高血糖と低血糖のひらいクリニック

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ひらいクリニック

   外科OGTT脂質異常症甲状腺消化器総合診療科

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スタッフが試験に受かりました

Posted on: 土曜日, 10月 20th, 2012 in: クリニックより

最近、私含めて試験に失敗することが立て続いていました。ところが、ひとりだけ試験に合格してくれました。彼女に指導したスタッフは試験に失敗したのですが、指導した甲斐があったと喜んでいます。来年ももう一人受験してもらうつもりなので、また指導してもらうつもりです。若い人には、どんどん資格を取ってもらったらいいし、ある程度のキャリアがあれば、資格など必要なくなるので、結果的にはいいのかなと思っています。

講習会にも何人も参加しています。臨床検査技師のひとりは、心エコーの勉強会に参加してきました。東京で行われたものですが、実家が横浜なので、ちょうどよかったそうです。勉強会に参加することに絡めて、旅行もありだと思っています。私は、大阪での講習会より、地方での講習会を好んで選びます。そんな機会でもなければ、地方に旅行することがないからです。

東京には、機会があれば行くようにしています。今も、いくつか用事がたまってきたので、東京に行きたいのですが、なかなか休みが取れない状況になっています。検診の仕事は、やめることにしたので、年内には休みがとれるようになると思うので東京に行きたいなと思っています。

今日は久しぶりに、温泉に行こうと思っています。飛行機が見える温泉があるんですよ。露天風呂に使って飛行機を眺めるって、楽しいと思いませんか?

検診の現場。。。。

Posted on: 水曜日, 10月 17th, 2012 in: クリニックより

検診の現場は完全に接客業です。医療とは違うので、どこでも患者さんではなくて、お客さん扱いになります。医師の診察もありますが、治療はありませんので、アドバイスにとどまります。検診や人間ドックに来られる方は、医療より検診のほうが上だと思っているんじゃないかと思うことがあります。検診に行ってるからと、異常があっても受診していない人が多いのです。また、産婦人科で投薬を受けているのに、産婦人科で子宮がん検診を受けずに検診に来られます。

受診中なら、産婦人科で検診も受けるべきなのです。検診は、受診していない人やまだ病気がわかっていない人に対して行われるべきです。でも、治療中でも検診に来られます。それは、国の制度がそうなっているからでしょう。企業は検診の受診率を上げないとならないので、誰でも検診に行かせます。おかしな話です。

おかしな話は、検診の現場にもあります。看護師、検査技師、放射線技師、無資格で案内を行うアシスタント、医者。すべて同列です。その中で、医者が一番高い給料をもらっているので、診察以外もすべきだと思っています。しかし、診療と同じように、診察室から出てこない医者ばかりです。スタッフたちは、医者がもう少し動いてくれたら楽になるのにといつも話しています。

私は、じっとしているほうが苦手なので、フロアーの中を歩き回ります。診察の患者さんを見つけたら、自ら誘導します。海外では、それが当たり前だから、普通のことだと思っています。でも、そういう医者がいれば、他の医者は余計なことしてって思ってるかもしれません。ひとりでも、違うことをすれば、他にも要求されるかもしれないからです。

検診の現場では、医療機関に行こうとしない人たちに会うことができるので、楽しいのですが、ぼちぼち検診の仕事をやめようと思っています。女医に求められる仕事はもううんざりなんです。医者として必要とされるのであればいいのですが、女医だからと求められる仕事はもうやりたくないですね。

だって、昔は女医?そんなの必要ないって言われていたんですもの。。。

危険な道路の速度規制。。。。

Posted on: 土曜日, 10月 13th, 2012 in: クリニックより

事故があった道路の速度規制の強化と停止線の追加を府に求めているというニュースを見ました。40キロの制限を20キロに引き下げるようです。でも、そんなことしても速度を落とすでしょうか?渋滞を避けるための裏道は、すごい速度で通り抜ける車がたくさんいます。昔、渋滞の抜け道が書かれたマップも売られていましたし、今はカーナビが裏道に誘導するのかもしれません。速度制限を強化しても誰も守るとは思いません。

