高血糖と低血糖のひらいクリニック

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ひらいクリニック

   外科OGTT脂質異常症甲状腺消化器総合診療科

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本物の金平糖を頂きました

Posted on: 水曜日, 2月 11th, 2015 in: クリニックより

昔ながらの製法で作られた金平糖を頂きました。釜に入れてゆっくり回して作っていく映像は何度も見ましたが、食べてみたことはありませんでした。

作っているところを想像しながら口にすると、とても良い感じで溶けていきます。貴重なものだと思えば、大量に口に掘り込むなんてこともしなくなるので、これはいいかもしれないと思いました。

なんでも簡単に手に入るから、ゆっくり味わって食べなくなって、はや食いしていると肥満になってしまってと悪循環になるので貴重なものを味わって食べるようにすれば、不必要なカロリーも取らなくてすむと思います。

大量生産が人に余計なものを食べさせて太らせてしまって病気にしてしまったんだろうと思います。ポテトチップスも家で作ると格別においしいです。ぜひ、試してみてほしいと思います。

骨粗しょう症を気にされている方へ

Posted on: 火曜日, 2月 10th, 2015 in: クリニックより

カルシウムの吸収にはビタミンDが必要です。食品であれば、干ししいたけに多いと聞いています。ビタミンDの飲み薬もありますが、その中でも効果が高いものがあると知りました。

ビタミンDといっても活性型のビタミンDがいいそうですが、カルシウムの吸収を浴する以外に骨を増やす効果がある薬が出ているようです。ビタミンで骨が増えるならこんないいことないですよね。

おまけに、糖尿病の方で問題となっている海綿骨を増やすそうで、それは良いなと思いました。糖尿病の方は海綿骨が減るタイプの骨粗しょう症になるそうですが、骨塩定量という骨粗しょう症の検査では見つからないそうです。

骨には外側の硬い骨である皮質骨と内側のスポンジのような海綿骨があるのですが、骨塩定量では皮質骨を測っているそうです。骨粗しょう症検査で異常がなくても骨が弱っているかもしれないので、不安になりますよね。

そういった方にも、活性型ビタミンDの新しいものは有効なんだと思います。

骨粗しょう症を気にしている方へ

Posted on: 月曜日, 2月 9th, 2015 in: クリニックより

骨粗しょう症の薬がたくさん出ていますが、薬は飲まないでカルシウムを積極的に取っている方がたくさん居ます。私も薬は必要ないと説明していますが、大事なことはバランス感覚を養うことです。

骨粗しょう症が問題になる理由は、転倒による骨折で寝たきりが増えることです。骨粗しょう症を治療しても転倒して骨折したら何していることかわかりません。

転倒予防は片足で立って、バランスを身につけることです。私は、スノーボードをしていますが、たったままビンディングをとめるときに片足立ちをしないとなりません。

これが、すんなり出来ないのです。一日中滑っていれば、最後のほうには簡単にできるようになりますが、滑り出しのときはいつももたつきます。しっかり片足に重心をかけてたつということはとても難しいことです。

また、カルシウムをいくらとっても吸収されなければ意味がないことです。その点でいい薬が出ていました。

白衣のズボンのことがやっと解決しました

Posted on: 日曜日, 2月 8th, 2015 in: クリニックより

白衣はリースになっていることがほとんどで、リース会社から借りないと洗濯もしてもらえません。私は、いつもケーシーを女性サイズのLで、ズボンは男性サイズのSをお願いしていました。

よく、Mサイズだと思われるのですが、肩周りがごついのかして、Mサイズでは窮屈なんです。おまけに、ウエスト周りもごついので、女性ものは合いません。普段着はほとんどが男性もののSサイズです。

今回、男性ものに変えてもしっくりいかなくて、ウエストに合わせるとダポダポになってしまいました。自前の白衣もあるのですが、洗濯の問題があったので、最近は使っていませんでした。

ちゃんとした身なりにしたいので相談したところ、オペ室で洗濯してくれることになって一件落着。だって、医者が不細工な白衣姿なんて、嫌じゃないですか。ちゃんとした身なりをしないと信用もされません。

しかし、最近は内科医ですら、術衣を着ていることが多く、外科医から見るとあまりいい感じはしません。術衣はあくまで手術中に着るもので、それを普段も着るのは清潔不潔の観点からもいいとは思わないからです。

先日は、皮膚科の先生が診療中に着ているのを見て、あーーあーって思いましたよ。。。。

久しぶりにボールペンのインクがなくなりました

Posted on: 土曜日, 2月 7th, 2015 in: クリニックより

最近、バイト先が紙カルテだったので、書きやすい気に入ったボールペンを使うようにしていたのですが、昨日、インクがなくなってしまいました。インクがなくなるまでボールペンを使ったのは久々でした。

なんか、よく働いたなあって思いましたね。今のバイト先のカルテは書きやすいため、医師の所見欄にいっぱい文字を書いています。前任の病院は書きづらかったので、あまり書いてなかった印象です。

それと、前任は療養的な病院で、今は救急病院なので、日々の変化も全く違います。肺炎などで入院してくる患者さんの治療に当たっているので、当然書く内容も多くなるのでしょう。

