高血糖と低血糖のひらいクリニック

アクセス
内科/外科/糖尿病・内分泌内科/消化器内科/肛門内科/形成外科/ (予約優先) ひらいクリニック 大阪市中央区南船場3-2-6 大阪農林会館 B-1号室 TEL06-6125-5350 FAX06-6125-5351

ひらいクリニック

   外科OGTT脂質異常症甲状腺消化器総合診療科

Home >> クリニックより

忘年会を兼ねての慰安旅行

Posted on: 水曜日, 12月 28th, 2011 in: クリニックより, スタッフブログ

25日(日曜日)の朝は,風が強く,凍てつくような寒さでした.一路紀州白浜温泉に向かって,「まえの観光自動車」で出発しました.

バスは関西空港を眺めながら,紀ノ川インターまでひとっ走り,お昼ご飯は,“わかやまマリーナシティー」ときめていたので,海鮮どんぶりを食べたいという気持ちで,海南インターを降りる.潮風の吹き荒れるマリーナでしたが結構観光客もあり,レストランで並んで順番を待つ,で・・おしかったという満足感はちょっと「こんなもんかな?観光地って」と気を取り直して,「温泉に早く入ろう」と気分を一新して,再び車を走らせました.

運転手の前野さんは,添乗員気分満載で,「有田みかん・湯浅醤油・日高のくえ・あんちん清姫・南部の梅林など」の観光ガイドさんをしてくれました.でも,みんなは,日頃の疲れで,食後の睡眠(熟睡)でした.

田辺市で高速からバイパス道路に入ると,白波が立つ,田辺湾から,深いコバルトブルーの太平洋がずーと続いてすごいダイナミックな風景です.

大自然が造りだした「円月島」をバックに記念撮影

をして,トイレを借りに白良浜公園に駆け込むと,すごい,砂が白い,海が青い,“寂しい女の一人旅”の撮影をしました.

 

反対(温泉)卵を食べて,露天温泉に入ろうと喜んで出かけましたが,高波と夕刻が迫っていたので,断られる.始末.で,仕方なしに,湯崎温泉(元湯)に入浴,すごいツルツルのお肌になった.

ホテルは11階立ての岩盤の上に立てられたおしゃれなコンクリート造り,フロントでチェックイン(ちょっとニキビのある女の子がなれない手つきで宿泊手続きをしてくれる.ちょっと紀州弁のなまりもあって,遠くにきたって感じ)

「クエ(九絵)会席」の夕食で,忘年会です.忘年会といっても,浴衣姿で大股広げて酔っ払うのではなく,とても上品にお食事をすませる院長の今日子さんは,ホテルの売店で見つけたぬいぐるみの亀が気にいって,しきりと「亀・カメ」とつぶやきます.でも,しっかりと「院長挨拶」を済ませて,みんなで会席を楽しむ,とても一流のお味でした.

翌日は朝日がとても素敵な冬の旅で,小雪が舞う「アドベンチャーワールド」でイルカショーを楽しみました.「すごい,訓練に5年かかるんだって,調教師の苦労が身を結んだ瞬間なんだね」

とれとれ市場での昼食は,「きのうの海鮮丼をとりかえすんだ」って勢いで,海老の焼いたの,あわびのお刺身,かつおを注文する.確かに“うまい”“新

鮮”です.女性軍スタッフは、たくさんの魚介類を買って帰りました.

たった二日間の慰安旅行だけれど,随分と盛りだくさんの楽しみを満喫しました.

