高血糖と低血糖のひらいクリニック

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ひらいクリニック

   外科OGTT脂質異常症甲状腺消化器総合診療科

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入学試験が変るようです

Posted on: 月曜日, 10月 20th, 2014 in: クリニックより

高校の入学試験が少し変ると報道で知りました。私の場合、当時、共通一次と言われた試験が導入されたことで、大きな影響を受けました。医学部受験は中学2年の時に決めて、受験のために公立中学に転入して、公立高校を受けました。

中学の時から、教科を絞って勉強していたので、急に社会や国語が必要になると言われても、時すでに遅し。実際は、勉強しました。でも、元々嫌いな教科だったので、時間がかかる割に全く頭に入ってこなかったのです。

それで、国公立はあきらめました。目標にしていたのは、京大か京都府立医大だったので、大幅な変更ですね。京都に通いたかったのに結果的には大阪の南の方に通う羽目になりました。共通一次が導入されなかったら、人生は変っていたと思います。

どっちが良かったかは、今となってはわかりませんが、変更するなら、数年前に公表してほしかったなって思います。多くの人は進路は中学で決めると思います。頭のいい人は、時期が来てから選択したら良いでしょうけど、頭が良くない人は早めに決めないと間に合わないと思います。

私は、勉強が嫌いで、ちゃんとした理由がないと勉強する気がしなかったので、早くに決める必要があったと思います。小学校の担任には、頭の良い子だから、勉強したら良い成績をとれるんですけどねえって言われていたそうです。

勉強したら、誰でも良い成績がとれるでしょうって、そのときは思っていました。当たり前のことを何でわざわざ言うのかなあって思っていたんですよ。

メールができない職業があるって知ってました?

Posted on: 土曜日, 10月 18th, 2014 in: クリニックより

金融機関です。私が取引しているところだけなのかよく知らないのですが、名刺にはメールアドレスは書かれていません。メールは証拠に残るから制限しているのか理由はわかりませんが、面倒くさいことです。

市役所なども同じかも知れませんね。近畿厚生局は名刺もくれなかったような気がします。メールで連絡できないと仕事にならないので、私は好きではありませんね。電話が取れる人ばかりじゃないですよ。

電話は、相手の都合も考えずに割り込むので、電話するのも嫌いだし、電話がかかってきても居留守を使います。顔を見ないで話をするのは嫌いだからです。でも、電話好きの人はメール送っても返事が電話だったりします。

メールで送っているんだから、メールで返せよって思います。こんなところにも気遣いがないなあと感じます。世の中の連絡手段を電報に戻しても良いのかも知れません。カタカナで書かれた電報の文字もそれなりに味がありましたから。

立体駐車場のプロフェッショナル

Posted on: 金曜日, 10月 17th, 2014 in: クリニックより

立体駐車場にすごい人が居ます。仕事が終わって駐車場に行くと、なんと私の車がすぐ出てくるのです。初めての日は、たまたまかって思いました。駐車場に着いたとたんに扉が開き、私の真っ赤な車が出てきたからです。

そろそろ帰ってくるかなって思って、下ろしておいてくれたんだと言うことはすぐに気づきました。その後、帰る時間がまちまちなのに到着とともに車が出てくる。毎回、笑ってしまいます。

別の日の担当者に、そんなことがあるんですよって話しました。彼も、ぼちぼちかなあって下ろしてくれていたそうです。ところが、一時預かりの人が入っちゃうと、とんでもなく遠くに行ってしまうそうです。

5回のうち、4回は車が出ていることを話すと、それってすごく難しいですと話してくれました。タイミングが良いだけかもしれませんが、車を下ろしておいて、よろこばそうって思ってくれる気持ちがうれしいですね。

人には、気遣いというものが大切だと言うことです。お金にはつながらなくても、気遣いがあれば、将来良いことにつながっていきます。どうすれば相手が気持ちよくなるかっていつも考えることが大事です。

