高血糖と低血糖のひらいクリニック

アクセス
内科/外科/糖尿病・内分泌内科/消化器内科/肛門内科/形成外科/ (予約優先) ひらいクリニック 大阪市中央区南船場3-2-6 大阪農林会館 B-1号室 TEL06-6125-5350 FAX06-6125-5351

ひらいクリニック

   外科OGTT脂質異常症甲状腺消化器総合診療科

Home >> 6月, 2016

香川県の子供はメタボリックシンドロームだそうです

Posted on: 月曜日, 6月 20th, 2016 in: クリニックより

香川県の小学生の1割に大人と同じような血液検査の異常があるそうです。原因は讃岐うどんだろうといわれています。小学生の血液検査って聞いたことがないので、びっくりしました。

うどんは、しょっちゅう食べると糖尿病になりやすいので、香川県でそういったことが起こってても不思議ではありません。でも、田舎なのにって思います。

都会に住む子供は、塾で遅くなってもコンビニで簡単に食べ物をてに入れるし、ファーストフードも何時でも買えるので、メタボリックになりやすいと思っていました。

でも、田舎だと、そんな環境がないからなりにくいと思っていたのですが、車での移動がほとんどのようで、運動という意味では都会より不利なのかもしれません。

都会は、案外と歩かないとなりません。車で行っても、駐車場がやたらでかくて、ショッピングモールまで行くのも大変です。マンションでも駐車場から荷物を運んで。。。案外、動いているんですよ。

赤ワインが健康に良い訳ではないようです

Posted on: 日曜日, 6月 19th, 2016 in: クリニックより

赤ワインのポリフェノールが動脈硬化にいいのかを検証した人が居るそうです。結果は赤ワインとは関係がないということだったそうです。

それどころか、赤ワインをあまりたくさん飲んでいなかった人のほうが心疾患になっていなかったそうで、飲みすぎは良くないだろうと書かれていました。

心疾患の少ない地域だが、赤ワインのおかげではなくて、魚介類と野菜とバランスのいい食事が動脈硬化に効いているだけだと結論をだしたようです。

ひとつの食品で、何かの予防になるわけではなくて、附随する食べ物が影響するということは前から言っていますが。赤ワインを飲むのに合うような食事がいいのでしょうね。

どちらにせよ、体に良いから飲むのではなくて、おいしいから飲むようにした方がいいと思いますよ。そのほうが、健康で居られると思います。

糖尿病による心臓病の特徴

Posted on: 土曜日, 6月 18th, 2016 in: クリニックより

糖尿病の人が心臓病になると、心臓を栄養する血管の複数が同時にやられたり、一番重要な部分がやられたり、狭くなっている範囲が長かったりと難儀な状況だそうです。

狭心症や心筋梗塞に関してはPCIという技術が進歩しているのですが、難儀な状況なので、十分な治療ができなかったり再発しやすかったりするわけです。

もっと難儀なことは、糖尿病による神経障害のために、心臓の痛みを感じぬくいようで、かなりすすんでからしか症状が出ないようです。

これらの予防のためには、LDLを120未満にしておいたほうがいいのですが、糖尿病の方は血糖値ばかりを気にするので、糖質を控えて相対的に脂質が増えて、LDL上がる羽目になります。

部分的なことを気にかけるより、バランスのいい食事を心がけて、魚をたくさん食べるのが良いってことですね。適度な運動も重要です。

男性ホルモンの分泌低下が糖尿病を引き起こしているそうです

Posted on: 金曜日, 6月 17th, 2016 in: クリニックより

男性糖尿病と男性ホルモンの関係が論じられるようになりました。男性ホルモンが低下すると皮下脂肪が貯まりやすくなって筋肉も減るようです。

男性ホルモンを補充すると皮下脂肪が減って、筋肉が増えるそうです。なんとなく、イメージできます。動物実験でも、実証されているようです。

では、なぜそんなことに気がついたのか。。。どうも、男性更年期の治療で男性ホルモンの補充をしていると糖尿病も良くなってくるからでしょう。

あくまで、減っている人に補充すると効果が出るもので、正常の人に追加しても効果は望めないとのことでしたが。。。でも、どっちが先なんでしょうね。

糖尿病になるような食生活をすれば、精巣にも脂肪が溜まって男性ホルモンも減ってくるように思います。ぽってりおなかのおじさんに、男性ホルモンが満ちているように見えませんもの。

おなかがすっきりするのはどういう時か?