幹事さん,運転手さん,そして皆さんありがとうの旅でした.:文責(鷹井)

慰安旅行に行ってきました

Posted on: 火曜日, 12月 27th, 2011 in: クリニックより

忘年会兼、慰安旅行で白浜に行ってきました。白浜では、12月1日から、1月31日まで浜辺でイルミネーションをしているようです。あいにくの強風で、砂が飛んでくるために車の中からの見学に終わりましたが、とってもきれいでした。ルミナリエなどは、混雑しているので、白浜のほうがいいと思いました。

泊まったホテルも、料理がよくてスタッフにも好評でした。白浜では、ホテルの経営不振が進み、リゾートホテルに買収されているホテルがたくさんありました。二か所は火事で焼けてしまって、無くなってしまったようです。残念なことですが、大阪から近い場所だし、どんどん行ってあげてほしいと思いましたね。地元の産業は、地元の人で盛り上げないとなりません。

サファリパークにも行きましたが、寒い時期は人が少なかったので、イルカショーもすぐ見れましたし、サファリパークの特別バスにもすぐに乗れました。動物たちは、夏よりも動いてくれているので、冬に来るほうがいいなと思いました。特に、パンダは子供のパンダが二匹、外の公園に出てきて、はしゃぎまわっていました。夏はクーラーのきいた室内にしかいないので、走り回る姿は初めて見ました。

きりんのえさやりも、お客さんが少ないからか、にんじん以外にドライフードを渡されて、手をしっかりなめられてしまいました。レストランには、テーブルクロスに落書きができるようにしてあり、子供が飽きないような工夫が、いろいろされていました。

とれとれ市場の食堂も思った以上においしかったので、是非食べに行ってください。とれとれ市場は、堅田漁港が作ったそうで、その分魚や魚介類に力を入れているのだと思いました。

今回は、少人数になったので、知り合いにツアーをお願いしました。10人乗りのバンだったのですが、観光バスよりよっぽど乗りやすかったです。中で、コーヒーメーカーでコーヒーをいれてくれたりと、バンも手作りしているようで、びっくりするものばかりでした。

年末まであと少し、健昌会の検診はもう終了しているので、クリニックのほうをあと二日やったら、今年は終わりです。みんながいい年末を迎えることができるようにと願いながら、棚卸と掃除をしないとなりませんね。

作家を囲む会

Posted on: 日曜日, 12月 25th, 2011 in: クリニックより

1月21日谷町6丁目の本屋さん隆祥館書店で藤岡洋子さんを囲む会が15時から行われます。いつでも白い羽という本を書かれた方ですが、異色の経歴をお持ちの方だそうです。新聞社に勤務された後、海外でマラリアにかかり大変な思いをしたため、帰国後慈恵医大の看護学校にはいられました。本は、看護学校での出来事が書かれているそうです。

ニューヨークの書店でも感じましたが、活字離れがひどいので本屋さんは大変です。ニューヨークの本屋さんは、クリントン元大統領のサイン会で人集めをされていました。私は、日本ではもう手に入らない英英辞典がほしくて、本屋さんに行ったのですが、うろうろしているといろんな楽しい本が見つかり、かごいっぱい買ってしまいました。

昔と違って、本も活字が少なくなっていると思います。読まなくてもいい感じのものが増えてるので、ぜひ一度本屋さんを訪れてほしいと思います。

藤岡洋子さんを囲む会は予約制なので、書店にお問い合わせください。06-6768-1023

バームの意外な効能

Posted on: 土曜日, 12月 24th, 2011 in: クリニックより

クリニックの関連施設であるハーバルで作っているバームは、材料を吟味してあるのでリップクリームとしても使えます。昨日、気づいたのですがハンドクリームとして使っても、料理を作るときに洗い流す必要がありません。口に入っても問題ないものを使っているからです。冬に手荒れがひどくなる主婦にとっては、これはすごいことです。私自身も、ひび割れなどが起こりだしたので、バームとオイルを一日に何度も塗っています。医療の現場では、手を洗うことが多いので、冬場は大変なんです。

でも、バームのおかげで、皮膚に膜ができたようで、今年はひび割れに悩むこともなさそうです。バームは手作りのため、クリニックにもあまり在庫がないので、事前に予約いただけると幸いです。油分が皮膚に吸い込まれていく感覚をぜひ体験してください。

