高血糖と低血糖のひらいクリニック

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ひらいクリニック

   外科OGTT脂質異常症甲状腺消化器総合診療科

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かぶってるねこは、100枚ではなかったようです

Posted on: 日曜日, 4月 10th, 2016 in: クリニックより

新しいバイト先には、ねこをかぶって出勤します。内科の女医さんというイメージを持ってもらうためです。でも、数ヶ月も経つといつの間にかねこが脱げてしまっていました。

あわてて、ねこを拾ってかぶるんですが、最近は周りが拾ってかぶせてくれます。”ねこかぶっててね”てな感じです。ところが、ある人に言わせると、私のかぶっているねこは100枚どころではないそうです。100枚脱いでも、まだ100枚あるそうです。

確かにそうかも知れません。看護師は女性がほとんどなので、医局に居たときのように怒れません。医局は50人ぐらいの男性ばかりの社会だったからです。私の取り扱い規約まであったそうです。

女性が医者になる時点で、男と同等です。国家試験に女性優遇はないからです。医師になってからは男以上に働かないと生き残れません。特に、外科の社会では男より優れていても、男を立てないとやっていけません。

そんなこんなで、年々かぶっているねこが増えたのだと思います。ねこの下には虎が居ると言ってましたが、その下に火を吹くドラゴンが居たようで、最近、たまーーーにドラゴンが出てきて火を吹いています。

そんな私でも、スタッフたちは暖かく見守ってくれています。そんな現場が大好きです。

私の名刺は何故か笑いをとってます

Posted on: 土曜日, 4月 9th, 2016 in: クリニックより

バイト先の病院を辞めていく人に、私の名刺を渡しています。普段持ち歩いているのが、患者さんの紹介カードなので、クリニックのHPのアドレスしか書いていません。

とりあえず、それを渡すと、電話番号も書いてないし、メールアドレスも書いてないのにどうやって連絡せいと言うンやって、大笑いになります。あとで、ちゃんとした名刺を持ってくるからと言います。

その後で、クリニックの業務用名刺を渡すと、クリニックの電話番号と私のアドレスは書いていますが、携帯電話の番号は書いていません。携帯電話を教えてと言われ、覚えてないと言ってもう一枚持ってきます。

会社の名刺には携帯電話が書いてあるからです。3枚になってまたまた大笑い。なんで3枚になるねんって感じです。最後に注意点を伝えます。携帯電話がなっても、知らない電話番号には出ないから、電話するってメールしてねと言います。

で、大爆笑になります。。。。私としては当たり前のことなんですが、みんなにはおもしろいようです。名刺だけで、これだけ話題が取れるっておもしろいですね。以前は、5枚ぐらい名刺がありました。それぞれ違う会社とか医療機関のものでしたけどね。。。

嘱託医の準備をしていましたが、延期になりました

Posted on: 金曜日, 4月 8th, 2016 in: クリニックより

コンシェルジェドクターの案がおおよそまとまったのですが、今回の改正でかかりつけ医の話が前面に出たので延期することになりました。

当面は改正による変更点を説明する作業に終われそうです。改正による影響は1-2ヶ月続くと思います。その一方で、市の財団法人から講演依頼が来て、その準備に追われます。

コンシェルジェドクターの提案の中から、延命に関するものだけ抜粋して、始めようということになりました。これは、私がもともと提案しているもので、延命拒否を明確にするものです。

なぜ、こんなことをしようと思ったのか、、、顧問弁護士から常日頃、”延命はしないでほしい”と頼まれてきたからです。彼との約束を守るためには病院勤務を続けないとなりません。

他にも、糖尿病がある身内の方が悪くなったときに見る約束をしている件もあります。ドクターなので、私が主治医になって、治療の決定権はそのドクターにする予定です。

春はいろいろあるようです。バイト先にも新しい先生が来て、仲良くなっています。皆、いろんなことを抱えてここにたどり着いたんだと思います。

わ・け・ぎ が大好きです

Posted on: 木曜日, 4月 7th, 2016 in: クリニックより

わけぎって関西では普通にありますが、関東のほうではあまり知られていないそうです。おまけに今の季節だけの季節野菜だったようです。そんなことは知らずにわけぎを見つけては買っていました。

