高血糖と低血糖のひらいクリニック

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ひらいクリニック

   外科OGTT脂質異常症甲状腺消化器総合診療科

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糖尿病の薬に免疫力を上げるものがあるそうです

Posted on: 火曜日, 2月 24th, 2015 in: クリニックより

糖尿病で古くからある薬にがんに対する免疫力を上げる効果があるそうです。メトホルミンという薬で一旦すたれていたのが、最近再び使われるようになったものです。古い薬だったので、薬価が安かったのですが、改めて効果が確認できたとのことで、薬価が上がったというおかしなことになっている薬です。

それでも、免疫療法の薬に比べたら格段に安いので、がんに効果があるとすれば、朗報になります。メトホルミンという薬は低血糖を起こさないし、体重も減るので、糖尿病治療にも理想的です。

日本ではまだあまり使われていないようですが、アメリカでは第1選択薬になっているようなので、がんに効果があるかどうかはアメリカでデータが出ると思います。

いろんな作用を持っている薬で、まだすべては解明されていないので、今後の研究に期待が持てます。

SGLT2の効果評価

Posted on: 月曜日, 2月 23rd, 2015 in: クリニックより

私自身の半年の結果が出ました。体重は0.4Kg 減り、体脂肪は2.1Kg 減りました。筋肉量は1.1Kg増えました。3ヶ月目のデータと比べると、体重は0.4Kg 増えたので、0.8Kg まで減ってから増えたことになります。

後半の3ヶ月の間に年末年始があって、スノーボードは通算10日間滑りました。旅行という状況だったので、食べている量も普段より多かったと思います。

前半の3ヶ月は運動らしいものはしていなくて、病院で階段昇降するぐらいでしたが、筋肉量は0.4Kg増えていました。そのあとのスノーボードで0.7kg増えたことになります。

体脂肪は前半でも後半でも減って前半で1.3Kg 、後半で0.8Kg でした。他の方のデータを見ていると、冬場は体脂肪は増える傾向にあるようなので、夏場にデータを取ればもっと違ったものになったかも知れません。

とりあえず、3ヶ月でリバウンドがないかを調べますが、スノーボードもあと1日しかできないので、何か運動を考えないとなりませんね。

ロボット手術が普及し始めているようです

Posted on: 日曜日, 2月 22nd, 2015 in: クリニックより

腹腔鏡の手術をロボットを使ってするロボット手術の機械の導入がすでに200台あるそうです。遠隔操作でやるようですが、腹腔鏡手術より自由に器具の操作が出来るようです。

認定医制にしていくようです。使い方講習会もメーカーがやっているようでぜひ参加してみたいと思いました。でも、ほとんどが泌尿器か分野らしく、前立腺肥大が中心だそうです。

前立腺肥大の手術は、もともと尿道に太いカメラを通して器具で削っていくやり方だったので、腹腔鏡になったら男性たちは喜ぶと思います。

しかし、開腹手術しかなかった時代に技術を教わった外科医としては、開腹したことがない先生にちゃんとした手術が出来るのかどうか疑問に感じます。

まゆげが薄くなった人に朗報

Posted on: 土曜日, 2月 21st, 2015 in: クリニックより

まつげを伸ばす薬を、まゆげに塗ってみました。毎日塗っていると気がつかなかったのですが、眉毛が濃くなってきたようです。すたっふが、私のまゆげの写真を撮っていたのですが、明らかに増えたそうです。

まつげの薬が、まゆげにも効くだろうということは想像できていたので、立証できたってことですね。頭皮とまゆげやまつげは違うようです。頭皮には効かないと思います。理由は、抗がん剤治療で、頭皮は薄くなっても、眉毛は変わらないからです。

年配になると、まゆげが薄くなってきて、人によっては眉毛の入れ墨を入れるそうです。そんなことしなくても、塗り薬でよくなりますよって教えてあげたいです。

まつげについては、スタッフが一人試してみて、明らかに増えて長くなってきたそうです。自費になりますが、是非使ってみてください。

焼き魚が食事療法に良い効果

Posted on: 金曜日, 2月 20th, 2015 in: クリニックより

焼き魚と言っても、切り身じゃなくて、一匹のものを食事に取り入れると、魚の身を骨から外すのに時間がかかり、食事時間が長くなります。ゆっくり食べるという意味では、とてもいいことです。

最近は、スーパーに魚屋さんが入っているところがあり、おいしい焼き魚を提供してくれます。私も、2カ所見つけています。新鮮な魚を焼いているのでとてもおいしいのです。

家で焼くとにおいが染みつくので、焼いたものを買ってくるようになり、買ってきてから電子レンジにかけても結構におうので、常温のまま食べるようになりました。あたためると身が骨から外れやすいと思いますが、常温なので、外すのがかなり難儀です。

時間がかかることは逆にいいことだと思って、最近は毎日焼き魚と格闘しています。日本人に合う蛋白源は肉より魚ですから、是非試してほしいと思います。骨を抜いた魚も売られていますが、楽したら健康を害しますよ。

地域別患者数を調べてみました

Posted on: 木曜日, 2月 19th, 2015 in: クリニックより

大阪府が2500名程度で大阪府以外の近畿圏から480名程度が受診してくださいました。近畿圏以外の地域からも40名が受診してくださいました。意外だったのは兵庫県と奈良県が多かったことです。