海外では、速度を落とさせるために道路に段差をつけています。一定の間隔で段差があるので、飛ばすなんて無理なんです。速度規制を強化するより、よっぽど効果があると思います。

犬の糞の放置で困っているというニュースも見ました。犬の飼い主に飼い犬税を儲けようとしているそうです。でも、そんなもの作ったら、税金払っているからと糞の放置はますます悪化すると思います。放置しているのを見つけたら、罰金を科されるそうですが、誰か見ていれば放置しないでしょう。

郊外の住宅街のようなので、犬の散歩は自宅の庭に限定したらどうでしょうか?あるいは、ドックランのような場所を作って、車で連れて行って、散歩してもらうというのもいいでしょう。糞の始末をしたくない人は、係りの人にお金を支払えば始末してくれるというルールにすればいいと思います。公道で散歩させれば即罰金にすれば、公道で散歩させる人もいなくなるでしょう。

日本は何かと規制を作りたがりますが、その影響かルールを守らない人が増えたと思います。かといって、規制緩和しても、もっとルールを守らない人ができるようです。ルールで考えるのではなくて、必然的に守らざるを得ない方法を考えればいいのだと思います。発想を転換するといろんなことを思いつきます。

政治家になる気はないので、ブログで発言するだけですけどね。。。

貧血について。。。。奥深いものがありました。。。。

Posted on: 水曜日, 10月 10th, 2012 in: クリニックより

貧血のほとんどは鉄欠乏性貧血です。でも、まれにそれ以外の貧血があるので、まず鉄欠乏によるものかどうかを調べないとなりません。鉄欠乏だとわかったら、次はなぜ貧血になったかの原因を精査しなくてはなりません。女性の場合で多いのは、生理の出血量が多いことです。子宮筋腫などがあれば、可能性は高くなります。

次に、胃腸系からの出血、痔からの出血で貧血になってる場合もありますが、胃潰瘍などがないかのチェックも必要です。それもないとなれば、偏食が強いかダイエットしてないかなどです。。。原因にばかり気を取られていましたが、最近、鉄剤を中止する目安が気になっていました。

貧血を放置されている女性が案外多いので、治療の必要性を説明することに時間を割いてきました。貧血があれば、からだは酸欠の状況なので、あまりいいとは思いません。手術などが必要になった場合、貧血があると困るので手術の前に貧血の治療が必要になります。鉄剤の投与は、貧血が治ったらいいというものではなくて、予備鉄まで補充しないとならないのです。ところが、通常は貧血が治ったら投与をやめているので、再び貧血に陥ってしまいます。

でも、予備鉄まで補充できたってことは、何で判断すればいいんだろうって、最近疑問を持っていました。それで、調べてみると、なんと奥の深い話でした。鉄剤のサプリメントを飲んでいる人が、貧血が治っていないことは何度も見てきました。しかし、食事だけでも貧血はよくなると思っていたのですが、そうではないようです。

不足している鉄の量を予測して薬剤で補充することしか治せないようです。ほんの少しの貧血でも、かなりの量の鉄が不足しているようです。やはり、人間の体はぎりぎりまで正常と見せかけるようです。内分泌系などは特にそうなのですが、裏でかなりの異常が出ていても、表面上は正常を保っているのです。ところが、それも破たんした時に異常になりだします。なので、異常になった時には、かなり進行しているわけです。

去年までそんなこと起こったことなかったという言葉をよく聞きます。特に、高血圧になった人は、去年までは低血圧だったのになどと言います。ところが、血圧だって正常を保ちながら、その裏で異常が進んでいるのです。裏で進んでいる異常を見つけるにはどうしたらいいのか。それが、今の課題です。

中之島図書館に行ってきました

Posted on: 月曜日, 10月 8th, 2012 in: クリニックより

高校生のころによく行ってたのですが、それ以来行ったことがありませんでした。昔はもっと目立った建物だったと思うのですが、市役所が新しくなり、図書館がどこにあるのかわからないほどになっていました。図書館に本を借りに行ってたのではなく、自習室で勉強していました。自宅からバスと電車に乗り、1時間もかかるのになぜ行っていたのかよく思い出せません。

