高血糖と低血糖のひらいクリニック

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内科/外科/糖尿病・内分泌内科/消化器内科/肛門内科/形成外科/ (予約優先) ひらいクリニック 大阪市中央区南船場3-2-6 大阪農林会館 B-1号室 TEL06-6125-5350 FAX06-6125-5351

ひらいクリニック

   外科OGTT脂質異常症甲状腺消化器総合診療科

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頭痛、めまい外来。。。。

Posted on: 金曜日, 12月 16th, 2011 in: クリニックより

頭痛、めまい外来を始めてもう1カ月になりますが、まだ患者さんがほとんど来ないので、スタッフはもちろんのこと、クリニックに関係するあらゆる人が、宣伝に大わらわになっています。ネットでの宣伝は、効果が少ないとわかり、アナログの宣伝の準備をしています。まずは、知ってもらわないとどうにもならないからです。

その一方で、減点されたものを異議申請したレセプトの面談の日時を指定されてきました。国保です。向こうの都合だけで、医者の仕事を止めるなど、とんでもないことだと思いませんか?おまけに、減点強化月間があって、私の引っかかった6月は、そうだったそうです。

昨日は、その件で患者さんとも話をしました。検査の必要がないと言ってきてるのですが、検査の結果ひどい耐糖能異常がわかったのです。検査をしてみたけど、問題なかったと言うものではないのですよ。本当にばかばかしい話です。こういったことが、医療をだめにしていってるんです。

一度、検査を減点されたりすると、その検査を出さなくなります。減点されて怒られるぐらいなら、しないほうがましでしょ。でも、そうすることで、見つからなくなった病気がいっぱいあります。保険診療は、病気を見つけてほしくないんですよ。病気が見つかると医療費が上がるからです。本末転倒ですよね。

それに、2か月もかかって、一度審査に通って、料金を支払ってる件ですよ。それを何カ月も過ぎてから、やっぱり払いませんから、払った分は返してくださいと言ってくるんです。普通の世の中にこんなことがあると思いますか?通常、こういったケースは、弁護士を通しますよ。うちでも、払うと決めたけど、最初の約束を果たしてないから払う必要がないと、ある件で弁護士通して話し合いをしています。この場合も、すでに支払ったぶんは、請求していません。

今回の件でも、私は患者の治療で忙しいから、顧問弁護士に行ってくれと言いたいですよ。裁判所などと同じやり方ですよ。日時を指定して呼び出すなんて。まるで犯罪者扱いですよね。いったん支払ったけど、支払いが間違いだったと言うなら、向こうが出向いてきて返金してもらうのが当り前じゃないですか。。。。

国民皆保険とは、国民の病気を見つけない、治さない保険なのです。保険診療で受けられる検査も粗悪なもので、今回金沢大学に依頼した患者さんの特殊検査は、開業医では認められていません。金沢大学だからできる話なのです。どこでも、同じ医療を受けられると思っていると大きな間違いです。いい医療を受けようと思ったら、遠くまで出かけなければなりません。

私自身も、いい医療を受けるために、大阪中を走り回りますし、大阪以外にも出て行きます。日本全体を巻き込まないと、いい医療なんてありえませんよ。

沖縄から仕事の依頼が来ました。困ってる人があればどこにでも行きます。仕事の調整も必要ですが、なんとかなると思っています。

初めて体験した骨盤底筋群の体操

Posted on: 金曜日, 12月 16th, 2011 in: 患者さんの声

私は、出産後すぐに子宮や肛門に以前とは違う「緩み」を感じてたのですが、
気になりつつも時間がたてば自然治癒するだろうと、産婦人科で軽くおそわった骨盤体操を、寝る前に時々行っていました。
でも、産後3ヶ月、6ヶ月と経っても改善されず、8ヶ月経った時にこれはやばい!とひらいクリニックに診察をお願いしました。
診断は、子宮脱を起こしかけており、肛門の筋肉も損傷がある。元通りになるのは難しいだろうとの事でした。
目の前が真っ暗になりました。かなり、ショックでした。
でも平井先生が、「なってしまったものをなげいても仕方がない、改善させていく方法をこれから考えていきましょう」と言ってくださり、これからは今まで1人で不安で悩んでいた事を相談でき、一緒に考えてくれる人ができたとゆう喜びに変わりました。
後日、膣内圧計の導入と、骨盤底筋群の体操を指導して頂けるとの事で連絡を頂き、再度クリニックに足を運びました。
初めて体験した骨盤底筋群の体操は、インナーマッスルを意識しながら行うもので、自分で実感する事が難しく、これで合っているのかどうか不安でした。でも、体操の前後に測定する膣内圧計で、数値の変動がありました。
指導してくれるまっさ先生が、色んな表現の仕方で筋肉の意識の仕方を教えてくれるので、意識する所を早く見つけ感じる事ができ、効果を出す事が出来たみたいです。
そして、運動の効果が、数値で見る事ができるの、とても今後の励みになります。
レッスンが終わった後は、背筋がぐっと伸び、下半身がキュッとひきしまった感じがし、久々の運動にとても爽快な気分でした。家に帰る足取りも軽く、歩く一歩がいつもより大きく出せてたような気がします。
これからも、できるだけ体操に参加し、将来の自分の体の為に頑張りたいと思います!
38歳女性

