

アルバイトだけでも、履歴書に医師免許の登録番号と取得年月日は書かされるので、私の情報もあちこちにばれているわけです。どうやって、その免許証が本物かどうか見分けるのか、保健所で聞いたこともあります。明確な回答はありませんでした。だって、透かしもないんですよ。

一つだけ、良いことを考えました。免許証に書かれている交付者の名前です。その当時の厚労省の大臣の名前ですが、結婚などで再発行された場合、大臣の名前も変わってしまいます。そこまで一致すれば、本物かもしれません。

政権が変わってから、いろんなことがありますね。

Posted on: 水曜日, 9月 18th, 2013 in: クリニックより

政権が変わってから、運気の流れが変わったのかして、富士山が世界遺産に登録されたり、オリンピックが東京に決まったり、良いことばかり続いているような気がします。

東北の震災は前の政権の時だったので、政権が変わるとこれほどに違うものなのかと思います。オリンピックが決まったことで、増税も反対する人が減るでしょうから、すんなり法案が通るでしょうし、リニアモーターかも一気に開発が進むでしょう。

でも、政権が良いからでしょうか?世界遺産も、オリンピックも何年もの間、がんばってきた人たちがいたわけで、政権のおかげではないはずです。消費税の増税も誰しも必要だと思っていますが、反対したいものです。

反対派を丸め込めるぐらいのまとまった意見があれば別ですが、そうではないようです。でも、オリンピックが決まったから、棚からぼた餅で話は進みますよね。

歴史には、いまの政権中に行われたことは記録されるでしょう。でも、いまの政権の実力ですか?政治って結局、棚からぼた餅なんですよね。ひとの力をうまいこと使って自分たちがしたように見せかけるマジックなんでしょうね。

かかりつけ医って何なのでしょう?

Posted on: 火曜日, 9月 17th, 2013 in: クリニックより

左下腹部の腹痛でおばあさんが夕方に運ばれてきました。昼ご飯を食べてから、左下腹部の痛みが出て、かかりつけ医に連絡したけど、見てくれなかったので、夕方まで様子見たけどよくならないからと。。。

左下腹部の痛みなので、便通による痛みだと予測できます。かかりつけ医が開業医なら、時間外対応できないのも仕方ありません。それで、救急を受けたのですが、来てからびっくりしました。かかりつけ医は入院施設のある病院だったのです。

午後の診察がなかったとしても、複数の医者がいるわけで、通院患者さんを見てあげないとはどういうことでしょうか?運ばれてきたときは、血圧も80台まで下がり、ぐったりしていました。

先日に排便があったと言うことでしたが、レントゲンでかなりの便がたまっているとわかり、まず点滴で腸の動きを抑える薬を入れて脱水解除です。便が出なくていたいのに、動きを押さえるというのは相反する治療ですが、とりあえず痛みを取らないとなりませんから。

点滴が半分ほど入った頃、血圧が140まで復活したので、浣腸をしました。大量の便とガスが出たそうです。血圧を上げてから浣腸したのには意味があります。急激に腸が動くと迷走神経反射が起こり、血圧が下がるからです。

高齢者の場合、意識を失ってしまうこともあります。その予防のために、先に脱水を改善するのです。

便を出してあげるだけですむ話を、なぜかかりつけ医が対応しないのか。。。一人暮らしで、足も悪いお年寄りに対してひどいですよね。かかりつけの患者さんの診療依頼を断った病院にはペナルティを科しても良いんじゃないでしょうか?