木曜日のスタッフ募集してます

Posted on: 金曜日, 12月 23rd, 2011 in: クリニックより

木曜日、8時から12時までと夕方4時から6時くらいまで、受付事務ができる方を募集しています。医療事務経験は必要ありません。火曜日や土曜日に研修できていただければ、医療事務については勉強していただけます。木曜日は、かなり患者さんも多いので、てんてこ舞いになっています。スタッフはすぐにでも増員したいので、メールで連絡を頂けると幸いです。また、元患者の方なら、なおのこと大歓迎です。うちのクリニックで働いてみたいと思われる方なら、男女問わず、年齢も問いません。是非ご応募をお願いします。

素敵な弁護士の先生に出会いました

Posted on: 木曜日, 12月 22nd, 2011 in: クリニックより

親しいママさんがやってる喫茶店に行ってきました。そろそろ年末のご挨拶があったからです。そこで素敵な年配の弁護士の先生を紹介されました。医療過誤を扱ってきた方だそうです。その方にいろんなお話を聞くことができました。

医療過誤を立証するのには、かなり時間が必要だと言う話でした。日本の医者の見解ではだめなので、英語、ドイツ語、フランス語、あらゆる言語の特集を日本語に訳す作業から取り掛かるそうです。著名な本より、特集のほうが信憑性があるからだそうです。日本語に訳したうえで、ある一定のラインを探すそうです。それができていなければ、医療過誤になるからです。それを全く医学知識の無い裁判官に分かるように、再び日本語を変えていくそうです。そういった作業には、何年も費やすようです。

彼は、医者は安心して医療をしなさいと言いたかったようです。よっぽどのことがない限り、訴訟されても負けることはないと言いたかったようです。人間は、器械じゃないから、予測どうりにはならない。薬の副作用じゃないかと思っても、それを立証することは、かなり難しいことだと話しておられました。頭の中だけに考えを置いておくのではなくて、必ずカルテを書きなさい。レセプトだけ見ても、何をしようとしていたはわかるので、カルテとレセプトが重要な証拠になるとおっしゃってました。

彼自身も、血小板の機能を抑制する薬で起こったと思われる、脳脊髄系の出血が薬によるものだとは認めてもらえなかったそうです。それほど、立証が難しいものだと長い時間をかけて話してくださいました。彼はすでに現場を離れて執筆をされているそうです。ちょくちょく来てるから、また会いましょうと言って帰られました。

私は、医療過誤だと思っても、訴訟は好きではありません。訴訟して勝ったとしても、一点しかとらえないからです。医者は、患者を悪くしようと思って治療をすることはありません。ただ、知識が不足していたり、きずかなかったりするだけだと思います。そういったことをフォローするために、パラメディカルがいます。医療事務の方でも、優秀な方はカルテを読んで理解できます。これはおかしいんじゃないですかと、医療事務から指摘されることもあります。

看護師は、もっと内容を把握します。でも、医者に助言できる人は少なく、その理由として、医者が聞く耳を持ってないことがよくあります。看護師も、そういった医者には鼻から話をしようとはしません。そういった場合、正しい知識を患者に与えるようです。別の医者にかかったほうがいいよとか、遠回しに助言するようです。

医療過誤と言うのは、ひとりの人間で起きるものではありません。複数の人の、複数のミスが重なりあっておきます。そこには、医療の世界の横のつながりの無さが原因していると、弁護士の先生もおっしゃっていました。横のつながりどころか、ちょっとした情報も調べるのにかなり時間がかかったりするわけで、本当に閉鎖された社会だと思います。

昨日は、国保に異議申請に行っていました。私の件は、向こうのミスだったようで、なんら指摘を受けることはなかったのですが、ミスだとわかっているなら、郵送で済ませろよと思いました。日時を指定して必ず医者が来るようにと呼び出しておきながら、自分のほうのミスでしたなどとは、どういうことなんでしょうね。失った時間に、何人もの患者を見れたはずですよ。

