糖尿病による心臓病の特徴
糖尿病の人が心臓病になると、心臓を栄養する血管の複数が同時にやられたり、一番重要な部分がやられたり、狭くなっている範囲が長かったりと難儀な状況だそうです。
狭心症や心筋梗塞に関してはPCIという技術が進歩しているのですが、難儀な状況なので、十分な治療ができなかったり再発しやすかったりするわけです。
もっと難儀なことは、糖尿病による神経障害のために、心臓の痛みを感じぬくいようで、かなりすすんでからしか症状が出ないようです。
これらの予防のためには、LDLを120未満にしておいたほうがいいのですが、糖尿病の方は血糖値ばかりを気にするので、糖質を控えて相対的に脂質が増えて、LDL上がる羽目になります。
部分的なことを気にかけるより、バランスのいい食事を心がけて、魚をたくさん食べるのが良いってことですね。適度な運動も重要です。