高血糖と低血糖のひらいクリニック

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ひらいクリニック

   外科OGTT脂質異常症甲状腺消化器総合診療科

新型コロナウイルスについて(パート2)

Posted on: 火曜日, 5月 26th, 2020 in: クリニックより

新型コロナウイルスに感染しても症状がない人が移すのじゃないかと不安ですよね。確かに、感染力は発症の2-3日前から始まり、発症0.7日前に最も感染力が高まるそうです。他の感染症は、症状が出てから感染力が生じるので、症状が出る前に感染力が出るCOVID19は難儀ですね。

でも、感染した人の8割は人への感染を起こさないようです。感染者を拡大しているのは一部の無症状の感染者であって、その人が閉鎖空間で、大声を出すなど飛沫を起こさなければクラスター感染も起きていないのだと思います。閉鎖空間の次に家族内感染が多く、7-10%だそうです。怖いのは、高齢者が生活している施設や、病院などで建物内感染が生じるとクルーズ船と同様に広まりやすいだろうと考えられていることです。

施設や病院内、家族内感染が多いのはクルーズ船の調査から、飛沫したウイルスを手に付けて、あちこち触れたためにそこに触れた他の人がウイルスが付いている手を顔に持っていき、口や目の粘膜から感染したのではないかと考えられています。空気内感染はないことがわかっているので、密室でもソーシャルディスタンスをとるか、マスクをして触れたところはアルコール消毒すれば感染することはないのかもしれません。

クルーズ船の調査ではトイレ周辺にもウイルスが多く見つかっており、排泄物からウイルスが出ている可能性も高いのですが、シューズカバーは必要ないと言われています。理由は、”靴の裏をなめる人はいないだろう”と言うことです。なるほど!!

新型コロナウイルスについて(パート1)

Posted on: 月曜日, 5月 25th, 2020 in: クリニックより

新型コロナウイルスとは、7種類目のコロナウイルスだそうです。コロナウイルスは風邪の原因になるものが4種類、それにSARSとMARSが追加され、6種類になり、今回、SARS-CoV2と命名されたコロナウイルスで、7種類目だそうです。コロナというのは王冠という意味で、ウイルスがトゲトゲしていることからつけられている名前です。COVID19というのはSARS-CoV2による感染症の事を刺すそうです。

ウイルスの型はS型、L型などがあるようで、欧米には中国からL型が伝わったのではないか、日本は中国からのルートを閉鎖したので、S型が多かったので、重症が少なかったのではないかと言われているようです。さらに、ABCDという系統もあり、どちらかと言えばB系統で、βコロナウイルス属であることから、コウモリから移ったのではないかと言われているようです。

これらの情報は、獣医学部の先生が描かれているサイトから勉強させていただきました。なぜ、獣医学部かと思ったのですが、インフルエンザもそうですが、最初は動物から人にうつって人から人へ移っていく間に変異していくわけで、起源は野生動物だからだと思います。

”コロナウイルスL型S型”で検索されると出てくると思います。リンクさせていいか同意を取っていないので、検索方法だけ紹介します。

4月の点数改定について今頃勉強しています

Posted on: 日曜日, 5月 24th, 2020 in: クリニックより

今年の4月に保険点数の改定があったのですが、当時は臨床に戻ったところで、点数改定に関して全く勉強する余裕はありませんでした。今回、夏にORCAのインストラクターの試験を受けるために保険点数の改定の勉強を始めました。知り合いから、講習会の資料ももらって目を通していましたが、YouTubeで令和2年度診療報酬改定内容説明というものが見られることも知って、自宅で見ていました。

自宅で講習が見られる利点は、事由に休憩が取れることだと思いますが、聞きながら意識が遠のいてしまったのは、現場で講習を受けたときと同様でした。その場合、後から見直すことが出来るので、ありがたいのですが。。。結局、興味ない内容はどこで受けても寝てしまうんだなと思いました。

資料を見ても、講義を受けてもわからない内容はたくさんあります。ところが、それを気軽に聞ける相手がバイト先にいたのです。今月いっぱいまでしか勤務しないので、慌てて勉強して、質問したい内容をまとめないとなりません。持つべきものは、知識を持った友人ってことですね。

喫煙と糖尿病の関係

Posted on: 土曜日, 5月 23rd, 2020 in: クリニックより

喫煙の本数が多いほど糖尿病のリスクが高いという結果が出ているようです。受動喫煙でも糖尿病のリスクが上昇するそうです。私は、喫煙者が無理に禁煙することで、食欲が増えて体重増加して糖尿病になった人を何人か見てきたので、疑問に感じます。