遠方から来られている病院はもっと大変そうでした。ひとりで、何件も抱えている先生は、整形外科の先生の面談の後で、皮膚科の先生の面談がありますと言われていました。それぞれ、内容によってその方面の専門の先生と話し合いをするようです。でも、数か月も前にレセプトは審査を通過して、支払いが終わっているものですよ。それを後から、前後の月や、他の医療機関のレセプトと突き合わせて、支払ったが、支払う必要がなかったとわかったので、返金しろって具合に通知が来るのです。

レストランで食事をして、支払いを終えて、数カ月後に、やっぱり支払う気がないから返してくれと言ってるようなものです。あの後、何度か食べに行ったがやはりまずかったので、返金してくれと言ってきた客にレストランは返金するでしょうか?こんな話がほかの世界でもあるのでしょうか?私などは、国保のほうのミスで呼び出されたわけなので、当然文句を言えるはずですよね。間違えた本人に謝罪を求めることもできるはずです。

医療過誤の問題でも、こういった支払基金の問題でも、公の場で話し合うべきだと思います。複数の医者の意見が一致すれば、支払基金の返金要請にこたえる必要はないはずだからです。医療過誤でもそうです。同じことを繰り返さないためには、どうすればいいかをみんなで話し合えばいいはずです。訴訟を起こす方も、考えは同じはずだからです。二度と同じ過ちを犯してほしくない、それだけですよ。

病院で当zんのように人が殺される、そんなこともいっぱいあると彼は話しておられました。でも、いっぱいあれば問題にしなくていいのでしょうか?本人がどう思っていたかを無視してもいいんでしょうか?おかしなことだらけだと思います。帰りのタクシーの運転手が話されていました。高血圧だけで、10種類も薬を出されたと。誰が考えてもおかしいやろっておっしゃってました。彼の奥さんの話だそうです。彼が助言し医者を変えさせたら、3種類に減ったそうです。

専門家じゃなくても、こうやっておかしいと思うことができます。それなら、別に弁護士の先生がやっていた何冊もの本の翻訳は必要ないんだと思います。誰が考えてもおかしいと思えることを誰かが指摘してあげればいいことで、医療の世界にそういったフィードバックや話し合いの場がないから、おかしくなっていくんだと思います。

一方通行の医療から、相互に情報交換できるような医療に変わっていってほしいと思います。

 

二人目の往診に行ってきました

Posted on: 水曜日, 12月 21st, 2011 in: クリニックより

在宅を約束されていたのに、退院の段になって急にキャンセルされた方がいます。先週、その相談を受け、うちでは在宅は無理なことをお話し、往診で対応できるかどうか会いに行ってこようと言うことになりました。ちょうど、1件引き受けていた往診が、月曜日で一段落するので、火曜日からだったら可能だったのです。今回は、接骨院が介入しているので、リハビリの用意は必要ありませんでした。接骨院の方とともに、会いに行くことにしていました。

ところが、ぎっくり腰が意外に長引き、当日の朝になってそのことを告げると、介入する接骨院に連絡を取り、急遽治療が受けられるようにしてくれました。ちょうど、火曜日の午前の仕事から、クリニックへ戻る帰路にあるので、寄ってみようと言うことになったのです。歯医者さんのような受付で、とてもきれいな場所でした。自費治療を中心にやっているようで、柔整師も多く所属しているようです。早々に治療室に通され、着替えをして、冷えるといけないからとあっためた湯たんぽのようなものを持ってきてくれました。一時、熟睡したように思います。

治療が始まって、いろんなことを質問しました。針がなぜ効果があるのかなど、普段から疑問に思っていることを聞いてみました。すると、柔整師のほうからも、腎移植の質問がありました。私は詳しくないので、調べておくと言いました。夜に往診に行く話をすると、その方が担当だったようです。