スタッフブログを開設しました。

Posted on: 木曜日, 12月 15th, 2011 in: スタッフブログ

スタッフブログを開設しました。

男性の性と女性の性

Posted on: 木曜日, 12月 15th, 2011 in: クリニックより

男性の性の問題については、早くから扱われてきました。精力剤もそうですし、バイアグラもそうです。ところが女性の性の問題については、放置されてきたと思います。ルナクリニックで始められているビビーブという治療は、出産後の膣の緩みを縮小して、出産前のような快適な性生活を取り戻してもらおうと言うものです。

そのことを男性のドクターに話しました。ところが、男性側としては、出産後でも全く変わらないといいます。感覚が、女性とは違うそうです。それと、男性は女性だったら誰でもいいんだそうです。それも不思議な話です。なぜそういう違いがあるのか?でも、そうだったからこそ、女性の出産後と言うのは放置されてきたのだと思います。

性の問題を扱っていきたいと言う言葉は、大阪のある病院の看護師からも聞きました。産婦人科の女医からも聞いています。ルナクリニック以外でも、そういった試みが始まっているようです。私は、出産経験がないので、わからないのですが、知っていかないとならない分野だと思いました。

ルナクリニックで、快適な性生活のためにと言う本を見つけました。泌尿器科関係の学会か講習会で、参加者に配られたものだそうです。監修をしているのが、泌尿器科の先生だったそうです。開けてみてびっくりしました。365日分の性生活の際の体位が外国人を使って写真で取られていました。こんなものも日本で売ってよくなったんだと思いました。

日本では、若い子にはセックスと言うよりエッチと言うほうが、理解されやすいと言われます。子宮がん検診の現場では、性交経験のあるなしを問診しています。なければ、クスコのサイズを小さいものにしないとならないからです。でも、性交経験では、意味のわからない若い子がいます。その時は、エッチしてる?って聞くといいそうです。

時代とともに、言葉も変化してきます。食文化も、50年先には変化していてもいいんだと思います。すでに若い子たちの体系は、欧米人に似てきているので、今やってる栄養指導も50年先には必要なくなるのかなあと思います。

認知症の分野での悲しい話

Posted on: 水曜日, 12月 14th, 2011 in: クリニックより

認知症を扱う施設に勤める方から聞いた話です。寝たきりになった場合、リハビリなどせず寝たきりのままにしておくそうです。動けるようになると、勝手に出て行ったりするので、動けないほうがいいそうです。それでも、よくなって動けるようになった人は、日中は車いすに縛っているそうです。歩きまわられると困るからです。一日中縛られているので、足はパンパンにむくんでしまうそうです。

そういった職場環境で日常を過ごしていると、当たり前だと思ってくるようです。周囲のスタッフは、何の疑問も感じていないようで、それがストレスになると言っていました。認知症は、家族の愛情が足りないために起きてくるものかもしれないし、死を直前に感じだし、恐怖でそうなってるのかもしれません。

認知症になった人でなければ、何が起こっているのか分からないんだと思います。勝手に家を出て行ってしまう理由も何かあるんだと思います。子供の頃の風景に戻りたがっているのかもしれません。過去に、自宅からかなり離れた場所にいた認知症の方を見たことがあります。○○はどっちの方向ですかと聞かれましたが、地名すら私にはわかりませんでした。かなり遠くの地名だったようで、交番に連れて行き、家族に連絡を取ってもらいました。

手押し車を押しながら、どれだけの距離を歩き続けたのでしょうか?どこに行きたかったのかそれが聞きたかったのですが、その時は警察官に預けてしまったので、それ以上のことはわかりませんでした。家族の話では、しょっちゅう逃亡して誰かに保護されていたようです。

認知症になると、最近のことは覚えていませんが、子供のころや若いころのことは、鮮明に覚えているようです。自分自身の体も、そのころと同じと考えてしまうのかもしれません。昔いた自宅に戻ろうとして、遠くまで歩き続けるような気がします。