喫煙の本数の多さと糖尿病が関連することは何が原因だと予測されているのでしょうか?お酒をよく飲む人が喫煙の本数が多いことは予測できます。喫煙者に酒飲みが多いことも予測されることなので、リスクファクターとしては別扱いされず、同じリスクと判断されます。

ヘビースモーカーはヘビードリンカーというイメージなので、甘いものは好まないと思います。ただ、揚げ物をあてにしてお酒を飲んでいるなら、糖尿病のリスクが高くなるかもしれません。受動喫煙でも糖尿病のリスクが上がることに関しては、非喫煙者が甘いものが好きな傾向にあるからじゃないでしょうか?

受動喫煙が肺がんのリスクになるのであれば、夜の接客の仕事をしている方々に肺がんが多いのでしょうか?狭い店の中で、かなり受動喫煙していると思うのですが。。。そんな統計を取ってくれる人はいないのでしょうね。

 

銭湯が再開しました

Posted on: 金曜日, 5月 22nd, 2020 in: クリニックより

よく行ってた銭湯が新型コロナの影響で、休業していたのですが、対策をしたうえで、再開したようで行ってきました。休業されている間、別の銭湯に行っていたのですが、そちらは浴室も脱衣場も広いので営業を継続されていたのだと思います。よく行ってた銭湯は少し狭いので、休まれていたと思います。

白山の絵が脱衣場に書かれていて、その絵の写真が欲しいのですが、銭湯では写真を撮っておられないのです。それで、営業時間前に伺うことにしています。銭湯では撮影禁止なので、営業時間外しか難しいのです。

別の場所で、外国の方の入れ墨に対応されている銭湯も見つけています。もともと、日本の伝統的な入れ墨に対して入浴は許可できないというものだったと思うのですが、その影響で、タトゥーを入れているニュージーランドの友人を連れていける場所がありませんでした。温泉に入れたいと思って、白山の知り合いの旅館まで連れて行って、貸し切り状態で初めて入れることが出来たんです。

まだ、コロナの影響が続くだろうから、ニュージーランドの友人がいつ来るかわかりませんが、次回はぜひ、銭湯に連れて行きたいと思っています。なお、銭湯は地元の人が行く場所なので、私が行っている銭湯も秘密です。遠方からの人が来て混雑するのは嫌だからです。でも、銭湯のある街にぜひ住んでみてほしいと思っています。

地域包括診療に関して医療機関の連携が認められたようです

Posted on: 木曜日, 5月 21st, 2020 in: クリニックより

地域包括診療とは計画往診などの事ですが、春の改正までは時間外も担当する診療所で対応しなければなりませんでした。これでは、医者は旅行にも行けません。常勤が1名と非常勤の時間を足したら常勤と同じ時間数の場合、常勤と換算されて、常勤換算2名となり、地域包括診療所になれるのです。なので、医者は一人ではありませんが、通常、非常勤は診察日だけの対応にとどまります。

常勤がすべての患者を把握して、時間外もすべて対応するとなると大変です。それで、非常勤に時間外もやらせるという診療所が増え、契約と違うともめることも多いようです。私も、非常勤なのに、常勤同様に使われるのに、給料は時給、自宅で待機の時間も換算されず、旅行に行くと言っても急変したと電話がある。。。。。というとんでもない生活をしていた時期もありました。

4月の改正で、複数の医療機関で時間外を当番制にできるようになったようです。それなら、今までのように非常勤に無理をさせることも無くなったのかなあと思います。ところが、最近、非常勤の仕事で面接に行ったところは主治医制なので、夜中の1時まで対応してもらうと言ってました。あり得ませんよ。翌日のバイト先と患者さんに迷惑をかけてはいけないので、お断りしましたけどね。

休みの日に何をしましたか?