医療の現場はとかく押しつけが多いです。時間に余裕がないことも関係しているからかもしれませんが、それなら余裕を作れば良いんです。ところが、余裕が作れるような設定がされていないことも事実です。

郊外の病院の方が暖かいと良く話をします。病室も広く、個室も多いそうです。それには理由があります。家賃や土地代が診療報酬に考慮されていないからです。都会では、家賃も土地代も高いです。いくら最高の技術を持っていても、立地条件の良い病院はとても狭いのです。病室はたこ部屋状態だし、看護師もぎすぎすしています。

そうなってしまうことに、理由があるから仕方ありません。それでも、患者さんの利便性を考えて、高い土地に病院を構えていると言うことを知ってほしいと思います。

ある有名なコーヒーショップの話を聞きました。場所代で高いそうで、コーヒーの原価は極力抑えているそうです。コーヒーの味がわかる人には、敬遠されているようです。それでも、日本に入ってきて数年以上赤字が続いたのに、がんばって続けていたそうです。今は、儲かっていると思いますが、過去にはそういった大変な時期が合ったと聞きました。

どの業界でも同じなんだなあって思います。認知されるまでは大変です。医者だって、先輩のドクターは開業して5年ぐらいまでは、首をくくらないとなら無いかって何度も思ったと言ってました。医療だけ特別ではありません。みんながんばっているんですよ。

 

 

 

スノーボードスクールの先生になるのは断念しました

Posted on: 木曜日, 10月 16th, 2014 in: クリニックより

イントラの免許を取ったので、どこかのスクールに所属するようにと言われていました。それで、スクールと相談していたのですが、頻繁にゲレンデに行ける環境にはなく、アルペンボードをしているので、フリースタイルを教えられるかという問題もあり、断念しました。

スクールの先生方が、一生懸命に考えてくれたのがうれしかったです。若い先生が多い中で、この年で始めようというのだから無理がありますよね。教える人が若い人ばかりなので、体力も付いていかないでしょう。

それで、シニア相手のスクールでも良いかなあと思いました。年配でもスノーボードを始めてほしいからです。イントラを取る前から、習っていた先生にはイントラと同じことがすでに出来ているよと言われていたので、小学生ぐらいなら教えることが出来ます。

でも、スキーと違って、全くの初心者なら、全体重を支えてあげないとならないので、かなり体力がいる仕事です。ある程度滑れるようになった人しか教えられないと思います。もともと、スクールの制服にあこがれて、先生になりたかったわけで、ちょっと残念ですが、仕方ありませんね。

今までどうり、知合いの子供さんに教えてあげることにとどめましょうって思いました。今年は、封印していたフリースタイルを練習することにしています。アルペンで検定に通るまでは、フリースタイルはやらないと決めていたからです。

フリースタイルで新雪に突っ込んでいくと、サーフィンしているみたいになって楽しいですよ。

膠原病かなと思った症例

Posted on: 水曜日, 10月 15th, 2014 in: クリニックより

いろんな症状が複雑に絡まっていた方がいらっしゃいました。ひとつ、ひとつ紐解くようにほぐしていって、いくつかの病名を探し出しました。ある程度までは解決したものの、薬が効くか効かないかによって最終的に判断した症例があります。

まだ、最終診断は出ていませんが、ステロイドしか効かないというところから、膠原病を考えました。膠原病については、あまり知識がないので専門のところを受診していただくことになりました。

この件は、後輩にも相談していました。何度かのやりとりの後で、後輩の方でも同じような症例に出くわし、膠原病だろうという判断になったと聞きました。あまり多くない病気だと思うので、以外だなあと思いましたが、季節も関係するのかもしれません。

秋になると、夏の疲れからか逆流性食道炎が増えます。のど痛、咳など風邪のような症状が長引いている方は逆流性食道炎かもしれないのです。おそらく、夏にたくさん水分を取ったために、あまり水分を取らなくなり出す秋に胃液が上がってきて症状を起こすのじゃないかと思います。