どこのスーパーにでも置いているわけではないので、わけぎが食べたいと思って探すと見つかりません。生産量が少ないと知り、それでかと思いました。名前の由来は株が分かれて増えるねぎという意味のようです。

でも、それなら、わけねぎとかふえねぎとかわかりやすい名前にしてくれたらよかったのにと思います。実は、私は、わけ儀の話をしようとするとわきがとかわきげと言ってしまう癖があります。

文字を書くと間違わないのに、口で言おうとすると間違えちゃうんです。なので、わけぎの話をするたびに大笑いになってしまいます。たぶん、”わけ”というより”わき”という方がいいやすいんだと思います。

大好きなんですが、話に出せない野菜っておかしくないですか?わたしに、わけぎのことは聞かないでくださいね!

NCDが機能しなくなると思います

Posted on: 水曜日, 4月 6th, 2016 in: クリニックより

NCD(National Clinical Database)は外科学会の専門医の更新の際に必要になったので、施設登録して、医師登録して手術登録を始めました。それまでは、手書きのもので更新できたのですが、年内にネットで登録しないとならなくなったのです。

病名も手術名もコードで入れないとならないので、コードを探すのも大変でした。一例ずつ入力して確定して、大変な手間です。それで、前回の更新の後は事務で毎月やってもらうことにしました。

これがあれば、日本で行われている手術の件数が大方わかるようになるだろうと思って、やっと日本もここまで来たのかと感心していたんです。ところが、突然料金を取るようになりました。

それも、登録症例数が多ければ料金が高くなるというシステム。そういうシステムに変えますと連絡が来たと思ったら、すぐに請求書が来ました。うちは、手術件数が多いので、4-5万取られました。

ばからしくなって、症例数を絞って登録することに変え、今年は2万程度に節約できました。でも、これで日本の手術件数の把握は出来なくなったでしょう。医師一人についていくらとかそういういう料金だったらこんなことにはならなかったと思います。

このシステムを作った人は、手術現場にいない人でしょう。料金を取ればもうけられると考えたんでしょう。実際、一気にばか儲けですわ。専門医の更新に必要だから、私たちは登録を中止することができませんもの。

いいシステムだったのに、つぶしてしまったのは国のほうだと思います。ばかげた話ですわ。。。。

かかりつけ医加算ができるようです

Posted on: 火曜日, 4月 5th, 2016 in: クリニックより

保険の改正でかかりつけ医の加算がつくようになるそうです。まずは、小児科からだそうです。それに合わせて、医師会ではかかりつけ医の認定をするそうです。生涯教育をたくさん受けていて、そのうえで実習を受けたら取れるようです。

かかりつけ医を持つように国が言い始めて何年たつでしょうか?総合診療科なんてのがかかりつけ医に適していると思いますが、世の開業医は消化器内科だとか、糖尿病内科だとか専門に特化しています。

専門に特化するようにさせてきたのに、いまさら何を言い出すのかと思いました。これには裏があると思います。現在、高血圧はA先生、糖尿病はB病院などと複数を受診している人を一ヵ所に集めようとしているのでしょう。

高血圧、糖尿病、高脂血症などがあると、特定疾患指導料が加算できます。ところが、複数の医療機関にかかっていると、複数の特定疾患指導料が加算されているのです。いずれ、それは出来なくなると思っていました。

うちでは、糖尿病で来られていて、高血圧の薬は別のところでもらっているとおっしゃってる方でも、高血圧の薬もこっちで出してくれないかと言ってくださるので、問題ないのですが。。これで、痛い思いをするクリニックはたくさんあると思いますよ。

ビデュリオンが予想外に良い効果を出しています

Posted on: 月曜日, 4月 4th, 2016 in: クリニックより

ビデュリオンはインクレチンの注射薬ですが、週1回タイプです。以前は普通の注射器になっているキットだったので、嫌がる患者さんが多かったのですが、最近改良されて、使いやすくなりました。