夕方になって、患者さんのところに行きました。ご高齢で、かなりやせておられますが、再び立って歩きたいとおっしゃってました。食事も野菜をたくさんとられているようだったので、引き受けることにしました。担当の柔整詩とは、すでに気があってますから、うまくいくと思います。

人が立って歩くと言うのはとても重要なことです。年齢が高くなると歩けなくなることを一番心配されます。その一方で、病院はリハビリで歩けるようにはしてくれません。手術だけしたら、後は知らんぷりです。

しかし、こういった場合、何かあった時が大変です。私のように、しょっちゅう大阪を離れる医者にとっては、難しいのです。それで、往診をたくさん手掛けている施設の看護部長に相談しましたが、距離の問題があって介入できないと言われました。しかたありません。私の代わりに動いてくれる医者を探して、万が一の時に対応することにしました。

医者探しはこれからですが、なんとかなると思います。こういったことだけで、患者さんを見はなすことはしたくありませんから。自分で作った料理を食べたい。そうおっしゃってました。

子供が元気な大阪を目指していた知事がいました。私は反対でした。老人が元気にならないと子供は元気になりません。そのことを、近いうち訴えに行くつもりです。

受診に同行してきました

Posted on: 火曜日, 12月 20th, 2011 in: クリニックより

昨日は、患者さんの転院に同行してきました。転院と言っても外来通院です。心臓の血管にステントと言う拡張するためのものを入れたので、後々のフォローをお願いしてきました。事前に地域連携から予約を取っていったのですが、予想以上に待たされました。具合の悪い患者さんを連れているわけで、少し心配になりました。患者さんの受診の同行は、3週続けて行いました。別の患者さんで、3人とも、疑問を持っていたので直接医者に話が聞きたかったのです。また、経過が長くて複雑だったので、その説明もしたほうがいいと思ったからです。

昨日は、ステントを入れてから高血圧になったため、ステントが原因になってるのかどうか、起立性低血圧があるため、高血圧のコントロールに苦慮していること、心不全の評価をどうしていけばいいかなどを質問してきました。すべてで解決策が見つかったわけではありませんが、投薬の若干の変更を提案され、その理由もわかったので、よかったと思います。

患者さんの受診につきあって、いろんなことが見えてきたので、そのことも病院へフィードバックしようと思います。患者になってみないとわからないことは、たくさんありますから。かなり長く待っていたために、私自身ものどが渇きましたが、患者さんも血圧が下がっていましたので、検査終了とともに、飲み物を飲んでもらいました。強化インシュリン療法から、2段階のステップで、インクレチン関連薬の注射薬単独に持ち込んだので、多少の甘いものが大丈夫になったことも知ってもらいました。

インクレチン関連薬のすごいところは、高血糖の時だけ効果が出て、低血糖を起こさないことです。糖尿病の薬はどれでも低血糖を起こす可能性があるので、患者さんたちは、常に飴玉かブドウ糖を持ち歩いています。インシュリンを打ってる人は、もっと低血糖が怖いわけで、それが外出制限にもなったりします。一度、温泉の脱衣室で、意識がなくなった方を見たことがあります。救急車を呼んで、同行者が見つかったので、インシュリンを打ってるとわかり、砂糖水を飲ませることで回復しましたが、一見してインシュリンを打ってるかどうかはわからないので、こういった場合は大変なことです。

低血糖が長引いたために、意識が戻らなくなった方も見たことがあります。それほど血糖と言うものは怖いものなのです。低血糖は、血圧上昇にもつながります。血圧ばかりに気を取られていると、その裏に隠れている低血糖を見逃すことだってあるんです。

昨日の患者さんは、往診にピリオドがつきました。今日から、別の患者さんの往診に出かけます。ひとりひとりに合った治療をしようと思えば、一歩ずつやっていくしかないのです。

 

ぎっくり腰が感染する?

