男性の性と女性の性
男性の性の問題については、早くから扱われてきました。精力剤もそうですし、バイアグラもそうです。ところが女性の性の問題については、放置されてきたと思います。ルナクリニックで始められているビビーブという治療は、出産後の膣の緩みを縮小して、出産前のような快適な性生活を取り戻してもらおうと言うものです。
そのことを男性のドクターに話しました。ところが、男性側としては、出産後でも全く変わらないといいます。感覚が、女性とは違うそうです。それと、男性は女性だったら誰でもいいんだそうです。それも不思議な話です。なぜそういう違いがあるのか?でも、そうだったからこそ、女性の出産後と言うのは放置されてきたのだと思います。
性の問題を扱っていきたいと言う言葉は、大阪のある病院の看護師からも聞きました。産婦人科の女医からも聞いています。ルナクリニック以外でも、そういった試みが始まっているようです。私は、出産経験がないので、わからないのですが、知っていかないとならない分野だと思いました。
ルナクリニックで、快適な性生活のためにと言う本を見つけました。泌尿器科関係の学会か講習会で、参加者に配られたものだそうです。監修をしているのが、泌尿器科の先生だったそうです。開けてみてびっくりしました。365日分の性生活の際の体位が外国人を使って写真で取られていました。こんなものも日本で売ってよくなったんだと思いました。
日本では、若い子にはセックスと言うよりエッチと言うほうが、理解されやすいと言われます。子宮がん検診の現場では、性交経験のあるなしを問診しています。なければ、クスコのサイズを小さいものにしないとならないからです。でも、性交経験では、意味のわからない若い子がいます。その時は、エッチしてる?って聞くといいそうです。
時代とともに、言葉も変化してきます。食文化も、50年先には変化していてもいいんだと思います。すでに若い子たちの体系は、欧米人に似てきているので、今やってる栄養指導も50年先には必要なくなるのかなあと思います。