兵庫県は尼崎などが比較的大阪に近いからかもしれません。奈良に関しては交通の便が大阪に来るほうがいいと聞いたことがあります。京都が意外と少なかったことは、京都にはいい医者が多いからでしょう。京大がありますものね。

厚労省が考える地域医療と、私が考える地域医療は最初から異なりました。地域というものは、交通手段が発達した現在では違うと思います。厚労省が考える地域は、歩いて通える場所だと思います。

高齢者にとってはそのほうがいいと思いますが、最近は高齢になったらすぐに施設に入れられて往診を受けることになり、地域に高齢者は居なくなってしまっていると思います。

私が一番支援したいのは働く世代です。仕事が休めないから病院には行けないなんて言ってるから、高齢になって病気だらけになってしまうんだと思います。

私が考える地域医療は、日本全国です。日本で生まれた人は、たとえ他国に移住しても、支援していきたいと考えています。ネットがあるから、そういったことも可能な時代です。

心不全で胸水がたまっていると思いきや。。。。

Posted on: 水曜日, 2月 18th, 2015 in: クリニックより

施設から容態が悪くなった患者さんが良く送られてきます。肺炎が多いのですが、心不全や尿路感染症も多いです。呼吸状態が悪くなって送られてきた患者さんを心不全だろうと予測しました。

実際、胸部のレントゲンで心臓は拡大していたのですが、典型的なバタフライシャドウはありませんでした。胸水もなく、かわりに腹水と両下肢のひどい浮腫がありました。

心エコーでは右心房に負荷がかかっているようで、どうも静脈系が停滞しているような感じです。治療としては、普通の心不全と同様に利尿薬で水分を外に出してやるのですが、こんなこともあるんだと思いました。

心不全の悪化は喘息発作のように思われがちで、肺炎と間違われることもあります。ただ、聴診すると肺炎の音とはどこと無く違うのです。聴診は苦手なので、うまく表現できないのですが、どこかが違うんですよ。

スノーボードの大会に出る準備を始めます

Posted on: 火曜日, 2月 17th, 2015 in: クリニックより

といっても、今シーズンはほぼ終了なので、来シーズンですね。まずは、大会向けのキャンプに参加しなければならないでしょう。技術戦よりタイムトライアルに向いているようなので、ポールの練習が必要だと思います。

日帰りでキャンプを実施しているスキー場もありますが、関西からは日帰りできないし、平日のようなので休みもとらないとなりません。来シーズンにはイントラの実技講習も受けに行かないとならないので、忙しいです。

フリースタイルの練習をしてみたところ、案外うまいらしく先生からB級インストラクターを狙えるといわれました。でも、再び検定に合わせた生活をするのもいやなので、将来の課題にすることにします。

アルパインの板はすでに大阪に戻ってきました。フリースタイルならブーツだけ持っていけばレンタルが出来るので、どこにでも行けます。アルパインはそういうわけに行かないので、冬の間、いろんな宿に転々と移動していたのです。

今年は、早めにご苦労様でしたということにして、大阪に戻ってきたわけです。なんとなく、家族が戻ってきたような安心感がありますね。

グラトリの練習をしてきました

Posted on: 月曜日, 2月 16th, 2015 in: クリニックより

スノーボードの練習で、グランドトリックというものを練習してみました。グラトリと言われて、意味がわからず、グラコロなんて思っちゃったのですが、グラコロだとグラタンコロッケですよね。

グランドトリックとは回転したり、逆向きに滑ったりすることだそうです。逆向きにすべることはスイッチというそうです。フリースタイルの板なら簡単に出来ると思ったら、そうでもなかったです。

ビンディングが板の中心についているわけではないので、まずは板の中心に重心を移さないとなりません。そうしないとスイッチも回転も出来ないのです。

あたふたしながら、なんとなく出来るようになり、最後にはくるくる6回ぐらい回って、目も回ってしまいました。半日、そんな練習をしていたので、体は冷えてきて運動したという感覚もなかったのですが。。。

午後から、アルパインボードに履き替えて滑り出すと、板の吸い付きのいいこと!!雪にがっしり食い込むようになったのです。実は、グラトリでバランス感覚を磨いたようです。

微妙なバランス感覚が身についた結果、板の操作も細かく調整できるようになったわけです。何事も無駄では無かったということですね。

アメリカでインスリンの吸入薬の認可が出たようです

Posted on: 日曜日, 2月 15th, 2015 in: クリニックより

インスリンでも、食事ごとに打つ短時間作用型のものだけですが、吸入すればいいものが出たようです。注射を打つより早く効くそうですし、何より強化型インスリン療法をされている方には注射の回数が4回から1回に減るのがいいと思います。

もともと、緊急の場合でルート確保が出来ないとき、挿管チューブから注射薬を投与することがあります。粘膜吸収されるので、点滴が使えない場合の手段としてはいい方法です。

インスリンは注射薬そのものを吸入するのではなくて、粘膜吸収されやすいように加工されたもののようです。肺の病気を持っている人には使えないようですが、それ以外の方には朗報でしょう。

まだ、日本ではいつ認可されるかわかりませんが、早く入ってくるといいなって思います。