高血糖と低血糖のひらいクリニック

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ひらいクリニック

   外科OGTT脂質異常症甲状腺消化器総合診療科

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社員教育の講演を頼まれました

Posted on: 金曜日, 6月 26th, 2015 in: クリニックより

医療関係者向けの講演は、体質的に合わないので、もうやりたくないのですが、製薬会社の社員向け講演会は、快く引き受けました。

現在、スライドを作っているのですが、作りながら楽しんでいます。今までためていたけど、世に出せなかったデータも入れています。言いたい放題ですね。

社員さん向けなので、どうすれば薬が売れるかの説明もします。薬の辞め方を一般の方向けに小冊子にしている私が、薬の売り方を話すのですからこれまた面白い。

いろいろな分野の話をどうつなげていくかも、考えていると面白いです。ホームページ担当者がスライドを作ってくれているのですが、いろいろ提案しています。

当日に、どんな反応があるか、とても楽しみです。

新しいバイトが決まりました

Posted on: 木曜日, 6月 25th, 2015 in: クリニックより

新しく、日曜日バイトをすることにしました。毎週ではなくて、午前中だけなので、いいかなって思います。場所にも縁があって、仕事内容も鍼灸整体とのコラボなので、なんだか楽しみです。

クリニックなので、自由な発想が許されます。その辺が、病院では出来ないことです。病院では、決まりが多すぎて、いいと思っても出来ないことがたくさんあります。出来る技術があるのに使えないというのは、情けないことです。

新たな仲間と、新たな仕事。。。郊外なので、新鮮な野菜や魚も手に入ります。お買い物がてらに仕事に行くって楽しいですね。来月からですが、楽しみです。

なんとなくしんどいという症状(再)

Posted on: 水曜日, 6月 24th, 2015 in: クリニックより

今日子先生が今まで書かれたブログの中からアクセス数の多いブログを
もう一度ご紹介。

◆ 2013年12月8日の記事です ◆

なんとなくしんどい、でも休むほどでもないし検診では異常なしだし。。。。そういう人に相談に来てほしいと思っています。そういう人が医療機関に言っても、更年期だろうと流されてしまっていると思います。でも、考えないとならない病気はいっぱいあるのです。

まず疑うのは、甲状腺機能です。日本人には甲状腺の病気が多いのです。ところが、検診では甲状腺機能は測りません。見逃されていることが多いのです。次に疑うのは、耐糖能異常です。耐糖能異常は、食後血糖を測らないとわからないので、これも検診ではだめです。

耐糖能異常で、低血糖を起こしている方をよく見ます。低血糖は、単独に測ってもよくわかりません。急激に血糖値が下がる時にしんどくなるので、短時間に何度も血糖値を測定しないとなりません。

耐糖能異常はほっておけば糖尿病になります。ところが、糖尿病になってしまうとしんどくなくなるんです。血糖が常に高くなるので、身体のだるさは無くなります。その点が怖いのです。楽になったら病院へは行きませんからね。

糖尿病になる前のしんどさは、大体2-3年続くと考えています。2-3年という時間は更年期だったんだろうと思われがちです。しんどい時期に、精神科に言ってしまえば、うつ病とつけられてしまいます。しんどいのがいつも通勤電車の中だったためにパニック障害とつけられた人もいます。

婦人科に行けば、更年期障害として、女性ホルモン補充療法をされるでしょう。女性ホルモンの安易な投与は乳がんを増やしてしまうので、危険です。慢性疲労症候群とつけられた人もいますし、自律神経失調症とつけられた人もいます。

なんとなくしんどい。そんな些細な症状でも相談に来てください。必ず、何か原因があるはずですから。。。。

目と皮膚のかゆみが点鼻薬で治まったんです

Posted on: 火曜日, 6月 23rd, 2015 in: クリニックより

左目と眼の近くの皮膚の慢性的なかゆみに10年以上悩まされていました。眼科はもちろんのこと、皮膚科には大学病院ですら治らないと断言されました。

赤くなるわけではないので、ステロイドは効かないと言われたこともあります。最近通っている眼科でもいろいろアドバイスをもらっていたのですが、周期的に悪化して悩まされていました。

ところが、最近、ふと思ったのです。鼻の方が原因じゃないだろうかと。左側の鼻の周囲だけがかゆいのだから、ひょっとすると原因は鼻?って

とりあえず、ステロイドの点鼻薬だけ始めたのですが、それがとてもいい効果です。鼻アレルギーはあったのですが、内服だけで発作が治まっていたので、あまり気にしていなかったのです。

ハウスダストが原因なので、年中いつ発作が起きてもおかしくないのですが、点鼻薬をするほどでもなかったのです。後で、点鼻薬の添付文書を見ると目のかゆみにも効果があったようです。

10年以上、何で気づかなかったのだろうかって思います。眼科は目だけ、皮膚科は皮膚だけだからわからなかったのでしょうね。耳鼻科の先生には、目や皮膚のことは相談しなかったことも原因でしょう。

医者でも、信用できないって話ですね。

フランスの医療事情

Posted on: 月曜日, 6月 22nd, 2015 in: クリニックより

フランスの医療の状況を聞く機会がありました。日本のように院外処方箋だそうですが、検査まで院外だそうです。検査専門施設に行かないとならないようです。

でも、糖尿病でインスリンを打っている人は全額カバーしてくれるそうです。特に、インスリンポンプの人は助かります。日本では、ポンプのほうがよくても医療費が高くなるから変更できない人がたくさんいますから。