喘息も悪化します。夏場に全く発作がなかった人に、発作が出だすのは今の時期です。空気の乾燥なども関係があるのかもしれません。糖尿病の悪化も今ぐらいから始まります。食べ物がおいしい時期ですから、ちょっと食べ過ぎるんだと思います。

冬の間は、血圧は上がるし、運動量が減って代謝も悪くなるし、脳疾患や心疾患も増えるので、要注意の時期です。夏以上にしっかりと水分を取ってほしい時期です。些細な症状でも見逃しがないように注意していかないとなりません。

書道教室開催しました

Posted on: 月曜日, 10月 13th, 2014 in: クリニックより

書道教室は、基本的には第2日曜の13時からに固定することにしました。第3日曜の診療前にやっていたのですが、後に診療が控えているとゆっくり書いていられないからです。昨日は、私ともう一人が検定試験の課題を書き上げなければならなかったので、大変でした。

でも、初参加も二人男性が入り、小学校以来の書道を体験されていました。子供は二人いるので、大人だけの募集ですが、体験だけで来てくれると良いですね。日本では義務教育の間は書道を教えますが、高校からは選択かクラブ活動だけになるのか書道を続けてない方が多いです。

私は、はっきりと習った記憶はないのですが、父親が自己流で書を書いていたからか、書を書くと言うことが日常の中に入っています。そのため、検定前になると診察室にも書道の道具を広げっぱなしになるので、患者さんたちはおもしろそうにのぞき込んでいます。

次は無鑑査という試験があるようで、条幅という掛け軸用の文字を書かないとなりません。大量に墨を使って大きな文字を書くのは、結構おもしろいものです。検定の結果がどうなるか少しわくわくしますが、12月までにはわかるでしょう。

日本の伝統がどんどん忘れ去られているので、みんなに思い出してほしいと思っています。

アミノインデックスが徐々に認識されるようになってきました

Posted on: 日曜日, 10月 12th, 2014 in: クリニックより

アミノインデックスは1回の採血だけで癌のリスクを調べてくれる検査です。取り扱いを始めてから、なかなか依頼がなかったので、自費検査だし不況だから人気が出ないのだと思っていました。東京でははやっているのですが、大阪の人間は安いものを好みますからね。

でも、最近になって徐々に人気が出てきました。少しリスクが上がっている人には、生活指導をしますので、生活改善のための良いきっかけになると思います。癌も、食生活から出来るわけで、病気のすべては食生活の改善で防ぐことが出来るわけです。

胃がんは日本に多い癌でしたが、茶がゆの文化が関係していたとわかっています。熱いものを一気に食べるから起こっていたのですが、お茶漬けをしなくなったから減ったのでしょう。一方で、大腸癌は野菜が少ないと起こります。欧米並に増えてきています。

ファーストフードの普及が関係していると思います。乳がんは乳脂肪の取り過ぎで起こります。毎朝ヨーグルトを食べるようになってから増えたって話しています。癌にかかりたくない人はたくさんいますが、何故癌になるのかを知っている方が少ないです。

がん細胞は元々自分の細胞です。ゆっくり細胞分裂していたら間に合わないって思ってしまったら、がん細胞に変ってしまうのです。細胞にそう思わせたのは、何かがあったんだと思います。癌と診断されるのは、癌が出来てから10年の歳月が必要です。

病気には必ず原因があります。治すことより、予防することが重要です。検診を受けることより、体の異変に気づくことの方が重要です。そんなことを日々お話ししています。

紹介患者のたらい回し

Posted on: 土曜日, 10月 11th, 2014 in: クリニックより

紹介状を書いても、どこも受け入れしてくれない事態になっています。大阪市内の病院にいろいろ当たっていますが、どこも拒否してきます。確かに、膿が大量に出ていて、本人も頑固だから、受け入れがたいのはわかるのですが、残念なことです。

救急でもそうですが、大阪市内なら自分のところで受け入れなくても、どこかが見るだろうって思うのです。自分のところがだめなら、どこに行ったら見てくれるのかのアドバイスもありません。なので、手当たり次第当たるしかないのです。