年をとれば、慣れた場所から引き離すべきではありません。田舎で一人暮らしをしているご老人のほうが、よっぽどしっかりしていて元気ですから。老人に一人暮らしをさせていると、周囲は非難しますが、私は、ひとりにさせているほうがいいと思います。周りには昔から知ってる友人もいるでしょうし、子供のころからよく知ってる人もいます。周囲の人が、家族の一員になってるんだから、任せていいんだと思います。

親の介護、子供の教育に振り回されるべきではありません。楽しんでやれる範囲で押さえておくべきです。私の母も、昔はしょっちゅう温泉に連れて行ったり、食事に連れて行ったりしていました。近所づきあいが嫌いな人でしたから、私たちが相手をしてやらないとらならなかったのです。ところが最近は、近所の方に何かと面倒を見てもらっているようです。私がどこかに連れて行こうと誘っても、近所の方との約束があるからと断られるようになったのです。

そうやって、みんな自分で方法を見つけて行くものです。無理に変えようとするからおかしくなるんですよ。

手術を受けて

Posted on: 水曜日, 12月 14th, 2011 in: 患者さんの声

手術を受けて一番良かったことは、
やはり 日常生活での不安がなくなったことです。
排便のたびに
イボ(痔?)が出てきて不快な思いをしていましたし
仕事中や外出先で出血したら…と
いつもヒヤヒヤしていたので。
私も先生から手術治療をすすめられたときは
“手術”と聞いて怖さもあり、一瞬
躊躇しました。
また、フルタイムで仕事をしているので
平日に休みを取りにくいな…というのも躊躇した理由の一つです。
でも、先生から『仕事が、仕事が、と言ってても良くならないよ!』っと
バシッ!と背中を押していただいて決心できました。
手術当日は、平井先生は
もちろん、永山病院の看護師さんも みなさん女性でしたし
優しく 安心できるように言葉をかけてくださったので
手術が怖いと感じることはありませんでした。
お気遣いが嬉しかったです。
手術治療を受けるまでの不安で不快な期間を思えば、
思い切って 手術を受けさせてもらって良かったと思っています。
34歳女性

ルナクリニックの見学に行ってきました

Posted on: 月曜日, 12月 12th, 2011 in: クリニックより

骨盤底筋群の体操の見学を2か月前にお願いしていたのですが、ようやく看護師とともに伺うことができました。私は、主に院長の外来と手術を見学し、看護師は骨盤底筋群の体操や、カウンセリングを見学させていただきました。

院長も素敵な方でしたが、周りのスタッフがたが、とてもいい雰囲気で、女ばかりで頑張っているんだなあと思いました。女医さんも3人いらっしゃるようで、乳がん関係だけが、男性医師だそうです。泌尿器科中心に女性の疾患を扱っておられるので、私が目指しているものをすでに達成されていると感じました。また、私には不足していた、泌尿器科の知識を学ぶことができ、とても充実した二日間でした。

横浜と大阪で連携を始めて行くことにしました。泌尿器科の手術は、微妙な調整が必要なようなので、私のほうですべきではないと思ったからです。また、漢方薬を自由に使いこなす院長の診療は、他にはまねできないと思いました。一度の見学では、すべてのことはわからないので、春になったら、月に一度お邪魔することにしました。

冬の間は、スノーボードで忙しいので、春になってから、じっくり勉強を始めます。

横浜は、乳がんの時代から縁があった場所です。横浜市立大学に乳がんを扱ってる女医さんがいたはずなのです。名前も覚えていませんが、私より先輩だったと思います。乳がんは、少人数の外科医しか扱っていませんでした。外科の中では、嫌がられる分野だったからです。外科には女医もいましたが、女医もしたがらない分野だったのです。そのため、乳がん学会になる前の乳がん研究会は、アットホームな学会で、私も毎年発表をしていました。

乳がん専門医を作りたいという願いから、研究会は学会へと変貌を遂げました。でも、そのせいで巨大化した学会には、アットホームさはなく、昔から乳がんを扱ってきた者にとっては、何をしようとしているのか意味がわからないと離れて行く医者も多くいます。私もその一人です。女性の疾患を扱う学会なのに、女医への配慮は全くありません。そんな学会に敬意を表するつもりなど毛頭ないってわけです。

横浜と大阪で連携していって、骨盤底臓器と乳腺をひっくるめた、女性科を設立しようと思います。小さな会から始めて行って、アットホームで思いやりのある医療をやっていこうと思います。

