高血糖と低血糖のひらいクリニック

アクセス
内科/外科/糖尿病・内分泌内科/消化器内科/肛門内科/形成外科/ (予約優先) ひらいクリニック 大阪市中央区南船場3-2-6 大阪農林会館 B-1号室 TEL06-6125-5350 FAX06-6125-5351

ひらいクリニック

   外科OGTT脂質異常症甲状腺消化器総合診療科

Home >> クリニックより

前糖尿病の状態を見つけるのにHbA1cも空腹時血糖も意味がないと報告

Posted on: 金曜日, 2月 3rd, 2017 in: クリニックより

前糖尿病の状態を見つけるのにHbA1cも空腹時血糖も意味がないと報告されました。イギリスからの報告です。日本では特定検診で、前糖尿病の状態を探していますが、意味ないとわかったのです。

前糖尿病とは将来2型糖尿病になるリスクが高い人のことです。リスクが高い人を早めに見つけて、食生活の指導をすることで、糖尿病になってしまうことを阻止しようとするものです。

ところが、イギリスの基準で、ピックアップした人に耐糖能の評価をしたら、半数近くが正常だったというのです。糖尿病になりにくい人に生活指導をしていたということになります。

糖尿病になりやすいかどうかは、糖負荷試験をするしかないとずっと主張してきたのですが、それがあってたということになりますね。一回の採血で済まそうとするから、間違いが起きるのですよ。

風邪をこじらせたのかなと思ったのですが

Posted on: 木曜日, 2月 2nd, 2017 in: クリニックより

時々出る咳程度で、熱も出ない状況だったのですが、その後、症状は治ってきたのにからだだけしんどい日が続いて、たちの悪い風邪を引いたのかなと思っていました。

でも、よく考えるとインプラント周囲炎で抗生物質を飲んだことが発端かなと気がつきました。インプラント周囲炎はストレスがかかると起きます。いつもは、点滴を受けるのですが、タイミングが悪くて、内服したのです。

抗生物質で腸内細菌が悪玉に変わって、それが体調の悪さにつながったのではないかと思いました。影響は1週間近く続いて、野菜をしっかり取ることで、徐々に回復しました。

点滴で抗生物質を使っても、腸内細菌に悪影響するといわれていますが、内服ではてきめんですね。逆流性食道炎の薬でも、腸内環境が悪化したことがあり、気をつけないとならないなって思います。

医療関係向けの精神科医による講演会

Posted on: 水曜日, 2月 1st, 2017 in: クリニックより

医療関係向けの精神科医による講演会の案内を見ました。モンスター患者への対応などを話されるようです。興味はありますが、診療時間とかぶっているので、行くことができません。

講演内容の中に、こころない予約キャンセルについての対策もあったので、どこの医療機関でも困っているんだと思いました。そういうことをされるから、予約ではなくて並ばせている病院も多いのでしょう。

完全予約制にすると、得られる診療報酬に限界があり、クリニックの運営も難しくなります。予約無しで診療受付すれば、患者さんは並ぶことになりますが、医療機関の採算は合います。

病院へ行ったら一日仕事になるって良く聞きますが、そうさせてしまったのは患者側かもしれません。日本の保険診療は海外の人に言わせるとディスカウントだそうです。安かろう悪かろうが現実でしょうね。

モンゴルの定年は45歳だそうです

Posted on: 火曜日, 1月 31st, 2017 in: クリニックより

その話を聞いて、いいなって思いました。私なんて、とうに定年退職で、老後の優雅な生活になってるはずって思っていたのですが。。。。。

実は平均寿命が65歳だそうです。それで、定年が45歳なら納得です。私がモンゴル人なら、残り10年の余生を過ごしているって感じですかね。。。

モンゴル人の平均寿命が短いのにはわけがあるそうです。お肉中心の生活で、年配になっても若いときと同じ量を食べるそうです。そのために、糖尿病も多いようです。

モンゴルには行った事がありませんが、パウダースノーのスキー場もあるようなので、一度行ってみたいと思います。でも、スキー場はマイナス30度だそうです。。。。

1度の食事で噛む回数が減ってきているそうです

Posted on: 月曜日, 1月 30th, 2017 in: クリニックより

1度の食事で噛む回数は江戸時代と戦前は同じ1400回程度なのに、現在は620回まで減っているそうです。減っているとは思っていましたが、戦前と江戸時代が同じだということに驚きました。

食事にかける時間もそうです。戦前と江戸時代は22分なのに現在は11分だそうです。食事も医療も昭和初期に戻そうと言い出して長く経ちますが、こんなデータも裏づけになっていたとは驚きでした。