市の図書館にも自習室はあったはずですが、行ったことがないのですから。図書館で本を借りるということも無縁でした。本を読むのは好きではなかったからだし、読みたい本は図書館にはなかったからです。中之島図書館の自習室は誰かに教わったのだと思います。高校の時にしたしくしてもらっていたのは、みな大学生だったからです。

玄関を入ったところの荘厳な階段は昔のままでした。でも、自習室はもっと広かった気がしました。机も古い木の重厚な机だったと思うのですが、スチール机に変わっていたのは残念でした。今でも、いろんな人が自習をしていることに変わりはありませんが、昔は周りはきっと偉い人なんだろうなと思っていました。おそらく、大学生が多かったのだと思います。

結局、見学だけして出てきました。建物の説明書をくれたので、後で読んだら結構面白かったです。大阪府立図書館ではなくて、大阪図書館だそうです。大阪府では、図書館をなくして、歴史的建造物として活用することを考えているそうです。確かに、本はほとんどなかったと思います。図書館だとなかなか入る勇気が出ませんから、自由に使える空間にしたらいいと思いました。

昨日は、奈良での仕事が終わってから、神戸のライブハウスに行ってきました。友人が出演するからでしたが、結局間に合いませんでした。でも、久しぶりに会ってお互いの仕事のこと、音楽活動のことを話して、ライブ空間を楽しんで、とてもリフレッシュしました。みんな、頑張ってるんだなあと思いました。

打ち上げにも誘ってもらったのですが、出演者じゃないのでライブの終了を待たずにライブハウスを後にしました。神戸からは新幹線で大阪に戻れるので便利です。神戸もいいけど、やっぱり大阪がいいなあと思いますね。

アトピーの治療に疑問が。。。

Posted on: 土曜日, 10月 6th, 2012 in: クリニックより

検診の現場で3人の方に会いました。アトピーの治療で、脱ステロイドや温泉療法をしている方です。でも、皮膚は乾燥し全く油分を含んでいません。本人たちも、このままでいいのかと疑問を持っていたようです。私は、皮膚の治療でもまずは食事のバランスだと思っていますし、皮膚のメンテナンスが中心だと考えています。

ウエットラップ療法というものがあって、薬か油分と水分を同時に皮膚に与える方法があります。皮膚は、水分と油分でバリアーを作っているので、まずこれを補給しないとなりません。バリアーなしでは、些細な刺激でも大きなダメージにつながりますから。ラップ療法では、刺激の少ない布を使います。サランラップでもいいと思いますが、問題は水分を含ませる布でしょう。毛羽立った布なら、それ自体が刺激になってしまいますから。

アトピーが全身に出ているなら、金属アレルギーも考えないとなりません。私の友人は、歯科金属アレルギーを専門にやっています。歯科金属は、入れてから長年たってから反応しますから、原因と気づきにくいものです。かぶせたものだけを変えるのではなく、奥に入れているものもすべて取り除かないとならないので大変です。でも、それですごくよくなった人がたくさんいるのです。

自分の汗にかぶれている人もいます。その場合は、濡れたタオルを持ち歩いてもらいます。乾いたものでは、取りきれないからです。でも、汗の中に何かアレルギーを起こす物質が混じっているのではないでしょうか?一番考えるのは、金属でしょう。金属アレルギーでも当たってるところがかぶれるとわかりやすいのですが、歯科金属ではそうはならないから難しいそうです。

温泉も皮膚にいように思いますが、硫黄系の温泉は皮膚にかなり強いダメージを与えます。温泉でかぶれた人も見たことがあります。からだにいいと思って入りすぎたようです。温泉の成分も問題ですが、温かいお湯は皮膚の油分を取り去ってしまうので、あまり長湯をするのは感心しません。医療系で使われるワセリンにも問題があります。白色ワセリンと言いますが、成分の優れたものは透明に近くなって白色にはならないのです。

石鹸も問題でしょう。液体のボディーソープなどは表面活性剤が入っているので、それで皮膚が悪化します。固形の石鹸が一番いいのです。皮膚の治療の際には、石鹸から変えてもらうように話しています。注射薬にもアレルギーがありますが、これがなんとは行っている防腐剤によるものだと言います。