食事療法はさほどうるさくなくて、運動の方をしっかり指導されるようです。その辺も日本とは違いますね。最大の違いは、30分に一人の予約で、昼は2時間しっかり休憩が取れるそうです。

それなら、ゆっくりと指導も出来ますよね。3割負担のようですが、全額支払ってから7割が帰ってくるシステムで、風邪だとあまり戻ってこないそうで、これは良い方法だなと思いました。

日本で当たり前に行われていることが、海外でも同じとは限りません。医療費をいったん全額支払ってもらってから、一部帰ってくる方法は、どれだけかかっているのか知るのにはいい方法だと思います。

日本にもぜひ導入してほしいものです。

病院と薬局の「敷地内併設」容認へ

Posted on: 日曜日, 6月 21st, 2015 in: クリニックより

病院と薬局の「敷地内併設」容認するそうです。元々、医薬分業と言って、かかりつけ薬局を作るように勧めてきたのに、敷地内に作る許可するなんて、最初の意図はどこ行ったんでしょうね。

道路挟んだりフェンスが必要だったのが、そうすることで高齢者や足の悪い人への嫌がらせになると考えたようですが、それ以前に門前薬局自体がおかしいんじゃないですか?

病院を出ると、すぐ入れと言わんばかりに門前薬局が並んで、みっともない風景です。私は、自宅近くのおばあちゃんがやっている薬局に持って行きます。

その方が、地元の活性化にもつながるし、おばあちゃんと世間話して結構長い時間いてます。そういうことを目指してたんじゃないんですか?国のやることにはいちいち腹が立ちます。

敷地内に入れて良いなら、病院の中にしたらいいじゃないですか。雨の中、病院の外に出て、薬局で再び長い時間待たされる方の身になってくださいよ。

糖尿病の新薬についての発表を終えて

Posted on: 土曜日, 6月 20th, 2015 in: クリニックより

いろんな先生にスライドを送ってみました。その反応が面白かったのです。二人の現役の外科医はまったく興味なし、ふたりの開業医をしている元外科医はそこそこ興味を持ってくれました。

糖尿病専門医は逆に興味なし。あまり普及してない薬だからだそうです。循環器外科の先生は、発表内容より私の言動が面白かったようで、さぞかし疲れたでしょうと。。。

一番反応してくれたのは、循環器内科の先生でした。循環器内科と糖尿病は切っても切り離せないため興味を持ってくれたようです。

不動産業をやっている友人は、むかし光学系の研究で賞を取ったこともある人で、内容をとても評価してくれました。歯科医の友人は普通の反応でした。

色んな人の感想を聞くのもためになります。ぼちぼち、次の発表の準備に取り掛からねばなりません。

高カロリー輸液がよくない理由

Posted on: 金曜日, 6月 19th, 2015 in: クリニックより

高カロリー輸液は、細菌の繁殖にとって格好のえさになります。特に蛋白質の元になるアミノ酸がよくないそうです。最近は末梢からの点滴にもアミノ酸が入っているものがあります。

高カロリー輸液をしていると時々高熱が出ます。カテーテル熱といって、カテーテルに細菌がつくためだろうといわれていました。そのため、抜去するときに、培養に出していました。

ところが、培養してもカテーテルに細菌が出ることはほとんどありません。実は、高カロリーが高熱の元だったようです。カテーテルを抜去しなくてもカロリーを下げると熱が治まることがあるのです。

食べることを忘れてしまった人に、摂食訓練をしているとき、私はわざと高カロリー輸液を低カロリーに変更します。高カロリーのままだと食欲も出てこないからです。

栄養が十分に足りていると、あえて食べようとしなくなります。水分だけ十分に与えて、栄養を与えないようにすると食べようという意欲も出てくるのです。

果物の栽培でも同じようなことが行われています。木に苛酷な環境を与えると甘い果実が出来るそうです。人でも同じことが言えると思います。

ねたきリ老人がいない欧米と日本の違い

Posted on: 木曜日, 6月 18th, 2015 in: クリニックより

欧米では終末期医療はしないためねたきリ老人がいないと本に書かれた先生がいます。なぜ、日本では高カロリー輸液や、経管栄養、胃瘻などが頻繁に行われるのか?

私は内服に対する考え方の違いが大きいと思います。日本では食べられなくなっても内服させようとします。その結果、鼻から管を入れて経管栄養が始まります。

その続きで、鼻からだとかわいそうだからと胃瘻になります。また、食べられなくなれば餓死すると思い、高カロリー輸液が始まるのだと思います。

でも、高カロリーの方がよくないこともたくさんあるのです。カロリーが入らなければ、身体がしんどいだろうと思うんだと思います。

国民性の違いで、日本での終末期医療は変わらない気がします。それと、厚労省が相変わらず支払いをしてくれるので、儲かる方に人は動くでしょう。国が寝たきりを増やしているんですよ。

シャンプーとリンスを間違えたようです

Posted on: 水曜日, 6月 17th, 2015 in: クリニックより

シャンプーしても泡立たなかったことがあります。どうも、詰め替え用のリンスをシャンプーのボトルに入れてしまったようです。でも、前の日には泡立っていたはず。

前々日に入れ替えたのですが、翌日はポンプ内のシャンプーが出てきていたのでしょう。私は、リンスは使わないので、購入するときに間違ったようです。

あとで調べたら、シャンプーとリンスが全く同じデザインで、上の方にシャンプーかリンスか書かれているだけでした。おまけに横に並んでいたので、間違ってリンスを取ったのだと思います。

パッケージのデザインは変えてほしいと思いました。これでは、急いでいたら間違って買ってしまいます。メーカーの方、早く気づいてください!