もっと昔、鎌倉時代は2500回で29分、弥生時代は4000回で51分だったそうです。弥生時代のほうが優雅な食事だったと思いきや、噛み切りにくい肉などを食べていたからなのでしょう。

食事は時間をかけてゆっくり食べましょうといわれますが、時間はかけてもしっかりかんで食べないと意味がないわけですね。情報は、ご近所の歯医者さんの張り紙から頂きました。

アメリカでは認知症が減少してきているそうです

Posted on: 日曜日, 1月 29th, 2017 in: クリニックより

日本では、日々認知症が増えています。施設の往診に行くと、びっくりするぐらい認知症の方がいます。認知症は進んでいく過程で、暴言を吐いたり暴力をふるったりする時期があります。

昨日まで、にこにこしていたお年寄りが突然、烈火のごとく怒り、暴言を吐きまくる姿を見ると本当にびっくりします。家族介護が破たんするわけがよくわかります。

暴言や暴力は精神科の先生に診ていただいて、薬で調整していただくしか方法がありません。家族がそばにいないとさみしいのかなとも思いますが、そうでもないようです。

アメリカの認知症が減っている理由はまだわかりませんが、早く研究が進んでほしいと思います。

医師のローテーションにより患者の安全性が低下するそうです

Posted on: 土曜日, 1月 28th, 2017 in: クリニックより

アメリカの報告ですが、医療チームが交代すると患者さんが悪くなるそうです。中堅クラスのチーム同士で交代した場合、あまり問題はないのですが、若い医師のチーム同士の交代が危険だそうです。

理由として、細部まで申し送りができていないのじゃないかと書かれてありました。日本でも、主治医が交代することがきっかけで患者さんの容態が悪くなることはよく見かけます。

理由として、交代直後は医者が患者さんの状況を細かく把握できていないからだと思います。あるいは、なじんでいた主治医に患者さんの情が移っているからかもしれません。

しかし、大きな病院では医者はどんどん入れ替わります。公的な病院は同じ医者を長く置かない主義なんだと思います。主治医が変わったから病院から足が遠のいたって話もよく聞きます。問題あると思いますよ。

立ち上がる時の心拍数の変化が高齢者の死亡リスクに関係

Posted on: 金曜日, 1月 27th, 2017 in: クリニックより

立ち上がる時に心拍数は増えるのですが、それがすぐに回復する人はいいのですが、回復するのに時間がかかる人は4年以内に死亡する確率が高いそうです。

この記事を見て、なんとなく納得ができました。急に立ち上がったことがきっかけとなり心臓の発作を起こすことがあるからです。立ち上げるという行為がいかにからだに負担があるかってことです。

もともと4つ足で歩いていた人間が2本の足で立つようになり、何が大変かって心臓が一番大変になりました。一番大事な脳まで血液を届けないとならないので、かなり力強く動かないとならなくなったと思います。

心臓から遠くなった足からも血液を回収しないとならないし、大変だと思います。横になった状態から立ち上がる時は、いったんしゃがんだ状態を作ってから、立ち上がったほうが心臓には優しいと思います。

食に関するいろんな情報。。。

Posted on: 木曜日, 1月 26th, 2017 in: クリニックより

食に関するいろんな情報はみな興味があるものです。最近見かけたものは、”毎日少量のアルコール摂取で脳卒中の危険が減る”とか”納豆が心臓血管系の病気の予防になる”

”日本食が認知症の予防になる” ”炭水化物の制限でインスリンの効きがよくなる(インスリン抵抗性が改善する)”などなど。。。なんとなく今までに見たことがあるような内容でした。

何でもほどほどがいいわけで、からだにいいと聞いたからと大量に摂取するとよくないんです。どの程度の量がいいのかも問題になりますが、そこまで詳しく調べたデータはあまり見かけません。

要は、おいしいものをおいしくいただけば、からだにいいんだと思います。おいしくないのに、無理して摂取すれば、どんなにいい成分であっても体が吸収してくれないと思いますよ。

諦めることも大事だと思います

Posted on: 水曜日, 1月 25th, 2017 in: クリニックより

諦めないで努力を続けるのは大事なことです。目標を設定しないと努力しないからです。でも、目標に追われて何が大事か見失うこともあります。

諦めないで達成できたこともありましたが、勇気を出して諦めたこともあります。目標を設定しなおすことで諦めたことがネガティブにならないようにしています。

大事なことは自分がどう納得できるかなんだと思います。背伸びせず、身の丈のことをこなしていくことが大事なんだと思います。

ぼちぼち、自分がどういう人間なのかを知らないといけない年なんだと思います。