こんな時も、郊外の病院の対応はすてきです。何とかしてあげようとすぐに連絡が来ます。うちが、郊外の病院と連携を組んでいる理由はそこにあるんですよ。大阪市内はもうこりごりって感じがします。

あきらめずに、まだ探しています。メールでお願いできるところは片っ端から連絡してみています。最後まであきらめないのが私のポリシーだからです。

遠いのか近いのか。。。。。

Posted on: 金曜日, 10月 10th, 2014 in: クリニックより

クリニックでは、遠いからと言う方がいらっしゃっても、近畿圏ならうちは近いという判断になるって言ってます。昨日も、河南町から受診があり、遠いからと言われたのですが、結局”ぼく、ちかいです”って言ってくれました。

受診者の居住地は近畿圏の方が多いですが、名古屋、山梨、新潟からも来られています。連携先も和歌山、横浜、金沢にもあるので、かなり広範囲になります。紹介先が、日本だからまだ良いじゃないって良く笑っています。

北海道からはまだ来られたことがないので、医者が少ない北海道からも来てくれると良いねって笑っています。北海道は医者不足が深刻で、私にも2-3年常勤できてくれないかと依頼がありました。

給料もかなり良いそうです。現在北海道で勤務されている先生に聞いたら、大阪では考えられない金額です。夏休みなど固まった休暇を取って海外からバイトに行く先生もいるそうです。

飛行機代なども出してくれるようで、わたしも一度、乳がんの講演で行ったときは飛行機代も宿泊も用意してくれました。いくら給料が良くても大阪から離れるわけに行かないので、旅行兼ねてきてくれたら良いのにって思います。

北海道からは来られたことはありませんが、海外からの一時帰国ではカナダ、スイス、アメリカ、インドなどいろんな国から予約が入ります。一時帰国中にいろいろ解決したいという申し出に、事前にプランを立てるのです。

海外からの受診者からは、いろんな国の医療事情が聞けるのでとてもおもしろいです。特に、海外の薬をいただくととってもうれしいです。クリニックには海外の薬をいろいろ展示していますから、コレクションになります。

アメリカから、眼の写真が添付されて、”こんなことになってるけどヨーロッパツアーに出発して大丈夫かなあ”ってメールが来たこともあります。問題ないと伝えると、ツアーに出発したようです。プロのミュージシャンです。

クリニックで連携をしっかり組んでいる医療機関は熊取とりんくうにあります。普通の医療機関と違うところです。距離は遠いですが、ラピートで行けばすぐなので、そう遠いとは思っていません。

日本語は曖昧なので、遠いとか近いとかの基準も曖昧です。でも、住所が近い人の方が予約を守らないし、遠いからちょくちょく行けませんとおっしゃるので、変だなあと思っています。予約はしっかり守ってほしいものです。

料理するのはストレッチです

Posted on: 木曜日, 10月 9th, 2014 in: クリニックより

仕事で疲れて帰ってきて、料理するのはめんどくさい気もしますが、なんだかんだやっているとストレッチになるようで、凝り固まった筋肉も和らぎます。昨日は、高野豆腐の挽肉詰めを作りました。鶏ミンチを入れるとおいしくなるからです。

ショウガのみじん切りはなかなか面倒いですが、きれいに切れるとうれしくなります。少量だとフードプロセッサーを使うと洗うのが大変だから、包丁で切るのです。

みじん切りではタマネギのみじん切りの時は意地になります。きれいに細かく切ろうとして、涙目になることもあります。でも、細かく切れば料理に入れるとおいしいし、見た目もきれいなので意地になります。

そんなことを考えながら調理していると、ストレスも抜けるし、ストレッチにもなるんです。料理するのは義務だから嫌いだという主婦も多いですが、ストレッチだと思えば楽しく料理できるんじゃないでしょうか?

医者だからと特別な生活をしているわけではありません。みんなと同じように仕事帰りに買い物して、料理して、お風呂入って掃除して。。。ごくごく普通の生活をしていますよ。