食べ物に防腐剤が入っているものは、極力避けてくださいと話します。食べ物を腐らないようにする物質が、人間を腐らせていっているのかもしれません。

糖尿病ガイドライン

Posted on: 水曜日, 10月 3rd, 2012 in: クリニックより

新しいものが出ています。2012年版で700円。糖尿病治療ガイドという名称で、文光堂から出ています。一般の方でも買えると思います。これを読んでいて、バイト先の院長とおかしいねと話しています。血糖値のことばかり触れていて、インスリンのことが全く書かれていません。院長も、昔のように糖負荷試験で、インスリンも測らないとだめだよと言います。

糖尿病型と診断してから、同じ結果が再度得られたら初めて糖尿病と診断すると書いてあります。糖尿病の診断にも時間がかかるわけです。おかしいと思ったのは、糖尿病型と診断した時点で、糖尿病の合併症が既にあることが多いから、合併症の検査もしなくてはならないように書いてあったことです。

まだ、糖尿病という診断まで行ってない時点で、合併症が多くあるって、変だと思いませんか?合併症などが出る前に診断すべきなのではないでしょうか?境界型でも、血管系の障害はすでに始まっており、糖尿病と同じ状況だというのなら、境界型も糖尿病とすべきなのではないでしょうか?

糖尿病治療で一番大事なのは、合併症をいかに出さないかです。それなら、合併症が起きる前の早期発見が重要ではないでしょうか?糖尿病は、治る病気ではないとも書かれています。治らなくなる段階で診断しているからではないですか?治らないなんて聞かされたら、患者さんはとても悲しがるし、治らないならと治療を拒むようになってしまいます。

糖尿病にはいろんな段階があります。インスリンの分泌が遅れて行って、過剰分泌されて、インスリンが効かなくなって初めて食後血糖が上がりだして、インスリンが効かない状況になり、基礎分泌まで減ってきて初めて空腹時血糖が上がり始めます。その後、血糖のコントロールが悪くて、腎障害を起こしだすと尿たんぱくが増えてきて、その尿たんぱくで腎臓がますます障害されますから、食事はたんぱく制限と減塩が厳しくなり、糖尿病食とは全く逆のものになります。むくみがひどくなり、利尿剤で調整ができなくなって初めて透析です。でも、透析になるともっと食事制限が強くなるんです。

これだけの段階があるのに、糖尿病という一つの病名でいいのでしょうか?糖尿病には、可逆の時期があります。治せる時期があるんです。糖尿病になってしまっても、再び自分のインスリンが出るようにもできます。治せる病気だと思いますよ。糖尿病になりやすい体質があるのかどうか、今の食生活を続けると糖尿病になりやすいのかどうかを患者さんに教えることが重要だと思います。

ガイドラインは、長くても5年おきに改定されます。糖尿病については、もっと頻繁に改定されていると思います。ガイドラインには、最新の情報は載っていません。マグネシウムの摂取量が多いと糖尿病になりにくいという情報が出ましたが、それなら痔を持っている人は、酸化マグネシウムを飲んでいるので、糖尿病になりにくいのでしょうか?まだまだ、わからないことだらけです。

実は無口なんです

Posted on: 土曜日, 9月 29th, 2012 in: クリニックより

よくしゃべる人のように思われるのですが、実は無口で人見知りが激しいのです。元々、小学生の時は対人赤面症で、人前で発言などできませんでした。大学でも、あまりしゃべるほうではなく、医者になってからやっと話をするようになりました。職業柄ってことですね。なので、今でもプライベートではあまり話をしません。

よくしゃべってるときは、場を盛り上げようと気を使っているときなのです。異業種交流会の時にそんなことを感じました。後輩の女医がふたり参加してくれていたのですが、本当によくしゃべるんです。女医はよくしゃべるなあと思って、思い出してみたら、自分も昔は無口だったなあと。

医者は、患者さんへの説明もありますが、周囲のスタッフへの説明もあります。一般の方への説明と、医療関係者への説明は、同じことを話すにも別の言葉を使います。患者さんへは、すべてを話すわけではなく、なるべく不安を感じさせないようにしています。あらゆる可能性をすべて話すれば、とっても不安になりますからね。

でも、最近の医者は、自分の保身のためでしょうか、要らないことまで話すようです。今相談されているのは、小児の動脈瘤。まだ、動脈瘤だと決まったわけでもないのに、漏斗状拡大であっても動脈瘤になる可能性があるとまで話しているようです。でも、動脈瘤だったとしても、高血圧になって破裂しなければ、問題はないはずです。小児が高血圧になる可能性は、かなり低いはずなので、そんなに不安にさせる必要があるのでしょうか?