悲しい女性たちの話・・・・

Posted on: 土曜日, 12月 10th, 2011 in: クリニックより

よく同じような相談事が、同じ日に3件重なります。昨日は、悲しい女性たちの話が、3件も重なってしまいました。

一件目は、朝のメールで知りました。外国人のご主人が、自分の国に家族を連れて帰ろうと言いだしたそうです。でも、後輩の女医は住宅ローンも抱えているし、海外で医者の仕事はできません。難病で治療中の母親もいます。子育てを手伝わない旦那と知らない国に行って、3人の子供を育てていけるとは思えません。ましてや、今まで生活費を何も入れてこなかったご主人です。外国人とは言え、勝手気ままな生活は、許しがたいものでした。それに、ご主人の国に移住した場合、その国の裁判所で、親権をご主人にされてしまえば、自分の子供を取られてしまう可能性もあるのです。すでに、そのことでアメリカで拘束されている母親を救おうとしている弁護士を紹介していますが、本人が動いてくれるかどうか。。。私は、この機会に離婚してしまったほうがいいと思います。協力者はいっぱいいるんですよ。ひとりじゃない、それを分かってほしいと思います。

二件目は、遠い昔の話でした。デートもしたことないし、たった一回のことで子供ができてしまって、その責任から逃れてきた相手の男性、その後結婚はしたものの、それも形だけだったと聞きました。結婚式もしなかったから、ひとりでウエディングドレスを着て記念撮影したそうです。それも、かなり後になって。映画とか旅行とか行きたかったと話をされました。あまりに悲しい物語でした。病気で寝込んでいる娘と食物アレルギーがきつい孫と無責任なご主人に今でも拘束されています。ご主人の浮気が発覚したんだから、自由にしていいと思います。昨日は、手術はしなくていいとわかったので、一歩前進しましたが、なかなかゴールは遠そうです。

もう一件は、ご主人の多額の借金、過去の女性ともまだつながっていて、その人からも借金をしている。ご主人の親も縁を切ると言ってるそうです。優しそうで、とてもそんなひどい人に見えないそうです。でも、話は嘘ばっかりだったそうです。周りの大人たちがしっかりしていたので、すでに離婚の手続きは終わったようですが、娘さんはまだその男性が好きだそうです。目を覚ましてもらわないとなりません。お金と女に振り回される男性は最低です。

日本は、なぜこんなに男性がだらしなくなったのでしょうか?その点を考えてみました。元々、農耕民族だったので、女性が男性を養ってきた歴史があると思います。一方で、欧米は狩猟民族だったので、男が女を養ってきました。ところが社会だけ欧米化を受け入れてきたので、男性だけがまともな職についてまともな給料をもらいます。女性は、法律で守られているようで、現実は違います。子育てや介護で、職を失っています。ところが、男性たちの気持ちは、昔のまま女に甘えます。私の周りには、女性が生活の面倒を見ている家庭が多くあります。男一人で、家族をしっかり面倒みている家庭などほとんど聞いたことがありません。

では、外国の男性はどうでしょうか?私の妹もアメリカ人と結婚していますが、日本人と結婚するような外国人は、日本人以上に日本的です。日本の女性がしっかりして頼りがいがあるところに惚れるのですから、当たり前の話です。日本人の男性以上にだらしなくて甘えただと思ったほうがいいと思います。でも、ハーフの子供はかわいいですよね。ところが、父親の国に行けば、かわいいと思ってもらえるでしょうか?決してそうではないと思います。外国の子供は、本当にかわいいですからね。なので、私は外国の方との結婚は、お勧めしていません。文化の違い、考え方の違いがものすごく生活に影響します。それで病気になってしまう方も多いのです。

今一度、日本の結婚の制度を考え直すべきだと思います。

失業保険が働く人を減らしています

Posted on: 金曜日, 12月 9th, 2011 in: クリニックより

クリニックは、オープン以来慢性的な人手不足です。それで、非常勤でもいいからとみんな手分けして人を探してくれています。もちろん、人材の紹介会社にも声をかけています。ところが、いい人が見つかっても失業保険をもらってるから働けないと言う話になります。別に、勉強だと思ってタダできてくれてもいいんですよ。でも、そういうわけにはいかないようです。

失業保険については、医者は使うことはないのでわかりません。でも、3ヶ月とか半年はもらえるようですね。昔からよく看護師たちは話をします。半年は、失業保険をもらってのんびりするわと。。。ひどい職場環境なので、やめてゆっくりしたらいいよって思ってました。でも、雇う側になったら大変です。

