高血糖と低血糖のひらいクリニック

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ひらいクリニック

   外科OGTT脂質異常症甲状腺消化器総合診療科

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ひやむぎって見かけなくなりましたね

Posted on: 水曜日, 8月 17th, 2016 in: クリニックより

私の子供のころは、そうめんは高価な大人の食べ物でした。子供はひやむぎのことをそうめんだと思って食べていたものです。最近は、そうめんを食べる機会が増えましたが、高級なものは細すぎてしっくりきません。

それで、ひやむぎのことを思い出して、スーパーで探したのですが、見かけないのです。何件か探してやっと一種類見つけました。ひやむぎのほうが歯ごたえがしっかりしていたと思います。

メロンだと思って食べていたまっかうりも見かけなくなり、和歌山まで探しに行ったことがあります。やっと見つけて、食べると懐かしい味でした。私は、メロンが嫌いなので、まっかうりがいいんです。

むかし、当たり前にあったものが、なくなってしまうのはさびしいことですね。子供のころに食べていたものは、見つけるととても懐かしいです。

ひやむぎはまだ食べていないのですが、どんな味がするのか楽しみです。

透析でかかる医療費は年間400-600万円だそうです

Posted on: 火曜日, 8月 16th, 2016 in: クリニックより

透析にかかる医療費は年間最大600万円。3割負担だと年に180万円の支払いが発生するはずですが、保険による補助があるため患者負担は月1万円程度なので年に12万円程度だそうです。

差額の168万円は健康保険によって支払われているのでしょうか?社会保険のほうは黒字の保険もあるようですが、国民健康保険は赤字だったと思います。

透析になると医療費が高額になると思って、なるべく透析にならないように普段から指導していますが、近い将来透析になってしまう方が二人出てしまいました。

腎機能は、ある程度悪化してからは急激にすすんでしまいます。クレアチニンが4になった方は翌月には5になりその翌月には6になってしまいました。

クレアチニンが8になると透析の要件がひとつ出来てしまうので、時間の問題ですね。せっかくがんばってきたのに残念ですが、透析さえすれば長く生きられるのでがんばってほしいものです。

お盆を迎えて

Posted on: 月曜日, 8月 15th, 2016 in: クリニックより

お盆を迎えて、気持ちを新たにしようと思います。企業はお盆休みなのだと思いますが、病院に盆休みはないので、私は通常通り仕事です。

お盆前というのは人が亡くなる事が多く、お盆になると穏やかな日に戻ります。お盆前にお迎えに来られるのかなと思うのですが、本当のことはわかりません。

容態の悪い方でも、お盆を乗り越えられたら安定してくる感じがします。毎年、この時期はいろんなことを考えてしまいます。

お盆が終わると夏休みももう少しになります。子供たちは宿題に終われる日々になるのでしょうね。夏休みで浮かれていた気分を引き締めて、秋に向かってもう一分張りしましょう!

甲状腺と肝臓が深くかかわっていると始めて知りました

Posted on: 日曜日, 8月 14th, 2016 in: クリニックより

甲状腺ホルモンは、くびにある甲状腺から出て肝臓で活性化されるそうです。また、甲状腺ホルモンの運搬に使われる蛋白質は肝臓で作られるそうです。

でも、甲状腺機能に問題がある人の肝機能が悪いという経験はありません。ところが、肝硬変に甲状腺機能低下が合併すると腹水が多くなるとか、甲状腺の炎症が肝障害と関係あるとかがあるようです。

肝臓との関係は経験なかったのですが、甲状腺機能低下が糖尿病の悪化につながってたかもしれない例は見たことがあります。代謝系なのでつながっているんだと思います。

何に着目してみるかによって、見えてくるものが違ってきます。一方からだけではなく、いろんな方面から観察することが重要だと思います。

甲状腺の検査は検診などには入っていないので、受けたことがある人のほうが少ないと思います。採血検査とエコー検査を是非受けてほしいと思います。

インスリン注射を中断した理由

Posted on: 土曜日, 8月 13th, 2016 in: クリニックより

2年間、治療を中断していた人が再び治療を受けたいと病院に来られました。来るきっかけになったのは、足の怪我で、糖尿病による壊疽です。

なぜ中断したのか聞いたところ、仕事が忙しかったからとおっしゃいました。でも、言い訳になりませんよねと。過去の記録を見るととても几帳面にされていたので、それがいけなかったのかもしれません。

一日4回も血糖値をつけて、1日3回もインスリンを打っていたようで、もっと気楽な治療だったら続けられたのかもしれません。

費用面でしんどくなって辞める人もいます。ひとつひとつ、中断した理由を探していると、結局は低血糖がしんどかったようでした。

治療を再開するときに、中断した理由をしっかり把握することは重要です。そうしないと、再び同じことが起きるからです。今回は、シンプルな治療に変えて低血糖を起こさないようにすると約束しました。