Posted on: 木曜日, 6月 16th, 2016 in: クリニックより

便秘に良いお茶などの広告を良く見かけます。おなかすっきりしたとか、大量に便が出たとか言っていますが、本当かなあって思っていました。

便の量というのは100gから250g程度だそうです。たいした量ではないですよね。便秘したからといって見かけ上の便の量は増えません。水分が抜けていくからです。

では、どっさり出たという表現は、どんな状況でしょうか?おそらく大腸刺激性のもので、水分量の多い便が出たということだと思います。

ところが、下痢に近い状態になるとおなかは張ったままになるはずで、すっきりはしないと思います。ある先生の話ではおなかがすっきりするときは、からだの調節機能が正常のときだそうです。

胃腸の動きは精神的なものも影響するので、調節機能が正常に働くというのはかなり珍しい状態だと思います。たしかに、おなかがすっきりしたと感じる日は少ないですよ。

便をしっかり出そうと思ったら、葉物野菜をしっかり食べることだと思います。

縄文時代の食生活が正しかったようです

Posted on: 水曜日, 6月 15th, 2016 in: クリニックより

縄文時代の食生活が糞石の脂肪酸分析でわかっているそうです。くり、とち、どんぐり、鳥、獣、魚を食べていたそうで、以外にも食物繊維が70gと多量だったそうです。

その後平安時代に白米が中心になり糖尿病が見られるようになったようですが、原因は食物繊維摂取量の低下だったようです。

玄米で食べるほうが健康にいいことは、よく言われていますが、歴史の中ですでにわかっていたんですね。木の実を食べることもいいのかもしれません。

とちの実でできたおみやげを最近買ってきたところなので、選択は良かったんだなと思いました。古くから伝わる食生活を大事にしないとなりませんが、上流階級のまね事は良くないようです。

平安時代の上流階級は肥満者ばかりで、糖尿病の典型的な症状で亡くなったそうですから。

循環器から見た糖尿病の話はとても面白いです

Posted on: 火曜日, 6月 14th, 2016 in: クリニックより

循環器の先生が糖尿病について講演されるものが意外と勉強になるので、行くようにしています。今回も、脂肪酸分画、CGMによる平均血糖値、耐糖能異常(糖尿病予備軍)などいい話でした。

耐糖能異常は糖尿病と同じだとずっと話してきているのですが、一般的には糖尿病予備軍だといって、放置されています。ところが、心臓はどんどん悪くなるんです。

悪玉のコレステロールが下がっていたらいいというわけではなくて、下がっていても食後血糖値が高ければ、どんどん悪化しているのです。

血管の中は破けそうなプラークがあり、危険な状況になっているそうです。この状況は、採血検査ではわかりません。唯一、頚動脈エコーでわかるかなぐらいなんです。

早期発見のために、糖負荷試験を簡単に受けてもらえるように、今段取りを整えています。

歯ブラシの立ての白い汚れの原因がわかりました

Posted on: 月曜日, 6月 13th, 2016 in: クリニックより

歯ブラシを立てている容器に白い汚れが溜まってきて、時々洗っていました。歯磨きを十分に洗っていないのだろうと思って、歯ブラシをしっかり洗うようにしていました。

歯磨きの研磨剤が飲み込むと体に良くないそうで、歯磨きは少量しか使いません。歯ブラシいっぱいに歯磨きを乗せている映像を良く見ますが、あれは良くないんです。

あの映像は歯磨きをたくさん使って買ってほしいメーカーがわざとしているんだと思います。実際は、歯磨きがなくてもブラシするだけでもいいらしいです。

歯ブラシをしっかり洗うようになっても、あまり改善しなかった白いしみですが、あるとき、水じゃないかって気がついたのです。大阪の水にはカルシウムが入っているそうです。

それ以来、歯ブラシの水滴を良く落としてから歯ブラシたてにおくようにしました。そうしたら、しみができなくなったのです。水のほうが原因だったわけです。

体に悪いものが食べたいという話から。。。。

Posted on: 日曜日, 6月 12th, 2016 in: クリニックより

たまにはごっつい体に悪いものが食べたいねという話から、出てきた食べ物は揚げ物類でした。甘いもので話題に出たのはアメリカの派手な色をしたケーキなどです。

普段から食事に気を使っている人は、たまには羽目をはずしていいと思います。でも、いざ体に悪いものを食べようと思っても、何を食べるかが決まりません。

結局、話題に上ったものはファーストフードだったので、それが一番体に悪いと認識されているとわかりました。イメージとしては脂っこくて、しかも悪い脂だということでしょう。

体に悪い食べ物であっても、少量なら問題ないわけで、体にいい食べ物でも大量に食べたのでは意味がありません。何を食べるかではなくて、どれだけ食べるかなのだと思います。

結局その日はポッキーをみんなで分けて食べました。ポッキーの中でも一番カロリーが高そうなものをみんな選びましたが、みんなで分けたので、少量で満足しました。

男性ホルモンが注目されているようです

Posted on: 土曜日, 6月 11th, 2016 in: クリニックより

男性ホルモンは男性更年期のときに検査するぐらいだと思っていましたが、意外といろんな作用があるようです。実は女性でも女性ホルモンより男性ホルモンのほうが多いそうです。

もともと、女性にも男性ホルモンがあることは知られています。にきびや吹き出物もストレスで男性ホルモンが増えたら、皮脂の量が増えるためにできると聞いています。

ところが、それ以外にもたくさんの作用があったそうです。自己主張とか自己実現に重要な役割を果たしているようで、男性ホルモンが少ないと自己主張できなくなるようです。

減少すると健康を害して、糖尿病になったり、うつ病になったりするようです。なくてはならないホルモンですが、まったくなくても生命には影響はないそうです。

遊離テストステロンを測っていたのを総テストステロンのほうがいいだろうと言い出され、まだまだ情報収集の段階のようです。