失業率何パーセントとよく聞きます。でも、人手不足なんですよ。医者も不足しています。声をかけてる医者は3人いますが、みな動きません。医者のほうは、仕事に疲れたら、常勤をやめて当分非常勤生活をします。そのほうが責任が少ないから、いいんですよね。でも、そんな無責任医者を雇う医者側にはたいへんです。医療はもうからないのに、やる気のない医者が給料取りにやってくるなんてもってのほかです。

私にもアルバイトの話が来ました。奈良まで行かないとなりませんが、人が不足しているなら手伝いに行きます。私の場合、アルバイト先の経営のことも考えます。だから、給料は先方に任せます。給料分以上、施設に儲けてもらわないとならないので当たり前のことです。

非常勤の看護師が何人かうちにも来ています。ものすごいやる気のある看護師もいますが、言われたことしかしないやる気のない看護師もいます。うちは、通常より高い時給を払っていますから、やる気のない人は必要ありません。自主的に何でもやってもらわないとならないので、高めの給料なんですよ。うちでは、必ず二つの仕事をするように言ってます。一つでは、そこにしがみつこうとしだして、いい結果にならないからです。二つ以上していれば、違った考え方もできますし、知識も広がります。でも、アルバイト禁止のところが多いのが残念です。禁止の理由を聞かせてほしいものです。

私は、失業保険に反対です。能力のある人は、すぐに仕事を見つけますよ。仕事が見つかったら、お祝い金が出るそうですが、それもハローワークで見つけた場合のみになるそうです。自力で見つけた人にこそ、お祝い金を支払ってあげるべきだと思いますよ。うちは、ハローワークには登録していません。うちに来て、こんなところで働きたいと目を輝かせる人しか採用していませんから。

スタッフにはいろんな可能性を導いてあげたいと、日々思案しています。

エアロスミスのコンサートに行ってきました

Posted on: 水曜日, 12月 7th, 2011 in: クリニックより

Walk This Wayと言う曲が大好きなので、コンサートに行ってきました。アーティストによって、お客さんの雰囲気が違うものですが、今回は若い人から、かなり年配までおられました。エアロスミス自体は、かなりハードなロックだし、ローリングストーンズなどとともに、彼らが若いころは大人たちに批判的な評価を受けていたので、年配の方がいらっしゃったのは不思議でした。

30分ほど前に会場に入ったのですが、閉じた幕の向こうで、演奏を始めたり、チューニングしてみたりと、お茶目なバンドでした。ツエッペリンの曲も演奏していましたが、昔ツエッペリンのチープなコピーだと批判されていたと、後で知りました。会場が暗くなり、いよいよ演奏が始まると思ったら、残念なことに、全員立ちあがってしまいました。まだ、幕も開いてないのにです。私は、スタンド席だったので、やめてくれよって思いました。

お隣に年配の女性の方がいて、始まるまで疲れて眠っておられました。どうしてひとりで来られているのか不思議でしたが、最初からスタンディングになってしまって、彼女も立ってしまいました。2時間くらいはかかるだろうから、大丈夫かなと心配し、途中でわざと座って、座っていてもいいよと見せるようにしました。なので、わたしは最後にWalk This Wayがかかるまでは、ずっと座って演奏を聞きました。

ボーカルバンドだと思っていたのですが、ギタリスト中心のバンドだったようです。大半の曲が、ギタリストの演奏が中心で、ドラムソロもかなり派手にやっていました。音的には、ベースの音があまり聞こえなかったので、迫力には欠けました。しかし、ライティングはかなり凝っていて、さすが世界的なバンドだと思いました。お隣の年配の方は、手拍子もあまりうまくなく、ぼんやり見ておられました。どうしてこんなハードロックに来たのだろうと不思議でした。

後半でアルマゲドンと言う映画のI Don’t Want To Miss A Thingと言う曲が始まると、年配の方が本当にうれしそうな表情をされ、手でゆっくりと拍子をとっておられました。その拍子の取り方は、民謡とか昔の日本の音楽を聴くときにお年寄りがされるやり方です。ゆっくり波打つように、手を左右に動かす姿は、祖母が音楽を聞いていた時とそっくりでした。

なるほど、この曲が聞きたくて来られたんだと思いました。I Don’t Want To Miss A Thingが始まったあたりから、ボーカル中心の曲が連続し、舞台も雰囲気が変わりました。彼らは、30年以上バンドをしているのですごいことですよね。若いころと体型も変わってないし、年齢も感じさせませんでした。ボーカルの人の動きは独特で、ローリングストーンズのミックジャガーと似ているところも、気に入っています。同じイギリス出身だから、似たところがあるんだと思います。

今回、コンサートに行ってみて得た情報は、来日予定の二つのバンドの情報でした。それが一番の利益だったかもしれません。春ごろ、再びコンサートを見に出かけようと思います。