それでも、薬液を混ぜるのに80回ぐらい振らないとならないし、針も太い目、薬液も2mlなので自己注射するのは難しいかなと思っていました。しかし、案外問題ないようです。

効果にも疑問を持っていましたが、良い効果が意外と早く出てくることがわかりました。データがそろいしだい、ネットにあげようと思っています。毎日の注射から切り替えた方は、週1回になって気が楽になったとおっしゃいます。

ご高齢の方は、毎週ってもらいに来ますとおっしゃってくださいました。少し遠い方ですが、通うほうがいいそうです。低血糖になることはないし、吐き気などの副作用も少ないので、高齢の方にはいいのです。

結果が出るのに2-3カ月かかるので、まだデータとしてアップできないのですが、早く乗せたいとわくわくしています。

知識バンクという考え方

Posted on: 日曜日, 4月 3rd, 2016 in: クリニックより

私はかなりいろんな知識を持っています。バイトに行くたびにいろんな事を現場に教えています。そういったことはバイト料に含まれていると思っていましたが、バイト料も下がった今、本当にそうだろうかって思います。

人を教えるのに料金を取っている場所が学校です。人に教えたいけど、ただで教えるのはもうやめようと思った今、料金が取れる学校が必要になったのです。

3人集まれば、良い考えも出ます。バイト先の病院では日々それを実感しています。学会は一方通行です。とうの昔に、機能してないと思って参加するのをやめてます。

病院を越えて、症例検討会をすれば良いだけです。その場を作って料金を頂いて、私の知識を振る舞えば良いだけだって思ったのです。でも、医者はそういったことにお金を出しませんからね。。。そこが問題なんですよ。

薬バンクをかんがえていた時期もありました

Posted on: 土曜日, 4月 2nd, 2016 in: クリニックより

高齢者の飲まれなかった薬を動物病院へ持って行きませんかとチラシを作ったことがあります。動物病院では、人間と同じ薬を使っているのですが、信じられないくらい高い値段で出されています。

一瓶たった500円の薬が、5000円。びっくりです。それくらいもらわないとやっていけない動物病院の事情もわかっています。だから、飲まれなかった薬を動物病院へ提供したら、安く分けてくれるだろうと思ったのです。

ペットにかかる医療費は莫大です。人間には医療費はけちられるのに、動物にはケチることなく支払われます。人間の医療をしている側からすると、動物病院はうらやましい限りです。

医療の世界は不条理なことだらけです。相手を選べば、自費で信じられないくらい高額の医療費が支払われています。特に、がん治療はどんどん悪化していると思います。

当事者にしてみれば、そんなことを言っていられないこともわかっていますが、ビジネスにしている側には腹が立って仕方ないです。

フードバンクに賛成です

Posted on: 金曜日, 4月 1st, 2016 in: クリニックより

フードバンクというものが出来ているようです。消費期限が過ぎても食べられるのに、捨てられるようになった今、それで良いのだろうかって思います。

昔は、におったり、少し口に入れたりして食べられるかどうか判断したのに、そうしなくなって人間の感は悪くなったと思います。私は、冷蔵庫の食料はなるべく腐ってしまう前に食べてしまいます。

冷凍できるものは冷凍して、食べきれないものは、職場に持って行って配ります。腐らせてしまったら、作ってくれた人に失礼でしょう。食べ物に困ることもありました。学生の時は特にそうです。

収入別に食の偏りを調べた調査では、収入が少ない家庭ほど炭水化物が多かったそうです。私も、お隣のパン屋さんが売れ残りをくれたので、炭水化物だらけでしたよ。

医学部の学生がそんな思いをしながら勉強していたなんて、誰が想像するでしょうか?でも、実習が始まってバイトが出来なくなるとそんなことになっていたのです。

食べ物は大事にしましょう!余らせるぐらいならフードバンクに送りましょう!