とりあえず、替え芯を探さないとならないなあって思っています。

玄米が糖尿病にいいそうです

Posted on: 金曜日, 2月 6th, 2015 in: クリニックより

玄米食は繊維も豊富だし白米より血糖上昇が少ないため、糖尿病の方にはお勧めしてきました。ところが、玄米の成分自体が糖尿病にいいことがわかったそうです。

今まで、玄米自体がいいというより、玄米食にするとそれにあわせたおかずになるから、そういった部分を含めていいと話してきました。白米と違ってしっかりかまないとならないこともいいことです。

それに加えて、玄米の成分に糖尿病にいいものがあったとは驚きです。しかし、残念なことにいい成分を抽出してサプリメントを作ろうとしているようです。

私はサプリメントとしてとることは反対なので、少しがっかりしました。炊飯器で炊ける玄米も、発芽玄米もあまり信用していないので、ちゃんとした玄米を圧力釜で炊いていただきましょうって、日々話をしています。

バレンタインを楽しんでいる場合じゃないそうです

Posted on: 木曜日, 2月 5th, 2015 in: クリニックより

バレンタインはチョコレートが大量に消費されます。ところが、カカオが無くなってきているそうです。カカオを生産する人が減ってきているそうです。そのうち、チョコレートは高級なものになるのかもしれません。

チョコレートやカカオには“またほしくなる”ような中毒的な要素があると思います。私自身、チョコレートを食べるとまた食べたくなります。毎日食べないと気が済まない方も居るので、やっぱり中毒になるんだと思います。

食べるタイミングによっては、急な血糖上昇を引き起こし、血糖値が下がるときに再び食べたくなる衝動が出ますから、あまり好ましいとは思えません。ダイエット指導中や糖尿病治療では、チョコレートを控えてもらうようにしています。

カカオが高級なものになったら、わたしはうれしいです。誕生日とか特別な日にしか食べられない方が良いと思っています。バレンタインで大量にチョコレートが売られている状況は、私にとっては頭の痛い風景なのです。

塗り薬の重ね塗りがとんでもないことに。。。。。

Posted on: 水曜日, 2月 4th, 2015 in: クリニックより

転院してきた患者さんはまず全身の状況をチェックされます。足はむくんでないか、褥瘡は出来ていないかなど報告書と違う内容も良くあるため、念入りにチェックするのです。

そのときに、足の指が壊死を起こしているかもしれないという話が出ました。ところが、念入りに吹いてあげると、変色した皮膚だと思ったものがぽろっと外れ、下からきれいな皮膚が出てきたのです。

実は、塗り薬の重ね塗りが原因だったのです。前日に塗った塗り薬をしっかり落とさないで上から塗ると、そんなことになります。特に、色のついた軟膏は皮膚の変色と勘違いされるのです。

塗り薬については前に塗ったものをしっかり落としてから新たに塗らないとならないのに、そういった説明がされていないので、重ね塗りをされている場合が良くあります。

特に、入浴されていない人には注意が必要です。重ね塗りが皮膚の状態を悪化させることもあるので、本当に注意してください。

使い捨てカイロにいろんな種類があると知りました

Posted on: 火曜日, 2月 3rd, 2015 in: クリニックより

使い捨てカイロは、貼るタイプや貼らないもの、靴の中に入れるものなどいろんな種類があることは知っていましたが、それぞれで設定温度が違うということをはじめて知りました。

使い方や、春場所によって適温と感じる温度が違うからだと思いますが、なんと細かいことをしているんだろうとびっくりしました。海外では使い捨てカイロを見かけることはほとんどありません。

スキー場でたまに見かけますが、日本人向けにおいてあるだけだと思います。使い捨てではないもので、あったかくなるようなものは見たことがありますが、短時間しかぬくもらず、再度利用するためには熱湯につけておかないとならなかったと思います。

使い捨てのほうがいいのか、再利用できるもののほうがいいのか難しいところですが、私も使い捨てカイロにはとってお世話になっています。

最初の診断名とは違う結果もたくさんあります

Posted on: 月曜日, 2月 2nd, 2015 in: クリニックより

病院には施設から送られてくる方が多く居ます。施設でも医師が往診していますが、検査は採血ぐらいなので診断はつけられません。肺炎や誤嚥性肺炎、食欲不振などで送られてくることが多いです。

私も、施設往診をしているので、施設側の気持ちもわかります。最近診た方では、誤嚥性肺炎で送られて来た方は実は腸炎で便が停滞気味だったために、嘔吐して吸い込んだから誤嚥性肺炎になっていました。

この場合は、腸炎のほうを治さないと再び誤嚥をしてしまいます。食事を食べなくなって体重が急に減ったという方は、実は尿路感染症で食欲がなかったようで、尿路系を治したら食欲も出てきました。

私が施設から送った患者さんでは、食欲が落ちてしまった方に胆のう炎が結構多かったです。食べないから胆のう炎になるのか、胆のう炎で食べなくなるのかは不明ですが、おなかの痛みを訴えないので、わからないのですね。

ひとつの診断名で解決するはずはないので、いくつもの可能性を考えて、診療しなくてはなりません。