たまたま検査したからわかったことで、他の医者に相談しても、みなに言われます。なぜ小児に脳のMRIを取ったのかと。私が取ったわけではないので、知りませんよ、っていうしかないんですけどね。検査をしてよかったと思うときと、検査をしなければよかったと思うとき、いろいろありますよ。

昔は、日記を書くのも嫌いで、夏休みの宿題では、毎日、特に何もなかったと書いていました。国語も苦手だったので、文章を書くようになったのもこの3-4年ぐらいでしょうか?HPを立ち上げて、ブログを書くように言われて、いやいや書き出したのが始まりです。それまでは、こんなに文章を書くようになるとは想像もしませんでしたよ。

人は何歳になっても、新たな可能性があります。歳だからと、あきらめないでくださいね。

異業種交流会が終わりました

Posted on: 金曜日, 9月 28th, 2012 in: クリニックより

第一回異業種交流会(合コン)が終わりました。単なる合コンにしたくなかったので、大阪姫民間医局の紹介と勧誘も行いました。でも、目的は合コンだったのです。いい出会いがあったかなと思いますが、カップルになりそうな話はなかったようです。思惑がうまくいかなかったこと、思った以上の反応があったことなど、楽しかったことと反省とで、複雑ですね。

意外だったのが、何人か患者さんも来てたけど、うちの患者だとは言わなかったのに、気づいたら自ら患者だと言ってたことでした。ひとりの方は、患者もいっぱい来てるよって話して、君も患者だろうって言われて、あ、そうだったって。。。なんか、面白くないですか?意外な人同士が、仲良くなってたり、合うかなと思ってた人たちが、案外合わなかったり。。。

音楽系の新たな出会いがあったのが、一番の収穫でした。面白い企画もやっていけそうです。

半年ごとに交流会をしようねって話してたんですが、これからも独身限定にすることにしました。既婚者限定も考えていたんですが、独身限定のほうがスリルがあって面白いと思ったんです。次回は、月の半ばごろ。今回来れなかった人のために、時期も変えます。場所は、山のしずく。30名限定。それ以上は、入らないですから。

民間医局のほうは、何ができるかをこれから考えて行くって感じで、後日ネットでも医局員とサポーターを勧誘します。

歯周病を治してダイエット

Posted on: 木曜日, 9月 27th, 2012 in: クリニックより

歯周病を治すと肥満も治るそうです。糖尿病関連の雑誌に書かれていました。歯周病は、だいぶ前からいろんなところで問題になっていました。消化管の最初の場所なので、いろんなところに影響を与えるのでしょう。消化管免疫というものがあるので、それにも影響を出すのだと思います。口臭がある方は、消臭剤を飲むのではなくて、歯周病の治療に行ってほしいと思います。

糖尿病の方も、歯周病を治してください。糖尿病があれば、歯周病になりやすいし、歯周病が糖尿病のコントロールを悪くしている可能性があるのです。糖尿病治療も、消化管ホルモンであるインクレチンを使う方向へ変化してきています。5年前には考えられなかったことです。

医療の進歩は本当に目覚ましいものです。腎機能が悪くなって低蛋白血症になった人に、昔は高たんぱく食でした。ところが、180度変わって、低たんぱく食になっています。昔の知識のままだと、悪化させてしまうんですよ。そういったことを勉強してくれている医者かどうか、ちゃんと考えないとなりません。今はネットでなんでも調べられるので、患者さん自身が調べて自分を守るようにしないとなりません。

医者任せの医療の時代は終わりました。患者主体での医療に変えて行かないとなりません。どうすれば変えていけるのか、そんなことをいつも考えています。