錠剤の大きさが検討されているようです

Posted on: 金曜日, 8月 12th, 2016 in: クリニックより

薬を飲みやすくするためにOD錠といって、口の中で溶けるラムネのような薬がたくさん出てきました。それでも、飲み込みが悪い人には問題があるようで、今度は粒を小さくするようです。

粒が小さくなると飲みやすくなるようですが、数が増えるとまた飲みにくくなるようです。それで、粒が小さいOD錠にすると飲みやすいようです。

小粒の錠剤なら、5錠飲むのと、普通の錠剤を1錠飲むのが同じ飲みやすさだそうです。それで、小粒5錠をひとまとめにする方法も考えられているようです。

しかし、小粒にすると包装をどうするかなど、管理面も難しいようです。現在のように記号番号が付かないようになると何の薬かわからなくなる恐れもあります。

いろいろ考えられているんだなあって思いますが、それよりも薬を飲まなくていい方法を考えたほうがいいのになあって思いました。

心不全パンデミック

Posted on: 木曜日, 8月 11th, 2016 in: クリニックより

先進国だけでなく、アジア、アフリカ含めて世界的に心不全が増えているそうです。それを、心不全パンデミックというそうです。

心不全は男性に多く、女性には少ないといわれます。血液検査ではBNPという値で見るのですが、高齢者ではもともとBNPが高い人がいてあてにならないようです。

心不全の発見は心エコーでEF値で見ます。左室駆出率といって血液を送り出す左心室の動きで計測します。ところが、収縮力があっても、心不全になる例が問題になってきています。

拡張不全といって、広がりが悪くなっているものです。そういった例が増えてきているそうです。心不全になるとどうなるかというとむくみだします。

体重が急に増えた場合、高齢者では心不全を疑います。なので、毎日の体重測定は心臓を守るためには重要なんです。

日本の巨大レジャー施設に行ってきました

Posted on: 水曜日, 8月 10th, 2016 in: クリニックより

日本に巨大なレジャー施設があることを知りませんでした。昔から名前を聞いたことはあったけど、行くこともなかったので知らなかったようです。

北海道に同じようなレジャー施設があり、最初に建ったホテルから徐々に大きなホテルを増やし、最終的にはメリーゴーランドをホテル内に作ったレジャー施設がありました。

創業者は最初に何を思ったのだろうと興味があります。はなみずきという木を植えて、公園を造ったと説明されていました。たぶん小さな遊園地だったのでしょう。

巨大レジャー施設になった今、働くスタッフもたくさんいて、大変だろうと思う一方で、創業者の夢はかなったのかなとあったかい気分にもなりました。

8月9月は産業医の講習があるので、のんびり旅行は出来ません。10月になったら、どこかに出かけたいなと思っています。

インスリンの注射薬はイースト菌から作られているそうです

Posted on: 火曜日, 8月 9th, 2016 in: クリニックより

インスリンの注射薬はもともと豚から抽出されていたようですが、大量生産が出来るようになって今のように普及したそうです。

菌に作ってもらっているとは知っていましたが、イースト菌が使われているとは知りませんでした。それで、調べてみるとメーカーによっては大腸菌で作られているそうです。

イースト菌なら、パンなんて想像していい気分でしたが、大腸菌だとなんだかいやーな気分になりますね。ただ、大腸菌といっても特殊なものなのでしょうけど。

くすりがどうやって作られているかは、普段あまり聞くことがありません。製薬会社から説明されるのは、化学式でこうなっているという説明ですから。

イースト菌と大腸菌では工場の規模がまったく違うようですが、どちらもコンタミゼーション(汚染)にはかなり気をつけないとならないそうです。苦労して作ってくれている薬を大事にしましょうね。

産業医をとる羽目になりました

Posted on: 月曜日, 8月 8th, 2016 in: クリニックより

産業医の資格はまだ持っていなかったのですが、とる気もなかったのです。ところがひょんなことからこの際とってしまおうということになりました。

講習を受けるだけで取れるのですが、7日間も受けないとなりません。丸々一日講習を受けるので、持つかなあと心配です。ところが、資格を取る気になったら、すでに仕事の依頼も来て。。。。

産業医が何をしているのか知らないので、勉強になるかなと思っています。産業医以外にスポーツ医という資格もありますが、これは整形外科分野になるので必要ないでしょう。

これが終われば、日本で取れる資格のほとんどを取ってしまったことになりますよ。