Posted on: 水曜日, 5月 20th, 2020 in: クリニックより

GWもなるべく自宅にいましょうと報道されていましたが、何をして過ごされましたか?私は、音楽の整理をしていました。以前なら、発酵機とオーブンがあったので、パンやケーキを焼いていたと思いますが、今は持っていないので、何をして過ごそうか悩みました。餃子を作ってみたり、料理はいろいろしてみましたが、それだけでは時間がつぶせません。

大掃除も1日程度しかかからなかったし、こんな機会なので、今までにできなかったことをしようと思いました。昔、持っているカセットテープやCD、MDなど音楽の媒体はすべてデータ化していました。でも、古いCDなどは曲名などのデジタルデータがありませんでした。それで、ジャケットの写真から曲名とアーティスト名を入力していったのですが。。。。

モータウンの頃のものはアーティスト名もカタカナで書かれており、実際に知らないものが多かったので、ネットで調べました。そしたら、有名な人ばかりだったのでしょう、すべて見つかりました。すごいなあって思いました。こうやって、亡くなった後も名前も写真も音楽も残っていくのはすごいことですね。自分のことは亡くなった後、消えてしまうのだろうなあって思いながら、整理は終わりましたよ。

不審な電話に注意できますか?

Posted on: 月曜日, 5月 18th, 2020 in: クリニックより

報道で、”不審な電話には注意してください”と流れていますが、不審だとわかればだれでも注意できると思います。”電話は取らないでください”と言うことが正しいと思います。家族とのやり取りはショートメールにするとか、電話を使わなくていい環境にすれば詐欺に引っかからないと思います。

同様に、医療の現場では”低血糖を起こす人には運転させないでください”と言われます。低血糖の多くは”無自覚”なので、本人からの申告もないし、医者は目の前で低血糖を起こさない限り気が付きません。先日も、インスリン注射している方が、”低血糖は起こしたことがない”とおっしゃってましたが、信用していません。本人が知らないだけかもしれませんから。

おかしな注意喚起って、世の中にたくさんあると思います。なぜ、そんな注意喚起が出てくるかと言えば、体験者じゃないということと、他人事で済ましているからだと思います。本当に当事者の立場に立って親身に考えれば、わかるはずの事です。

消毒用アルコールについて初めて知りました

Posted on: 土曜日, 5月 16th, 2020 in: クリニックより

消毒用アルコールはエタノールを70%に薄めないと100%では効果がないようです。昔は60%ぐらいで使ってたと思いますが、それではウイルスに効かないからと70%に変わったと思います。薄めるとしたら、精製水になります。薬局で売ってます。水でもいいと思いますが、ちゃんとしようと思ったら精製水を使うべきでしょう。

イソプロパノールも消毒薬だと思っていたら、おもに、エタノールに混ぜて、酒税がかからないようにする目的で使われていました。イソプロパノールもそのままで消毒薬になるようですが、ウイルスには効果がなくて、毒性が強く、脂を落としてしまうので、手があれるようです。

消毒用アルコール綿の成分を見てみると、エタノール83ml イソプロパノール3.7ml 精製水適宜となっており、エタノールは何パーセントなんだろうと疑問に思いました。

手術に使うイソジンは乾かないと消毒効果が出ないことは以前より知っていましたが、一番身近な消毒用アルコールに関しては知らないことが多かったようです。

なお、イソジンはその昔、乾く前にハイポアルコールで色を透明にしていました。今考えると、消毒効果が出る前に、消毒効果を消していたようで、そんな環境で、手術をしていたとは。。。抗生物質の進歩がばかな医者をサポートしてくれていたんですね。

電子カルテの打ちすぎで五十肩になりました

Posted on: 木曜日, 5月 14th, 2020 in: クリニックより

両肩、特に右の肩の三角筋の上腕骨付着部に痛みがあり、動かし方によっては激痛が走ります。整形外科で見てもらったのですが、診断としては50肩でシップぐらいしかないとのことです。MRIを勧められましたが、取ったところで、治療方針は変わらないから、遠慮させていただきました。

原因はわかっています。電子カルテで、過去のカルテの記事を探すのに、マウスでスクロールを繰り返し、別の日を見ようと思ったら、その日をクリックしてまたスクロール。それを何日も前まで調べて、過去の経過を把握してから患者さんと会うからです。

患者さんはカルテを見ればすべてわかると思っておられますが、さっと見ただけでは、何もわかりません。経過を書いてくれているドクターもいますが、その経過が詳しすぎて把握できない場合もあります。紙カルテでも、過去にずっとくって行かないと薬がわからない場合もあります。

カルテには何も書かれていないと思ってもらうほうがいいと思います。自分の病気は自分で記録して残してください。それが一番確実です。カルテは5年間しか保管の義務がありませんので。

肩が痛いので、ブログも少し休憩するかもしれません。