Posted on: 月曜日, 12月 19th, 2011 in: クリニックより

横浜の見学が終わって、スタッフがぎっくり腰になりました。事務員も不足の状態ですが、看護師も急遽、検診施設から応援に来てもらいました。そんな状態なので、患者さんにも説明し、みんなに協力してもらいました。それで、なんとかなったのですが、ぎっくり腰が治って復帰してきた看護師の代わりに私がぎっくり腰になってしまいました。感染???

ぎっくり腰は、腰部の筋肉の慢性疲労からおきます。女性の場合、腹筋が弱いからと言いますし、男性の場合は、背筋が弱いから起きると言います。陽は、腹筋と背筋のバランスなんです。バランスが悪いと障害を起こすと言うのは、他にもいっぱいあります。

ぎっくり腰になったからと言って、休むわけにいかないので、ベルトで固定して動きますが、普段より予定は減らさないとなりません。元々、外科医だったので、ぎっくり腰などでは手術は休めなかったので、当たり前です。手術を休まなくてはならないときは、手をけがして、出血しているときぐらいです。自分の血液が患者さんを汚染してはならないので、こういったときは、手術は欠席します。

過去に一度だけ、小さな手術を延期したことがあります。お年寄りの方で、私が体調が悪いことを伝え、そんな人に切られたくないよねと言ったら、笑って延期に応じてくれました。こういったときは、無理せず伝えるようにしています。

今日の仕事は、前から楽しみにしていた内容なので、ベルトをつけて今から出かけてきます。

ルナクリニックの見学に行ってきました

Posted on: 日曜日, 12月 18th, 2011 in: クリニックより, スタッフブログ

先週横浜にあるルナクリニックにひらい先生に御一緒させていただき、見学に伺ってきました。ルナクリニックは保険診療を中心に泌尿器科、内科、婦人科、乳腺と女性にまつわる疾患から、検診や美容に関する分野まで広くサポートされており、女性のデリケートな悩みにチームで対応されています。

私は、主に骨盤底筋体操の見学をしました。膣圧の測定方法も教わり、筋力の弱い箇所や、圧をかける方向の確認などを実体験しました。見学に行くまでは体を動かす体操をされているのかなと思っていたのですが、それだけではなくカウンセリングの要素も多分に含まれた指導内容でした。ひとりずつ時間をかけて患者さんの話を聞かれ、メンタル面での治療もされているのが印象的でした。

また、ビビーブの見学もさせていただきました。ビビーブとは産後の膣のたるみが改善するよう、高周波を使ってコラーゲンを増殖させる施術です。ビビーブは日本にはこちらのクリニックにしか置いてないと聞き、その充実した設備にまたまた驚いてしまいました。

スタッフの方々も患者さんに対し思いやりのある態度で接しておられ、今回の見学は私にとって色々な事を学ぶことができました。この貴重な体験を今後のお仕事に生かしていきたいと思っています。

ルナは横浜元町のおしゃれな街にぴったりのクリニックです。石畳の道路に面してブティックや老舗のお店、雑貨屋さんがたくさん立ち並んでいて、大勢の人がお買いものを楽しんでおられました。大阪とは雰囲気が違って、街全体の時間がゆっくり過ぎて行っているような印象を受けました。私もいろんなお店に入りました。時計屋さんで長い時間おしゃべりをしたり、ハワイアンのお店でおみやげを買ったりと楽しい時間を過ごすことができました。こんどはルナのスタッフの方にも大阪にお越しいただき、あちこち御案内させていただきたいと思っております。(文責:艶子)

::::::::::::

ルナクリニックとは連携をすることが決まりました。春以降は、私も月に一回横浜に行き、不足していた泌尿器の知識を勉強するとともに、乳腺・肛門疾患の手伝いをしてきます。横浜と大阪で、女性医療チームができたのかもしれません。女たちの反乱は、これからスタートです。